» 【FP監修】ギャンブルにさせない!初心者でも増やせる投資のやり方のメインビジュアル  » 【FP監修】ギャンブルにさせない!初心者でも増やせる投資のやり方のメインビジュアル

M life 記事

お金 2018.5.18

【FP監修】ギャンブルにさせない!初心者でも増やせる投資のやり方

 

貯金だけでなく、もっと効率的に資産を増やしたいという理由で、投資に興味がある人はたくさんいると思います。しかし、投資にはリスクがつきものです。せっかく貯めた資産がゼロになってしまったらどうしようと不安に思い、なかなか手が出せない人もいることでしょう。そんな方のために、投資をギャンブルにせずに、貯金より有利に資産を増やす可能性のある方法を考えていきましょう。

 

 

投資は特別なものじゃない

 

投資というと、証券会社や保険会社、運用会社、ヘッジファンドなど金融のプロ達が血眼になって相場に張り付いて稼ぎを争っているイメージがあるかもしれません。確かに株式相場では、売買によって誰かが稼ぐと、誰かが損失を被るという点があります。しかし、市場のプレイヤーは皆、顧客の資産増大による経済成長を目指して日々活動しています。

 

あなたを損させるために活動しているわけではないことを考えると、投資は決して金融のプロだけのものではなくて特別なものではないと言えるでしょう。どの金融商品のどんな銘柄が今後成長するかをある程度見極めることができて、リスクを知りコントロールできれば、そんなに怖がるものではないということがわかっていけるでしょう。

 

そもそも投資に向いている人とは

繰り返しになりますが、投資にはリスクがあります。持っている元本がゼロになる可能性もあります。そのため、とても投資なんてできないと言うくらい慎重な人の方が、むしろリスクをわきまえていて無茶な投資をしないので、投資に向いているかもしません。

 

慎重な人は、リスクを知った上で、どんな銘柄が利益をもたらしやすいのか、どの程度投資すべきかをしっかり分析・理解して投資の決断をするので、何も考えずに投資するよりは損をしづらく、リターンを得やすい性格と言えるでしょう。

 
 

身近な投資事例

投資の事例にはどんなものがあるかを見ていきましょう。

預貯金の利息

銀行預金に預けているだけでも利息がついてお金がふえます。しかし、現行の普通預金の利息は年0.001%程度です。100万円預けても年10円の利息(税引前)ですので振込手数料も稼ぐことはできません。

 

年金

皆さんから預かった厚生年金などの年金保険料は年金基金としてまとめられ、一部を債券や株式等に投資をして、それらの資産運用利益を将来の年金支払いに使います。しかし、今後少子高齢化がますます進むため、年金基金が運用するための元手が少なくなっていきます。そのため、今を生きている現役世代やこれから生まれてくる将来世代がもらえる年金は、今の年金受給者に比べると少なくなってしまう可能性が高いです。

 

保険商品

代表的な保険商品に死亡保険があります。死亡保険は定期的に一定額の保険料を支払って、被保険者が死亡した時に保険会社と約束した額の保険金を受取人がもらえる保険です。掛け捨てのものも、貯蓄性のあるものもあります。保険商品の中には、変額保険のように世界中の株式や債券などに投資することで、積極的に保険金や満期金・解約返戻金を増やすことも可能な保険商品も用意されています。

 

投資は社会をより豊かにするために必要な仕組み

株式にしても債券にしても何か事業を興し、お金を必要としている人のために自己の資金を投資することになります。世の中にはさまざまな事業があり、中には、本当に必要か疑わしいものもありますが、社会を豊かにするために必要だと思って事業を興し、投資を募っている人がほとんどです。

 

 

 

投資を始める前の準備

 

いざ投資を始めるためにどのような準備が必要でしょうか。さまざまな商品や制度がありますので、あらかじめ把握してから始めるようにしましょう。

 

 証券会社を選ぼう

最近は、投資信託や債券の購入なども銀行で取り扱いをしていますが、株式取引は証券会社での口座の開設が必要です。本格的に投資を始めるのなら証券会社で口座を作ることをおすすめします。証券会社にも支店などの窓口で相談できる証券会社と、ネット専業の証券会社と分かれています。

 

ネット専業の方が手数料を安く取引することができます。営業員への相談は必要なく、ともかく安く取引したいという方はネット証券の口座を作るのが良いと思われます。営業員へ相談をして取引をしたい方は、店舗がある証券会社で口座を作ると良いでしょう。証券会社によって扱う投資商品も異なりますので手数料以外の部分でも自分が投資したい商品や銘柄を扱っている証券会社を調査して選ぶようにすると良いはずです。

 

口座はひとまず源泉徴収ありで

証券口座にはご自身の計算で確定申告を行う一般口座と株式の取得日や取得価額の管理等を証券会社が行ってくれる特定口座があります。特定口座は源泉徴収ありとなしとに分かれており、ありを選べば譲渡益や配当金・分配金から源泉徴収をするので、申告をすることなく納税を完結することができます。なしの場合は、証券会社が発行する年間取引報告書をもとに簡単な申告・納税手続きをする必要があります。少額から始める方は源泉徴収ありで取引をすると手続きの煩雑さがなく楽でしょう。

