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投資 2018.8.17

【FP監修】NISA口座は開設するべき?変更方法やおすすめ口座を紹介

 

2014年1月からスタートした税制優遇制度であるNISA。その後、ジュニアNISAやつみたてNISAも始まり、個人投資家のための税制優遇制度は普及拡大が図られています。

 

そのようななかで、なかなか投資の一歩が踏み出せず、これまでNISAを利用してこなかった人もいらっしゃるでしょう。また、投資というと尻込みしてしまい、しっかりとNISAについて勉強していない人もいらっしゃるでしょう。

 

そこで今回は、改めてNISA口座を開設する前に知っておきたいポイントや、NISAを活用した際のメリット・デメリット、口座開設をするうえでおすすめの証券会社などをご紹介していきます。

 

NISA口座開設前に知っておくべき4つのポイント(

 

 

まずはNISA口座を開設する前に、知っておくべき4つのポイントをお伝えします。

 

①上場株式・株式投資信託で得た利益の税金が非課税になる

NISAを利用する1つ目のポイントは、上場株式や投資信託等で得た利益の税金が非課税になります。通常、上場株式や投資信託で得た譲渡益や分配金には、20.315%の税金がかかります。

 

NISAは少額から投資を行う人向けの非課税制度であるため、この1つ目のポイントがNISAそのものを表しているといっても過言ではないでしょう。

 

簡単な具体例を示しますと、株式や投資信託で20,000円の利益(配当や売却益)が出たとします。通常ですと、4,063円の税金がとられ、手元には15,937円残ります。それがNISAを活用することにより、利益の20,000円すべてが手元に残ることになります。

 

このようにNISAを活用して投資を行えば、非課税メリットを享受して、とても効率のよい投資を行うことが可能となります。

 

ただし、非課税メリットを享受することができるのは、NISA口座での新規での投資が対象となります。そのため、現在保有している株式や投資信託はNISA口座へ移すことはできませんので注意しましょう。

 

また、NISA口座で取引対象となる金融商品も、国内外株式や株式投資信託(※)、国内外ETF、国内外REIT、ETN、ワラント債と決まっています。その他の、たとえば債券やMRFなどは対象となりませんので、しっかりと対象商品を確認したうえで投資を行ってください。

 

※株式投資信託とは、課税上の分類であって、株式のみに投資する投資信託という意味ではありません。したがって債券やREITなどに投資する投資信託も含まれます。

 

②日本在住で20歳以上対象

2つ目のポイントは、NISAを利用できる対象者は、日本在住で口座を開設しようとする年の1月1日において20歳以上の人となります。

 

③最大600万円の投資に対して非課税の期間は5年!

3つ目のポイントは、NISAで非課税メリットを存分に享受するために、いくらでも投資することができるわけではありません。

 

NISAには非課税期間や非課税投資枠が決まっており、それぞれ最長5年間、新規投資額で毎年120万円が上限となっています。そのため、非課税投資枠は最大で600万円です。

 

④複数の口座を持つことができない

4つ目のポイントが、NISAは口座を開設できる数が決まっており、1人1口座までとなっています。

 

ただし、NISA口座を開設する金融機関は、1年単位で変更は可能です(変更する年に開設済みのNISA口座で株式や投資信託などを購入していないことが条件)。

 

変更する場合は、その年の9月末までに、金融機関で変更手続きを完了する必要がありますので注意しましょう。

 

出典:NISAの概要|金融庁
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html

 

即開設可能!NISA口座の開設手順

 

 

そしてここからは具体的なNISA口座の開設手順をお伝えします。

 

1:ネット証券に総合口座を作る

まずはネット証券で総合口座を開設します。NISA口座を開設しようとしているので少し困惑するかもしれませんが、総合口座のなかにNISA口座もあるといったイメージのため、まずは大元の総合口座を開設する必要があります。

 

なお、総合口座では一般口座と特定口座を選択することができます。その際は、特定口座で源泉徴収ありを選択しましょう。こうすることにより、金融機関がその年1年間の株式や投資信託などの売買損益を計算し、「年間取引報告書」を作成してくれます。

 

そして、源泉徴収ありを選択しておけば、金融機関が皆さんに代わって納税をしてくれるため、確定申告を行う必要がありません。

 

そして追々NISA口座を開設することを考えると、商品ラインナップや充実したサポート体制などから総合的に判断して、ネット証券で口座開設するのがよいでしょう。

 

2:NISAの資料を取り寄せる

次にnisa口座開設のための資料を取り寄せます。

 

