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M life 記事

お金 2018.5.16

【FP監修】資産運用の種類をリスク・リターン別に紹介!初心者・少額向けの情報も!

 

一口に資産運用と言っても、方法は何種類もあります。高いリスクをとってその分高いリターンを狙える方法もありますし、できるだけ元本を減らしたくないのでリスクが低い商品で運用したい人もいることでしょう。人によって運用したい商品はさまざまですので、ここではハイリスク・ハイリターンの運用方法もローリスク・ローリターンの運用方法もまたはミドルリスク・ミドルルターンの運用方法もまとめて紹介します。

 

資産運用とは

 

資産運用とは、自身の保有する貯金や不動産などの資産を効率的にふやすことです。その方法には株式投資や債券投資を始め、不動産投資やFX(外国為替証拠金取引)など投資対象もリスクもさまざまです。

 

資産運用の目的

運用の目的は繰り返しになりますが、持っている資産をふやすことです。仮に持っている現金を銀行にも預けず家に持っているとしたら、そのお金は全くふえません。これをタンス預金と言います。タンス預金は、ふえないどころか、物価が上がっていくとその現金の価値は減ることになります。物の価値が上がっていく時は、現金で持つよりも、物に換えた方が有利となります。時が経つことにより価値が変わることを利用して持っている資産をうまくふやしていくことが目的とも言えるでしょう。

 

資産運用で得られる収入(利益)

 

資産運用によって得られる収入はどのようなものがあるかを説明します。

 

インカムゲイン

銀行に預金をしていると利息がつきます。預金利息のように、運用している資産を持ち続けることで得られる利益をインカムゲインと言います。株式や債券に投資していても配当金や利息を得ることができます。これもインカムゲインです。投資金額に対して年間で得られるインカムゲインの割合が投資利回り(年利回り)となります。

 

キャピタルゲイン

株式は値上がりや値下がりが比較的激しい商品です。1000円で買った翌日に1200円になる場合もあり、そこで売却すれば200円の利益を得ることができます。このように、運用資産を購入した時と売却した時との差額で稼ぐ利益をキャピタルゲインと言います。値動きがあるものほど利益は大きくなりがちです。当然、株式の価値が下がって損失を被ることもありますので注意が必要です。

 

 

資産運用方法の種類は大きく3つ

 

それでは、資産運用を始めようと思ったときにどんな方法があるのか。代表的な資産運用方法を3つ紹介します。

 

銀行の金融商品で資産運用

銀行と言えば思い浮かぶのが預金です。銀行の金融商品には、普通預金以外にも定期預金、外貨預金、投資信託があります。預金以外では、債券を購入することができ、債券にも国債と外国債というものにわかれています。

※外国債は、銀行と提携している証券会社に口座を開設することで購入可能になります。

 

銀行の金融商品で資産運用を始めるにはまず普通預金口座を作る必要があります。普通預金口座を作りましたら、債券口座や投資信託口座を開くことにより、それぞれ債券や投資信託の取引ができるようになります。銀行の金融商品は預金等のローリスク商品からハイリスク商品まで多様です。債券や投資信託の積み立てなどで無理なく資産の形成をできることがメリットです。

 

不動産投資で資産運用

一口に不動産と言っても、土地だけでなく、一戸建て、マンション、アパート、オフィスビル、倉庫、区分マンションなど種類は多岐に渡ります。都心に購入するのと地方に購入するのとでは、期待できる賃貸収入や値上がり益に違いがあります。現物の不動産に投資する以外に、REIT(不動産投資信託)に投資することも広い意味で不動産投資と言えるでしょう。

 

不動産投資を始める方法としては、まずは不動産の分譲や仲介をしている業者に相談することが考えられます。その前にインターネットで投資物件を検索して良い物件があれば、その物件を取り扱っている業者に資料を送ってもらい、さらには現地を見学したりローンの相談をしたりするのが一般的でしょう。

 

今はネット上で物件を十分に見ることができますので、検索で気に入っていきなり買いたい物件を決めるのもありかもしれません。不動産投資は、一般的にはミドルリスクミドリルリターンといわれています。預金や債券じゃ物足りないが、株式やFXは怖いという人には安定して比較的高い利回りを出せる不動産投資が魅力に映るでしょう。

