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歯列矯正は行いたいけれども、費用が気になるという人が多いです。矯正治療は健康保険の適用外のために、全額自己負担で行わなければいけません。ただ、生まれつき顎が変形しているなどの場合は、保険を使って治療ができます。

歯列矯正でも健康保険が適用されるケース


 

歯列矯正は健康保険が適用されません。そのため、費用は高額になりがちですが、国が定める条件を満たせば、健康保険が適用されるケースもあります。

そのケースはいくつかあります。まずは生まれながらに先天異常がある場合です。唇顎口蓋裂や神経線維腫症など23の疾患が当てはまります。また、顎の骨が変形している顎変形症のために、歯並びが悪くなっている場合の歯列矯正に対しても適用されます。

どちらのケースでも、症状だけ満たせばすぐに保健治療が受けられるわけではなく、保健所や福祉課などに問い合わせて申請の手続きを行わなければいけません。治療ができる歯科医院も限られていて、スタッフの人員配置や、国から指定されている検査機器の導入がされているなどの条件を満たす必要があります。

指定自立支援医療機関の認定を受けている必要があるので、治療できるところは限られてきます。症状があれば、近所の歯科医院ですぐに保険を使った歯列矯正が受けられるわけではないので注意しましょう。

自立支援医療の場合、治療にかかる費用は世帯収入などによって自己負担額が変わってきます。同じような症状でも、治療法が異なれば、費用も変わってきます。歯列矯正は、ただワイヤーを歯に装着しているだけではありません。

ワイヤーの掛け方などにもたくさんの方法があり、患者さんのお口の状態に合った治療法を選択する必要があります。あてはまるかどうかの相談は、歯科医院でも行うことができます。

歯列矯正にかかる費用の目安


歯列矯正を保険外治療で行うと、歯科医院が独自に費用を決めることができます。保険治療は国によって一律に治療費が決められているので、国内で同じ治療をすれば同じ費用がかかります。保険外治療の場合はこの制限がないので、自由診療とも呼ばれていて、同じ治療でも歯科医院によって治療費は変わってきます。

歯列矯正にかかる費用の目安は、まず初診料が2000~5000円程かかります。初診料は検査費用に含んでいたり、無料のところもあります。検査費用は25000~50000円が目安になります。レントゲンや歯型の作成、写真撮影を行いお口の状態からどのように治療を進めていくかを判断します。患者さんが納得できた場合は、治療に入ります。

装置の装着、調整などの治療費、治療後のケアなどを含めると、費用は65万~95万ほど必要になります。歯科医院によって、一括で治療費を払うところや、治療の度にかかった費用を支払うなどいくつかの方法があります。治療の前に歯科医師と相談しておく必要があります。

この費用は、歯の表面にワイヤーを装着する、一般的な歯列矯正の場合の治療費です。見た目をよくするために、透明な装置にしたり、歯の裏側に付けると、さらに治療費は加算される傾向があります。透明な装置は10~15万円ほどの加算で、裏側に装着する場合は、治療費が1.5倍ほどになります。あくまでこれらの治療費は平均的なものなので、治療を受ける歯科医院によって変わってきます。

歯列矯正の費用を少しでも抑える方法


歯列矯正の治療は受けたいけれども、費用は抑えたいという人におすすめなのが、ワイヤーではなくマウスピースの矯正です。透明なマウスピースをお口の中に装着して、少しずつ歯を動かしていくという治療法で、比較的新しい矯正治療です。ワイヤーよりも痛みが少ないだけでなく、違和感も減り、食事や歯磨きの際は自分で外せるというメリットがあります。

さらに、歯列矯正の費用を抑えるためには、お口の中の全体を矯正するのではなく、前歯だけなど気になる部分だけを治療するという方法があります。奥歯の噛み合わせなどは治すことはできませんが、部分矯正なら費用が抑えられるほか、治療期間も短縮することができます。

また、もし矯正を希望しているのがお子さんの場合は、大人になってから治療を開始するよりも、子供のうちから治療を始めた方が治療費は安くなります。子供の場合は、骨の成長があるので、大人よりも歯並びをきれいにしやすいため、治療費が安くなる傾向があります。子供のうちに治しておくことで、口元のコンプレックスを解消することにもつながるので、一度検討してみましょう。

歯列矯正の費用が一括払いで、負担を減らす場合は、ローンを組むという方法もあります。分割することで、一時的な経済的負担を抑えることができます。デンタルローンといって、歯科治療に限定した用途のローンがあり、一般的なローンよりも金利が低く抑えられています。歯科医院によって取り扱いに差があるので、相談してみましょう。

 

 

歯列矯正は、高額な治療だと言う認識が定着しています。しかし、症状によっては健康保険が適用されたり、費用を抑えることは可能です。お口の状態はひとりひとり異なるので、状態に合った治療が必要になり、最初に検査を受ける必要があります。

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