» 【30代バリキャリ女性のリアル】美容代より医療代?!無病息災とはいかない女性たちの嘆きのメインビジュアル  » 【30代バリキャリ女性のリアル】美容代より医療代?!無病息災とはいかない女性たちの嘆きのメインビジュアル

M life 記事

FPコラム 2019.1.8

【30代バリキャリ女性のリアル】美容代より医療代?!無病息災とはいかない女性たちの嘆き

 

皆さん、こんにちは。
株式会社Loveableの青木想です。

前回は「30代女性のややディープな内容のマネー事情」の第2回として、不動産をテーマに「購入」と「投資」についてご紹介してきました。

今回は「医療費」をテーマに、30代バリキャリ女子のリアルに迫っていきたいと思います。

 

著名人を皮切りに30代女性を中心に、“筋トレ”ブームが巻き起こっていますね。ただ細いだけではない健康的な身体を求める女性が増えてきたなぁと感じます。年を重ねるごとに健康意識が高まり、お金をかけるところも変わっていきます。

 

私自身も10代20代の頃は、外見美、特に化粧・ヘアメイク・ネイルなどに、とことんお金を費やしていたと振り返ってみて思います。30代に入り、今までは多少の無理もきいていた身体が、大なり小なり“病”の魔の手が降りかかってきている…なんて方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで今回のテーマは、無病息災ではいかない、そんなバリキャリ30代女子に向けた“医療費”についてお伝えしていきます。

 

「いざ病気になってしまったら…どのくらいのお金が必要なのか?」
「国や会社はどのくらい保障してくれるのか?」
「自分で備えておかなければならない費用ってどのくらいなのか?」

 

そんな不安や疑問を解決していきたいと思います。

 

女性特有の病気について

 

30代を迎え、健康診断結果を見ると何かしらの判定が良くないなんてことはありませんか?子宮・乳・卵巣など女性特有の部位に関する数値が悪いと、尚のこと心配になりますよね。

厚生労働省のデータによると、女性特有の病気をかかえる患者数は全国で約100万人以上、年々その数は増していっているようです。30代女性から起こりやすい病気として、子宮卵巣系が多いと言われています。具体的には『子宮内膜症』『子宮筋腫』『卵巣のう腫』『卵巣がん』などです。

【参考】女性の健康推進室(厚生労働科学研究補助金による研究班が運営):w-health.jp/introduction/

【参考】一般社団法人 日本女性心身医学会:http://www.jspog.com/general/index.html

 

 

女性特有の病気にかかる治療費

 

では、実際にこのような病気になってしまったら、どのくらい治療費がかかるのでしょうか。30代で特に多い『子宮筋腫』『卵巣のう腫』『卵巣がん』を例にとって、具体的な治療費を見ていきましょう。

 

◆子宮筋腫◆

入院(4~6日)
→約20,000円~30,000円

手術
開腹手術
→約200,000円~250,000円
膣式手術
→約200,000円
腹腔鏡手術
→約200,000円~250,000円
筋腫核出術
→約100,000円
子宮全摘出術
→ 約200,000円

 

◆卵巣のう腫◆

入院(3~5日間)
15,000~25,000円

手術
腹腔鏡手術
→約100,000円~200,000円

 

◆卵巣がん◆

入院(7~14日間)
35,000~70,000円

手術
皮内がんの抗がん剤治療
→約80,000円~400,000円
卵巣胚細胞腫瘍の抗がん剤治療
→約130,000円~180,000円

【参考】https://hoken-seminar.com/4310.html

 

あくまでも上記は概算ですので、診療内容や入院日数によって、また医療機関によって異なります。

人それぞれ感じ方は違えど、決して安い金額ではありません。
しかし、日本の社会保障制度は非常に充実しておりますので、私たちの医療費負担を軽減させてくれます。また、お勤めの勤務先から手当が支給されるケースもあります。

 

実質負担額を減らしてくれる高額療養費制度

 

まず、ご存知の方も多い『高額療養費制度』。こちらは社会保障制度の一つで、簡単にいうと高額な医療費を国が一部肩代わりしますよ、という制度です。

高額療養費制度についての概要はここではお伝えしませんが、詳細は厚生労働省のHPからご覧いただけます。
参考までに。https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000209855.pdf

 

高額療養費の払い戻しは、医療機関などから提出される診療報酬明細書(レセプト)の審査が完了してから行われますので、診療月から3ヶ月以上かかる事がほとんどです。何十万にもなるお会計を支払うのはちょっと…という方は、次にご紹介する制度を利用してみてください。

 

自己負担額は事前に高額になると分かっている場合、事前に高額療養費を差し引いた実質自己負担分だけ支払うようにすることが出来るのです。

 

この制度を『限度額適用認定制度』といいます。70歳未満の人が予め1ヶ月(1日から月末まで)の医療費の支払いが限度額を超えそうな場合、役所や健康保険組合などで限度額適用認定証の交付を受け、支払いの際に医療機関の窓口で健康保険証と共に提出する事によって、1ヶ月の支払いが高額療養費の支払限度額までとなるというものです。

【出典】厚生労働省 高額療養費制度:https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf

 

