こんにちは。
東京都内でワンルームマンション投資をしている、
個人投資家兼ファイナンシャルプランナーの川井えりかです。

預金や個人年金より収益性が高く、
株式よりもリスクが低い投資信託。

満期になった定期預金を投資信託へ預け替えたり、
毎月の給与からの積立に投資信託を利用している方も多いのではないでしょうか。

話題のiDeCoNISAを活用して、
投資信託を購入する方も増えています。

iDeCoについての詳細はこちらの記事から

▶︎普通預金の15,000倍!iDeCoで利回り15%確定の積立ができる

 

NISAについての詳細はこちらの記事から

▶︎どっちがお得?!NISAとつみたてNISA、選び方・変更ガイド

株式よりリスクが低いといっても、
投資信託には価格が変動するリスクがつきものです。

ところが、
満期まで保有していると元本が返還される
定期預金のような投資信託があることをご存知でしょうか?

一般的な投資信託よりもリスクの低い元本確保の投資信託、
一体どのような商品なのでしょうか?
メリットとデメリットを見てみましょう!

国内初!円建てで元本確保の投資信託【ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド】とは?

2018年7月に販売された投資信託、
ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド2018
をご存知でしょうか?

長くて複雑そうな名前の投資信託ですが、
10年後の償還時、元本確保が見込める投資信託です。
しかもリターンは年2%程度を見込んで運用されます。

元本割れのリスクのない投資、と聞くととても安心感がありますよね。
実際、2018年9月以降は毎月販売されている人気の投資信託です。

投資信託というと、株式で運用されるものが人気ですが、
この投資信託は殆どが債券で運用されます。

預けたお金で主に米国の証券会社、
ゴールドマン・サックス社の債券を購入し満期まで運用します。

債券のしくみは銀行の定期預金に似ていますが、
金利は定期預金と比較すると高いことが多いです。
この、【ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド】は、
「クーポン」と呼ばれる利息が年0.32%程度で、期間は10年。
メガバンクの10年定期預金の金利0.01%と比較すると約32倍です。

投資信託は、保有している間【信託報酬】と呼ばれるコストがかかります。
このコストを年0.32%のクーポンで相殺するので、
コスト負担なく10年間投資信託を保有することができます。

ですが、これだけでは年2%の利益は出ません。

この投資信託は、ゴールドマン・サックス社の債券の他に、
世界中の株式・債券へ分散投資をします。
分散投資の結果、過去10年の相場でシミュレーションすると年2.3%程度のリターンが見込めます。
このリターンを元に、毎年分配金を受け取ることができます。

コストを引くと実質のリターンは年2.1%程度、
10年で21%程度の収益が見込めます。

元本確保で10年後に21%ふえるのは、
定期預金の金利や個人年金の予定利率と比較すると魅力的です。

他にはどのようなメリットがあるでしょうか?

 

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元本確保の投資信託のメリット

高金利以外のメリットを2つご紹介します。

1 円建てで元本確保
2 中途解約で利益がでる可能性あり

まず1つ目の、【円建てで元本確保】です。
最近、高金利で安全運用できる金融商品で代表的なものは、
外貨建ての生命保険や個人年金です。

10年後に30%近く増えるような高金利の商品もありますが、
注意しなくてはならないのは「外貨で増える」ということです。

1万ドルが1万3千ドルに増えても、
日本円に換算した解約金が銀行口座に振り込まれると、預けたお金の10%しか増えていなかった。

という可能性は十分にあります。

反対に、30%増えたつもりでいたが、振り込まれた額をみると50%増えていた!
という可能性も同様にあります。

つまり解約するときの為替レートが円高なのか、
円安なのかによって良くも悪くも解約金は大きく変動するのです。

これは、想定より利益が少なくなるリスクがあると捉える方と、
想定以上の利益が見込めるメリットがあると捉える方で、
好みが分かれます。

外貨建て保険にリスクを感じている方には、元本確保の投資信託は魅力的です。
なぜなら為替の変動リスクがなく、10年後に約21%のリターンが見込めるからです。

低金利の日本国内で、
円建てで元本確保の投資信託は貴重です。

さらに、2つ目のメリットは【中途解約で利益が出る可能性あり】です。

この投資信託は、途中で解約しても元本以上のお金が戻ってくる可能性があります。

定期預金を中途解約した場合は、利息は普通預金の金利に減額されます。
(元本割れをすることはありません)
生命保険や個人年金は、多くの場合、中途解約では元本割れになります。

