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M life 記事

投資 2014.10.30

投資の知恵の使い方 2 -「現状維持バイアス」-

 

こんにちは!マネカツ運営局の菊地です。

前回の記事では、家庭をとりまく環境が芳しくないので引越しを提案する夫と、今の家に特にこだわりがあるわけでもないのに、マイナスの可能性ばかり考えて引越しに否定的な妻の会話を見ていただきました。そして、そこには「現状維持バイアス」という心理作用が存在しているというお話をしましたね。

さて、それでは「現状維持バイアス」とは一体どのようなものなのでしょうか?

 

現状維持バイアスとは?

大きな状況変化ではない限り、現状維持を望むバイアス。未知なもの、未体験のものを受け入れず、現状は現状のままでいたいとする心理作用のこと。

出典:はてなキーワード「現状維持バイアスとは」

とあります。よく「明日からダイエットしよう」「来週こそはジョギングを始めよう」と、明日になっても来週になっても来年になっても言い続けている人がいる(自分のことかもしれませんが(笑))のも、「現状維持バイアス」によるものです。

今回のケースでは、妻は、家庭をとりまく環境に様々な問題があるにもかかわらず、おそらく本人にとっては大きな変化だと感じられなかったことによって、引越しをしないという意思決定をしようとしています。商店街との距離や築年数など同じ条件のと土地に住みさえすれば、現状と比較してマイナスになる可能性はほとんど無いにも拘らず、むしろプラスになる可能性が多分にあるのに、です。

なぜ妻はこのような意思決定をするにいたったのでしょうか?

順を追って見ていきましょう。

 

 授かり効果

よく現状維持バイアスと関連して言及されるものに、「授かり効果」というものがあります。

授かり効果とは、

自分の持っているものを高く評価し、手放したくないと考えること。自分がすでに持っているものを高く評価してしまうのは、それを失うことによる損失を強く意識しすぎてしまうのが一因とされる。

出典:コトバンク「授かり効果とは」

とあるように、今回の妻の場合だと、現状の立地、周辺施設との距離、建物の外観、築年数、或いは地域商店でのポイントカードなど、現在自分が所有しているモノ・関係を実際以上に高く評価し、それを一時手放すという損失を(無意識的に)強く意識し回避しようとしたのだと考えられます。

近年の研究によれば、モノを手放す際に、そのモノの値段として妥当だと感じる額は、モノを手に入れる際に感じた額の約7倍にもなるということがわかっています。

 

さて、今回はこのへんまで。次回は人間の「損失を回避する」という傾向について考えてみましょう!

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