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M life 記事

M life 2018.9.25

クレジットカードを不正利用された場合の対処方法と防止策について

 

現代ではクレジットカードは、非常に便利に使えるため、気軽に使われる方も増えています。しかし、そこには落とし穴もあるのです。

 

最近のテレビでは顧客情報が流出したというニュースも多く見かけます。自分の知らないところで、クレジットカードのカード番号や暗証番号が盗まれて、不正に使用される例もたくさんあるのです。

 

このようなクレジットカードの不正利用にあった場合の対処法と防止法についてご説明します。

 

クレジットカードの不正利用として多い手口

 

 

クレジットカードの不正使用は、1970年代に米国でカードができて以来続いており、カード会社とカード窃盗団は攻防を続けています。その手口は年々巧妙化して不正利用される件数は減る気配を見せていません。フィッシング詐欺、スキミング、サイバー攻撃などの不正行為はよく耳にする言葉です。

 

フィッシング詐欺

フィッシング詐欺は、インターネットなどでカード番号や暗証番号などの情報を盗むために行われる詐欺のことです。知り合いなどに成りすましてEメールなどを送って自分たちのサーバーに誘導し、言葉巧みに登録情報を盗むケースなどがあります。

 

高齢者を狙うオレオレ詐欺に似た手口で、知らないうちに情報が盗まれているのです。あとで知り合いに話をした際に初めて詐欺だったと気が付くことも多いのです。

 

スキミング

スキミングは、クレジットカードの情報を読み取って偽造カードを作る詐欺です。一番多いのは、加盟店で端末機でカード情報を盗んだり、カードを預かって奥に入って情報を盗んだりするケースになります。

 

この場合も、知らない間にスキミングされており、クレジットカードを不正利用されて初めて知ることがほとんどです。お店などではカードは必ず目の前で処理させることを意識する必要があります。奥に入って処理をするようなお店では買い物はしない方がよいと言えます。

 

ネットショッピング詐欺

最近多くなっているのは、ネットショッピングを装った詐欺です。如何にもネットショップのようなサイトを作って呼び込み、架空の商品を販売してその決済としてクレジットカードの番号や暗証番号などを盗む手口です。

 

また、ネットショップは本物でも、販売で得た情報が詐欺集団に簡単に盗まれるケースも見受けられます。楽天やYahooなどの大手ネット通販では、加盟店の決済はショッピングモール専用の決済システムを作っています。事前に決済方法を登録させるようにして、カード番号、暗証番号変更なども厳重な暗号化をしてそのような詐欺ができないようにしているのです。

 

しかし、個人で行っているネットショップなどは、暗号化は充分でなく、システムも脆弱なため、すぐにシステムに侵入されて情報を盗まれることも多いのです。

 

サイバー攻撃による情報漏洩

大きなハッカー集団の場合は、厳重なセキュリティを破って、カード会社や大企業のシステムに侵入して顧客情報を盗むことがニュースなどでよく報じられています。アメリカなどでは、数十万件から、ひどい場合には世界中で顧客情報数億件が流出したというケースもあるのです。

 

クレジットカードの不正利用が疑われた時に確認すべきこと

 

 

クレジットカードの請求書で、購入した覚えがないのに数十万円の請求になっていたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。クレジットカード詐欺は、カードそのものが盗まれたり、どこかに忘れてきたという場合以外には、不正利用は知らない間に行われているのです。

 

盗まれたり、忘れてきた場合には、すぐにカード会社のサービスデスクに連絡すればカード利用の停止をしてもらえますので、最近では件数はそれほど多くありません。暗証番号がわからなければ使えない場合が多く、またサインが必要な場合も多いので簡単には不正利用もしにくいのです。

 

従って、一番気をつけないといけないのは知らない間に情報が盗まれている場合です。情報を盗まれた企業でも、実際に不正利用された方の被害がわかるまで気がつかないことが多いのです。

 

これまであまり使っていない方のカードで多額の利用が生じた時にはカード会社から確認の連絡が入ることもあります。しかし、詐欺集団もその事はわかっているために一度に多額の不正利用はしてこないのです。早く不正利用に気が付くための方法について見てみます。

 