ところが元本確保の投資信託は、
中途解約で利益がでることもあれば、元本割れになることもあります。

つまり、解約時期を間違わなければ、
満期まで保有していなくても利益を出すことが可能です。

元本確保の投資信託は、
販売時は基準価格10,000円でスタートします。

一般的な投資信託と同じく、この価格は毎営業日更新されます。
例えば、2018年7月に販売された元本確保の投資信託の現在の価格は、
10,049円で、当初と比較して0.49%増えています。(2019年2月20日現在)

ちなみにピークは2019年1月18日の10,373円です。

10年後に円建てで元本確保とはいえ、
チャートを見ると運用期間中は価格が変動していることがわかります。

満期まで保有するのが最もリスクの低い運用方法ですが、
価格をこまめにチェックして、利益が出ているときに売却する。

という一般的な投資信託と同じような運用をすることも可能です。
中途解約の際は、0.3%程度のコストがかかりますので、これ以上の利益が出ているときの売却が望ましいですね。

元本確保の投資信託は、かなりリスクを抑えて、
定期預金以上の運用ができることがわかりました。

反対に、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

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元本確保の投資信託のデメリット

お金を預けた後に「こんなリスクがあったなんて知らなかった!」
「思ったほど増えていない・・・」ということのないように、
デメリットもチェックしてみましょう。

1 ゴールドマン・サックス社の破綻
2 NISAが使えない
3 実質のリターンは1.5%程度

まず、一つ目の【ゴールドマン・サックス社の破綻】です。

株式も債券も、投資をするときは「信用リスク」がつきものです。
信用リスクとは、発行体が破綻するとお金が戻ってこないリスクがあるこということです。

この元本確保の投資信託は、
ゴールドマン・サックス社の債券で主に運用されます。

10年後に元本が戻ってくるための条件は、
10年以内にゴールドマン・サックス社が破綻しないことです。

10年後の元本確保を約束する、ではなく、
「10年後の元本確保を目指す」と表現されているのは、
この信用リスクがあるためです。

ちなみに、購入した証券会社が万一破綻しても、
投資信託は安全に管理されていますので影響を受けません。

続いて2つ目の、【NISAが使えない】ことです。
【ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド】は、
最低の購入金額が300万円です。

つまり、年間120万円が上限のNISAの枠を超えているため、
非課税投資ができません。

また、投資信託はいつでも購入できる「追加型」の商品がメジャーですが、
元本確保の投資信託は「単位型」といって、
予め設定されている申込期間中にしか購入することができません。
そのため、毎月コツコツ積立てるつみたてNISAを使うこともできません。

NISAが使えないということは、
約2.1%のリターンを元に年に1度受け取る分配金に税金がかかります。

最後に3つ目の注意点、【実質のリターンは1.5%程度】です。

【ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド】を購入してから、
10年後に元本が償還されるまでのコストや税金を考慮して、
実質のリターンを計算してみます。

まず、購入時のコストです。
購入額が1億円未満の場合、1.08%のコストがかかります。
1億円以上の場合は無料です。

1億円以上預ける資産家の方は気にする必要ありませんが、
そうでない場合は注意が必要です。

仮に、想定通りの2.1%のリターンが10年続き、
合計で21%の利益になったとします。

NISAが使えないので、ここから約20%の税金を控除すると、
21%×0.8=16.8%

さらに、購入手数料の1.08%を引くと、
16.8%-1.08%=15.72%

10年間での実質のリターンは15.72%、
つまり1年あたり約1.5%です。

どんな方におすすめの投資信託か

間違いなく言えるのは、
1億円以上預ける資産家にメリットのある投資信託だということです。
特に、高齢で元本割れのリスクを嫌う方にはぴったりです。

反対に収入のある若年層であれば、
iDeCoや生命保険・個人年金などの所得控除を活用して、
タックスメリットを受けた方が1.5%以上の確実なリターンを期待できるかもしれません。

記事・監修 川井えりか(ファイナンシャルプランナー)

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