 

オンライントレードで資産運用

インターネットの発達によりパソコンやスマートフォンでの積極的な金融商品の取引が個人でもできます。株式やFXなどチャートに1日中張り付いて売買を繰り返すことで、高いリターンを得ることも夢ではありません。

 

まずは証券会社やFX会社で口座を開いてトレードを始めることができます。FXや株の信用取引での一番の魅力は、口座に入れたお金(証拠金)の何倍もの以上の取引ができることです。レバレッジをかけるともいわれます。例えば、10万円で10倍のレバレッジをかけて100万円の取引をした場合、リターンも10倍で返ってくることになります。

 

ただし、予想と逆の相場になった時は損失もそれだけ多くなり、元本以上の損失が発生することがありますので注意が必要です。高いリターンに飛びついて多額の損失を出さないように慎重な運用が必要です。

 

資産運用の種類をリスク・リターン別に紹介

 

それでは、それぞれの資産運用の方法をリスク・リターン別に紹介していきましょう。

 

ローリスク・ローリターンの資産運用

低いリスクであれば、リターンもそれなりですが安全性はあります。ローリスク・ローリターンの資産運用方法を見ていきましょう。 

 

銀行預金

ローリスク・ローリターンと言えば銀行預金。1000万円以内の元本と利息は、預金保険制度により、銀行が破綻しても保証されます。

※外貨預金等、預金保険制度対象外のものもあります。

 

銀行に口座を開いてお金を預けることで利息がつきます。ただし、今はマイナス金利という政策のため空前の低金利です。普通預金ですとほとんど利息がつかないと言って良いでしょう。安全性はありますが、利益を得るという点では物足りない運用かもしれません。

 

個人向け国債

国が発行する債券を国が個人で保有することを促進するために導入した商品が個人向け国債です。1万円単位で始められ、購入して1年を経過すれば中途換金もできるなど、個人の方が購入しやすいようにさまざまな工夫が盛り込まれています。

 

個人向け国債には変動金利型10年満期、固定金利型5年満期、固定金利型3年満期の3種類があります。金利の下限は0.05%で年2回利子を受け取れます。最低1万円から1万円単位で購入することができ、償還金額は額面金額100円につき100円(中途換金時も同じ)です。普通預金に比べれば高い金利でリスクも低いですので運用初心者が始めやすい資産運用方法と言えるでしょう。

※中途換金時は、直近2回分の利子相当額(税引き後)が差し引かれます。

 

出典:個人向け国債商品概要 : 財務省https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/main/outline/

 

ミドルリスク・ミドルリターンの資産運用

預金ほどリスクが低いわけでもなく、FXや仮想通貨ほどのリスクが高いわけでもなく、それでいてそこそこのリターンを狙えるミドルリスク・ミドルリターンの資産運用方法です。ある程度の預金が貯まったら余剰資金でさらに積極的な運用をしていく人に向いています。

 

株式投資

株式投資はハイリスク・ハイリターンとも言われますが、付き合い方を工夫すればリスクを減らすことができます。投資できる銘柄には、誰もが知っている超大手企業もあれば、設立して数年の企業もあります。証券会社で口座を開設して、気に入った銘柄に投資することができます。多くの銘柄は100株単位で購入できます。

 

まとまった金額がない方でも、証券会社によっては毎月積み立て(るいとう)をして資産をふやすことができます。積立であれば、投資しようとしている銘柄の株価が高い時も安い時も同金額買い付けることによって、高値づかみを少なくできます。一度に複数の銘柄の積み立てができたりしますので。リスクを分散することもできます。

 

他にも、ミニ株という購入方法が可能な証券会社もあります。100株単位で買う銘柄でも、ミニ株なら10株単位、1株単位で投資をすることができます。保有していれば年1回から4回ほど配当を出す企業があり、インカムゲインを得ることができます。また、買い付け価格より上がった時点で売却すればキャピタルゲインを得ることができます。1日で数十パーセント上がる場合もあるのでその場合はハイリターンと言えるでしょう。

