『国民年金基金』でそなえる、ゆとりある将来設計。

みなさん、こんにちは!
マネカツ運営局の植田です。
いきなりですが
「国民年金基金~♪」
というフレーズ。
一度は耳にしたことがありませんか?
聞いたことはあっても、
その制度の意味がよくわからないな~、
という方もいるかもしれません。
今回は、そんなあなたにぜひ読んで頂きたい、
「国民年金基金」についてお伝えしたいと思います(^^)
国民年金基金とは?
国民年金のみの加入者である自営業などの方が
会社員等の方との年金額の差を解消するために
創設された公的な年金制度のこと。
サラリーマン(第2号被保険者)などの方は、
国民年金(老齢基礎年金)に加え、厚生年金にも加入しているので、
自営業などの方(第1号被保険者)よりも給付額が多くなります。
それに比べ
国民年金のみの加入者である自営業の方は
国民年金(老齢基礎年金)のみの受給しか保証されていません。
そこで、国民年金基金に加入することで、
国民年金(老齢基礎年金)に上乗せして年金が受け取れるようになり、
老後の所得保障の役割を担うことができるようになります。
≪国民年金基金加入対象者≫
①自営業、自由業者及び学生などの方
(国民年金の第1号被保険者)で、
国民年金保険料を納めている方。
②東京都内に住民票がある方
③20歳以上65歳未満の方
長期化する老後にそなえ、今からゆとりの生活設計を!
日本の平均寿命は男女とも世界でトップクラスであり、老後が長期化しているため、
生活設計を立て計画的に老後に備えることが必要となってきています。
老後に必要な生活費は、平成25年家計調査(総務省統計局)によれば、
高齢者夫婦の世帯の支出は、月額約27万円。
65歳からの19年間(男性の平均余命)を単純計算すると
約6,200万円の生活費が必要となります。
一方、国民年金は夫婦2人で満額約3,000万円であり、
より豊かな老後生活を確保するためには、
国民年金基金が大きな役割を担うと期待されています。
加入によるメリットは?
①国民年金基金の掛金は、将来も一定
少ない掛金・自由なプランで始められること。
加入後もライフサイクルに応じて月々の掛金を増減することもできます。
②掛金は、全額所得控除で税金がお得
掛金は、全額が所得控除の対象となり、所得税や住民税が軽減されます。
一般の個人年金が最大で年額4万円(平成24年1月以降に契約した個人年金)
までしか所得控除されないのに比べても断然お得!
まとめ
国民年金のみの加入=将来の給付が少ない
と思っていた方も多いのではないでしょうか?
国民年金のみの加入者の方にとっては嬉しい制度である
「国民年金基金」制度。
老後の暮らしのためにも
ぜひご検討されてはいかがでしょうか?
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