» ねんきん定期便の見方を知って、将来受け取れる年金額の目安を確認しようのメインビジュアル  » ねんきん定期便の見方を知って、将来受け取れる年金額の目安を確認しようのメインビジュアル

M life 記事

M life 2018.9.3

ねんきん定期便の見方を知って、将来受け取れる年金額の目安を確認しよう

 

定年退職した後、あなたの老後の生活を支える公的年金についてしっかり理解していますか。年金生活に入るや、再就職でしばらく働くなど、生き方は人それぞれですが、生活を支える大きな柱は年金になるはずです。

 

いったい何歳から、どのくらい年金をもらえるかを知って人生設計を組み立てる必要があります。年金情報満載の「ねんきん定期便」の見方について、詳しく紹介していきます。

 

実はよくわかっていない・・・ねんきん特別便って何?

 

 

「ねんきん定期便」は、年金制度の加入者に対して毎年、誕生月に日本年金機構から本人宛てに送付されます。生活が忙しく、特に若いはずっと将来のことでもあり、内容までしっかり目を通していないかもしれません。しかし、いつかはやってくる退職後の生活資金になる年金について知るためにも、まず「ねんきん定期便」の年金記録を理解することから始めるのがいいかもしれません。

 

保険料の納付状況等について知らせるもの

「ねんきん定期便」は、年金加入者のこれまでの加入記録や納付状況を確認するとともに、年金制度について理解を深めことを目的としています。年金の加入期間や、将来受け取ることができる見込み額などの情報を定期的にお知らせするものです。

 

基本はハガキ。35歳、45歳、59歳は封書で届く

「ねんきん定期便」は、国民年金・厚生年金の加入者に対して、毎年誕生月にハガキで送付されます。また35歳、45歳、59歳のには、封書で詳しい内容のものが送付されます。この機会にご自身の年金を詳細にチェックしてみてはどうでしょうか。

 

毎年、誕生月に送られてくる

国民年金・厚生年金の加入者に対して、毎年送付される「ねんきん定期便」には、年金の加入期間、老齢年金の見込額、などの年金情報が記載されています。

 

35歳、45歳の封書で送られてくる「ねんきん定期便」にはこれ以外に、これまでの保険料納入額、年金加入履歴、厚生年金の標準報酬月額・標準賞与額および保険料納付額、国民年金の保険料納付状況、などが記載されたものが同封されてます。

 

「ねんきんネット」にログイン出来るアクセスキーが書かれている

毎年送付されてくる「「ねんきん定期便」には、24時間いつでも、自宅のパソコンやスマートフォンで年金記録などを確認できるインターネットサービス「ねんきんネット」のアクセスキーが記載されています。

 

・ねんきんネット|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/n_net/

 

ねんきん定期便が届かない場合もあるの?

 

 

海外移住者の場合

「ねんきん定期便」は海外居住者には送付されません。海外居住している方は、日本年金機構のWebサイトから申し込むことにより受け取ることが可能です。日本年金機構の「ねんきん定期便お申込みページ」からの手続きのみとなっており、電話による申し込みは受け付けていません。

 

インターネットにアクセスして、「ねんきん定期便お申込みページ」を開き、基礎年金番号や氏名(英字)、生年月日(西暦)、性別、送付先住所などの項目を入力して送信してください。

 

住所変更を忘れている場合

「ねんきん定期便」は、日本年金機構が管理している住所、氏名宛てに送付されます。実際の住所と異なっている場合や、変更があった場合には以下の窓口にて変更届の提出してください。

 

国民年金の場合

市・区役所や町村役場の国民年金担当窓口に行き、住所変更の手続きを行ってください。  

 

厚生年金の場合

 勤務先の総務・庶務担当者にて住所変更の手続きを行ってください。

 

ねんきんネットで「郵送希望しない」選んだ場合

ねんきんネットには郵送意向登録記録があり、ハガキの「ねんきん定期便」の郵送停止の意向を登録することができますので、届かない場合、登録しているかもしれません。ねんきんネットの内容は、ハガキ版と同一となっており、ねんきんネットで内容を見るか、郵送希望の手続き忘れずに行うことが大切です。