3:必要事項を記入して提出

そして、届いた書類とマイナンバーカードもしくは通知カードのコピー、本人確認書類とあわせて金融機関に提出します。

 

その後、金融機関によりNISA口座開設の旨を税務署へ申請し、最終的に金融機関よりNISA口座開設の手続き完了の連絡がきます。

 

NISA口座を開設するメリット・デメリット

 

 

ここからはNISA口座を開設するうえでのメリット・デメリットについて解説します。

 

NISAを開設するメリット

まずNISAを開設するメリットからです。

 

①非課税でお得

先ほどもお伝えした通り、NISAを活用することで、株式や株式投資信託の譲渡益や分配金に通常かかる20.315%の税金が非課税となることから、投資効率が格段に増します。

 

②投資金額に制限があって無理のない投資が可能

次に非課税投資枠が1年あたり120万円、最大600万円と制限されていますので、あまりリスクをとりすぎず、無理のない範囲で投資を行うことができます。

 

③非課税期間を過ぎてもロールオーバーが可能

NISAでは非課税期間である5年間を過ぎた場合でも、ロールオーバーすることができます。

 

ロールオーバーにより、保有している投資信託などの商品を、非課税期間が過ぎても、翌年の非課税投資枠を翌年の非課税投資枠に移すことが可能です。

 

なお、ロールオーバーする金額は上限がありません。そのため、保有する商品の時価が120万円を超えている場合でも、そのすべてを翌年の非課税投資枠に移すことができます。すべて使い切ることになりますので、新規での投資はできなくなりますので注意しましょう。

 

また現時点ではNISAは2023年までと期限が定められていますので、2019年以降購入分はロールオーバーすることはできません。

 

NISAロールオーバーの詳細についてはこちらの記事より

⇒NISAの非課税期間が終了した時の手続きって?ロールオーバーとは?
https://manekatsu.com/blog/investment/20180911_12611.html

 

NISAを開設するデメリット

 

 

NISAでは損益通算ができない

1つ目のデメリットは、NISAを利用して生じた損益は、他の一般口座や特定口座で発生した譲渡益、配当金などと損益通算することができません。そのため、NISA口座の運用で損失が発生したとしても、他の口座で利益が出た場合はその利益全てに対して20.315%の税が課せられることになります。

 

また、非課税期間5年が終了し、課税口座(一般口座・特定口座)に移管した場合は移管した時点での時価が新たな取得価格とみなされます。

 

したがってNISAの非課税期間内では購入した資産の価格が下落し、そして一般口座や特定口座といった他の口座に移した後に値上がりした場合、NISAの期間に購入した価格よりも売却価格が低く、損失が生じていても、税を課せられることになります。

 

例えば、ある年にNISAで120万円投資をして5年後の非課税期間終了時に100万円に値下がりしていた場合、それを課税口座に移すと100万円が新たな取得価格になります。その後110万円に値上がりした場合は10万円が利益とみなされて課税されてしまうのです。

 

②3年間繰り越す損失繰越ができない

2つ目のデメリットは、NISAの場合、3年間繰り越す損失繰越ができません。

 

通常の上場株式や投資信託などで損失が生じた際は、その年の利益から控除しきれない損失金額を、確定申告を行うことにより、最大3年間繰越すことができ、繰越した年の株式などの利益から控除することが可能となっています。

 

NISAでは、たとえ損失が発生していても、この損失繰越を使うことができないことになっています。

 

③代用有価証券にならない

3つ目のデメリットとして、NISA口座で保有する株式は代用有価証券として認められていません。

 

なお、信用取引の委託保証金を差し入れるときに、一定の条件のもと現金の代わりに有価証券を代用することができ、これを代用有価証券と呼びます。

 

NISA口座を選ぶ時の3つのポイント

 

ここからは、NISA口座を選ぶときの3つポイントを挙げています。

 

商品ラインナップが充実している

まず1つ目のポイントは、商品ラインナップが充実していることです。国内外株式から投資信託までバラエティに富む商品ラインナップとなっていれば、その時々の経済情勢を踏まえて、値上がり益を重視したり、配当を受け取ることを重視したりすることも可能となり、選択肢が広がることにつながります。また、日本だけでなく成長を続ける世界の国々に分散投資することができます。

 

充実したサポート体制

2つ目のポイントとして、充実したサポート体制を敷いているかです。NISAを始めて利用する人にとって、口座開設から実際の商品購入などの際に、様々な疑問がわいてくると思います。そこで、困ったときに頼れる質の高いカスタマー対応を準備できているかチェックしましょう。

 

③お得なキャンペーンがある

3つ目のポイントとしては、NISAでは口座開設キャンペーンとしてキャッシュバックしたり、ポイントがもらえたりする様々な特典を各社提供しています。キャンペーンを利用することで、少しでもお得にNISAを始めましょう。

 

NISA口座のおすすめ5選!

