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FPコラム 2018.10.24

【FPコラム】iDeCo(イデコ)の掛金の決め方から金融機関、商品選びまでを解説【後編】

 

 

皆さん、こんにちは。

個人のお客様の資産管理をメイン業務として活動している

ファイナンシャル・プランナーの寺野裕子です。

 

前回(【FPコラム】運用スタイル別にiDeCo(イデコ)のオススメ商品をご紹介【前編】)は運用スタイル別にiDeCoの元本確保型、投資信託といった大きな枠組みでの商品の選び方、そして金融機関によって取扱商品や手数料も違うことから金融機関選びも大切なことをお伝えさせていただきました。

 

では、iDeCoで将来のための積立投資を始めると決めたとします。
しかし、金融機関は1社しか選べないので、実際どの金融機関を選べばいいか悩まれている方は多いでしょう。

 

今回は前回からさらに踏み込んで、具体的なiDeCoを始めるための手順を金融機関、運用商品選びまでご紹介させていただきます。

 

最後には商品選びの具体的なイメージを掴んでいただくために、金融機関を2社ほどピックアップして、前編の商品選び2パターンを使った具体的な商品選び例もご紹介させていただきます。

 

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【ステップ1】掛金額を決める

 

 

iDeCoで積み立てる掛金は全額所得控除になるので、所得税・住民税を節税しながら、60歳以降の生活資金の準備ができる仕組みとなっています。

 

全額所得控除といっても、際限なく掛金を積み立てられるわけではなく、皆さんのお立場によって、年間の掛金上限額が決まっています。

 

例えば、自営業者の方ですと年間81.6万円企業年金のない会社にお勤めの方ですと年間27.6万円が上限額です。

 

掛金が全額所得控除できることの節税メリットはとても大きいのですが、iDeCoの積立資金は原則60歳まで引き出せない制限がありますので、60歳前に途中でお金が必要になってもiDeCoの積立資金は使うことができません。

 

60歳まで引き出し制限のあるiDeCoに頑張って積み立て過ぎて、手元にお金がない状態は避けていただきたいので、無理のない範囲で掛金は決定しましょう。

 

一方で、本当は余裕があるのに、微妙に掛金額をセーブして節税効果を活かしきれていない方もいらっしゃいます。

お財布との相談にはなりますが、できれば、せっかくの掛金全額所得控除メリットを活かすためにも、上限額いっぱいの積立を目指せるのが理想かと思います。

【出所(図):国民年金基金連合会iDeCo公式サイトより】

 

【ステップ2】運用方針を決める

 

iDeCoは定期預金等の元本確保型商品と投資信託の2つのカテゴリーから運用商品を選んで将来のために積立運用を行います。

 

前編でもお伝えした通り、iDeCoは30代、40代といったこれから将来のために余裕資金を積み立てていくためのツールとしてはとても優れた制度です。

 

30代、40代の方は20年以上の運用期間がありますので、iDeCoでは定期預金以上の利回りが期待できる投資信託を活用したコツコツ積立投資で、将来のためにお金を増やしていくことを考えていただきたいと思います。

 

投資には当然リスクがあります。

守りの運用である貯蓄はiDeCo以外で確保しておくことを改めておススメしておきます。

 

【ステップ3】金融機関選びは口座管理手数料に注目して絞り込む

 

では、iDeCoの積立に回せる無理のない掛金が決まり、運用方針も定期預金以上の利回りを目指す、例えば運用目標年率3%と決まったとします。

 

次は、いよいよ、iDeCoの口座開設をする金融機関を決めるステップに入ります。

 

多くの銀行や証券会社でiDeCoの取扱いをしていますが、iDeCoは毎月、口座管理料がかかり、その金額は金融機関により異なります。

 

低く設定しているところでは年間2,004円、高いところでは7,000円以上のところもあり、金融機関の選び方次第で毎月のランニングコストに5,000円以上の差が出てくることになります。

 

