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FPコラム 2018.10.5

【FPコラム】運用スタイル別にiDeCo(イデコ)のオススメ商品をご紹介

 

皆さん、こんにちは。個人のお客様の資産管理をメイン業務として活動しているファイナンシャル・プランナーの寺野裕子です。

今回は節税しながら将来のゆとり生活資金を準備できることで話題のiDeCo(イデコ)のオススメ商品を、運用スタイル別にご紹介させていただきます。

 

まずはiDeCoの仕組みから確認!2つの大きなメリットとは?

 

iDeCoは掛金全額が所得控除の対象となり、iDeCoで積立をするだけで所得税と住民税の節税ができる大きなメリットのある制度です。

また、運用は原則60歳まで続けなければいけませんが、iDeCoの運用で得た利益には一切税金がかからない点も大きなメリットです。

受取時も退職所得控除や公的年金等控除の大きな控除枠があり税金面で優遇されています。

 

iDeCoは、掛金、運用、受取、それぞれに税制優遇のある制度ですので、節税をしながら効率的に将来のゆとり生活資金を準備ができるため、使用しない手はないと言い切ってもいい制度です。

 

しかし、iDeCoは運用商品を自分で選ぶというのも大きな特徴で、その点で難しいと感じる方は多いでしょう。

iDeCoの商品選びはポイントさえ掴めば、それほど難しくはありませんので、是非、ポイントを掴んで有効に老後のゆとり生活資金準備のツールとして活用いただきたいと思います。

 

では、具体的な商品選びのお話しにはいります。

 

 

iDeCoの運用商品には元本確保型と投資信託の2種類ある

 

 

2018年4月20日に厚労省が公表した資料「企業年金制度の現状等について」によると、2016年度末時点のiDeCoの運用資産の選択状況は、定期預金や保険の元本確保型64.6%、投資信託33.4%となっていて、安定性を重視した商品選びの傾向にあります。

このデータを見るとせっかくのiDeCoのメリットを活かせていないなと感じます。

30代、40代といったこれから資産を積み上げていく世代の方は、目標を60歳におくとすると運用期間は20年以上ありますので、多少のリスクをとってでも時間が味方となってくれますので投資信託を活用した投資をもっと活用いただきたいですね。

 

iDeCoでリスクをとって、iDeCo以外の預貯金で元本確保

先ほどもご説明しましたが、iDeCoの運用益への非課税は大きなメリットです。

将来に向けた資産形成の方法は、iDeCoだけではなくiDeCo以外の預貯金等も含めて考えていただきたいので、iDeCoでは投資信託で定期預金以上の運用成果を狙う、iDeCo以外で定期預金等を活用して守りのお金を確保する方法をおススメしたいと思います。

 

iDeCoでは3%程度のリターンを目指す

そうなるとiDeCoでは投資信託をメインに、3%前後の運用成果を期待できる運用商品選ぶことになり、株式や外国資産への投資をオススメすることになります。これらの資産にお金を配分することは今後の円安リスクや物価上昇リスクへの備えともなり、これからのお金を守る資産配分としてオススメしたい考え方でもあります。

 

守りの運用である定期預金や保険商品での貯蓄は、iDeCo以外で確保していただくといいでしょう。

 

 

金融機関によって取扱商品や手数料は違う。金融機関ごとの内容確認はしっかりと!

 

iDeCoは多くの金融機関で取り扱いをしていますが、選べる運用商品ラインナップは金融機関により異なります。

 

またiDeCoは加入時と運用期間中、給付時にも手数料がかかります。加入時と給付時の手数料は、現時点では金融機関よる差はほとんどありません。

 

ただ運用期間中にかかる「口座管理料」は金融機関により大きく異なります。最も安い金融機関で年間2004円、高いところは7404円と5000円以上の開きがあり、口座管理料の違いは最終的な受取額に影響します。

 

iDeCoは具体的な運用商品選びの前に、どこの金融機関で口座を開設するのかを選ばないといけません。選べる金融機関は1社です。変更はできますが手間と時間がかかります。最初にしっかりと各金融機関のサービス内容を確認して選ぶことはとても重要です。