 

ただし、企業の不祥事や経営がうまく行かなくなり、株式価値がほぼ0になる可能性もありますので注意が必要です。一つの銘柄に集中投資をせずに、さまざまな銘柄や国の株式に投資し、少しずつ投資して時間も分散すればリスクが低くなり、ミドルリスク・ミドルリターンの運用に近づくでしょう。 

 

不動産投資

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンといわれています。一戸建てやアパート、区分マンションなどの現物不動産を購入し、貸し出すことによって家賃収入を得る運用方法です。

 

土地の値上りや、リノベーション(大規模改修)をして建物の価値を上げることで、購入時よりも高い値段で売却してキャピタルゲインを狙うこともできます。しっかりと需要のある物件を狙えば、客付けも困ることは少なく安定した家賃を得ることができ、比較的高い利回りを狙えます。

 

ただし、災害に遭って不動産の価値が下がったり、入居者が入らず経費ばかりかかり赤字になったりするケースもありますので、しっかりと需要のある物件を手に入れることが重要です。不動産は高価な物ですので借入をして購入する場合も多々あります。その場合は、借金をし過ぎてしまうと、家賃が思うように入らなかった時に破産に追い込まれかねません。前もって資金計画を立て、不動産以外の収入でも借入金が返済できるようにしましょう。

 

投資信託

銀行でも証券会社でも購入することができる投資信託は、国内外問わず株式や債券を組み入れて、それ自体分散投資ができている金融商品です。多くの銘柄に分散投資しているので、個別銘柄に投資をするよりリスクが低く、かつ株式も組み入れることによってリターンを高めることができます。

 

国内の銘柄だけに投資する国内投信もあれば、外国の銘柄にに投資する外国投信もあります。リスクとリターンのバランスの異なる多様な銘柄の中から選ぶことができます。投資信託も配当(分配金)を得ることができますし、値上がりを期待することもできます。

 

REIT(不動産投資信託)

REITは不動産投資信託という名の通り、不動産の分散投資を可能とした商品です。一個人が購入するには高額な不動産を、ファンドにして小口に投資できるようにすることにより、多くの銘柄分散投資をすることもできます。

 

配当も株式に比べ高いことも多く、キャピタルゲインも狙えます。投資する不動産投資法人は、資本以外に借入をして不動産を購入できます。経営がうまく行かないと投資法人が破綻して、持っている証券の価値が大きく減少するのでその点は注意が必要です。

 

外貨預金

普通預金が円を預け入れる運用であるのに対して、外貨預金はその名の通り外貨を預け入れる運用方法です。例えば円を米ドルに替えて預金すると米ドルに対して金利がつくことになります。今は、円に比べて米ドルの預金利回りが高いので有利と言えそうです。

 

ただし、円から外貨にする、外貨から円に戻すとなると、為替手数料がかかり、預入時よりも日本円での価値が変わる為替リスクがあります。1ドル100円で預け入れたのに、預金から引き出すときに1ドル90円になってしまうと10%損失が出ますので、その点は円建ての普通預金と違うことに注意が必要です。

 

預金利回りが普通預金に比べて高めであることと、為替が円高に触れたならば円安になるのを待ってそのまま保有をしていれば損失にはなりません。通常、株式投資に比べるとリスクは低いです。

 

外国債券

外国債券は、外国で発行された債券に投資するもので、国内債券に比べるとかなり高い利回りを期待できることがあります。また、為替差益も狙うことができます。逆に言えば為替差損もあるので注意が必要です。政治情勢などが不安定な国の債券は、高い利回りであっても為替差損などで大きな損失が発生する場合もあります。

 

米国債のように、高い債券格付けを持ちながらも現在の利回りは日本の国債よりも高いものもあります。格付けが高い債券は、リーマンショックなどの経済危機的な時期を除けば、ミドルリスク・リターンの代表的商品と言えるでしょう。

 

ハイリスク・ハイリターンの資産運用

では、高いリスクを取ってでも高いリターンを得たい人はどのような資産運用法があるのでしょうか。

 