 

ここからは、NISA口座を開設する際におすすめの証券会社5社をご紹介します。

 

SBI証券

まずはSBI証券です。NISA口座開設数100万口座を超え、ネット証券のなかでも断トツの実績を誇ります。

 

ポイントとして、国内株式と海外ETF手数料が無料で、取扱投資信託は2,510本以上に及びます。また、SBI証券ならではのサービスとして、夜間(17時から23時59分)も株式トレードが可能となっています。

 

そして、少額から投資を始めたい人向けに、投資信託は100円から購入することができます。

 

さらに対象の投資信託の月間平均保有額に応じて、現金や他のポイントへ交換できるSBIポイントが付与されるほか、サポート体制も万全を期しています。特にカスタマーサービスセンターは、リックテレコム主催「コンタクトセンター・アワード」で、「最優秀オペレーション部門賞」を受賞しており、評価の高いサポートを用意しています。

 

(※)出典:SBI証券のメリット|SBI証券
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_nisa&cat1=nisa&cat2=none&dir=info&file=nisa_merit.html#03

 

マネックス証券

次はマネックス証券です。NISA口座での国内株式売買手数料は無料。それに加えてIPOやPOも申し込み可能となっています。また、投資信託は少額の100円から購入ができるため、初心者にとって安心して資産運用を始められます。

 

外国株式に関しては、米国株が3,000銘柄以上、中国株は香港市場のほぼ全銘柄を取り扱い、充実したラインナップとなっています。なお、NISA口座では米国・中国株の購入時の国内取引手数料は実質無料となっています。

 

出典:マネックス証券のNISA(少額投資非課税制度)|マネックス証券
https://info.monex.co.jp/nisa/about.html

 

楽天証券

そして楽天証券。こちらもNISA口座の国内株式売買手数料は無料となっています。投資信託も取扱本数が豊富で、利用者の様々なニーズをくみ取ることができます。

 

なおNISA口座を新規開設した人のなかから、抽選で2,000円プレゼントするキャンペーンを実施していたり、海外ETFに関しては、買い付け手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施していますので、併せて利用してみてください。

 

(※)出典:楽天証券

https://www.rakuten-sec.co.jp/nisa/

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/campaign/20180702-01/?l-id=nisatop-full-banner_cp_20180702-01

 

GMOクリック証券

次はGMOクリック証券です。GMOクリック証券もNISA口座の売買手数料は無料となっています。

 

(※)出典:NISAの特長|GMOクリック証券
https://www.click-sec.com/corp/guide/nisa/info/

 

松井証券

そして最後は松井証券。こちらもNISA口座での売買手数料は無料です。また、第三評価機関から高い評価を得ており、充実したサポート体制を用意しています。

そして、初心者の人でも手軽に使えるスマホアプリも提供しています。

 

出典:NISA/つみたてNISA|松井証券
https://www.matsui.co.jp/service/nisa/

 

NISA口座開設の変更方法は2パターン

 

 

ここからは、皆さんにも覚えておいていただきたいnisa口座開設の変更方法を2パターンご紹介します。

 

現NISA口座を残して、違う金融機関の口座を利用する

まずは、現NISA口座を残して、違う金融機関の口座を利用するケースです。この場合、最初にNISA口座を開設した金融機関に、NISA口座を変更したい旨を連絡します。

そして、「金融商品取引業者変更届」が郵送されてきますので、必要事項を記入のうえ返送します。

次に、「非課税管理勘定廃止通知書」が送られてきたら、「金融商品取引業者変更届」とともに、変更したい金融機関へ郵送することで完了となります。

 

現NISA口座を廃止して、違う金融機関の口座を利用する

2つ目は、現NISA口座を廃止して、違う金融機関の口座を利用するケースです。こちらは、最初にNISA口座を開設した金融機関から「非課税口座廃止届出書」を受け取り、必要事項を記入のうえ返送します。

そして、「非課税口座廃止通知書」が送られてきますので、「非課税口座廃止届出書」とともに、変更したい金融機関へ郵送して完了となります。

 

最後に

 

最後に、これまでNISAを活用した際のメリット・デメリットや、NISA口座を選ぶ際のポイント、おすすめの証券会社などをご紹介してきました。

ここでご紹介したことをもとに、非課税メリットのあるNISAを通じて、皆さんもしっかり着実に資産運用を行っていきましょう。

 

監修:長尾 真一(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

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