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投資 2018.8.2

【FP監修】つみたてNISA(積立NISA)対象商品の種類や選び方のポイントを解説!

 

2018年1月からスタートした、つみたてNISA(積立NISA)。その対象商品の種類や選び方を分かりやすく解説します。そして、最後にはつみたてNISA(積立NISA)でおすすめの投資信託ベスト10をご紹介します。

 

つみたてNISA(積立NISA)とは

 

まず始めに、つみたてNISA(積立NISA)の最も大きなメリットといえば、従来からのNISAと同様、投資によって得られた売却益や分配金が非課税になるという点でしょう。

 

通常では、投資から得られた利益に対して、20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかります。つみたてNISAを利用することにより、この税金がゼロになります。

 

つみたてNISA(積立NISA)は、非課税投資上限が年40万円であったり、非課税となる期間が投資した年から最長20年になったりと、従来からのNISAと多少異なる点はあります。ただ、投資であげた利益に対しては非課税であることが共通したメリットです。

 

つみたてNISA(積立NISA)の対象商品

 

 

つみたてNISA(積立NISA)の投資対象商品は、金融庁が定めた基準を満たす投資信託とETFになります。ちなみに従来からのNISAの投資対象商品はETFとREITを含む上場株式と株式投信などになります。

 

インデックス型投資信託

まずインデックス型投資信託は、日経平均株価やTOPIX、NYダウなどの指数(インデックス)と連動した値動きをするように設計された投資信託です。なかには株式で運用する「株式型」と株式や債券などを組み合わせる「バランス型」があります。

 

例えば、NYダウと連動とした投資信託であれば、株価の上昇が期待できる企業をリサーチして投資するという手間暇をかけずに、米国の成長をそのまま享受することができます。

 

また、インデックス型投資信託は株価指数に連動するというシンプルな設計のため、運用の際にかかる信託報酬などを低く抑えられていることが特徴といえるでしょう。そして、インデックス型投資信託は「市場の平均」である株価指数と連動するように設計された投資信託であるため、市場平均以上に更に儲けることは難しいと考えられます。

 

アクティブ運用投資信託

インデックス型投資信託は日経平均株価やTOPIXなどの指数と連動した値動きをするように設計された投資信託であるのに対し、アクティブ運用投資信託は、市場の平均以上の利益を狙う運用を行います。その分、インデックス型投資信託に比べて、アクティブ運用投資信託の信託報酬は高い傾向にあります。

 

市場平均以上の利益を狙うため、投資信託に組み入れる銘柄を徹底的にリサーチしたり、より利益をあげるために売買を繰り返したりします。そのため、費用がインデックス型投資信託より高くなる傾向があります。なお、アクティブ運用投資信託も「株式型」と「バランス型」それぞれ取り揃えています。

 

上場株式投資信託(ETF)

次に上場株式投資信託(ETF)です。こちらは、TOPIXなどの株式や債券などの指数に連動した運用を目指す投資商品です。東京証券取引所などに上場しており、インデックス型投資信託が1日に1回しか売買できないのに対し、上場株式投資信託(ETF)は取引所の取引時間内であれば、株式同様に売買を複数回することもできます。また、分散投資ができることや信託報酬が安いことなど特徴として挙げられます。

 

つみたてNISA(積立NISA)の商品の選び方や比較方法

 

 

ここからはつみたてNISA(積立NISA)の商品の選び方や比較方法をお伝えします。

 

投資対象

まず投資対象で選別を図る方法です。先ほど株式型とバランス型があるとお伝えしましたが、リスクをある程度抑えてバランス型にするのか、それとも積極的にリスクをとり株式型にするのか、選択することができます。

 

もしくは、投資対象国を馴染みのある日本のみにするのか、もしくは世界の成長を取りにいくため、グローバルに投資をしている投資信託を購入するのか、選択することもできます。

運用手法

次に運用手法としては、ある程度リスクを抑えて市場平均並みの運用を目指すインデックス型投資信託にするのか、もしくは積極的に利益を狙いにいくアクティブ運用投資信託にするのか、選択することができます。

 

信託報酬(手数料)

そして、投資信託には保有している間、信託報酬という管理費用が掛かってきます。つみたてNISA(積立NISA)は長期に及ぶ資産運用であるため、この信託報酬を低く抑えることがポイントとなりますので、低い信託報酬の投資信託を選ぶということも1つの選択肢といえるでしょう。

 

純資産総額(時価総額)

また純資産総額(時価総額)から投資信託を選ぶこともできます。純資産総額(時価総額)はその投資信託に集まったお金の合計です。つまり長期間にわたり純資産総額(時価総額)が増加している投資信託は、運用パフォーマンスや低コストなど投資家から注目されているものといえるでしょう。

 

運用実績(リターン実績)

単純に運用実績の良い投資信託から選ぶことにより、その流れに乗ることも可能でしょう。なお、運用実績などは各投資信託の紹介ページに掲載されていますので、インターネットですぐに調べることができます。

