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投資 2018.3.30

【FP監修】どの投資信託 を選べば良いの?押さえておきたい投資信託の種類

 

「投資信託に興味はあるのだけど、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからないの」という方は多いのでは?確かに投資信託って種類が多すぎて迷ってしまいますよね。そこでこの記事では、投資信託を「運用方針」や「投資対象」などいろいろな方法で分類し、それぞれどのような特徴があるのかをわかりやすく説明していきます。

 

私にぴったりの投資信託はどれ?

 

「投信信託を買ってみよう!」と思ってパンフレットを開いてみたら、「追加型投信/海外/不動産投信/インデクッス型」といった風になんだか難しそうなフレーズがいっぱい並んでいてチンプンカンプン。結局、どれを買えばいいのかよくわからなかったという経験をしたことはありませんか?実は誰でも最初は同じような経験をしているものなのです。

 

でも、心配はいりません!摩訶不思議な魔法の言葉も、ひとつひとつ読みといていけば、実はそんなに難しくないのです。これから一緒に勉強して、魔法の言葉を解読できるようになりましょう。言葉の意味さえ分かれば、自分に合ったぴったりの投資信託を選べるようになります。

 

きっと、最後までこの記事を読めば、どの投資信託を購入すればいいのか自分で判断できるようになっているはず。是非、最後までお読みください。

 

投資信託にはどんな種類がある?

 

投資信託にはいろいろな種類がありますが、いきなり全部を並べても混乱するだけ。そこで、投資信託を「役割」「購入方法」ごとに分類してみました。これならば、わかりやすく学べるはず。いきなり全部を覚えなくてもいいので、ひとつずつ確実に意味を理解していきましょう。

 

いつでも買えるのか?

「投資信託って、いつでも買えるの?」と疑問の方も多いはず。投資信託はいつでも買えるもの購入期間が決まっているものの2種類に分かれています。いつでも買えるのは、追加型(オープン型)投資信託。購入期間が決まっているものは単位型(ユニット型)投資信託と呼ばれています。では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

・追加型(オープン型)投資信託

追加型投資信託は「オープン型投資信託」とも呼ばれ、いつでも購入することができます。また、いつでも解約(売却)できるタイプの投資信託です。

募集期間中は価格が決まっていますが、その後は価格が変動。当然、価格が上がった時に売れば利益になりますし、下がった時に売れば損失になります。投資信託の基本は、分配金と売却益で儲けることです。価格が上がりそうな銘柄を見極めて購入できるようになりましょう。

 

・単位型(ユニット型)投資信託

単位型投資信託は「ユニット型投資信託」とも呼ばれていて、募集は最初だけです。自由に解約できるものと、解約には条件が必要なものがあります。募集期間は最初だけで、追加で購入することはできません。

単位型は、さらに「定時定型」「スポット型」投資信託の2種類に分かれます。定時定型投資信託は、毎月同じ内容のものが販売されるタイプ。スポット型は、投資者のニーズや経済状況などに応じてその都度販売されるタイプの投資信託です。

 

どこの国を投資対象としているのか?

「どこの国を投資対象としているのか?」によって分類することもできます。基本的には「国内」「海外」の2種類。もちろん、一口に海外と言っても様々な国があります。国内と海外の両方を投資対象にしている商品は「内外」と呼ばれています。

 

・国内株式型投資信託

主として日本国内の株を70%以上組み入れて運用される投資信託です。

 

外国株式型投資信託

主に海外に投資している投資信託です。「米国」「イギリス」「インド」「中国」など個別に集中して投資対象を絞っていたり、世界中の株や為替に投資する「グローバル型」や、アジアなどの新興国に投資する「エマージング型」と呼ばれるものもあります。

 

外国株式型投資信託は国内型投資信託に比べて、利回りの良い傾向にあります。ただし、利回りの高さはそのままリスクの大きさにつながります。ある程度のリターンも期待しながらもリスクを下げる国内外への「分散投資」を意識して上手く組み合わせましょう。

 

外国株式だけでなく、国内株式や不動産や債券といった値動きの異なる投資分野を組み合わせることである程度のリターンも期待しながらもリスクを下げる効果が過去の実績からも期待できます。

 

どのような運用方針なのか?