例えば、企業年金のない会社員の方がiDeCoで年間掛金上限額いっぱい27.6万円/年額を積み立てるとします。

手数料が最低レベルの2,004円の金融機関を選んだ場合の掛金に対する手数料の割合は0.73%、一方、手数料5,400円の金融機関を選んだ場合には1.96%です。

 

これは積み立て開始当初から、運用成績に関わらず、それぞれの比率の手数料が引かれますので、手数料が高くなるだけで運用目標達成への道が遠くなることが簡単にイメージいただけるかと思います。

 

3%の運用目標を目指すには、手数料5,400円の場合、まずは1.96%の口座管理料というハードルを越えた上で、さらに3%の運用目標を目指すということです。

 

運用目標達成のハードルを下げるためにも、口座管理料が低い金融機関から優先して検討いただきたいと思います。

 

【ステップ4】商品ラインナップ、WEBの使いやすさ等サービスから絞り込む

 

低い口座管理料に注目するだけで10社ほどまで金融機関が絞り込めます。

 

手数料の次のチェックポイントは

「商品ラインナップ」と「WEBサービス等」の充実度です。

 

商品ラインナップは商品ごとのランニングコストである

「信託報酬」に注目しましょう。

どれだけ信託報酬の低い投資信託を揃えているかが判断の目安となります。

例えば、同じ日経平均株価に連動するインデックス型の投資信託でも、商品によって信託報酬は異なります。

コストは運用効率に影響しますので、同じ運用方針の商品であれば、コストが低いほど良い成績を出してくれる可能性は高くなるはずです。

 

商品ラインナップの着眼点は、

「信託報酬の低い商品を揃えてるな!」と感じられるかどうかです。

 

あと品揃えも要チェックです。

特にバランス型は運用方針も資産配分も様々なものがあり、金融機関によっては自分の運用方針に合ったものがないこともあります。

特にバランス型は信託報酬やどのような投資分野に配分された仕組みとなっているのか中身を確認して、自分の運用方針に合うものがあるか確認しておくことはとても大切です。

 

iDeCoの管理は、WEBを通して自分で管理することになります。よってWEBの使いやすさ、見やすさも大切になります。

またWEBでは分からない時は、気軽に相談できるコールセンター等の窓口も設定されているかも要チェックです。

 

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ネット系証券会社と銀行1社ずつピックアップして商品を選んでみました

 

では、手数料等を考慮しながら、絞り込んだネット系の証券会社と、店舗のある銀行から1社ずつピックアップして、前編でご紹介させていただきました運用スタイル別の商品選びの具体例をご紹介させていただきます。

 

いずれの組み合わせも、幅広い国際分散投資によってリスクを抑えながら安定した積立資金の成長を期待して選んでいます。

 

これが、正解!ということではありませんが、あくまでも1例として商品選びの具体的なイメージを作るための参考にしていただければと思います。

 

SBI証券

 

自分で分散投資は難しい方は「バランス」型1本に絞り込む

 

自分で分散方法を選べる方はこちら

 

みずほ銀行

 

自分で分散投資は難しい方は「バランス」型1本に絞り込む

 

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まとめ

 

今回、2社をピックアップして、商品の選び方を少し違った形で提示させていただきました。

提示させていただいた組み合わせに、新興国やREITがない場合でも、皆さんの判断でさらなる分散効果を期待して組み込むこともアリです。

また、今回提示させていただいた金融機関を推奨しているということでもありません。

ただ、どこの金融機関を選んだ場合でも、値動きの異なる幅広い投資分野に分散投資することがiDeCoでの投資成功のカギであることは意識して選んでいただきたいと思います。

 

記事・監修 寺野 裕子(ファイナンシャルプランナー)

【過去記事はこちらから】

【FPコラム】みんなの貯金事情から学ぶ!確実にお金を貯める方法をご紹介

【FPコラム】運用スタイル別にiDeCo(イデコ)のオススメ商品をご紹介【前編】

 

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