FX

FXは、外国為替の変動や日本と外国との金利差に着目して利益を得る資産運用法です。元本(証拠金)を担保にして、元本の何倍もの外貨を購入することもできます。例えば、元本の10倍で運用したらリターンも10倍です。

 

リターンが10倍ならリスクも10倍ですので、一瞬で元本以上の損失を被る可能性もあります。よって、どこまでリスクを受け入れるかも含めたコントロールが重要です。また、高金利国と低金利国との利率の差に着目し、インカムゲインを得ることができます。(例えば、日本円を売って米ドルを購入した場合)

 

仮想通貨投資

最近では「億り人」と呼ばれるハイリターンを獲得している人を生み出しているのが仮想通貨です。仮想通貨専用の取引所で口座を開設して、取引することができます。ビットコイン(BTC)は2017年12月には一時1BTCあたり255万円に達しました。そもそもは無価値に近いものが上がったものですので、当初から保有していた人は途方もない金額を稼いだことになります。

 

価格が非常に乱高下する商品であり、先行きがどうなるかも読みにくい商品ですので、ギャンブルに近いようなハイリスク・ハイリターンの側面もあります。紙幣や不動産と違って価値の裏付けとなるものがなく、システムに依拠した商品ですので、セキュリティが重要です。

 

ご心配な方は、ハードウォレットと呼ばれるフラッシュメモリのような媒体や仮想通貨を管理している団体の用意しているウェブ上のウォレット等で保管するとよいでしょう。取引の際のID、パスワード、仮想通貨の復元フレーズは必ず控えておいてください。各仮想通貨で異なるので購入前によく調べる必要があります。

 

先物取引

先物取引とは、将来の定められた期日に特定の商品(原資産)を現時点で取り決めた価格で売買することを約束する取引です。

 

出典:先物取引とは 日本取引所グループhttp://www.jpx.co.jp/derivatives/futures/outline/

 

株式の現物取引と違って、取引できる期間が決まっています。売りからスタートすることがで株取引きと違って取引できる期間が決まっており、売りからスタートすることができます。FXと同様、レバレッジを利用して10倍の取引もできますので高いリターンを獲得できる可能性があります。

 

この場合は、元本(証拠金)を担保にして、先物を売ることになります。売った先物は取引の期限までに買い戻すことで利益や損失が確定します。FXと同様、レバレッジを利用して元本の何倍もの取引もできます。高いリターンを獲得できる可能性も、元本以上の損失が出る可能性もあります。

 

 

初心者の人が少額から始められる資産運用の種類

 

株式投資

株式投資は、好きな株式(銘柄)に投資して、仮に投資先が倒産してしまっても買った時の金額以上に損失が出ることはありませんので、余裕資金があればリスクが高いと言っても手が出しやすい資産運用方法だと思われます。証券会社によっては、ミニ株など少額で始められるサービスも用意しています。積み立て投資ならばリスク分散できるのも始めやすい理由の一つです。

 

個人向け国債

個人向け国債は説明した通り、リスクが低いので預金以上にはリターンが欲しいが、あまり大きなリスクはとりたくないという人には始めやすい運用方法です。1万円から始められる手軽さも魅力の一つです。

 

積立投資信託

毎月投資信託を積み立てていくのであれば、様々な商品に分散し、時間も分散できるので一気に購入するよりはリスクは低くなります。また100円から始められる金融機関もあるので非常に手ごろです。株式や外債などに投資している商品があるので高いリターンも狙うことができます。

 

ネットバンクの定期預金

ネットバンクは新興勢力ですので、古くからある銀行から顧客を獲得するために定期預金の利率を比較的高く設定したキャンペーンなどを行っています。もちろん既存の銀行と同様の手続きあるいはもっと簡単に定期預金を始められるので気軽に安心して預けてかつ比較的高い利率で運用できます。

 

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは老後資金を貯めるために利用する商品です。投資信託の積み立てや定期預金などの運用法をご自身で選び、毎月一定額を老後まで積み立てていくものです。魅力の一つとして、毎月積み立てた金額は、全額所得控除の対象となり、課税所得から引かれます。よって、税制上のメリットがあります。早くても60歳以降でないと年金や一時金として引き出せないので、余裕資金で行うことが肝心です。

