楽ラップは、楽天証券が提供するロボアドバイザーのサービスです。楽天証券の口座があれば、専用口座不要で簡単に始めることができます。

また、他のロボアドバイザーにはないTVT(下落ショック軽減)機能がついていることが特徴です。

 

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楽ラップとは

出典:楽天証券

  • 運営会社     楽天証券
  • サービス開始   2016年7月
  • 利用手数料    702%(税込、固定報酬型)
  • 投資商品のコスト 288%(税込み、最大)
  • 積立投資     1万円から

 

楽ラップは、楽天証券が運営するロボアドバイザーによる運用の提案、そしてその後の資産運用を自動でしてれるサービスです。国内外の債券や株式等に投資するファンドに分散投資し、本格的な国際分散投資が手軽に実践できます。

楽天証券は総合口座数が320万口座、預かり資産が5.6兆円(2019年3月時点)に迫るネット証券の大手です。楽ラップは、あなたに代わって楽天証券が投資を行ってくれるサービスなのです。

 

楽ラップを始める流れ

1.無料診断

フィンテックベンチャーのFinatextと共同開発したロボアドバイザーの16の質問に応えるだけで、最適な運用コースを提案してくれます。診断は無料となっていま     す。

2.運用コースの決定

無料診断の結果が気に入れば、楽天証券の総合口座にログインして楽ラップを申し込みます。パフォーマンスの予測や積立をした場合のシミュレーションもできるので、じっくりと運用コースを検討しましょう。

3.申し込み

運用コースが決まったら、投資する金額などを入力します。楽ラップは、銘柄選びや売買などをすべて楽天証券が行ってくれるので、投資を手軽に始められます。

 

楽ラップの手数料

楽ラップには、次の2つの手数料コースがあります。

固定報酬型

  • 固定報酬715%+ファンド費用0.248%=0.963%(年率・最大)

 

固定報酬型は、手数料が一定のコース。毎月、運用資産残高に一定の比率をかけた「固定報酬」を支払います。

固定報酬は最大0.715%(年率)で、さらにファンド費用として最大0.248%(年率)がかかります。

成功報酬併用型

  • 固定報酬:605%
  • 成功報酬:運用益の5%
  • ファンド費用:248%

 

成功報酬併用型は、固定報酬に加え、運用成果に応じた成功報酬を支払うタイプです。そのため、固定報酬を低く抑えられるというメリットがあります。

ただし、楽ラップで運用している方の約70%が「固定報酬型」を選んでいます(2018年4月時点)。どちらが得かは運用成果しだいですが、1年間の収益率が2%を超えると「固定報酬型」の方が有利になります(下図)。

出典:楽天証券

 

楽ラップをいくらから始めているのか

楽ラップは最低投資金額10万円から始めている方が多く、56.4%と過半数を占めています。まずは少額で始めて、積立投資で定期的に資金を追加している方が多いようです。
ただ、100万円以上で始めている方も16.2%おり、必ずしも全員が少額からスタートしているわけではありません。

出典:楽天証券

資金を追加する方も多くいます。金額はマチマチですが、10~30万円が30.1%と最多です。楽ラップでは積立サービスもあるので、ムリのない金額を毎月積み立てるのがオススメです。

 

出典:楽天証券

ロボアドバイザーによる無料診断は、40歳代を中心に20~60代まで幅広い世代が利用しており、サービス開始以来、2万人以上が楽ラップのサービスを始めています。

 

楽ラップのメリット

簡単に始められる

楽ラップは楽天証券に口座があれば始められるので、専用口座は不要です。最低投資金額は10万円で、1万円単位で増額できます

無料診断では、ロボアドバイザーがたった2分で最適な運用コース提案してくれるので、後は気に入った運用コースを選択するだけです。投資信託の購入から運用まですべて任せられるので、気軽に国際分散投資を始めることができます。