利用明細書に書かれている日付

郵送されてきたクレジットカードの利用明細書やネットの利用明細は必ず確認する必要があります。これは、不正利用だけでなく、自身が過度なカード利用をしないためにも必要です。

 

特に不正利用に気が付くためには、利用明細書に記載されている利用日付を確認する必要があります。その日にクレジットカードを利用した記憶のない場合には不正利用の可能性があるのです。

 

家族が使っていないかどうか

自分に利用した記憶がなくてもご主人が利用されたりする場合もあります。そのため、ご家族全員にカードを利用した記憶がないかを確認する必要があります。それでも利用されていないのであれば、不正利用が行われた可能性が高いと言えるのです。

 

利用店舗と支払い先の名前が違う可能性

ただ、一部では、実際に使った店舗と支払い先に違う場合があり、しかも支払い先が実際にカード会社に請求した日付が購入日よりも遅れている場合もあり得るのです。ユニクロは店舗名であって、実際の会社名はファーストリテイリングというような例はよくあるのです。従って、利用日付の前後に使った店舗に聞いてみる必要もあります。

 

クレジットカードを不正利用された場合に取るべき行動

 

では、実際に不正利用されたことがわかった場合にはどうすればよいのかについて見てみます。

 

1.請求内容についてクレジットカード会社に確認

利用明細書の請求内容で記憶のないものについて、請求元のクレジットカード会社に確認を行なうことがまず必要です。請求書には必ず問い合わせ先が記載されていますので、その番号に電話をしてください。

 

ただ、クレジットカード会社のサービスデスクは、応対人数が少ない場合も多く、待たされることもあります。昼食時などは特に混雑が予想されますので、電話をかける時間帯には注意が必要です。しかも、フリーダイヤルでなく、有料回線の場合が多いです。

 

2.クレジットカード会社にカードを停止してもらう

実際に確認して利用した記憶がなく、不正利用の疑いがある場合には、その場でカードの停止措置をとってもらいます。そのままにしますと、さらに不正利用が広がる恐れもあるのです。

 

3.不正利用された旨を警察に連絡・相談する

不正利用が明らかになった場合、その旨を警察に連絡、相談のうえ、被害届を提出します。被害届を出さないと、保険がおりない場合もあるからです。

 

クレジットカードを不正利用された場合の補償について

 

 

クレジットカードにはカード盗難保険などが付いていますが、カードが不正利用された場合にも補償を受けることはできるのでしょうか。盗難保険については、補償を受けることができる場合と受けられない場合があります。その点について見てみることにします。

 

補償を受けられるケース

カードを盗まれたという場合には、警察に被害届を提出している場合に受けることができます。

 

しかし、ネットショップなどで安易にクレジットカードを利用して、カード番号や暗証番号などを盗まれたというようなケースには、利用者の管理責任が万全ではなかったとして補償が適用されないケースがあります。

 

個人情報の流出が原因の場合

ハッキングにより情報が流出したことが明白な場合には、その流出させた企業に対して賠償を請求することは可能です。情報流出等の発表があり、そこに自分の情報があり、被害にあったという場合には、賠償請求ができます。

 

ただ、どの会社から情報が流出したのかわからない場合には、賠償請求する相手が特定できないため、泣き寝入りになります。早めにカード停止をして被害を食い止めるしかありません。

 

盗難・紛失から一定期間以内の場合

盗難や紛失による場合には、保険がおりるには条件があります。それはいつ気がついたかです。一定期間内であれば保険はききます。

 

しかし、知らない間に不正利用が行われても、確認していなかったことで半年以上たって気が付く場合も多くあります。その場合には、保険を請求できる期間が決められており、それを過ぎていますと保険は下りないのです。

 

ただ、この一定期間はクレジットカード会社によって違っていますので注意しておく必要があります。詐欺集団も賢くなっており、いきなり数十万円というような高額の利用は行いません。すぐに気がついたり、カード会社が確認の電話をするためです。少額であれば、明細書をよく見ずに済ましてしまう場合が多いからです。

 

補償を受けられない場合

クレジットカードの利用は基本的に自分でカードを管理することが前提です。補償を受けることができない場合は、その自己管理ができていないことによってカード番号や暗証番号などが盗まれたケースです。具体的に見てみます。

