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M life 記事

お金 2018.10.1

相続放棄の手続きに必要な書類と書き方について

 

ご自身の両親や兄弟等が亡くなった時に借金をしていて、それを引き継がなければならない状況になった時、借金の相続を拒否することができます。これを「相続放棄」と言います。親や兄弟の借金の相続は自分だけの問題ではなく、ご自身の子どもまでに影響してきます。

 

そこで、この記事では相続放棄の手続きに必要な書類と書き方についてご紹介します。ご自身や子どもに将来負担になる借金等がある場合は、知識として必ず相続放棄の方法を把握しておきましょう。

 

相続放棄の手続きに必要な書類

 

 

この章では、相続放棄手続きに必要な書類をご紹介します。いざという時のために、必ず覚えておきましょう。 

 

相続放棄申述書を入手する

相続放棄をするためには、まず相続放棄申述書を提出する必要があります。相続放棄申述書は、20歳未満と20歳以上で書類のフォーマットが異なりますの以下のURLを参考に書いてみてください。

 

裁判所 記入例(相続放棄(20歳未満)): http://www.courts.go.jp/vcms_lf/7428souzokuhouki-miseinen.pdf

 

裁判所 記入例(相続放棄(20歳以上)):http://www.courts.go.jp/vcms_lf/7427souzokuhouki-seizin.pdf

 

相続放棄申述書はこちらからダウンロードできます。

裁判所 相続放棄申述書:http://www.courts.go.jp/vcms_lf/10m-souzokuhouki.pdf

 

なお、パソコンからダウンロードできない場合は、家庭裁判所に相続放棄申述書がありますので家庭裁判所へ行ってもらってきましょう。

 

参考:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

被相続人の住民票除票か、戸籍附票を取得する

次に、被相続人の住民票か戸籍附票を取得しましょう。住民票や戸籍附票は市役所の窓口または支所の窓口で発行可能です。

 

参考:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

相続を放棄する申述人の戸籍謄本を取得する

次に、相続放棄を行う申述人の戸籍謄本を準備しましょう。戸籍謄本も市役所窓口または支所の窓口で発行することができます。

 

参考:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

その他の必要書類について

ここでは、その他の必要書類についてご紹介します。ご自身が該当している場合は、先ほど紹介した被相続人の住民票除票または戸籍附票と、相続放棄する申述人の戸籍謄本を準備したうえで、必ずここで紹介する必要書類を用意して行きましょう。

 

申述人が配偶者の場合

被相続人の死亡の記載のある戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本を持参しましょう。

 

出典元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

申述人が子の場合

・被相続人の死亡の記載のある戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

・申述人が代襲相続人(孫,ひ孫等)の場合被代襲者(本来の相続人)の死亡の記載のある戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

以上のものを準備して行きましょう。

 

出典元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

申述人が孫の場合

上記の申述人が子の場合の書類と同じで、

 

・被相続人の死亡の記載のある戸籍(除籍改製原戸籍)謄本

・申述人が代襲相続人(孫,ひ孫等)の場合被代襲者(本来の相続人)の死亡の記載のある戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

 

以上のものを準備して行きましょう。

 

出典元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

申述人が父母または祖父母の場合

申述人が父母または祖父母の場合、以下の書類が必要です

 

・被相続人の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

・被相続人の子(及びその代襲者)で死亡している方がいらっしゃる場合その子(及びその代襲者)の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍改製原戸籍)謄本

・被相続人の直系尊属に死亡している方(相続人より下の代の直系尊属に限る(例:相続人が祖母の場合父母))がいらっしゃる場合その直系尊属の死亡の記載のある戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

 

出典元:相続の放棄の申述http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

申述人が兄弟姉妹の場合

申述人が兄弟姉妹の場合は、以下の書類が必要となります。

 

・被相続人の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

・被相続人の子(及びその代襲者)で死亡している方がいらっしゃる場合,その子(及びその代襲者)の出生時から死亡時までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本

・被相続人の直系尊属の死亡の記載のある戸籍(除籍改製原戸籍)謄本

・申述人が代襲相続人(甥、姪)の場合被代襲者(本来の相続人)の死亡の記載のある戸籍(除籍改製原戸籍)謄本

 

