マネカツ~女性のための資産運用入門セミナー~ マネカツ~女性のための資産運用入門セミナー~

MENU
  • マネカツのfacebookページ
  • マネカツのtwitter
 » 投資の知恵の使い方 3 - 損失回避性 –のメインビジュアル  » 投資の知恵の使い方 3 - 損失回避性 –のメインビジュアル

M life 記事

投資 2014.11.6

投資の知恵の使い方 3 - 損失回避性 –

 

こんにちは!マネカツ運営局の菊地です。

1 -「別にいいや」を考える –

2 -「現状維持バイアス」-

といった前回までの記事の中で、人は未知のコトや未体験のモノ、変化を好まない傾向があり(=「現状維持バイアス」)、そこには「授かり効果」といって、自身が現在保有しているモノ・コト・関係を実際以上に高く評価してそれらを手放したくない、損失を回避したいという性向が関わっているというところまでお話しました。

それでは、「損失を回避したい」という人間共通の傾向について、もっとよく考えてみましょう。

 

利益と損失の感じ方

突然ですが、深夜3時に

「おめでとうございます!以前応募いただいていた車が当たる懸賞に見事当選されたので、今すぐ取りに来てください!今来ないと当選は無効になります!」

と電話が掛かってきたらどのように感じるでしょう。車がもらえるとはいえ、そんな時間の電話は非常識だと思うでしょうし、起こされたことで苛立つ人が多いと思います。

 

一方、深夜3時、

「大変です!あなたの車から煙が出ています!」

という内容だったらどうでしょうか。すぐに駆けつけるのではないでしょうか。そして、苛立つどころか、むしろ電話をくれた人に感謝するのではないでしょうか。

 

上記の比較に関して、当たり前のことを言っているかのように思われるかもしれませんが、どちらも、あなたの所有する価値に対してもたらされる変動は「車1台」です。

このように、人々は額・価値が同じだったとしても、手に入れる喜び(利益)より、失う恐怖(損失)の方を大きく感じて、回避しようとする傾向があるのです。

これを人の「損失回避性」と呼びます。

 

プロスペクト理論

さて、この「損失回避性」に関連して、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンという人の研究した「プロスペクト理論」というものを紹介します。…とはいえ、元の研究は専門的で難しいので、この研究の基となった簡単な実験をみてみましょう。

実験1

① 100%の確立で100万円がもらえるくじ

② 50%の確立で0円、50%の確立で200万円がもらえるくじ

どちらも期待値(確率的に期待される「見込み」のこと)は100万円ですが、7割以上の人が堅実に100万円がもらえる①を選ぶことがわかっています。

実験2

① 100%の確立で100万円の罰金を支払うくじ

② 50%の確立で0円、50%の確立で200万円の罰金を支払うくじ

実験1の結果を前提に考えると、この場合も堅実に損失の小さい①を選択する人が多いのかと思いきや、実験1で①を選んだ人も含めて殆どの人が、ギャンブル性の高い②を選択するということがわかっています。

人々は直感的・本能的に、利益を目の前にすると、利益を逃すという損失を回避しようとし、損失そのものを目の前にすると、例え可能性が低くても、損失を回避しようとする。ということをこの実験は示してくれていますね。

 

さて、長くなってしまいましたが、次回は、ここまでの3つの記事を踏まえて、投資に対してどのようなマインドで向かうべきなのか、一緒に考えていきましょう!

記事一覧に戻る
記事一覧に戻る

高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け 高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け

セミナー一覧を見る