 

理由もなく届かない場合は年金事務所へ相談する

これまでご説明したものに該当しないのに、「ねんきん定期便」が届かない場合には直接、年金事務所に相談に行ってください。

 

ねんきん定期便の見方のポイントを知っておこう

 

「ねんきん定期便」では将来受け取ることができる年金見込額を目安として確認することができます。年金は過去の加入記録に基づき計算され、年金額が決定されます。「ねんきん定期便」では、年金加入履歴で加入期間の「漏れ」や「誤り」がないか、しっかりとチェックすることが大切です。

 

受け取れる年金の見込額について

年金の見込額は、現在加入している制度の記録を基礎としているため、受け取れる見込額は、目安として参考にして下さい。実際に受給できる金額とは異なり、低くなる可能性があります。

 

「老齢基礎年金」の見込額

「老齢基礎年金」は、国民年金や厚生年金保険などに加入したが65歳から受け取ることができます。加入期間に応じて年金額が計算されます。

 

「老齢厚生年金」の見込額

60歳まで現在と同じ収入が続くものとして「老齢厚生年金」は、会社勤務などによって厚生年金保険に加入したが受け取ることができます。勤めていた会社の給与や賞与の額、また加入期間に応じて年金額が計算されます。

 

合計の見込額

 老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計が将来受け取ることができる年金額になります。

 

将来どのくらい受け取れそうか目安を知るには?

「ねんきん定期便」に記載されている金額は、今までの実績の金額で、これからもらえる金額ではありません。そのため、次の計算式を用いてこれから増える年金額のおおよその計算をしてみましょう。

 

老齢基礎年金の将来増加額の目安(年額)=約20,000円×(60歳-今の年齢)

 

老齢基礎年金の正確な計算式は難しい

基礎年金の正確な計算式は難しくなっています。40年間(480月)納めていると満額もらえますが、保険料を納めていないと減額されてしまいます。また、未納や免除の種類によっても違ってきます。

 

老齢基礎年金は、本来65歳から支払われますが、65より前から繰り上げて請求することが可能です。繰り上げて請求したいときは、「特別支給の老齢厚生年金受給権者老齢基礎年金繰り上げ請求書」を年金事務所に提出すると、繰上げ請求の年金は請求を行った月の翌月分から支払われます。

 

繰上げには、「全部繰上げ」と「一部繰り上げ」の二通りがあります。繰上げ支給の老齢基礎年金を受けても特別支給の老齢厚生年金は受け取るこできます。繰上げ支給の老齢基礎年金は、自分自身の生活プランによって、全部繰上げまたは一部繰上げのどちらかを選ぶことができるので考えてみてください。

 

老齢基礎年金を繰上げて受け取る場合には、次の点を注意する必要があります。

・老齢基礎年金の額は、生涯にわたって減額されてしまいます。

・繰上げ受給の手続きをした後は、障害基礎年金や寡婦年金を受け取ることができなくなります。

・国民年金の任意加入者であるときは、そもそも繰上げ受給することができません。

 

年金の加入履歴

 

35歳・45歳は詳細に書かれている

35歳、45歳になると届くる「ねんきん定期便」は、国民年金および厚生年金保険に加入しているに、年金加入記録を確認し、年金制度に対する理解を深めていただくためのものです。定期便には、年金加入期間や老齢年金の見込額などについて詳細な情報が記載されていますのできちんと確認する必要があります。

 

「ねんきんネット」で「ねんきん定期便」の郵送を不要と登録した方にも、節目年齢(35歳、 45歳、59歳)には「ねんきん定期便」が送られてきます。記載された年金加入記録に「漏れ」や「誤り」がある場合は、同封の「年金加入記録回答票」で回答しましょう。ただし、「漏れ」や「誤り」がないと認められる場合には、特に回答する必要はありません。

 

資格取得はその年金制度に加入した年月日を表示しています。資格喪失年月日には、年金制度に加入しなくなった年月日(退職した日などの翌日)を表示していますが、現在加入中の場合は、空欄となります。実際に会社に勤務した日など、過去の記録を照らし合わせて誤りがないかきちんと確認することが大切です。

