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M life 記事

M life 2018.10.22

老後の資産形成について

 

人生100年時代と聞くと皆さんどのようなイメージを抱くでしょうか。

楽しみで仕方ないというポジティブなイメージを持たれる方もいる一方で、

将来へのネガティブなイメージを持つ方も多いかと思われます。

 

それは、なぜか。

・お金についての不安

・健康についての不安

など、挙げればきりがない不安の数々。

 

日本は世界でトップを走る長寿国。

今現在、先進国で生活をしている20歳の方は100歳以上、

40歳の方は95歳以上

60歳の方は90歳以上まで生きる確率が5割以上あり、

日本に関してのみ言えば、2007年に生まれた子供の半分は107歳まで生きる確率は50%であると試算されているようです。(LIFE SHIFTー100年時代の人生戦略/リンダ・グラットン (著), アンドリュー・スコット (著)より)

 

私たちのすぐ目の前まできている新たな時代。

これは、一人ひとりが自立することそして、正しい選択をすることが重要です。

 

そこで今回は、100年時代の老後の資金形成について考えていきたいと思います

 

老後の資金。

老後の資金として『3,000万必要』などと巷では言われていますが、

人それぞれのライフスタイルによって必要な資金額は違ってくるものです。

まず、ご自身がどのような人生を歩んでいきたいか考え、

その上でファイナンシャルプランニングをしていきましょう。

 

 

具体的には、

1.ご自身の老後の過ごし方を考え必要資金を算出する
2.100歳まで生きると仮定し、老後の必要資金を算出する
3.ご自身の年金額をおおまかに算出する
4.必要資金額から年金額を引いた額(不足資金)を算出する

という流れで計算をしていきましょう。

 

例えば、35歳女性で計算してみると、

1.老後は年一回の旅行や自分の趣味を楽しみながらのんびり生活したい

生活費・住宅費・医療費・娯楽費などを合わせて毎月30万は必要

 

仮に、老後は70歳から

1.30万×12か月×30年=10,800万(必要資金)

2.年金額は、現行の額で仮計算

国民年金6.5万(40年間納めていた場合)

厚生年金10万(年金受給者の女性平均額)

総額16.5万

 

2. 13.5万(必要資金―年金)×12か月×30年=4,860万(不足資金)

つまり、この方は自助努力で不足資金を備えなければなりません。

 

では次に、どのような方法で不足資金を備えていくのか考えていきましょう。

 

今、年金を受給している方々の現役時代は、

お金を“貯めておけば”良かったのですが、

今、現役の方々は、

お金を“殖やして”いかなければなりません。

 

お金をやす=お金を運用する

ということに対して多くの方が

“なんとなく恐い”

というイメージを持っているのではないでしょうか。

この“なんとなく”というものを紐解いていけば、

何もしていない方が長い目で見ると恐いことが分かるかと思います。

 

リスクを恐れて全財産が銀行にあるという方、

銀行の利率はほぼ0で増えないばかりか、将来のインフレに対応できず

大切な資産は減ってしまうリスクがあります。

 

全く銀行に置いておくなというわけではなく、大事なのは資産分散をすることです。

お金を殖やすことの大原則として、

1.分散投資
2.時間分散
3.長期投資

が大切であると投資の世界では言われています。

銀行以外、とくに資産運用の経験がないという方は、念頭に置いて始めてみましょう。

 

老後の資産運用方法として、

iDeCo・つみたてNISA・変額保険・不動産投資、など、ご自身に合うものに分散投資することをオススメしています。

それぞれの違いについて説明していきます。

 

iDeCoとは何か?

 

 

個人型確定拠出年金の愛称です。

個人型確定拠出年金とは、自分で作る老後のための年金の仕組みです。国民年金はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用しています。このGPIFは集めたお金を株や債券に投資しています。これを個人でも行う仕組みが個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)です。

 

iDeCoで投資したお金は基本的に60歳からもらうことができ、期間は5年から20年の間で選べます。60歳から65歳まで一回の額を多くもらうことも、60歳から80歳にかけて少しずつもらうこともできます。なお、一時金として一括でもらうことも可能です。

 

iDeCoで何をするのか?

60歳までの間に毎月一定の金額を拠出して、その掛け金で投資信託や定期預金、保険などの金融商品を選んで運用していきます。

 

運用した資産が60歳の時にどのくらいの額になっているかは、60歳になってみないとわかりません。運用次第で積み立てた金額を上回ることもあれば、場合によっては元本を下回る可能性もあります。つまり、自分自身の投資判断次第で、将来もらえる資産を大きく殖増やすことができるのです。

 

iDeCoのメリット、デメリットは?

