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M life 記事

FPコラム 2018.9.24

【FPコラム】みんなの貯金事情から学ぶ!確実にお金を貯める方法をご紹介

 

はじめまして。2008年から個人のお客様の資産管理をメイン業務として活動しているファイナンシャル・プランナーの寺野裕子です。

これまでのFP相談実務経験を活かした、実践的なお金のお話しをお届けさせていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

 

無理なく確実にお金を貯めている人には共通ともいえる、お金との関わり方があります。

それは、「お金の使い方を計画的に管理している」という点です。当たり前のことのように思えますが、無駄な使い方はしないよう日々努力されています。貯められるか、貯められないかは必ずしも収入の多寡が問題ではありません。

 

今回は、実際にデータをご確認いただきながら、「貯まる人」になるためにはどのようなお金の使い方を目指せばいいのか、ご紹介させていただきます。

 

 

年収が多いほど貯蓄が多いという訳ではない

 

まずは2017年11月に公表された金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」から年間収入別・単身世帯の貯蓄事情を確認してみましょう。

 

調査結果から収入が多いほど貯蓄額が多いわけではなさそうという実態が見えてきます。以下、収入別に金融資産保有額ごとの人数の割合・平均額を前述の調査からまとめてみました。


【出典】知るぽると:家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成29年調査結果(https://www.shiruporuto.jp/public/data/movie/yoron/tanshin/2017/hist.html

 

まず目を引くのが1,000万円~1,200万円の年収層です。年収300万円以上で比較すると、貯蓄額100万円未満の割合が45.5%と一番高く、平均貯蓄額も721万円と一番低く、最も貯蓄ができていない状況であることが見えてきます。

 

一方、750万円~1,000万円未満の年収層は平均貯蓄額4,538万円と確実に貯めている人が多いという見方ができる結果です。

1,000万円以上の収入層は、高所得世帯に入ってくるはずです。しかし、1,000万円~1,200万円の収入層だけ突出して貯められていません。

 

理由は一概には言えませんが、収入が多いゆえに、生活レベルが高くなって支出が多く貯められない、または、今、余裕があるため今後も何とかなるだろうといった思いから貯められていないのではということも考えられるでしょう。

せっかくの高収入を残せていない状況から、余裕があるゆえに計画的な将来資金計画ができていないという背景もあるのかもしれません。

 

 

貯蓄ができている人の共通の癖

 

500万円~1,000万円未満の層を見ると、貯めている人は確実にしっかりと貯めている実態が見えてきます。

 

では、どのようにすれば確実に貯めることができるのでしょうか?

 

多くの家計相談、資産管理の助言・アドバイスに関わらせていただいてきた経験から、確信に近い答えをもっています。

それは、確実にお金を貯められる人は、自分の将来こうありたいという生活イメージが明確にもち、そのための予算を確保し、無駄なお金の使い方はしないよう努力して、将来の余裕資金も無理なく貯める計画を作りを実行しているということです。

 

明確な予算の中には、高級時計購入費用や世界一周旅行等いろいろです。また、早期退職をして旅行を楽しむような生活を送りたいという将来イメージを持っている方もいます。

ご自身の「こうありたい」という将来イメージのためです。自分のやりたいことにお金を使うための努力を無理なくできるというわけです。

 

ある程度の収入はあるはずなのに、なぜか貯められないと悩まれている方は、やはり収入に対して使い過ぎの可能性があります。
今も楽しみながら、将来資金も余裕を持って資産を残せる。これが将来資金設計の理想です。

 

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手取り収入の1割の貯蓄ができていないなら、お金の使い方に問題あり!

 

収入1,000万円以上の世帯でも意外と貯められていない貯蓄事情を確認してきました。筆者の印象としても、収入は高いのに、「なぜか貯められない」という方は多いです。

 

その「なぜか」の理由の多くは、お金の使い方にあります。

 

将来のために貯めたいというお気持ちがあるならば、ご自身のお金の使い方と向き合ってみましょう。
まずは手取り収入の1割を生活費として使わずに残せているかどうか確認してみてください。

 

退職金等の予定収入により変動しますが、手取り収入の1割を残せていないのであれば、収入に対してお金を使い過ぎであるといえるでしょう。

 

仮に手取り収入が500万円だとすると年間50万円残せることができるかということになります。30歳から60歳まで手取り収入が500万円のままで、この1割貯蓄ができると30年間で1,500万円を単純に残すことができます。また、少しスタートが遅く40歳からとしても1,000万円です。

手取り収入の1割を貯蓄にまわせるかどうかは最低基準ですので、さらに2割、3割と増やしていけることが理想です。

 