出典元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

相続放棄の手続きにかかる費用について

 

 

次に、相続放棄の手続きにかかる費用についてご紹介します。相続放棄は無料で行うことはできませんので、しっかりとお金を準備しておきましょう。

 

収入印紙

収入印紙は申述人1人につき、1枚=800円かかります。申述人の数だけ必要ですので、複数人申述する場合はお金を準備しておきましょう。収入印紙は、コンビニや郵便局、市役所等で購入することができます。

 

参考元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

郵便切手

連絡用の郵便切手が必要となります。大体80円切手を5枚程度準備すると良いですが、裁判所によって金額が異なります。なので、申述書類を提出する家庭裁判所に確認をしておきましょう。(なお,各裁判所のウェブサイトの「裁判手続を利用する方へ:http://www.courts.go.jp/map_list/index.html」中に掲載されている場合もあります。)

 

参考元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

戸籍謄本を取得する際の手数料

戸籍謄本を取得する際の手数料は、一通450円程度で、市役所で発行することができます。各市役所で料金が異なりますので、事前に電話等で確認しておきましょう。また、被相続人の戸籍謄本を、配偶者が申請する場合は、お金は不要になるので覚えておきましょう。

 

出典元:戸籍謄本・住民票の写し・諸証明などの手数料および申請書一覧
https://www.kyotanabe.jp/0000000270.html

 

被相続人の除籍謄本または改製原戸籍謄本

被相続人の除籍謄本または改正原戸籍謄本を取得する場合は、750円程度かかります。発行元は市役所になりますのが、各市町村で料金が異なりますので、事前に確認をするようにしましょう。

 

出典元:戸籍謄本・住民票の写し・諸証明などの手数料および申請書一覧
https://www.kyotanabe.jp/0000000270.html

 

被相続人の住民票

被相続人の住民票にかかる料金は300円程度です。こちらも市役所等で発行することができますが、料金は各市町村で異なりますので事前に電話等で確認しておきましょう。

 

出典元:戸籍謄本・住民票の写し・諸証明などの手数料および申請書一覧
https://www.kyotanabe.jp/0000000270.html

 

相続放棄の書類の書き方について

 

ここでは、相続放棄の書類の書き方についてご説明します。相続放棄の必要な書類を揃えた後に書くようにしましょう。

 

相続放棄申述書を家庭裁判所で入手する

先ほどもご紹介しましたが、家庭裁判所で相続放棄申述書をもらいに行きましょう。裁判所のホームページからダウンロードも出来るので、家にパソコンとプリンターがある方はダウンロードをして印刷しましょう。

 

裁判所 相続放棄申述書
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/10m-souzokuhouki.pdf

 

書類の提出先の宛名(裁判所の名前)を書く

書類の提出先の裁判所名を書いておきましょう。提出先の裁判所名がわからない方は、以下のURLから調べることができますので、事前に調べておくと良いでしょう。

 

管轄裁判所を調べたい方はこちら
http://www.courts.go.jp/saiban/kankatu/index.html

 

申述人(相続を放棄する人)の名前を書く

次に、申述人(相続を放棄する人)の名前を書きましょう。連名での提出はできませんので、複数人が申述書を提出する場合は、必ず1人1枚申述書を記入する必要があります。また、申述人が20歳未満の場合は、法定代理人の名前を記入することとなります。

 

裁判所 記入例(相続放棄(20歳未満))
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/7428souzokuhouki-miseinen.pdf

 

相続放棄の理由を書く

相続放棄をする場合は、どうして相続を放棄するのかその理由を書かなければなりません。相続放棄申述書に、放棄の理由欄として以下のものが箇条書きにされています。

 

1.相続人から生前に贈与を受けている

2.生活が安定している

3.遺産が少ない

4.遺産を分散させたくない

5.債務超過のため

6.その他

 

があります。該当する部分を〇(丸)で囲みましょう。

 

参考元:記入例(相続放棄(20歳以上))
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/7427souzokuhouki-seizin.pdf

 

相続財産(資産や負債)を記入

次に、相続財産(資産や負債)を記入しましょう。「相続財産の概略」という欄があります。相続財産の概略に書く内容は以下のとおりです。

 

