こんにちは。

東京都内でワンルームマンション投資をしている、個人投資家兼ファイナンシャルプランナーの川井えりかです。

NISAに関する税制で、3つのことが決まりました。

・NISAは2023年で終了、2024年から「新NISAがスタート」

・つみたてNISAは2042年まで延長

・ジュニアNISAは2023年で終了

 

今回はこのうち1と2、NISAの代わりにスタートする新NISAとは?つみたてNISAはなぜ延長されるのか?についてお伝えします。

NISAに関する情報はすべて、2019年12月12日に自民党が公表した「令和2年度税制改正大綱」を元にしています。

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NISAがなくなる

NISA(一般NISA)が2023年末で終了することが決定しました。そもそもNISAは、2014年~2023年までの期間限定の非課税投資制度としてスタートしています。

ですが、NISAができたことにより資産運用を始める方が増加したため、期間を延長する要望がずっと出されていました。

ところが、予定通り2023年末で終了となったのです。NISA(一般NISA)とはどのような制度か、簡単におさらいをします。

20歳以上の方が利用できる非課税投資制度

NISAは、証券会社または銀行で口座を開設することで利用できる制度です。NISA口座を利用して、年間120万円を上限に上場株式や投資信託の購入ができます。

非課税運用期間は5年

購入した上場株式や投資信託は、購入した年を1年目として、5年目の年末までに売却して利益がでた場合、利益に対して税金がかかりません

例えば2020年1月に購入した上場株式であれば、2024年末までに売却して得た利益は非課税です。

NISAは2023年末に終了するため、2023年に購入した上場株式や投資信託は、2027年末まで非課税で運用(保有)できます。制度が終了する2024年以降は、新規の購入はできません

投資対象は主に上場株式、ETF、投資信託

NISA(一般NISA)で購入できるのは、上場株式、ETF、投資信託などです。

上場株式は、日本国内の株式はもちろん、NISA口座を開設した証券会社が外国株式を取り扱っていれば、Amazonやマイクロソフトなど、海外に上場している株式も対象です。

ETFや投資信託も、殆どすべての銘柄が対象です。「レバ」「ブル」「ベア」などの名前の付いたハイリスク・ハイリターンのETF、投資信託にも投資できます。

ちなみに、証券会社ではなく銀行でNISA口座を開設した方は、上場株式、ETFを購入することはできません。(銀行は株式、ETFの取引をしていないためです)

投資信託のみが投資対象です。このNISA(一般NISA)が、2023年末に終了し、2024年から新たに「新NISA」が設けられることになりました

NISA(一般NISA)が延長せずに終了する理由に、「人生100年時代の資産形成にそぐわない」との記載がありました。

確かに、非課税期間5年のNISAでは、5年以内に利益を出して売却することが目的になります。短期でリターンを取るためにハイリスクな投資を選択して、損失を出してしまうことも十分にあり得ます。

投資で失敗しないコツは、

・銘柄を分散する(個別銘柄ではなく投資信託)

・時間を分散する(短期ではなく長期投資)

・お金を分散する(一括ではなく定額積立)

いつの時代もどの国でも変わらず言われ続けていることです。

人生100年時代の資産形成に活用できるよう、2024年以降はNISAの代わりに「新NISA」が登場します。そして、「新NISA」または「つみたてNISA」で口座を選択します。

新NISA、別名「二階建てNISA」とは?

新NISAとはどのような制度なのでしょうか。

一言でいうと、NISA(一般NISA)とつみたてNISAをミックスしたような仕組みで、二階建てNISAとも表現されます

新NISAの一階部分はつみたてNISAと同じ

新NISAには2つの非課税枠があります。基本となるのは一階部分の非課税枠で、

年間20万円(毎月16,666円)を上限に投資信託の積立に利用できます。

購入できる投資信託は、つみたてNISAと同じく「購入手数料ゼロ」「低リスクのインデックスファンド」に限られます。新NISAで非課税投資をする方は、一階部分の積立がマストになります。

