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M life 記事

お金 2018.11.9

【FP監修】はじめての投資、押さえておきたい基本!

 

皆さんの中には投資を行って、より良い生活を送りたいと考えている方がいらっしゃると思います。

 

しかし、投資のイメージとして、大きく損をするのではないかという不安を持つ方も多いでしょう。そこで今回は、投資初心者向けに投資を行う上でこれだけは押さえておきたい基本を分かりやすく解説していきます。

 

投資の基本知識

 

 

まず始めに、投資に関する基本的な知識を整理していきましょう。

 

投資とは?

そもそも投資とはどのようなものかご存知でしょうか。投資とは株式や投資信託、FX、仮想通貨といったさまざまな金融商品を売買することで、その売却益や配当などにより利益を得る方法になります。

 

投資は、銀行預金やタンス預金などの貯蓄と違い、資産を大きく増やすことができる可能性があります。投資による資産形成は、汗水垂らす肉体労働とも異なり、お金そのものが働いて資産を増やしてくれる不労所得となります。

 

投資は自己責任が原則

投資は自己責任で行うというのが大前提です。つまり、他人が投資によって大きな利益を上げている手法をブログやツイッターなどのSNSで読んで真似したものの、上手く儲けられず資産が目減りしてしまったとしても、それはあくまで自己責任というのが原則です。

 

投資にリスクとリターンはつきもの

投資にはリスクとリターンが必ずついてきます。大きく資産を増やしていこうと思えば、積極的にリスクをとって高いリターンを狙える金融商品に投資しなければなりませんし、逆に、手堅い投資を考えている場合は、ローリスク・ローリターンの投資商品を選択することになります。

 

まず資産形成といって思い浮かぶのは、銀行の普通預金だと思われます。しかし、普通預金に預けているだけではお金はほとんど増えないのが現状です。投資は決して無理をしてはいけませんが、投資によってどのくらいの利益を上げたいのか、もしくはどのくらいのリスクは許容できるかを考えて、ご自身が許容できるリスク・リターンに見合った金融商品を選択していきましょう。

 

投資に関する勘違い

 

 

ここからは、投資にまつわるちょっとした勘違いの例をご紹介していきます。

 

大きな資金は必要ない

まず1つ目は、投資といっても必ずしも何百万、何千万といった大金が必要であるわけではありません。特に投資初心者の人にとっては、数百円もしくは数千円から始められる投資商品もあります。まずは少額投資から始めて経験を十分に積むことが大切です。

 

投資はギャンブルではない

2つ目は、投資は決して丁半張ったのギャンブルではない、ということです。投資には元本確保型の金融商品もありますし、株式や投資信託といった元本が変動するリスクがある投資商品であっても、長期投資をすることで成功している人たちもいます。

 

そのような人たちは、長い年月を積み重ねて得た経験則や様々な分析手法を駆使して、投資を成功させる確率を高める工夫をしているのです。投資は、一か八かのギャンブルの世界とは異なるものであることを覚えておきましょう。

 

専門知識がある人だけがするものではない

3つ目は、投資は金融の専門知識を持った選ばれた人たちだけがするものではないということです。インターネットが普及した現代では、金融業を専門としていない多くの個人投資家も、ネットや金融情報誌などで価値ある情報を収集して、実際に投資を行っています。

 

つまり、これから投資を始める方は、金融のプロフェッショナルである機関投資家や、投資の世界で成功をおさめている個人投資家が、どのような情報をチェックしているか知ることが非常に重要になります。

 

どのような企業に投資すべきか?

 

 

それでは、実際に投資をする際に、どのような企業に投資をすべきなのでしょうか。ここからは、投資判断を下す上でのヒントとなる事項を説明していきます。

 

海外で活躍する企業に投資する

まず1点目が、海外で活躍する企業に投資することです。グローバル化が進む現代において、ITや自動車、電子機器など世界を股にかけて活躍する企業に投資をすることで、今後拡大する市場の需要を取り込みながら、企業も大きく成長することで、実りある投資となる可能性を期待できます。

 

成長が期待できる企業に投資する

2点目は、成長が期待できる企業に投資することです。最近では、さまざまな分野で自動化、AI技術を活用したビジネスが生まれています。特に日本においては、今後少子高齢化が加速度的進み、産業の活力となる若い世代が減少することが見込まれています。その問題を解決することが期待できる、これらの分野で高い技術力をもった企業は、今後も成長が期待できる有望な投資先だと思われます。

 

