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M life 記事

お金 2018.8.17

【FP監修】現役世代必見!ライフプランニングの考え方とは?

 

ライフプランニングという言葉聞いたことはありますか。ライフプランニングとは今の自身の生活を整理して、これからの生活プランを見える形にまとめることです。

 

ライフサイクルや社会保障、雇用環境の変化が激しい現在では、自身の将来の指針である、ライフプランが必要になってきます。個人の働き方や自分の価値観に添った生き方を軸に、具体的な暮らしのプランを立てていくライフプランニングについて、今回はご紹介していきます。

 

ライフプランニングで重要視する視点

 

 

ライフプランニングをしていくで、重要だと思うことは人によって異なるかもしれません。だたし、この点はしっかり考えておかないといけないという視点はあります。

 

生きがいや希望を叶えられるか?

生活していくだけのプランを立てることは、確かにできます。ライフプランにもひな型というものはあり、「30代、会社員(退職金あり)、配偶者あり、世帯収入500万円、月の生活費25万円」であるなら、こういったお金の流れになり、こんな人生のイベントが起こる可能性があるとまとめてあります。

 

ですが、ここにはあなたの希望は反映されていません。基盤となる形に自分のやりたいことはなんなのか、あなた自身の生きがいや希望を盛り込むことで、「あなたのライフプラン」が完成します。作られたライフプランがご自身の希望が叶えられているプランなのかを確認する視点を持っておきましょう。

 

体と心の健康は維持できるか?

ライフプランを立てるときには、ご自身の健康状態についても考慮に入れておきましょう。プランの実行に無理はないか、突然の出来事も想定しているのか、ご自身の健康を維持する準備はできているか、などなど。

 

事故や病気といった体の健康を維持するための用意は思いつくのですが、心の健康の維持はついつい忘れがちになります。家計の圧迫、突然の出費などは心にストレスを与えます。

 

また、ご自身の希望に添えないライフプランは後々の後悔や充実感の不足にもつながります。ライフプランを立てるときは、お金のことだけでなく、体と心を忘れないようにしておきましょう

 

経済的に実行可能な計画か?

ライフプランニングをしていくで、お金の部分を捨ておくことはできません。やりがいや希望を叶えるにも、心と体の健康を維持するにも、必要なお金を準備しておくことは大切なことです。今のご自身の経済状況を確認し、今後の収支を見据えておく、この視点も持っておきましょう。

 

ライフプランニングの手順

 

それでは、ライフプランニングの手順に進みましょう。

 

ライフイベントを時系列で整理する

まずは、ライフイベントを時系列で整理することが大切です。私たちの人生に起こるライフイベントとは、以下のようなものがあります。

 

・就学

・就職

・結婚

・出産

・子育て

・住宅購入

・子供の独立

・退職

・セカンドライフ

・配偶者の死亡

 

その他にもご自身の人生を楽しむためや希望を叶えるためのイベントとして、

 

・自動車購入

・旅行

・レジャー

・趣味

・病気への準備

・介護

などがあります。

 

こういったライフイベントを時系列でまとめていきます。いつまで働くか、家は購入するのか、旅行やレジャーの予定や病気や介護のリスクが高まるタイミングなどを整理していきます。

 

家計収支をシミュレーションする

次にやりたいこと・やっておくべきことをもとに、将来の家計収支をシミュレーションしていきます。ご自身が理想とするライフプランを滞りなく進めていくには、どれくらいのお金が必要なのか、目標の為に必要な金額を視覚化することが重要になります。

 

このシミュレーションを行うことで、現在の収入などを加味して実現可能か、これからどういった準備が必要かを考えていくでの基盤を作ることができます。

 

シミュレーション結果を踏まえて家計を改善する

シミュレーションの結果は、今のあなたの現状から考えると難しいプランになっているかもしれません。ですが、難しいと分かったことも1つの結果です。その結果を基にどうすればご自身のライフプランが叶うか修正していきます。

 

生活費が多くないか、貯蓄が足りているか、イベントの出費が多くないか、ご自身で見直すことが難しいのであれば、ライフプランをシミュレーションするサイトを使い、簡易版のシミュレーションをすることができますし、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーに依頼して、詳細にプランニングをしてもらうこともできます。

 

シミュレーションに必要な主要項目

 

 

実際にシミュレーションをする際に、どういった項目をプランニングの参考にすれば良いかを見てみましょう。

 

家族構成

ライフプランを作成するで、まず家族構成をまとめます。1人なのか、配偶者はいるのか、子供はいるのかによって、スタートが変わってきます。世帯の収入を把握することのほかにも、子供がいるなら今後の教育費を加味する必要がありますし、退職後の年金の額や日ごろの生活費などを算出するのにも重要な項目です。

 