傷病手当金を受け取れる場合もある

また、会社員の場合は健康保険から、傷病手当金というものを受け取れるケースもあります。

全国健康保健協会ホームページによるとhttps://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139
傷病手当金は、次の(1)から(4)の条件をすべて満たしたときに支給されます。

 

(1)業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
健康保険給付として受ける療養に限らず、自費で診療を受けた場合でも、仕事に就くことができないことについての証明があるときは支給対象となります。

(2)仕事に就くことができないこと

(3)連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
業務外の事由による病気やケガの療養のため仕事を休んだ日から連続して3日間(待期)の後、4日目以降の仕事に就けなかった日に対して支給されます。

(4)休業した期間について給与の支払いがないこと
業務外の事由による病気やケガで休業している期間について生活保障を行う制度のため、給与が支払われている間は、傷病手当金は支給されません。
また、任意継続被保険者である期間中に発生した病気・ケガについては、傷病手当金は支給されません。

 

傷病手当金が支給される期間は、支給開始した日から最長1年6ヵ月です。
詳しくは上記URLをご確認ください。

このように会社員の場合、公的保障が充実していますが、自営業やフリーランスの方は自分の身は自分で守らなければなりません。

 

 

投資やお金の殖やし方が学べるマネカツセミナー
↓ 詳しくは画像をクリック ↓

 

 

生命保険の活用の仕方

 

ここからは、生命保険で医療費を備えることについて具体的にお伝えしていきます。

まず、日本には生命保険会社は41社(※2018年11月現在)あるというのをご存知でしょうか。複数保険会社がある中でどこの保険会社が実際のところどこがいいの?!という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

結論から言うと、保険会社ごとに“強み”が違いますので、保障内容によって強い会社を選ぶことをオススメします。例えば、医療保険に強いM社・がん保険に強いT社・死亡保険に強いF社など、複数社を組み合わせてご自身に合ったプランニングをしていくのがベストですので、まずはFPに無料相談してみると良いです。

【参考(※)】金融庁 生命保険会社免許一覧  :https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/hoken.pdf

 

女性特有の病気には、医療保険+女性疾病特約

女性特有の病気に備えておきたいという方は、医療保険には、女性疾病特約というオプションを付けることができます。

この女性疾病特約には2パターンあります。

1 女性特有の病気になった際、入院費用を上乗せしてくれるもの
2 女性特有の病気になった際、入院費用と手術費用を上乗せしてくれるもの

会社によって女性疾病特約の定義が変わりますので、加入の際は内容を確認してみてください。

 

傷病歴や持病がある方は、引受基準緩和型医療保険

また、傷病歴や持病持ちや健康診断での指摘がある場合は、健康な方と同じ保険に加入することは極めて難しくなります。ここでいう傷病歴というのは“精神疾患”も含みます。

意外にもご存知の方が少ないのですが、働く女性に多い『自律神経失調症』『うつ病』などと診断されたことがあると、一定期間経過しなければ医療保険には入れませんのでぜひ覚えておいてください。

なぜ一定期間なのかというと、保険加入の際に必ずすることとして“告知”という作業があります。

 

告知とは、直近の傷病歴や健康状態などについてお伝えしていただくことです。5年以内にお医者様にかかられたことがある場合は、基本的に告知義務がありますので報告してもらわなければなりません。告知の必要がある期間内に該当せず、病気が完治しているのであれば告知不要です。

 

では、持病や傷病歴がある方は保険に入れないのかというとそうではなく、引受基準緩和型医療保険というものが存在します。緩和型の保険は、所定の告知項目に当てはまらなければ契約可能な保険であり、保険加入を諦めている方でも入れることがあります。

緩和型医療保険にも2パターンあります。

1 健康な人と同じ保障内容で、保険料を上げるもの
2 健康な人と同じ保険料で、保障内容に限りがあるもの

生命保険は一度の支払いはそこまで高くないにせよ、トータルで考えると高い買い物になります。選ぶ際はご自身のライフプランや価値観に合ったものを選び、できる限り満足感を得られるものに加入してくださいね。

 

まとめ

 

まず、今自分に何かあった際、どのくらいの保障が得られるのかを棚卸しをしてみましょう。次に、不足している部分は民間の保険に入るなどでカバーしましょう。逆に保険に入りすぎているという方も稀にいるので、そういった方は見直しを検討してみて、浮いた分を投資に回すと良いかもしれません。

“不足なく・無駄なく・賢く”お金と付き合っていけば、漠然とした不安はなくなります。不安がなくなることで、人生はよりアクティブに好転していくはずです。

健康管理と同様に、マネー管理もしっかりしてあげて、ご自身の人生を今以上に楽しんでいきましょう。

記事執筆:青木想

【過去記事はこちらから】

なぜ今”マネーデザイン”が必要なのか?

転職するときに知っておきたいお金の話

フリーランスになった時に考えるお金の話

結婚・出産にかかるお金

老後の資産形成について

【30代バリキャリ女性のリアル】結婚?出産?なかなか教えてくれない不妊治療と養子縁組にかかるお金

【30代バリキャリ女性のリアル】都内一等地で夢の私の城!自分で住むのか?投資するのか? 不動産女子のリアルな悩み

 

記事一覧に戻る
記事一覧に戻る

高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け 高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け

セミナー一覧を見る