 

それ以外の年齢では加入期間が書かれている

35歳、45歳以外に送られてくる「ねんきん特別便」には加入履歴の詳細はなく、加入期間だけが記載されています。「漏れ」や「誤り」がないか毎年チェックしましょう。

 

これまでの年金保険料の納付状況

これまでの年金保険料の納付状況が国民年金、厚生年金保険それぞれ記載されています。国民年金保険料(第1号被保険者期間)」については、以下の条件で記載されています。

 

・年金保険料の前納期間は、割引後の保険料額を基に計算しています。

・国民年金保険料の追納期間は、加算額を含めた保険料額を基に計算しています。

・国民年金保険料の一部免除(1/4免除、1/2免除および3/4免除)期間は、免除後の残余の保険料額を基に計算しています。

 

厚生年金保険料については、以下の条件で、加入当時の報酬(標準報酬月額・標準賞与額)に、加入当時の保険料率(掛金率)を乗じて計算されています。

 

(各欄共通)

・被保険者負担額のみを計算しています。(厚生年金保険料は、各被保険者の標準報酬月額・標準賞与額に保険料率を乗じて計算し、事業主と被保険者が折半して納めることになっています。被保険者負担額は、一般的には事業主が報酬または賞与から控除し、事業主がまとめて納めます。

 

また、折半する際の1円未満の端数の取扱いは、勤務先の会社などによって異なります「ねんきん定期便」では、50 銭以下の端数は切り捨て、50銭を超える端数の場合には、切り上げて計算しています。)

 

・旧三公社(JR、JT、NTT)共済組合の加入期間は、厚生年金保険へ統合された平成94月以降の保険料納付額のみを計算しています。

・旧農林共済組合の加入期間は、厚生年金保険へ統合された平成144月以降の保険料納付額のみを計算しています。

 

(「一般厚生年金期間」欄 )

・育児休業期間で、事業主からの届出により保険料が免除されている期間は、保険料納付額を計算していません。

・産前産後休業期間で、事業主からの届出により保険料が免除されている期間は、保険料納付額を計算していません。 

3歳未満の子の養育期間で、事業主からの届出により従前標準報酬月額のみなし措置(養育特例)を受けている期間は、みなし措置前の標準報酬月額(実際の標準報酬月額)を基に保険料納付額を計算しています。

・厚生年金基金の加入期間は、免除保険料(事業主が厚生年金基金に納める保険料)を除いた保険料納付額を計算しています。

 

50歳未満の人が主に確認すべき内容

50歳未満の方に送られてくる「ねんきん定期便」には、これまでの加入実績に応じた年金額が記載されています。この金額は将来いくらもらえるかではなく、これまでの加入実績をもとにしたものです。

 

年金制度はこれまで改正されており、今後も改正されることがあるかもしれません。したがって50歳未満のには、これまでの加入状況をきちんと把握することが大切になってきます。毎年、最近の月別状況を確認してください。

 

50歳以上の人が主に確認すべき内容

  50歳以上のには、加入期間のほかに老齢年金の見込額を確認することができます。

 

「老齢年金の見込額」を確認

老齢年金には65歳から受け取れる老齢基礎年金と老齢厚生年金があります。老齢基礎年金の年金額は、国民年金に40年(480月)加入すると年額780,100円になりますが、保険料の免除期間などにより異なってきます。

 

老齢厚生年金は、65歳前に支給される「特別支給の老齢厚生年金」があり、生年月日によって受給開始年齢が異なっています。65歳からは本来の厚生年金が支給されますが、報酬比例部分と経過的加算額が記載されています。

 

「ねんきんネット」のアクセスキーを確認

 インターネットサービス「ねんきんネット」のアクセスキーが「ねんきん特別便」に記載されていますので、年金加入記録の確認や今後の年金制度への加入予定などを入力して年金見込額を試算してみてください。

 

出典:ねんきんネット|日本年金機構 
https://www.nenkin.go.jp/n_net/

 

 

 

 

 

記事一覧に戻る
記事一覧に戻る

高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け 高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け

セミナー一覧を見る