投資信託は運用方針によっても分類することもできます。基本は「インデックス型」「アクティブ型」の2つです。

 

・インデックス型

インデックス型は、日経平均やTOPIXなどの指数に連動させて動くことを目指し投資方針です。日経平均株価など指数に連動するように切開されているため、手数料が低く抑えられています。

 

・アクティブ型

インデックス型に対してアクティブ型という投資信託もあります。アクティブ型は、プロのトレーダーが独自の企業調査や分析で判断して、市場の平均よりも大きな利益を狙って行く方式です。たとえば、「ここ数年IT企業が伸びていくだろう」とトレーダーが判断してIT関連企業の株を多めに購入するといったことができます。けれども、人が関わる分、インデックス型よりも通常コストが高くなるのが一般的です。

 

一見すると積極的に利益を取りにいく為、アクティブ型の方が、儲けが多くなりそうに思われるかもしれませんが、意外とそうとも言い切れません。利益を出すことを狙っていくのであたる時もあれば外れる時もあり、インデックス型よりも値動きは大きくなる傾向があると言われています。やはり、支払う手数料以上にプロのトレーダーが利益を出せているファンドが少数派なのも現状です。

 

何を投資対象としているのか?

投資信託は、株や債券など投資対象によっても分類可能。ここでは代表的な「株式投信」「公社債投信」「不動産投信」「バランス型」の43つを紹介しておきます。

 

・株式投信

株式投信はわかりやすいのではないでしょうか。名前の通り株式を対象とした投資信託です。インデックス型もアクティブ型もあります。

 

たとえば「日経225インデックス」が株式投信にあたります。「日経225」とは上場されている企業の中から代表的な225社を日本経済新聞社が選んだもので、株式の指標としてよく使われているものです。この日経225に連動させることを目指した投資信託が、日経225インデックスです。

 

・公社債投信

公社債投信とは 株式を一切組み入れず、債券の中でも国債や地方債等の安全性の高い公社債を中心に運用する追加型の投資信託です。公社債ならば、大きな損失を出す可能性は低いので、安定した運用が期待できます。

 

・不動産投信(REIT)

不動産投信は、土地や建物をメインに投資する投資信託のことです。たとえば、マンションを購入して賃貸料で利益を上げるとか、都心にオフィスビルを建築して売買益を得るといった方法が考えられます。またリスクを分散するために、いくつもの土地や建物にわけて運用するのも投資信託においてはよくある手法です。

 

・バランス型

バランス型は前述の株式や債券や不動産等様々な資産投資をあらかじめ決められた配分で組み合わせて運用する投資信託です。たとえば、「安全な日本の国債」と「リスクは高いけれど利率も高い海外債券」を組み合わせて運用するといった商品もあります。バランス型にも運用方針により「インデックス型」と「アクティブ型」がありあます。

 

もらえる分配金の回数は?

もらえる分配金の回数によって、分類する方法もあります。「毎月分配型」「年1回分配型」等分配のタイミングは商品によりさまざまです。数か月ごとに分配金が受け取れるものや、分配金が全く支払われない「無分配型」などもあります。

 

・毎月分配型

毎月分配型は、名前の通り毎月分配金がもらえる方式です。お小遣い感覚でお金がもらえるので人気のある商品のひとつとなっています。ただし、分配金を支払うということはそれだけ運用資金が減ってしまうということにもなるので、長期の運用では損になることもあります。目の前の収入に目を奪われるのではなく、数年後にどちらがより利益を上げているのかで判断するようにしましょう。

 

・年1回分配型

年1回分配型は、年に1回しか分配金がもらえません。毎月分配型に比べると損をしているように思えるかもしれませんが、分配金にあてる資金を運用に回しているので、複利効果を活かしてより多くの利益を上げることが期待できます。

 

◆その他の投資信託

それ以外の投資信託をまとめて紹介していきます。耳慣れないワードも多いでしょうから、実際に投資信託を購入する際やわからない言葉を目にした時にその都度意味を調べるといった使い方でも構いません。ひとつひとつ着実に覚えていきましょう。より多くの知識を得ることは、投資においてより有利になります。

 

・MMF

MMFは前述の公社債投信に分類されます。MMFとは、マネー・マネージメント・ファンドの略。安全性の高い公社債を中心に運用する投資信託です。元本が保証されているわけではありませんが、元本割れする可能性は低いと言われていました。ところが、日銀のマイナス金利政策が響いたこともあり、利益を出すことが難しくなってしまった為、現在(2018年3月現在)日本でMMFを販売している会社はありません。ただし、日本の証券会社でアメリカやカナダなど海外のMMFを購入することは可能です。

 

・MRF

MRFも前述の公社債投信に分類されます。MRFはマネー・リザーブ・ファンドの略。MMFと名前が似ていますし、サービスの内容も似通っています。こちらも安全性の高い投資先を中心に運用される投資信託です。

 

MRFは証券会社にとっては普通預金にあたるものです。MMFとの違いは、手続きがあるかないか。MMF購入するのに買付のための手続きが必要ですが、MRFの方は証券会社に入金されると自動的にMRFに入金資金が入り運用が開始されます。利用者からすれば、銀行の預金と同じ感覚に感じられるでしょう。また、MMFでは購入後30日以内に解約する場合は手数料が必要でしたが、MRFではそのようなことはありません。