 

メリット

■全額所得控除になる

■運用益が課税されない

■受け取る時も所得控除になる

 

デメリット

■60歳になるまで引き出しができない

■投資先が限られている

■手数料が必ず発生する

 

最大のメリットとして、「税金が安くなる」優遇があることです。

iDeCoで積み立てた掛け金の全額が所得控除され、所得税・住民税が軽くなります。年末調整や確定申告を行うことで、所得や掛け金に応じて納めた税金が戻ってきます。

 

例えば、500万円の収入があったと仮定します。この500万円には所得税がかかり、税率20%だとすると100万円を税務署に納めなくてはなりません。

しかし、iDeCoに年間50万円を投資していたとすると、なんとこの50万円分は最初から「なかったこと」にできるのです。つまり、所得が500万円なのに「最初から450万円しかありませんよ」と言えるのです。20%の税金がかかっても、税務署に収める分は90万円となり、10万円得をしたということになります。

 

さらに受け取る時にも優遇を受けられます。積み立てた資金を一時金として受け取る場合、「退職所得控除」という制度が利用できます。これは個人型確定拠出年金に加入していた期間に応じて控除額が大きくなります。

 

退職所得控除は1回あたり40年まで。加入期間が20年を超える場合は21年目から70万円に増額されます。仮に30年加入していた場合、退職所得控除=(40万円×20年+70万円×10年)=1500万円となります。

 

上記の金額以下なら全額非課税で受け取ることができます。上記金額を超えた場合には、所得を1/2にした上で通常の所得税がかかります。

 

具体的なやり方は?

iDeCoを始めるには2Stepだけです。

1.iDeCo専用口座を開設する

2.運用商品を選ぶ

 

まず、証券口座を開設します。

iDeCoには、口座を開設した銀行や証券会社に口座管理料を毎月支払う必要があり、投資の商品ごとに決められた信託報酬を支払う必要があります。

 

この口座管理料は各銀行や証券会社によって、信託報酬は各商品によって金額が異なります。

つまりiDeCoを始めようとすると、以下の費用がかかります。

なので、毎月運営管理手数料がタダのところを選ぶのがお得です。

SBI証券、楽天証券、マネックスなどのネット証券、

この3つならどこも運営管理手数料0円になります。

 

次に、投資信託・保険・定期預金の中から商品を選ぶのですが、

例えば、楽天証券で口座開設をすると32商品存在します。

投資がはじめて!という方は、

実際にどういった商品を購入するか悩んだら、

FPに相談してみてもよいかもしれません。

 

そして、iDeCoは毎月定額の積立投資になりますので、

毎月の掛け金を決める必要があります。

 

この掛け金には下限上限があります。

下限は月5,000円、

上限は毎月以下の金額です。

■自営業者 68,000円

■会社員    23,000円

■主婦(夫)23,000円

■公務員    12,000円

 

※会社員は会社が企業年金に加入していない場合の金額となっています。

 

NISAってなに?

 

 

NISA(ニーサ)とは、「少額投資非課税制度」のことを指します。

わかりやすい言葉でいうと、「株や投資信託などで得た利益は投資金額120万円未満なら税金がかからない」という制度です。

本来であれば、株や投資信託で得られた利益には税金がかかります。

しかし、NISA(ニーサ)「少額投資非課税制度」を利用することにより、従来、税金がかかっていたものを税金がかからなくすることで、株や投資信託など投資全般を始めるハードルを低くしているのです。

 

≪特徴≫

・税金がかからない対象:株や投資信託の値上がりした分の利益および配当でもらえる利益

・税金がかからない投資枠:毎年120万円まで

・税金がかからない期間:5年間

・投資総額:最大600万円

・NISA継続期間:2014年から2023年までの10年間

 

≪注意点≫

・原則1人1口座

・非課税投資枠は翌年の繰り越しができない

・株式などを売却しても非課税枠の再利用はできない

・5年を超すと移管する必要がある

・損益通算、損失繰越ができない



【出典】金融庁 NISAの概要:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html

 

たとえば、A証券とN証券で特定口座(NISA口座ではない口座)を開設していたとします。このとき、仮にA証券の口座で70万円の利益を出して、N証券の口座で70万円の損失を出したとします。そうなると、特定口座であれば利益と損失を相殺して「利益0円」という扱いになるので、税金がかかりません。

 

しかし、NISA(ニーサ)とは原則1人1口座になります。そのため、仮に70万円の利益を出したA証券の口座が特定口座で、70万円の損失を出したN証券の口座がNISA(ニーサ)であれば、A証券の口座で出た70万円の利益には税金がかかってしまうというワケです。

 

つみたてNISAって?