経営が安定している企業に投資する

そして3点目は、経営が安定している企業に投資をすることです。経営が安定しているとは、業績が着実に拡大している企業になります。それは、定期的に公表する決算短信やアニュアルレポートなどを見て、確認することができます。

 

一方で、1年間は大きく利益を伸ばすことができても、その後2年、3年と大幅な損失を出してしまうことは往々にしてあります。堅実な経営が行われているかを会社四季報などでチェックすることも、投資を成功に導く手法の1つと言えます。

 

 

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おすすめの投資方法

 

 

ここからは、少しでも利益を大きく残すためのおすすめ投資方法をご紹介します。

 

安い時に買う

まずは、株価が安い時に買うことをおすすめします。投資の世界では安値で買って、高値で売ることにより、その売却益が利益になります。例えば、一時的な理由でその企業の株価が大きく下落したが、今後業績の拡大が見込まれるのであれば、リスクをとって株価が安い時に買い、将来大きく株価が上昇すれば、大きな利益を得られることが期待できます。

 

長期保有する

次に、長期保有する手法が挙げられます。これは、投資した企業が将来大きく成長を遂げる予測が持てるのであれば、短期的な株価の値動きに翻弄されず、じっくり腰を据えて株を保有した方が良いでしょう。

 

結果的に後から株価がついてくる形で、値上がり益を大きく伸ばす可能性があります。例えば、成長のための投資がかさみ、1度、四半期決算が市場予想を下回ったことで株価が下落したとしても、そこは慌てずに、将来を見据えた前向きな投資を行っている時期であると捉え、長期保有を行うことで、将来その成長によって投資が実る可能性に期待することができると思われます。

 

時には損切りをする

一方で、時には思い切りよく損切りをすることも必要です。例えば、リーマンショックやITバブル崩壊など、相場が大きく急落する局面においては、むやみに株を保有はせず、少し損が出た段階で売ってしまうことも戦略の1つと言えます。

 

リーマンショックの時のように、誰もどこまで相場が落ちていくか的確には分からないような、相場の急変時では、一度保有している株を売却し相場環境を確認することが大切になってくるでしょう。

 

分散投資する

分散投資をすることも有効な投資戦略と考えられます。例えば、日本一国に投資するのではなく、世界の成長の果実を享受できるように地域の分散をしたり、株式だけでなく債券や不動産投資信託などにも資産分散して投資を行うことで、リスクを抑えた資産運用が可能になると考えられます。

 

複利運用する

複利運用も資産を大きく増やしていくには大切な投資手法です。複利運用とは、投資によって得られる利子や配当金をそのまま投資に充てることで、元本が大きくなり、それによって資産が増えていくスピードが単利運用に比べて高まります。また、投資する期間が長ければ長いほど複利の効果も大きくなります。

 

毎月一定額を買う(ドルコスト平均法)

ドルコスト平均法という投資手法もあります。この手法は、毎回定期的に同じ金額を投資することで、安値の時に多く買え、高値の時は少量しか買えない仕組みを利用した投資手法です。購入価額が上下することにより、結果として平均の購入単価を低くする効果を期待できます。

 

投資の商品種類

 

 

ここからは、具体的な投資商品をご紹介していきます。

 

預金

まず銀行預金は基本的に元本が目減りすることのない元本保証の安全性の高い貯蓄商品です。ローリスク・ローリターンの代表格といえる貯蓄商品ですが、現在は金利が非常に低い状況です。ですから、少しでも金利の高い銀行を探し、普通預金や定期預金でお金を貯めていきましょう。

 

債券

債券は、安全性が高い投資商品になり、政府や地方公共団体、企業などが発行します。定期的に利子を受け取ることができ、満期に元本が返済されます。債券の発行体の格付けなどにより利率が異なり、受け取る配当に差が出ます。また、格付けの低い債券は、倒産するリスクも大きくなります。

 

安全性が高い債券として、「個人向け国債」と呼ばれる国債があります。定期的に利子が支払われ、途中で解約する場合も元本で受け取ることができます。期間が3年、5年のものは固定金利で満期まで利率が変わりません。期間10年のものは半年に一度利率の見直しが行われる変動金利のものになります。

 

銀行や証券会社などの金融機関で1万円から購入できるため、少額から投資を始める方にとってもおすすめです。

 

株式

株式投資は、企業が発行する株式を購入し、その株価の値上がり益(キャピタルゲイン)を狙ったり、毎年もらうことも期待できる配当金(インカムゲイン)を狙ったりする投資のことです。

 