 

資本は積立か余剰貯金か

ある程度の余剰資金が手元にある方は、一度に大きな金額を投資することができるわけですが、その大きな金額を価格が高い時に投資してしまうと今後値段が下がってしまった時の損失も大きく、元本を回復するまで時間がかかってしまいます。一度に大きな金額を投資するならば、株価チャートなどで今が安いかどうかを見極め、今後値上がりする確率が高いのかをしっかりと見極める必要があるでしょう。

 

逆に投資資金がなく、毎月の給料からいくらかを積み立てたい人は、投資をする商品の価格が高い時でも安い時でも同じ金額を投資するとよいでしょう。同じ金額だと安い時には多くの量を買えるのが利点です。この方法を、ドルコスト平均法といいます。投資をする商品の買い付け単価は投資を続ければ平均化されますので、投資をする商品の価値が長期的に右上がりであれば、その時々の金額はあまり気にすることはありません。

 

何に投資するか考えよう

投資対象はさまざまです。株式や債券、投資信託、REITに金等の商品もあり、投資先も日本だけのものや全世界の金融商品もあり、為替も日本円だけでなくドル、ユーロ、人民元など多くの種類があります。リスクを減らすためにはできるだけ多くの種類に分散して投資すると良いでしょう。

 

好きな株式に投資する

日本の上場会社数だけでも3617社もあります。これだけの数を全て分析・調査するのは並大抵ではありません。何に投資しようか迷ったときに自分の好きな会社(銘柄)を基準にするのも一つの手です。好きだということはそれなりの魅力があるわけですから、応援するという意味でお金を投資するのも良い方法です。

 

出典:日本取引所グループ 上場会社数・上場株式数(2018年4月30日時点)
 http://www.jpx.co.jp/listing/co/index.html
 

 

日経225に投資する

日本の株式の代表的な指標の一つに日経平均株価があります。日経225とも呼ばれるのですが、この代表的な指標にできるだけ金額を近づけて運用するETFもあります。このETFに投資することで日経平均に投資していることと同じことになります。日本経済の景気の良しあしを表す日経225に投資して日本経済を応援することで日本経済全体の勉強にもなります。

 

為替に投資する

日本で投資を始めると日本円で日本の株式や日本の債券だけに投資してしまうことになりがちです。しかし、市場は世界全体にあり、日本のマーケット規模は米国に比べると、5分の1程度しかありません。日本だけに投資することは世界のほんの一部だけに投資していることになってしまいます。米ドルやユーロ、ポンド、人民元、豪ドルと世界のさまざまな通貨を保有することもリスク分散の観点から検討されるとよいでしょう。

 

投資信託を始める

世界の株式や債券、不動産、商品、為替に投資する時、商品選びをあれこれと一人で行うのは大変な手間がかかります。そこで投資信託の出番です。あらかじめ運用担当者による銘柄選定ができた分散投資をパッケージにして一つの運用商品にしてくれるので、自分がどのような割合でどの商品に投資したいか理想のポートフォリオに近い投資信託を選んで投資をしてみると、簡単に国際分散投資を行うことができます。

 

あらゆる投資商品に興味を持つ

株式や債券などの基本的な商品だけでなく、金の積立や仕組預金、FXや信用取引、果ては仮想通貨など今はさまざまな投資商品があります。それぞれの特性を知って自分がどのくらいリスクを取って、どのくらいリターンを取りたいかをしっかり把握して、自身の余剰資金の範囲内で行うことが利益を増やすことにつながるでしょう。

 

投資はギャンブルではないがリスクはある

 

投資は競馬や宝くじなどのギャンブルとは違い投下したお金が一度になくならず、自分である程度投資対象の情報を集めることができ、分散投資などのリスクコントロールができます。しかしながら、株式にせよ債券にせよ、投資対象が倒産してしまうリスクはありますし、元本が目減りする可能性もあります。こうしたリスクについてあらかじめ知って、ある程度コントロールできるようにしておきましょう。

 

価格の変動による元本割れ

今日1,000円で買った株価が明日には900円になっている可能性は十分にあります。元本が1日で10%も減ってしまうのです。預金であれば、こんなことはありませんが、逆に10%上がるという可能性もあります。これはリスクがある商品へ投資をすることの魅力でもあります。

 

為替の変動による元本割れ

外国債券や外国投資信託を購入すると為替のリスクも考えなければいけません。1ドル110円の時に購入したものが1ドル100円になってしまうと投資商品を売却して円に戻すときは損をしてしまうことになります。株価だけでなく為替の変動で、持っていた資産が元本割れを起こすこともあるのです。

 

金利の変動による利益率の低下

日本も海外も中央銀行による利上げや利下げがあります。例えば変動金利の債券を購入した場合、当初の利率が5%で回っていたとしても途中から4%になってしまえばその分毎年の利益が減ってしまいます。

 