概要に関しては、一般NISAと同じです。一般NISAは投資枠が大きい代わりに非課税期間が短く、対して積立NISAは投資枠が小さい代わりに非課税期間が長いという特徴があります。一般NISAは短期間に大きく投資したい人向け、積立NISAは長期的にコツコツ投資していきたい人向けです。

【出典】金融庁 NISAの概要:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html

 

 


一般NISAとつみたてNISAは併用が不可なので、ほかの投資商品と分散して、負担のない形でどちらかを選択してやってみるのをおオススメします。

変額保険

 

一言でいうならば、死亡保障のついた投資信託のようなものです。

変額保険はあくまで生命保険なので、

万が一の時は死亡保障としてお金が受け取れる

運用益への課税がされない

などといった点は投資信託と違います。

 

生命保険には、定額保険変額保険と2種類あります。

まず簡単に二つの違いを説明します。

 

変額保険の保険料は、国内外の株式・債券等の複利で運用され、これらの運用実績によって保険金額、解約返戻金が変動します。保険金に関しては契約時に決めた基本保険金額が保障されますが、解約返戻金に関しては一切保証されない点から、定額保険に比べハイリスクハイリターンとなっています。

 

定額保険の保険料は、国内外の債券をもとに運用されるため、契約時の保険金額、解約返戻金額が保証されますが、金利が大きく上がった場合など、インフレには弱いという特徴があります。

 

変額保険は、

終身型有期型年金型三種類あります。

保障を重視する終身保険タイプの終身型

積立を重視する養老保険タイプの有期型

個人年金タイプの年金型

 

終身型・有期型に関しては、死亡時は契約時に決めた基本保険金額+運用成果によって変わる変動保険金額の保険金が保障されます。

 

年金型は、死亡一時金という形で、死亡時までの払込保険料もしくは積立金額のどちらか多い額が支払われます。

 

変額保険の始め方は簡単です。

 

まず、変額保険を扱っている会社から商品を選びます。

次に、負担のない掛け金を設定します。

ここが一番気を付けるポイントで、長期運用になるので、ご自身のライフスタイルが変わっても支払っていける金額設定をしてください。

そして、運用商品を選びます。

会社によってはスイッチングといって、商品の入れ替えができるところがあるので、

毎月の運用レポートをもとに定期的に入れ替えていきましょう。

 

変額保険は、扱っている会社が複数あることから、過去の運用成果やその会社の強みなどを確認してから加入するとよいでしょう。

 

変額保険でハイリターンを目指すポイントをお伝えします。

・長期で運用すると決める(最低でも15年)

・境遇が変わっても負担のない金額でやる

・経済情勢に詳しい担当者(FPもしくは保険営業マン)をつける

ご自身が詳しければ不要

 

投資用不動産について

 

 

投資用マンションとは?

そもそも投資用マンションとはなんでしょう。

投資用マンションとは、不動産投資を目的として用意されたマンションのことをいい、購入者が居住するために販売されるマンションとは区別されます。

 

投資用マンションで利益を得る方法

利益を得る方法としては大きくは以下の2つがあります。

 

①キャピタルゲイン方式

キャピタルゲイン方式とは、投資用マンションを価格が低いときに購入し、景気や需要の変動によりその価値が上昇した際に、売却することで利益を得る方式をいいます。

 

②インカムゲイン方式(主流)

インカムゲイン方式とは、マンションを賃貸して家賃収入で利益を得る方式のことをいいます。 今の日本では、賃貸による家賃収入の投資方法が主流になっています。

 

投資用マンションについては、規模に応じて大きく2種類に分かれています。

・(1)区分マンション

・(2)一棟マンション

 

では、それぞれについて見てみましょう。

 

(1)区分マンション

区分マンションとは、投資用マンションとして一室のみ購入するタイプです。区分マンションの中に、一人暮らしの方用にワンルームタイプと、家族をメインとするファミリータイプがあります。価格は広さの関係上で、ワンルームマンションよりファミリータイプのマンションの方が高くなっています。また、新築か中古によっても価格も変わります。