 

ただし、マイナス金利の影響もあり、現在(2018年3月現在)日本の多くの証券会社ではMRFの利回りはゼロとなっています。最近ではMRFの取扱を中止する証券会社もでてきています。

 

・ETF

ETFとは、上場投資信託のことです。商品内容的には、インデックス型投資信託と同じですが、投資信託の1種で、証券取引所に上場されているため、現物の株式と同様に、その時の時価で買ったり売ったりできます。また株式と同様、成行や指値を自由に選んで売買注文ができるのも特徴です。

 

ETFは手数料も安く、自動で分散投資しているようなものなので、メリットは多くあります。最近は、日本の株価指数に連動するタイプ以外にも、海外株式や海外債券等の指数に連動するタイプなどが登場し多様化が進んでいます。

 

ただし、普通の投資信託は1口100円程度から購入できるものが多いのに対して、ETFの場合は1万円から。ものによっては1口数万円以上という商品もありますので最低購入金額は確認して検討しましょう。

 

・中期国債ファンド

中期国債ファンドは、名前の通り「中期国債」を中心として運用されている投資信託です。株式を全く組み込まず国債をメインに運用しているので、非常に安全性が高いのが利点となっています。逆を言えば、大きく利益を上げるのは難しい投資方法。購入から30日を過ぎれば手数料なしで解約できるので、銀行の預金と同じような感覚で利用することが可能です。

 

しかし、日銀のマイナス金利導入後、組み入れ資産の利回りが低下し運用が難しくなったため、2018年4月現在では中期国債ファンドの運用は行われていません。

 

・長期公社債投信

「長期公社債投信」は、株式を全く組み込まずに公社債を中心に運用する投資信託です。公社債とは、国や地方の債権。つまり、国や都道府県などの借金ですので比較的安定性であるのが魅力です。利率は低めに設定されていますが安定的な利回りが確保できる商品といえます。

 

サービスの内容的には「中期国債ファンド」と似ています。長期公社債投信の方は募集期間が決まっているのでいつでも購入できるわけではありません。一番はじめの募集期間と年に一度の決済のあとに募集期間があります。

 

・外貨MMF

外貨MMFは、ドルやユーロなど外国のお金に両替して、そのお金で海外の債券に投資する投資信託です。投資する債券は安全性の高いものに限られているので、円高による為替リスクは伴いますが、比較的低いリスクで運用することが可能で高い利回りが期待できます。

 

たとえば、一般に外貨預金比べて為替手数料は安く、利率も外貨預金よりも高いので、そういう意味でもお得です。

 

・コモディティファンド

「コモディティ」とは、金属や穀物などのこと。たとえば、金やプラチナなどの金属。大豆やトウモロコシなどの農産物。さらに、石油やガソリンもコモディティの一種です。

 

株式や債券のように企業や国の信用力による価値の裏付けではなく、各コモディティそのものに価値を持っています。企業や国の将来に不安を感じられている投資家には、投資対象として選択肢に入ってくるでしょう。

 

しかし、農産物は天候などの条件により収穫量が変わりますし、金などの金属は世界情勢により大きく価格が変動します。また、石油も埋蔵量や採掘量に影響を受けるので価格変動が激しい資源です。よって、コモディティファンドは、大きく利益を上げられる可能性があると同時に大きな損をする確率も高いハイリスクハイリターンの商品と言えます。

 

・ヘッジファンド

ヘッジファンドとは、いろいろな投資方法を組み合わせて利益を上げる投資方法。利益追求を最優先にしているので、相場に関係なく利益を上げることが可能。たとえば、株価が全体的に下がっている時期でも、ヘッジファンドならば逆に株の値下がりを利用して儲けることを狙うわけです。また、そのような投資を行う会社そのものを指す場合もあります。

 

ヘッジファンドは、その名の通りリスクをヘッジ(回避)しながらお金を運用する手法なので、さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がってもリターンを目指すことを目的とした商品といえます。ただし、運用のために数億とか数十億円といった金額が必要なので、まとまった資金を持っている人や会社にしか行えませんでした。

 

最近では個人でも気軽に投資できるヘッジファンドもでてきています。

 

投資信託の種類を学んで、自分に合ったものを購入しよう!

 

いかがでしたか?投資信託にも数多くの種類や分類方法があり、それらの分類方法が組み合わさってさらに複雑になっていることがわかっていただけたのではないでしょうか。

 

ただし、一見複雑に思える投資信託も、基本からひとつひとつ学んでいけばそこまで難しいものではありません。投資信託の仕組みや種類を覚えれば、どの商品にお金を投じれば良いのかも自然にわかるようになってきます。投資信託の種類を学んで、自分に合ったものを購入できるようになりましょう。

 

監修者:寺野 裕子(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

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