新NISAの二階部分で上場株式やETFの購入が可能

一階部分の積立を設定している方に限り、二階部分の非課税枠を利用することができます。年間102万円を上限に上場株式、ETF、投資信託の購入に利用できます。

二階部分は、一階部分では選択できない銘柄への投資や、積立ではなく一括投資にも使える投資枠です。現行のNISA(一般NISA)の仕組みに近いのが、新NISAの二階部分です。

ただし、個々の投資経験により、購入できる銘柄に制限がつくようです。具体的な基準はまだわかりませんが、投資経験の浅い方は、ハイリスク・ハイリターン商品への投資はできなくなる見込みです。

新NISAの非課税枠は122万円、非課税期間は5年

2024年にスタートする新NISAは、一階部分と二階部分を合わせて非課税枠は年間122万円、非課税期間は現在と同じ5年間です。安全に資産運用をするために、一階部分の積立枠が設けられました

これで、新NISAを選択した方も、つみたてNISAを選択した方も、毎月定額の投資信託の積立は必ずすることになります。

つみたてNISAの延長が決定!

2037年末に終了予定のつみたてNISAが、2042年まで延長されることが決定しました。つみたてNISAは、2018年にスタートした制度です。

年間40万円を上限に、最大20年間の非課税投資が可能です。

40万円×20年=最大800万円

実はこの最大800万円の投資枠が与えられるのは、制度開始の2018年からつみたてNISAを始めた方に限られていました

2019年につみたてNISAを始めた方は、2019年~2037年末までの19年間が非課税投資期間なので、

40万円×19年=760万円

2023年につみたてNISAを始めた方は、2023年~2037年末までの15年間が非課税投資期間なので、

40万円×15年=600万円

後から始めた人ほど不利になるのが問題視されていたつみたてNISAの投資可能期間が、2042年まで延長になったのです。

これにより、2019年につみたてNISAを始めた方も、2023年につみたてNISAを始めた方も、最大800万円の非課税枠を利用できます。※2024年以降に始めると、制度終了の2042年まで20年を切るため、非課税枠は800万円より少なくなります

つみたてNISAを始めようと思いつつ時間が経過してしまった方も、2023年までにスタートすれば800万円の非課税枠を利用できます。今、NISA(一般NISA)の口座を利用していて、最大の非課税枠を取りたければ2023年からはつみたてNISAに変更しましょう。

投資で儲けたい人は「新NISA」、損したくない人は「つみたてNISA」

なぜ、NISA(一般NISA)はなくなり、つみたてNISAは延長したのでしょうか?もし私がNISA制度をつくった当事者ならこう思います。

“お金を増やすためにより多くの人に資産運用をしてほしい

ハイリスクな投資で損失をだして、「投資は怖い」「二度と投資はやらない」と思われてしまってはNISAを作った意味がなくなってしまう。投資のリスクを最小限に抑えつつ、預金よりも高いリターンが出れば、保守的な日本人も資産運用に積極的になってくれるのではないだろうか・・・。“

であれば、「銘柄分散」「時間分散」「お金の分散」が自動的にできる

【積み立てで投資信託を買う】制度が一番安心安全です。

上場株式やETFなどを購入できるのが新NISAです。株式投資をしたい方や、安い時にまとめて買って高値で売って大きな利益を出したい方は、新NISAを選びましょう

非課税期間5年の間に利益を確定させることを目標に投資をしましょう投資は、買うのは簡単ですが売り時が難しいです。

「10%上がったら売る」など、事前にターゲット決めておくと感情に左右されずに投資ができておすすめです。難しいことは考えず、長い時間をかけて利回り5%前後の安定した資産形成をしたいなら、つみたてNISAを選びましょう。

新NISA、つみたてNISAを使った非課税投資の他に、

60歳まで利益が非課税掛金が全額所得控除になり節税効果

のあるiDeCoも資産運用におすすめです!

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記事・監修 川井えりか(ファイナンシャルプランナー)

 

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