 

いくら貯めたいかの目標設定をする

 

計算上はシミュレーションができても、そう簡単に、今の生活レベルを変えることはできないと思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、将来に向けてゆとり資金を貯めたいというお気持ちがあるなら、確実に貯めている人の考えを真似ることが一番の早道です。

今を楽しむことも大切ですが、少し、将来の「こうありたいという」生活スタイルを思い描いていただきたいと思います。

 

仮に、定年退職後毎月30万円ほどの生活資金は確保したいご希望があるとします。改めて、ご自身の国民年金や厚生年金の公的年金受取額を調べてみると、このまま仕事を続ければ20万円ほど受け取れることが分かったとします。

30万円の生活を送るには、公的年金の収入だけでは毎月10万円ほど足りません。この不足分を何かしらの手段でカバーする必要があります。65歳で退職すると100歳までのトータル不足額は4,200万円です。

あくまでも仮の話ですが、この場合、将来のゆとり資金は65歳時点で4,200万円あればよさそうだということになります。

 

この金額は、皆さんの将来の希望する生活スタイルや、年金額によって違ってきます。
しかし、ある程度の貯蓄がないと、なんだか「将来困ったことになりそうだ」ということもイメージいただけるかと思います。

 

 

目標に向けた貯蓄計画の実行方法をご紹介

 

まずは、これから半年から1年ほどの生活資金をいつでも引き出せる普通預金等に預けて確保しましょう。目安としては100万円から200万円といったところかと思います。

 

手取り収入500万円の方が貯蓄ゼロからのスタートでも1割を残すことができれば、2年から4年ほどでクリアできます。まずは強制的にでも貯蓄癖を付けていただきたいです。会社に財形制度があれば利用を検討してみてもいいでしょう。

 

いつでも引き出せる生活資金を確保できれば、3年、5年後といった時期に確実に必要となる資金のための準備も始めましょう。

例えば、車の購入や住宅購入資金の頭金や旅行、結婚資金等のためのお金の準備です。購入予定時期から逆算すれば毎月の積立金額は出てきます。予定が決まっている資金は確実に貯めたいので、ネット銀行等の少しでも有利な金利の積立定期を活用するのもいいでしょう。

 

当面の生活資金を確保でき、近々予定している大きなイベントの資金準備もスタートできたら、次は、さらに将来の生活を見据えたお金の準備に入ります。

老後資金を使う時期は、まだ先のことになりますので、リスクはありますが定期預金等以上に殖やすことができる投資を活用することも検討してみてください。
仮に30歳の方が手取り収入500万円の1割を65歳まで年率3%ほどで積立運用できると、35年間の投資元本1,750万円を3,000万円に殖やすことができます。

前述の例では65歳で4,200万円あればよさそうというお話しをしましたが、1割の積立投資3%の運用目標達成で3,000万円が準備できました。もし、退職金が1,000万円期待できるなら老後資金準備の目途も立ってきたということになります。

 

年率3%というと特に投資経験がない方には難しいイメージを持たれる方は多いでしょう。

しかし、10年や20年、さらにはそれ以上の運用期間があり、リスクを抑えながらも安定したお金の成長も期待できる国際分散投資ができれば、あくまでも過去の実績からではありますが決して無理な目標ではありません。

 

【3%の運用目標を目指すための国際分散投資】の1例をあげておきます。

比較的リスクの低い債券比率を高め値動きを抑えつつ、安定的に株式からの収益確保を目指す運用スタイルとして、外国先進国債券50%、国内株式25%、外国先進国株式25%といった配分で投資分野を分散させて積立投資をスタートさせます。

値動きの安定性を重視して先進国をメインに選んでみました。

 

具体的な商品選びの際のキーワードとしては、低コストでシンプルな仕組みのインデックス型から選ぶといいでしょう。

 

最近は優遇税制を活用して節税しながら将来の余裕資金が準備できる制度として「iDeCo(個人型確定拠出年金)」「つみたてNISA」がありますので、上手く活用していただきたいと思います。

 

 

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まとめ

 

収入が多いからといって決して将来の生活が安心という訳ではありません。「まあ、何とかなるだろう」と思っていては「何とかならない」可能性は大いにあります。でも、少し将来の生活をイメージしていただいて、貯める行動につなげていただければそこの解決方法はそれほど難しくないと思います。

 

この機会に、収入がある程度あるのに貯まらないとお悩みの方は、少し、ご自身のお金の使い方を見直してみませんか?
貯まる方法がきっと見つかるはずです。

記事・監修 寺野 裕子(ファイナンシャルプランナー)

 

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