・農地 約   平方メートル

・山林 約   平方メートル

・宅地 約   平方メートル

・建物 約   平方メートル

・現金、預貯金 約  万円

・有価証券 約  万円

 

該当しているものに、記入をしましょう。また、その下に、負債を記入する欄もありますので、忘れずに記入するようにしましょう。

 

参考元:記入例(相続放棄(20歳以上))
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/7427souzokuhouki-seizin.pdf

 

印鑑を押す

最後に、書類を記入し終え、間違いがないことを確認したら印鑑を押しましょう。実印でなくてもいいですが、この後の手続きでも使うのでどの印鑑を使ったか覚えておくと良いでしょう。

 

相続放棄の書類の提出と、その後の流れについて

 

相続放棄の書類を提出する時と、その後の流れについてご紹介します。書類を提出するだけでは、相続放棄の手続きは完了しませんので注意しておきましょう。

 

相続放棄の申述期間は期限が決まっている

以下、裁判所の「相続の放棄の申述」より、

申述は民法により自己のために相続の開始があったことを知ったときから3か月以内にしなければならないと定められています。

となっていることから、必ず3ヶ月内に相続放棄申述書と必要書類を準備しましょう。ただし、以下の事情があった場合は期限を延長することができます。

 

相続人が自己のために相続の開始があったことを知ったときから3か月以内に相続財産の状況を調査してもなお相続を承認するか放棄するかを判断する資料が得られない場合には相続の承認又は放棄の期間の伸長の申立てにより家庭裁判所はその期間を伸ばすことができます。

 

出典元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

家庭裁判所へ書類を提出

相続放棄申述書と必要書類が準備できたら、管轄裁判所へ提出しに行きましょう。管轄裁判所は以下のURLから調べることができます。

 

管轄裁判所→http://www.courts.go.jp/saiban/kankatu/index.html

 

家庭裁判所から届く、相続放棄の照会書に記入して返送

相続放棄申述書と必要書類を提出した後、家庭裁判所から「相続放棄の照会書」というものが送られてきます。こちらは、大津家庭裁判所の照会書になります。参考までにご確認ください。

 

相続放棄・限定承認の有無の照会手続(大津家庭裁判所)
http://www.courts.go.jp/otsu/saiban/kateisaibannsyo/l4/index.html

 

照会書には必要な添付書類が記入されていますので、照会書が届いた速やかに準備をするようにしましょう。

 

相続放棄申述受理通知書が届けば、相続放棄の手続きは完了

照会書と、必要な添付書類を提出し、家庭裁判所から相続放棄申述受理通知書が届けば相続放棄の手続きは完了となります。

 

相続放棄の証明が必要な時は

 

相続放棄には証明が必要な場合があります。その時は、以下のような手順を踏むようにしましょう。

 

不動産の相続登記などで証明が必要になる

不動産の相続登記等で証明が必要となる場合があります。その時は、家庭裁判所に行き、相続放棄申述受理証明書を発行しに行きましょう。

 

出典元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

家庭裁判所に、相続放棄申述受理証明書を申請する

家庭裁判所に備付けの申請用紙がありますので,申請用紙に必要事項を記入して相続放棄申述受理証明書の発行申請を行いましょう。

 

出典元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

申請の際に必要な書類と持ち物

申請用紙1件につき150円分の収入印紙郵送の場合は返信用の切手を添えて受理をした家庭裁判所に申請しましょう。直接受理した家庭裁判所まで申請する場合は印鑑及び受理通知書や運転免許証などの本人を確認することができるものを必ず持参しましょう。

 

引用元:相続の放棄の申述
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html

 

被相続人と申述人の関係によって、用意する書類が異なるため間違いに気をつけよう

 

 

相続放棄の必要書類と手続き方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。被相続人と申述人との関係によって、準備する書類が違いますので、必ず必要書類の準備をしておくようにしましょう。

 

もしも必要書類がわからなくなった時、または必要書類がきちんと整っているか不安になった時は、電話等で家庭裁判所へ確認しましょう。相続放棄は基本的に3ヶ月以内に行わなければなりません。よって、速やかに手続きを行い、再提出等があっても余裕で準備できるようにしておきましょう。

 

 

 

 

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