 

 

リスクを抑えながら元本確保型以上の運用成果を目指す投資信託選びのポイント

 

投資と聞くと利益をどれだけ出せるかに注目が集中しがちになります。利益も確かに大切ですが、投資でもっと大切なのは日々の価格の値動き幅であるリスクをいかに下げられるかを考えることです。

 

値動きを抑えながらも、ある程度の値上がり益を期待するための商品選びはどうすればという視点が投資成功のカギを握っています。

 

iDeCoで投資を成功するための投資信託選びのポイントは次の3点です。

①信託報酬といわれるコストは低いものを選ぶ

②投資信託ごとに運用スタイルがある。シンプルなインデックス運用を選ぶ

③投資分野を幅広く分ける、いわゆる分散投資をする

 

この3点は全て関連するのですが、インデックス型とは日経平均株価やTOPIXなどの指標を決めて、その指標と「連動」するように動くことを目指す運用スタイルの投資信託です。インデックス型は運用に手間がかからない仕組みで信託報酬も低く設定されています。

 

③については例えばTOPIXを指標とするインデックス型の投資信託を選ぶことで、少額でも日本国内に上場する2,000以上の企業に分散投資することができます。様々な値動きの異なる業種に分散投資ができるので、1銘柄に集中投資するよりもリスクを抑える効果があります。

 

分散投資は国内株式だけではなく、他の値動きの異なる投資分野、例えば外国株式、国内債券、外国債券、国内不動産、外国不動産等も考慮にいれます。

 

例えばiDeCoで毎月6,000円を積立投資する場合、前述の6つの投資分野に1,000円ずつ均等に毎月購入していくのが分散投資の具体的なやり方のイメージです。

 

どう分散投資していいのか分からない方は「バランス型」がオススメ

 

投資信託の選び方のポイントをご紹介しましたが、やっぱり、どう分散すればいいのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は、最初から国内外株式や国内外債券等に分散投資をしている「バランス型」の投資信託がありますのでオススメです。

 

「バランス型」の中でも低コストのインデックス型から選ぶことで、自分で選ぶ手間をかけずに低コストで国際分散投資ができます。

 

 

自分で分散方法を選べる方は、より低コストのインデックス型から組み合わせる

 

自分で、より低コストの商品を選んで分散投資がしたい方は、投資分野ごとにインデックス型の低コストの商品から国内株式型、外国株式型、国内債券型、外国債券型から1商品ずつ選ぶことで分散投資ができます。

 

ただバランス型は自動的にリバランスをしてくれますが、自分で組み合わせを選んだ場合にはリバランスも自分でする必要があります。

リバランスとは、最初に決めた資産配分に半年や1年毎といった一定期間ごとに資産配分を戻す作業をいいます。

 

例えば運用開始当初、株式50%、債券50%の資産配分でスタートし、1年経過後に株式が値上がり、又は、債券が値下がりし、株式70%、債券30%へ資産配分が変わっていたとします。この時に配分比率の上がった株式の一部を売却し、下がった債券を買い足し、リバランスにより元の資産配分に戻します。リバランスは上がり過ぎたものを一部利益確定させ、安くなったものを買い足す作業なのでリスクを下げて運用効率を高める効果が期待できます。

 

自分で選びたいという方は、リバランスというひと手間をかけてあげることを忘れないでください。忘れないために、いつも誕生日にはリバランス日と決めておくももいいでしょう。

 

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まとめ

 

iDeCoがいいのは分かるけど始めるタイミングはいつがいい?というご質問をよくいただきます。

その答えは、いつもで同じで「今」です。

多分、今後も変わらないと思います。それは早く始めることで、より長期間の運用ができますので長期投資の効果でリスクを抑えることが期待できるからです。

あくまでも過去の実績からですが、10年以上の期間で国際分散投資をしておけば日々値動きのある投資信託でも積立資金がマイナスとなることはほぼないといっていいです。

 

記事・監修 寺野 裕子(ファイナンシャルプランナー)

 

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