 

つみたてNISA

つみたてNISAは2018年1月からスタートした少額からの長期・積立・分散投資を支援するための少額投資非課税制度です。新規投資額の枠は年間最大40万円を上限として最大20年間計800万円を投資枠とできます。その間に得た分配金や譲渡益は非課税となる制度です。少額から始められて運用益に税金がかからない点が初心者にはおすすめできます。

 

出典:つみたてNISAとは 金融庁https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html

 

資産運用を始める前に知っておくべきリスクの種類

 

確実なリターンを得るためにはリスクを知る必要がります。一体資産運用にはどのようなリスクがつきものなのかをまとめて見ます。

 

金利変動リスク

銀行預金や債券は利息収入が主な目的です。FXも外貨との金利差を収入としています。債券は金利が上昇すると債券価格が下がってしまうリスクがあります。金利が上がったり下がったりすると今まで得ていた利益に影響が出るので、このようなリスクを金利変動リスクと言います。

 

株価変動リスク

1000円で買った株価が翌日に900円になってしまうと10%の損失をたった1日で出してしまうことになります。しまいには株価が100円になったり0円になったりする可能性もあります。このようなリスクを株価変動リスクと言います。 

 

為替変動リスク

1ドル100円で買った米ドルが1ドル90円になると同じ1ドルという米国の貨幣の価値が、日本円に転換すると10%損失を出すことになります。このリスクを為替変動リスクと言います。

 

信用リスク

売買の成立後、株式や債券などの発行元の破綻などにより、約束した利息が支払われなかったり、元本の価値が急落したりして、損失を被ってしまう危険のことを信用リスクといいます。債務不履行を起こしていることになりますので、そのような取引を行う会社が発行している株式や債券に対する信用は大きく揺らぐことになります。

 

流動性リスク

流動性リスクとは、市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく高い値段で買ったり安い値段で売ったりする不利な取引を余儀なくされることによって損失を被るリスクをいいます。例えば、株式市場で投資した株式を売りたいときに買い手が少ないために売りたい金額で売れないリスクなどがあります。

 

出典:日本銀行金融機構局 金融高度化センター 流動性のリスクの把握と管理https://www.boj.or.jp/announcements/release_2013/data/rel130802a5.pdf

 

インフレリスク

インフレとは物価が上がることですが、例えば物価上昇率が定期預金の利率よりも3%高くなってしまったら、定期預金で貯めたお金でものを買おうとしても実質的に3%損をしてしまうことになります。

 

カントリーリスク

外債を購入する場合は、為替変動以外にもその国の政治情勢を考慮しなければいけません。戦争やテロなどが頻発する国や財政が非常に厳しい状態の国など世界各国には様々な事情を抱えている国があります。このような国の資産に投資する時のリスクをカントリーリスクといいます。例えば、政情不安定で国の信用力(格付け)が下がるなどして約束債券が不履行になるといったものがあります。

 

地政学的リスク

カントリーリスクに似ているものですが、例えば中東や朝鮮半島など政情不安がある地域は世界にいくつか見られます。戦争や政情不安による影響が一つの国や地域にとどまらず広範囲に及ぶと、影響を受ける国や地域の債券や株式の価値が大幅に下がる、政情不安地域にある通貨が円高になる、原油や貴金属の価値が高騰する、等といった可能性があります。このようなリスクを地政学リスクと言います。

 

資産運用の種類のまとめ

 

いかがでしたでしょうか。資産運用法にはさまざまなリターンとリスクがあります。リスクとリターンは表と裏の関係で、うまく組み合わせることで、預金として眠らせているお金をふやすことも、下手をすると減ってしまうこともあります。ご自身のリスク許容度を考えながら、リターンを最大に引き出すことが資産運用法の醍醐味でもあることが垣間見えたでしょうか。それぞれの商品の魅力を引き出してベストミックスを考えていただければ幸いです。

 

監修:上津原 章(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

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