キャッシュレス第二弾は25%還元!7月からマイナポイントの申込がスタート【FPコラム】

こんにちは。
東京都内でワンルームマンション投資をしている、
個人投資家兼ファイナンシャルプランナーの川井えりかです。
「コンビニエンスストアはキャッシュレス決済なら2%引き」がもはや当たり前になりましたね。
消費増税とともにスタートしたキャッシュレス決済の還元事業の第一弾は、2019年10月~2020年6月まで。
なんと今月で終了です。
そして2020年7月からは、キャッシュレス決済の還元事業第二弾、【マイナポイント】の申込がスタートします。
マイナポイントってどこで使えるの?手続きは面倒?マイナンバーカードがないと使えない?
今回はマイナポイントの概要と、利用までのスケジュールをご紹介します。
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目次
キャッシュレス第二弾は25%還元のマイナポイント!
「対象店舗」というという制限がない
キャッシュレス第一弾の「対象店舗」で「2%または5%還元」と、第二弾のマイナポイントは大きく異なります。
第二弾の概要はこうです。
「マイナンバーカードを持っている方 」が、「マイナポイントの申込」をし、「自分で選択した決済手段」を利用すると、「25%ポイント還元」
第一弾と異なり、「対象店舗」という制限がありません。
その代わり、マイナンバーカードを持っていることが必須条件です。紙の「通知カード」しか持っていない方は、マイナンバーカードに切り替える必要があります。
マイナンバーカードを持っている方は、7月以降にマイナポイントの申込をします。この申込とは、キャッシュレス決済手段を選択することです。
申込前なので正式な案内はありませんが、例えば決済手段にJALカードを選択すればJALのマイルが還元され、ペイペイを選択すればペイペイボーナスが還元されるといったイメージです。
そして9月以降に選択した決済手段を利用すると、利用代金の25%が還元されます。
還元されるポイントの上限は5,000ポイント。利用代金の上限は20,000円分です。
第二弾の還元事業は、マイナンバーカードを持っている方にとって、第一弾以上に魅力的に思うかもしれません。
対象店舗という制限がないため、例えば決済手段でペイペイを選択した方なら、ペイペイで決済可能なすべてのお店が還元対象です。
還元率も25%と、第一弾の2%または5%よりはるかに高いです。
では、このキャッシュレス第二弾を利用するための流れを順に見てみましょう。
すでにマイナンバーカードをお持ちの方は、STEP2からスタートです。
【STEP1】マイナンバーカードの発行
まず今すぐ取り掛かってほしいのが、マイナンバーカードの発行です。
マイナンバーカードは、2015年秋に郵送された通知カードから切り替えます。
紙製でカードサイズに切り取れる通知カードは、カードの下部分が「個人番号カード交付申請書」になっており 、この申請書を郵送することで切り替えが可能です。
申請書がない場合でも、スマホやパソコンから申請が可能です。
申請サイトにも記載されていますが、マイナンバーカード交付までの期間は、通常でも1カ月程度かかります。
第二弾の還元事業に合わせて申請件数は間違いなく増加しますので、早めの申請をおすすめします。
マイナンバーカードは、自宅へ郵送されるのではなく、交付通知書に記載されている交付場所へ、本人確認書類など必要な持ち物を持って、受け取りに行かなければなりません。
そのため実際手元に届くまでには、1カ月以上はかかると思っておきましょう。
【STEP2】今すぐできる「マイナポイントの予約」
マイナンバーカードが手元にある方 は、マイナポイントの申込に先立ち、マイナポイントの予約ができます。
所要時間は2~3分です。
マイナポイントの申込に必要なIDを発行する作業で、「マイナポイント」というスマホアプリをインストールします。
アプリを起動し、マイナンバーカードをスマホ端末に近づけるだけでIDが発行され、予約完了です。
あとは7月の申込開始を待つだけです。マイナンバーカードをお持ちの方は今のうちに予約をしておきましょう。
【STEP3】マイナポイントの申込は、決済手段選びが重要!
7月から、マイナポイントの申込が始まります。マイナポイントとは、25%の還元ポイントの名称です。
申込の際にポイント還元を希望するキャッシュレス決済手段を一つ選択し、マイナンバーカードと連携させます。
「25%還元は嬉しいけど、マイナポイントって、いったいどこで使えるの?」と疑問に思う方が殆どでしょう。
実際には、マイナポイントというポイントは受け取りません。
例えばマイナポイントの申込で決済手段にJALカードを選択した方は、マイナポイント=JALマイル
決済手段にペイペイを選択した方は、マイナポイント=ペイペイボーナスです。
ここまで読んでお気づきの方も多いはずです。上限5,000ポイントまで還元されるマイナポイントの価値は、申込の時にどの決済手段を選択するかで大きく変わります。
そのため、1ポイントの価値が高い決済手段選択して申込しましょう。
マイルが貯まるエアライン系クレジットカードは一般的に、1マイル=1 円以上の価値がありますから有利ですね。
【STEP4】ポイント還元は9月スタート
実際に25%のポイント還元がされるのは、9月以降の買物からです。
ポイント還元となる利用期間は2020年9月~2021年3月までですので、この期間内に申込した決済手段で20,000円以上利用すると、上限の5,000マイナポイントが還元されます。
買物の際にマイナンバーカードは必要ありません。すでにマイナポイントの申込でマイナンバーカードと決済手段が紐づけられているため、選択した決済手段でいつも通りの買物をするだけです。
還元が始まる9月までにSTEP3まで完了していれば、あとは何もすることはありません。
通知カードは5月末で廃止、マイナンバーカードへの切り替えをお早めに!
通知カードは今年5月をもって廃止
25%還元のお得なマイナポイント、上限の5,000ポイントをもらうためにすべきことはたった一つです。
すぐにマイナンバーカードの準備をすることです。
みなさん、「通知カード」は今年5月をもって廃止されたのはご存知でしょうか?
今までは住所変更や改姓があった場合、通知カードに裏書をしてマイナンバーの証明書として利用できましたが、現在、裏書対応はしていません。
そのため今後住所や氏名に変更のある方は、マイナンバーカードに切り替えないとマイナンバーの証明書として利用することができません。
通知カードを紛失した方は、通知カードの再発行もしていないため、マイナンバーカードを発行することになります。
【マイナポイントの申込開始】と【通知カードの廃止】が重なり、マイナンバーカードは多くの方が申請します。
繰り返しになりますが早めに準備をすすめましょう!
記事・監修 川井えりか(ファイナンシャルプランナー)
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