手間がかからない

楽天証券のロボアドが代わりに運用するので、何もする必要はありません。目的や考えに合わせた資産運用が始められるのです。

運用コースを変更したい場合、新規申し込みに運用開始日の翌々月から、運用コースを変更できます

投資対象が国内の投資信託で分かりやすい

楽ラップの投資対象はすべて国内で販売されている投資信託で、信託報酬(保有中にかかるコスト)が割安なインデックスファンドが選ばれています

他社のロボアドは、海外に上場しているETF(上場投資信託)が多いのですが、海外のETFは中身がわかりにくいものもあります。楽ラップは国内の投資信託なので、ホームページなどでどんな運用をしているのかをチェックしやすいというメリットがあるのです。

9つの運用コースが用意されている

楽ラップでは、将来のリターンやリスクが異なる9つの運用コースが用意されています。保守型~かなり積極型など基本資産配分が異なる5つの運用コースに加え、TVT機能(下落ショック軽減機能)付きの運用コースが提供されています。

出典:楽天証券

「慎重に運用したい」という方から「とことん収益を追求していきたい」という方まで、さまざまな運用ニーズを満たせる運用コースが用意されているのです。

 

TVT機能とは

楽ラップには、他のロボアドバイザーにはないTVT(下落ショック軽減)機能がついています。投資においては利益を狙うよりも、大きな損失を避けることが大切です。

TVT機能は、株式市場の価格変動リスクが高まり、その状況が見込まれる場合に一時的に株式の比率を減らして債券の比率を高める機能です。

資産全体の値動きのブレを抑えるので、大きな損失を回避できるのです。TVT発動後、株式市場が落ち着いてくる過程では、徐々に通常の比率に戻していきます。

出典:楽天証券

 

積立投資ができる

楽ラップを契約すると、毎月1万円以上1円単位で積立投資が可能です。積立指定日(積立をする日)は、10日か25日のどちらかを選べます(休業日の場合は翌営業日)。

積立金額や積立指定日は変更できるので、ムリのない範囲で投資を続けるようにしましょう。

 

楽ラップのデメリット

元本保証ではない

楽ラップは、他のロボアドバイザーと同じように元本が保証されていません保守的な運用コースやTVT機能などでリスクを軽減できますが、マイナスになることもあります

ただ、短期的な運用成績が、将来の運用成績を保証するわけではありません。ロボアドは始まって間もないので、これまでの運用成績だけで良し悪しを判断できないのです。

短期的な運用成果に一喜一憂せずに、10年・20年といった長期で運用成績を判断するようにしましょう

NISA口座が使えない

楽ラップは、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAを利用して購入することはできません。

解約に時間がかかる

楽ラップを解約した場合、証券口座に現金が戻ってくのは、原則、解約手続き開始日から10営業日以内です。他の金融商品に比べて解約に時間がかかるという点はデメリットになります。

 

楽ラップの運用実績

楽ラップでは、サービス開始以来の実績を公開しています。

参考:マンスリーレポート

たとえば、運用コース1000900(かなり積極的・TVTあり)のパフォーマンスは、以下の通りです(2019年8月末時点)。

出典:楽天証券

 

出典:楽天証券

過去1年間のパフォーマンスはマイナスですが、設定来は28.57%のプラスになっています。アセットクラスや組入銘柄も書かれているので、運用コースを決める際の参考にしてください。

 

まとめ

今回は、楽ラップの特徴とメリット・デメリットについて解説しました。国内の投資信託で運用しているので、他のロボアドバイザーに比べて投資対象が分かりやすいというメリットがあります。

また、TVT機能により大きな損失を回避できる可能性があります

ただし、楽ラップは元本保証ではありません。一度に多くの金額で始めるのではなく、毎月定期的に積立投資をするなど、リスクがなるべく低くなるような投資を行いましょう

楽天証券に口座がある方は、無料診断から始めてみてはいかがでしょうか。

 

記事 山下 耕太郎

 

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