 

つみたてNISA対象商品でおすすめの投資信託ランキングトップ10

 

ここからは、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」をもとに、つみたてNISA対象商品でおすすめの投資信託ランキングトップ10をご紹介します。

 

出典:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017
http://www.fundoftheyear.jp/2017/

 

1位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド

第1位は楽天・全世界株式インデックス・ファンド。こちらは初登場で1位を獲得しました。全世界の株式市場に連動した運用を図るインデックス型投資信託です。全世界の成長を取り込むことが期待できるほか、実施的に負担する運営管理費用は年0.2296%と、抜群のコストの低さを誇ります。 2017年9月設定のまだ若い投資信託ですが、順調に純資産を増価させ、投資家からの人気の高さがうかがえます。

 

2位:ニッセイ外国株式インデックスファンド

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、MSCIコクサイ・インデックスに連動するように設計され、日本を除く主要先進国に投資する投資信託です。信託報酬は年0.20412%であり、圧倒的な低コストにより人気を博しています。

 

3位:楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動するように設計され、米国株式市場の動向をとらえることを目指したインデックス型投資信託です。世界の経済をリードする米国の成長を取り込みにいくことに加え、コストも低く抑えられています。

 

4位:野村つみたて外国株投信

野村つみたて外国株投信は、MSCI ACWIに連動するように設計され、日本を除く先進国と新興国の株式市場の動向をとらえることを目指したインデックス型投資信託です。先進国と新興国という安定と成長の両方を享受することができ、低コストを実現しています。

 

5位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は日本を含む世界各国の株式、公社債、不動産投資信託の値動きに連動するように設計された投資信託です。基本的に、国内外株式・債券など8資産を12.5%ずつバランスよくポートフォリオに組み入れています。

 

6位:ひふみ投信

ひふみ投信は、主に日本を中心とした成長企業に投資を行うアクティブ運用投資信託です。着実なリターンを目指した「守りながらふやす」という独自の運用方針で人気を集めています。良好なパフォーマンスに加えて、最高投資責任者である藤野英人氏によるセミナーなどの活動もあり、純資産総額を拡大させています。

 

7位:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、MSCI エマージング・マーケット・インデックと連動するように設計され、新興国の株式動向をとらえることを目指したインデックス型投資信託です。新興国への投資ではあるものの、信託報酬を低く抑えられています。

 

8位:たわらノーロード 先進国株式

たわらノーロード 先進国株式は、MSCIコクサイ・インデックスに連動するように設計され、先進国の株式市場の動向をとらえることを目指したインデックス型投資信託です。 先進国の安定した成長を取り込むほか、低コストを実現していることから、順調に純資産総額を増加させています。

 

9位:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は、世界中の株式に投資する海外ETFです。低いコストで世界の株式に分散投資できることが特徴です。

 

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は、つみたてNISAに指定されておりません。「楽天全世界インデックス・ファンド」の投資対象であり、つみたてNISAによる間接的な投資が可能です。

 

10位:iFree S&P500インデックス

iFree S&P500インデックスは、S&P500に連動するように設計され、米国の株式市場の動向をとらえることを目指したインデックス型投資信託です。低いコストを実現し、長期にわたる積立投資に向いている投資信託といえるでしょう。

 

つみたてNISA(積立NISA)でも分散投資がおすすめ!

 

 

つみたてNISA(積立NISA)でもリスクを抑えるため分散投資がおすすめです。投資対象の商品は、4つのタイプがありますので、リスク許容度に合わせて商品選択をしましょう。

 

国内株式型

まずは日本国内の株式に投資する国内株式型です。こちらは日本の企業であることから、馴染みがあり情報も充実していることから、より精緻に分析して投資を行うことができるでしょう。

 

先進国株式型

次に先進国株式型です。こちらは世界の先進国株式に投資するため、リスクを抑えながらも安定した成長を取り込みに行くことができます。例えば、世界の経済をリードするアメリカには、今でも成長を続ける優良企業がたくさん存在し、日本だけでは享受できないグローバルベースの成長を取り込みにいきます。

 

新興国株式型

新興国株式型は、世界のなかでも高成長を遂げる国々の株式に投資をします。そのため、他のタイプに比べハイリスク・ハイリターンになっています。

 

バランス型

そしてバランス型。こちらは日本や先進国、そして新興国の株式をバランスよくポートフォリオに組み入れています。これにより、ある国が一時期低迷していても、別の成長国でしっかりカバーして、トータルで良好なパフォーマンスを目指します。まさに分散投資を行うのがバランス型です。

 

まとめ

 

最後となりますが、これまで、つみたてNISA(積立NISA)の対象商品の種類や選び方を解説してきました。つみたてNISA(積立NISA)は運用益などが非課税となる、政府が投資を後押しするお得な制度です。ここで得た知識をもとに、ぜひ投資の実践をして、着実に資産形成をしていきましょう。

 

監修:有田 宏(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

 

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