 

利用・管理方法について自分に過失がある場合

すなわち、クレジットカードの利用や管理がきちんと行われていなかったために情報が盗まれたという判断が行われた場合には補償を受けることはできないのです。

 

知らないネットショップなどで買い物をして、クレジットカードの番号や暗証番号を入力した場合などはそれに当たります。銀行送金などの方法もとれたはずですし、クレジットカードのみの決済と言う場合には買い物をすべきではないのです。

 

盗難・紛失から一定期間を経過している場合

また、すでに述べましたように、盗難や紛失であったとしても、気が付くまで一定期間が過ぎている場合には補償を受けられません。この場合も、一定期間については保険会社やクレジットカード会社によって違っていますので、事前に確認しておく必要があります。

 

クレジットカードを不正利用された分は引き落としされてしまう?

クレジットカードで不正利用が行われた場合、その不正請求分は該当のクレジットカード会社から情報流出していることが発表されている場合を除いてそのまま引き落としが行われます。補償を受けられる場合でもその補償は後払いになるのです。

 

調査期間中の引き落とし分について

不正利用の調査が行われていても、銀行からの引き落としはそのまま行われます。請求書が来た時点ではすでに請求データは引き落とし銀行にデータとして送信されており、止めることは難しいためです。不正利用が明らかになった時点で返金の形で戻って来ることになります。

 

不正利用(被害)を認めてもらえない場合の対処方法

自己責任を適用されて被害を認めてもらえない場合は、警察に被害届を出して情報を盗んだ犯人を特定してもらい、そちらに賠償請求することになります。但し、判明できるケースは少ないと言えます。

 

クレジットカードの不正利用に対する防止策

 

 

最後に、クレジットカードの不正利用の被害にあわないために、自分でできる防止策を見てみます。

 

カード裏面に自筆で証明する

カード盗難に備えるために一番必要なことは、カードの裏面にある署名欄に自分のサインをしておくことです。クレジットカードをお店で使うためには暗証番号かサインが必要な場合が多いのです。

 

暗証番号はカードを盗んだだけでは簡単には分かりません。しかし、裏にサインが無ければ、氏名はカードに記載されているため簡単にサインはでき、店側も確認はできないのです。この場合もカードの管理方法に問題があるため、保険はききません。

 

暗証番号は推測不可能なものにする

暗証番号は、推測することが難しい番号にしておく必要があります。カードには名前は記載されており、住所の地番、電話番号や生年月日も容易に調べることができます。そのために、それらに関連付けた暗証番号などは推測されてしまうのです。

 

基本的に推測のできない番号にして、しかも忘れないように工夫をしておく必要があります。

 

毎月の利用明細・請求内容を確認する

一番良いのは、毎月の利用明細や請求内容を日付を基に確認しておくことです。怪しい請求があれば、すぐにカード会社に確認して、いち早く気がつくことが被害を拡大させないコツです。

 

怪しいメールやWebサイトを開かない

フィッシング詐欺に合わないためには、怪しいと思われるメールは開かず、Webサイトでも個人でやっているようなネットショップは極力利用しないことです。ネットショップはまともでも、脆弱なシステムである可能性が高いですので、簡単にハッカーに顧客情報が漏れてしまいます。

 

クレジットカードの不正利用に気づいたらすぐにカード会社へ連絡を!

 

クレジットカードの不正利用は、カード使用が始まって以来、カード会社と窃盗団の追いかけっこになっています。常に新たな手口が開発され、それがわかるたびにカード会社はそれらに対応したカードを開発しています。

 

そのために、クレジットカードはそれらに対するセキュリティのためにカード有効期限を設け、更新のたびにカードのセキュリティを高めているのです。しかし、不正利用は自分で被害を受けないようにするのが一番です。クレジットカードの不正利用に気づいたらすぐにカード会社に連絡するようにしましょう。

 

カードの不正利用は、常に起こり得ることであり、保険なども付いていますが、自己責任が原則であり、補償されない場合もあります。自身で不正利用されない意識を持って注意していくことが大事です。

 

そのためにも、カード会社の利用明細には常に目を通して日付を基に確認して行く必要があります。

 

 

 

 

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