株式投資は一日の間で売買を繰り返し行う短期的な投資(デイトレード)もできますし、数年スパンでじっくり株価の上昇を期待し、配当を受取りながら資産形成を図る長期投資を行うこともできます。

 

なお、これまでご紹介した預金や債券がローリスク・ローリターンの貯蓄商品、投資商品とすると、株式は元本保証がなくミドルリスク・ミドルリターンの投資商品といえるでしょう。

 

*債券投資も途中で売却した場合、元本ではなくその時点の時価での売却になるので、売却益や売却損が発生します。

 

株式投資では、企業によって最低購入金額(株価×100株)が決まっているので、投資の際はそれぞれ企業の株価を確認する必要があります。また、株式投資累投(るいとう)といって、毎月一定額を積み立てていく投資手法もあり、個人向け国債同様に少額から投資を始めることも可能です。

 

投資信託

投資信託は、多くの投資家から資金を集め、まとまった多額資金を資産運用のプロフェッショナルが株式や債券などに投資を行う商品になります。運用が上手くいったときには、投資信託の価格である基準価額が上昇し、投資している資産が増えます。また、稼いだ資産運用益の中から投資金額に応じて投資家のみなさんに分配金が支払われます。

 

一方で元本保証の投資商品ではないため、運用が上手くいかなかったときは、投資資産が目減りし損をすることもあります。投資信託も株式同様、ミドルリスク・ミドルリターンの投資商品に該当します。

 

投資信託の商品構成はバラエティに富んでおり、公社債投資信託は株式に一切投資せず、公社債と短期金融商品などで運用を行う安全性の高い投資信託もあれば、リスクを積極的にとり高いリターンを狙う株式投資信託もあります。

 

そのため、投資信託への投資を通じて大きなリターンを期待しているのか、もしくは着実に安定した利益をあげたいのか、ご自身のリスク許容度に応じて投資信託を選択することが重要となってきます。

 

また、投資信託を保有すると、その期間「信託報酬」と呼ばれる手数料がかかってきます。特に長期保有を検討している方にとっては、この信託報酬が高いか安いかによって運用パフォーマンスが大きく左右されます。投資信託を購入する際には、信託報酬がどのくらいかしっかり確認するようにしましょう。

 

FX

FXとはForeign Exchangeの略で、外国為替証拠金取引のことを指します。主要取引通貨であるドルや円、ユーロ、ポンドなどを、ドル円やユーロドル、ポンドドルなどを通貨間で売買し、その価格の差益を狙う投資です。株式投資では取引時間が決まっていますが、FXは基本的に土日を除く24時間取引を行うことができます。

 

また、FXではレバレッジといって、少ない元手で大きな金額を取引でき、ボラティリティ(値動き)が高い相場であれば、短期間のうちに利益もしくは損失が発生することもある、ハイリスク・ハイリターンの投資商品と言えるでしょう。

 

仮想通貨

仮想通貨投資は、ビッドコインやイーサリアム、リップルといった電子的な通貨で差益を狙う投資で、現在進行形で進化を遂げている金融商品といえるでしょう。

 

こちらは新しい投資対象であり、ボラティリティが非常に大きいため、株式やFX、仮想通貨などへの投資によって資産が1億円以上となった「億り人」が登場するほど短期間に資産を数倍にも増やせる可能性がありますが、資産が急減してしまうこともありえます。非常にハイリスク・ハイリターンの投資商品になります。

 

不動産

最後に不動産投資についてみていきます。不動産投資は、テレビCMや金融関連の雑誌などでも多く特集されている賃貸マンションやアパートなど現物の不動産を所有して行う投資を指します。

 

賃貸物件からの家賃収入により、安定した収入を得ることが期待して行う投資ですが、ターゲットとなる借主を定めやどの地域でどのような物件を購入するか、しっかりリサーチしてから始める必要があるでしょう。

 

不動産購入後はプロの管理会社に任せれば、制約される時間も限られたものになると考えられます。加えて、ローンを組める方であれば、少額の自己資金で始められることもメリットの1つです。

 

まとめ

 

 

少子高齢化の影響もあり国の財政が窮しているなか、国も「貯蓄から」資産形成へ」をスローガンに積立NISAやiDeCo(イデコ)などの少額投資非課税制度を充実させています。

 

これからは自己責任のもと自ら投資を行って資産形成を図る時代に突入していきます。今回ご紹介した投資のポイントやおすすめの投資手法などを踏まえて、着実に資産を増やし、より良い生活を送るための術を身につけていきましょう。

 

監修者:恩田 雅之(ファイナンシャルプランナー)

 

 

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