「長期優良住宅」で偽造発覚

こんにちは!マネカツ運営局の福田です。
長期優良住宅って知っていますか?
長期優良住宅とは、劣化対策や耐震性、省エネなど
一定の認定基準をクリアし、所管行政庁から認定を受けた住宅のこと。
各種税優遇のほか、住宅ローンや金利優遇などのバックアップが
充実しています。
こちら、国土交通省のQAもご参照くださいね。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000007.html
こうした優遇措置を受けるためには、自治体に申請して
「長期優良住宅」の認定を受ける必要があります。
今回のニュースは、この認定時に渡される認定通知書の偽造です。
ある住宅会社の一級建築士が、建て主に渡した認定通知書が
社内での偽造であったにもかかわらず見逃したとのこと。
管理者責任ということで1ヵ月の業務停止処分を受けたそうです。
認定通知書が偽造だったということは
前述の優遇税制などの特典が使えなくなるということですよね。
これが我が身だったらと想像してみてください…。
長期優良住宅ローン控除や登録免許税、
不動産取得税、固定資産税に軽減措置が設けられていますから、
軽減されていたこれらの税金を追加で払わなくてはならなくなったと
想像できます。それから延滞税も。
ほかにも、ローンや金利優遇などの対象にもなっていますし、
売却時の評価額もきっと変わってくるでしょう。
申告も修正しないといけないかもしれない。
これ、怖い話ではなくて、現実に起こったことです。
偽造、許せません。