 

(2)一棟マンション

文字通り、マンション丸ごと一棟のことです。

立地、築年数にもよりますが、丸ごと一棟マンションを買い上げるにはかなりの資金が必要となります。また、インカムゲインの金額が大きくなる傾向がある一方で、マンションの管理、修繕、入居者の募集、管理などに手間がかかる可能性があります。

 

投資用マンションの中で初心者にとっても、既に投資をしている方にとっても、一番運営しやすいのは中古ワンルームマンションでしょう。

 

どうやったら購入できるのか

一言でいうならば、『個人の信用力や投資対象物件の価値を担保にローンを組んで買う』でしょう。

上場しているか?勤務年数は?年収は?などによってローンが組めるか組めないかなど変わってきます。

フリーランスやベンチャー企業で働く方は難易度が高いといわれています。

 

初心者向けに一番良いとされているのが、中古ワンルームマンションです。

中古ワンルームマンションをオススメするメリットについて見てみましょう。

 

下記メリットが挙げられます。

 

1.初期費用が安く抑えられる

2.コストが安く、管理しやすい

3.高い利回りを実現しやすい

4.賃貸需要が高い(空室率が低い)

5.流動性が高い

 

では、それぞれについて詳しく見てみましょう。

 

①  初期費用が安く抑えられる

 

ファミリータイプのマンションに比べ、ワンルームマンションの方が価格が安く、また、新築よりも中古マンションがさらに安くなります。

築年数浅い物件であっても、新築物件として分譲時の7〜8割前後の価格で購入できる場合もあります。

例えば、新築で分譲時2,000万のマンションが、中古で購入すると1,400万前後で購入することが可能です。初期費用としてかなり抑えることが可能です。

 

② コストが安く、管理しやすい

区分マンションの場合は、既にマンションの管理会社が入っていますので、毎月決まった金額の管理費・修繕積立金を支払うのみです。ほとんど手間かからないです

また、ファミリータイプの区分マンションに比べ、面積が小さいワンルームマンションを維持する時にかかるコストも安く抑える事が可能です。

 

③  高い利回りを実現しやすい

ファミリータイプの区分マンションは、立地などの影響もありますが、ワンルームマンションの倍近く価格が高くなることもあります。一方で賃料は倍以上取れるわけではありません。そのため、一概にはいえませんが、ファミリータイプに比較してワンルームの方が利回りが高くなるケースが多いです。

 

また、新築ワンルームマンションも物件本体価格が高くなっているため、新築時高い賃料が取れたにしても、一旦退去すると、中古物件扱いになり家賃が下がってしまう可能性があります。一方で、中古ワンルームマンションは本体価格が安く、家賃もほとんど変化なく、安定しています。従って、新築マンションより利回りが高くなるケースが多いです。

 

④  賃貸需要が高い(空室率が低い)

 

ファミリータイプのマンションに比べ、ワンルームマンションの需要ニーズとして、学生、サラリーマン、外国人などターゲットが広くなります。また、新築に比べ、中古マンションの家賃が安くなりますので、人気も集まり易いでしょう

 

しかし、ここで注意してほしいのは、マンションの立地です。地方より東京都内をオススメします。理由としては以下の通りです。

・人口集中している

・経済機能が集中している

・転入人数が一番多い

・外国人の登録が年々増えている

・大学のキャンパスが都心回帰

 

など。

 

⑤  流動性が高い

以上のように、中古ワンルームマンションには①〜④のメリットがあります。現在東京都23区の新築ワンルームの供給にブレーキがかかり、ワンルームマンションの建築が規制されるようになりました。また、一人暮らしに人気のあるエリアでは、既にワンルームマンションが建てられており、新たに建築ができる立地がかなり減少しています。そのため、中古ワンルームマンションは人気があるのが現状で、もし売りたいと思ったときに売りやすいというメリットがあります(流動性が高い)

 

(2)中古ワンルームマンションの3つのデメリット

 

上記にて中古ワンルームマンションのメリットを見てきましたが、続いてデメリットについても見てみましょう。

 

中古ワンルームマンションは、下記デメリットが挙げられます。

・① 担保力が低い

・②(新耐震基準適用前の場合)耐震性や耐久性が脆いことがある

・③ 間取りが古く感じられる可能性がある

 

リスク回避する大前提に、

・投資用不動産会社の選定

・立地と価格(将来性も含め)

を念頭に情報収集をしてから始めてみましょう。

 

 

 

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