貯蓄から投資へ ~アメリカ人がハイリターンな金融商品に投資する理由~

こんにちは!マネカツ運営局の中山です。
今日は国境を越えた資産運用のお話をします。
日本では、昔から今も、貯蓄や元本が保証されている金融商品や年金を中心とする資産運用が主流となっていますが、果たして海外ではどのような資産運用が行われているのでしょうか。 アメリカを例に比べて見ましょう。
アメリカ人はギャンブラー?
日本では個人金融資産として1645兆円あると日銀の2014年度6月末に発表された資金循環統計に記されており、その中でも現金・預金が53.1%、保険が26.8%、株式投資が9.1%、投資信託が5%となっています。
一方アメリカにおける個人金融資産は約6400兆円、その資産構成比は現金・預金が14.5%、保険28.8%、株式17.7%、投資信託11.9%となっています。
この資産構成から、アメリカではリスクが高いが、リターンも高い金融商品に投資している人が多いことがわかります。
アクティブさの理由、そこから学ぶこと
なぜアメリカ人の投資に対する姿勢はこうもアクティブかつアグレッシブなのでしょうか。1ついわれているのがアメリカ人の性格と関連しているといわれています。
2004年の日興コーディアル証券が出している『日米の55~69歳の主婦に聞く「リタイア後の生活費と資産運用」日米比較意識調査レポート』によると、日本の主婦は定年後の生活に対して「憂鬱である」または「夢は特にない」と答えた人が多く、夢を持っている人は3人中1人(30.7%)なのに対し、アメリカ人は「夢がある」と答えた人が3人中2人(59%)であった。具体的にその夢の中でも旅行をしたいと思う人が多いようです。
このようにアメリカ人は定年後の生活を楽しみにしている人が多く、また夢に向かってお金を管理している人が多いということが見受けられます。そういった夢があるからこそ資産運用がアメリカでは身近であるとも考えられます。
あなたは、仕事以外にやりたいことがありますか?
もしあるのであれば、今から投資をはじめることが、時間のある定年後に実現の一助となるかもしれません。あなたも夢に向けた投資を始めてみませんか?