証券会社や購入商品の信用度

証券会社にしても投資運用会社にしても誰もが知っている会社もあれば、全く聞いたことのない規模の小さい会社もあります。規模が小さいと信用が出来ないかというとそういうわけでもなく、とても運用成績の良い投資信託を打ち出す小さな運用会社もあります。

 

中には、投資対象の倒産や破たんのリスクが高い信用度が低い商品もあるので注意が必要です。今は、第三者機関が格付けをしていて、格付けの低い商品がすぐに分かるようになっています。また、総運用資産額が極端に少なかったりすると、突然償還されて強制返金ということにもなる場合がありますので、しっかりした運用会社を選択するのは大切です。

 

世界情勢や経済環境の急変によるリスク

直近で顕在化した一番巨大なリスクと言えば、10年前のリーマンショックが思い浮かぶでしょう。この時はリーマン・ブラザーズだけでなく、誰もが知っている海外の金融機関も破綻するのではと噂されて、世界中がパニックに陥りました。こうした事態が起こると、必要以上に売りが売りを呼び株価などが極端に下がることもあります。

 

有価証券は現金ではない

有価証券は現金ではありませんので物を買うことはできませんし、日々値段が変動します。資産価値はありますが、今の価値がそのまま明日の価値となるわけではありません。

 

相続のことも考えて

現金を相続すると資産を換金する必要がありませんので、その現金から相続税を払うことができますが、有価証券を相続するとなると、有価証券の価値に対して相続税がかかります。元本割れなどの理由で有価証券を売りたくない場合、相続する家族は現金を用意しなければなりません。換金は不動産に比べてすぐにしやすいですが、日々価値が変動することから有価証券の相続を嫌がる方もおられるので、現金に比べて相続するのは手間がかかるかもしれません。

 

 

投資をギャンブルにしないための考え方

 

では、投資をギャンブルにしないためにはどのような方法があるか考えて行きましょう。

基本中の基本は分散投資

ギャンブルにしないためにはできるだけリスクを減らすことが大事です。そのための方法の1つとして分散投資があります。一つの銘柄に資金の全てを使ってしまうと、その銘柄が何かのきっかけで暴落してしまった場合、投資などせずに預金をしておけば良かったという結果になります。

 

大事なのは一つの銘柄が下落しても他に投資している銘柄がその損失をカバーして利益を出すことです。一つの銘柄に資金を集中させるのではなく、できるだけ多くの銘柄に分散して投資すれば、他の損失をカバーする確率は高くなります。また投資する商品も株式だけでなく債券や不動産、商品、そして国も日本だけでなく米国、欧州、中国、豪州など多くの国に投資することでリスクを分散することができます。

 

分散投資のためのポートフォリオを考える

投資をする前に分散投資のためのポートフォリオを考え決めてと便利です。どの金融商品にどのくらいの割合投資するのか、どの国にどのくらいの割合投資をするのかを決めておけば、あとは決めたポートフォリオに適う金融商品を選べば良いだけです。

 

積立そのものがリスク分散

積立を毎月することは時間の分散をしていることになります。金融商品は日々価格が変わりますので、同じ金額を毎月積み立てていても、価格が高くあまり多くの量を買い付けできない月もあれば、価格が安く普段より多くの量を買い付けできる月もあります。その繰り返しで、買い損ねや高値づかみのリスクを減らすことができます。

 

長期保有で複利を狙う

金融商品には配当が出ます。1年に1度か半年に1度か毎月か、金融商品により配当金や分配金のタイミングは違います。それらをその都度もらってしまわずに再投資をすると、資産がふえて次はその再投資を含めた残高に対する配当をもらうことになりますので複利効果で資産がふえて行きます。長期間保有と再投資を繰り返すと、全く再投資をしていない場合と比べ運用結果に大きな差がつきます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。投資は一獲千金のギャンブルというより、どちらかと言えば時間をかけコツコツと積み重ねていくものだということがお分り頂けたと思います。

 

一攫千金を狙わないことが投資の第一歩

ギャンブルのように一か八かではなくて、受け入れられるリスクと自分のほしい利益をある程度計算して、コントロールすることが大事だと思います。一攫千金ではなくて、どの程度の利益を狙うのかを定めて、現実的に回収できる金額を計算しておくことが大事です。

 

儲かったときに高揚しない

コツコツと積み立てていった先に突然株価が暴騰したりすることがあるかもしれませんが、それは長い間積み立てていることへのボーナスだと思って、高揚しないことが大事です。儲かったことに興奮してしまうと、見境なくお金を投資してしまい、高値づかみとなり結局損失を出してしまいかねません。儲けが出たときも冷静で淡々と積み立てを続けていくのが大切です。

 

投資を通して、世界経済が分かるようになるかも

投資をするには多くの金融商品のことや世界の情勢を知っておくことが重要です。投資をすることによって、自然と世界の情勢に目がいくようになりますし、その過程でいつの間にか世界経済を理解しているかもしれません。いろいろなことにアンテナを張る必要がありますので、さまざまな知識を身につけることができるでしょう。

 

監修者:上津原 章(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

記事一覧に戻る
記事一覧に戻る

高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け 高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け

セミナー一覧を見る