給与収入

世帯には、勤労収入や年金収入があることを想定します。会社員なのか、自営業なのか、年金生活者なのかを分類し、世帯収入を算出します。収入は、可処分所得で計算します。

 

可処分所得とは、給与を受け取ったときの手取りと呼ばれる部分です。受け取った金額から、社会保険料や税金・年金などの支払い義務がある金額を引いた金額になります。

 

退職金(予想)

現在の職業から、退職金を予想します。ご自身の勤務先の退職金額がわかっていればよいですが、わからない場合には、例えば、厚生労働省の就労条件総合調査結果の退職給付を参考に退職金を算出することもできます。

 

年金(予想)

現在の職業や収入・納付期間などをもとに、年金額を予想します。公務員なら「地共済年金情報Webサイト」、会社員なら「ねんきんネット」から確認することができます。

 

参考:地共済年金情報Webサイト|地方公務員共済組合協議会
URL:https://www.chikyosai-nenkin-web.jp/FN009001/OP009001001BL.do

 

参考:ねんきんネット|日本年金機構
URL:https://www.nenkin.go.jp/n_net/

 

教育費

教育費は子供の年齢と進学先の文理選択や国公立か私立かどのルートを選択するかの希望をもとに予想します。年齢による所属学校は、4~6歳は幼稚園、7~12歳は小学校、13~15歳は中学校、16~18歳は高校、19~22歳は大学を基本とします。

 

生活費

月額の生活費をもとに、その金額を12倍した金額を年間生活費とします。生活費とは、みなさんが知っているものを含め、以下の項目があります。

 

・固定費(一定の期間に変動することのない費用)

 ・光熱費(水道・ガス・電気など)

 ・情報通信費(固定電話・携帯電話・インターネットのプロバイダー料など)

 ・マイカー費(ガソリン・駐車場代など)

など

 

・変動費(一定の期間に変動する費用)

 ・食費

 ・物品購入費(日用品や衣類など)

 ・交通費

 ・交際費

 ・医療費

など

 

住居費

住居費も生活費と同様に、1ヶ月の住居費を12倍した金額を年間住居費とします。賃貸の場合は家賃を、持ち家の場合は、ローン返済額や年間の管理費・修繕費等(マンション所有の場合)、固定資産税などが住居費となります。

 

保険料

この保険料は公的保険ではなく、個人で加入することができる民間の生命保険や損害保険の保険料になります。

 

貯蓄残高

貯蓄残高は、前年度の貯蓄残高にその年の収支(収入合計-支出合計)を加えて求めます。その年の収支がマイナスであっても貯蓄残高が残れば家計は破綻しませんが、収支を加えて計算した結果、貯蓄残高がマイナスとなれば、家にまったくお金がない状態なので、家計が破綻していることになります。ライフシミュレーションをした結果、貯蓄残高がマイナスになった場合には、プラン見直しが必要です。

 

自分でできる簡易版ライフプランニング

 

 

専門家に任すまではいかなくても、ご自身でライフプランニングをしてみたいとお考えになったなら、以下の簡易版ライフプランニングを使ってみてはいかがでしょうか。

 

参考:自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション – 全国銀行協会
URL:https://www.zenginkyo.or.jp/special/lps/

 

参考:ライフプラン診断‐日本FP協会
URL:https://www.jafp.or.jp/know/lifeplan/simulation/

 

参考:ライフプランシミュレーション‐金融庁
URL:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/lifeplan_sim/index.html

 

尋ねられた質問に対して、チェックや入力を行うことで、ご自身のライフシミュレーションを行うことができます。文字で解説するだけでなく、実際の収支をグラフで表し、お金の動きをわかりやすく表示してくれるサイトもありますので、お試しでシミュレーションするのには便利です。

 

注意点

 

 

最後にライフプランニングの注意点をお伝えしておきます。

 

定期的に見直しを行う

出来上がったライフプランを見ると、その通りに進むことが正しいことと思いがちかもしれませんが、経済状況や制度の変化、雇用環境によって、プラン通りに進むことが難しくなることがあります。

 

そんな時は、無理にプランに従うのではなく、見直しを行いましょう。ライフプランニングは、状況の変化に対応するための「見直し」も大切な要素になっています。

 

万が一の事態も想定しておく

見直しすることにも関わってくることですが、病気やケガで働くことができなくなったり、急なリストラになったりなどの突然の出費を想定しておくことが大切です。緊急時のための資金(生活費の6ヵ月分程度)を準備することもプランに入れておきましょう。

 

まとめ

 

 

「現役世代必見!ライフプランニングの考え方とは?」いかがだったでしょうか。ご自身の将来に叶えたいことはあってもどうすればいいかわからないとき、ライフプランニングは役に立ちます。現状を把握して、将来の人生を充実させ安心するために、まずはライフプランニングをやってみましょう。

 

監修:石川 邦子(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

 

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