クレジットカードは、現代では一人の方が2.5枚以上保有している便利なカードです。しかし、クレジットカードを作るためには、審査に通らなければカードは持つことはできません。そこで、新規でクレジットカードを申込む場合の注意点や申込み方法についてご説明します。

目次

クレジットカードの申し込みで必要なもの

クレジットカードの審査において最初の段階で必要とされるのは、カードの申込書とともに本人確認ができる書類です。本人であることが確認できてはじめて審査に入れます。そして審査が通った後にはさらに必要になる書類があります。

本人確認ができる書類

本人確認ができる書類で、一番多いのは自動車の運転免許証のコピーです。写真もあり、たいていの方が携帯しているため、よく使われるのです。

その他にも、パスポート、健康保険証、マイナンバーカードなどでも良いとされています。

引き落とし口座と銀行印

審査に通った場合には、返済方法としてクレジットカード会社は銀行からの自動引き落としを推奨してきます。銀行引き落としの場合には、銀行口座の番号がわかるものと銀行印が必要になります。

新規クレジットカードを発送できる住所

新規のクレジットカードだけでなく、すべてのカードは書留などで郵送されます。それは、その場所に申込みをされた方が住んでいることを確認するためです。カードを郵送しても受け取られず、戻ってきた場合には、クレジットカードの審査には最終的に通ることはできません。

そのため、住所に関しては間違いのないようによく確認しましょう。

未成年者の場合、保護者の同意書

大学生で20歳未満の方の場合には、カード会社によっては保護者の同意書が必要になる場合があります。特に、アルバイトなどで定期的な収入がない場合に必要な場合が多いです。

キャッシング枠では「年収証明書類」が必要

キャッシング枠で50万円を越える申込みをしていたり、すでに他社でカードローンやクレジットカードのキャッシング枠を使っており、希望額との合計が100万円を越える場合には、年収を証明する収入証明書の提出が必要になります。

会社から配られる源泉徴収票や最近2~3ヶ月の給料明細などが必要です。副収入などがあって確定申告をしている場合には、確定申告書の控えのコピーが必要です。

クレジットカードを選ぶ時はどうする?押さえておきたいポイント

クレジットカードを申込む場合には、どのカードにしようかと迷うこともあります。そのような場合に選ぶポイントについてご説明します。

基本的には、クレジットカードをどのようなシーンで使おうとするのかを考える必要があります。また、カードで買い物が高額になりそうな時にはポイント還元率を重視する必要もあるのです。

海外旅行に行くために作ろうという場合で一時的な使用であれば、年会費が無料で、しかも海外で使える国際ブランドが付いている必要があります。

よく利用するシーンに合ったカードを選ぶ

クレジットカードをどのような場合に利用しようとしているかによって、選ぶカードは違ってきます。

普段の買い物で使いたい、キャッシュレスで使いたいというのであれば、どこでも使える会社のカードが良いです。また、特定のチェーン店で使うというのであれば、クレジットカード機能のついたそのお店の提携カードが良いでしょう。

ポイントの還元率で選ぶ

普段の買い物に利用したいというのであれば、ポイント還元率の高いカードを選ぶ必要があります。還元率が1%を越えるものや、キャンペーンが頻繁に行われ、ポイントの還元率が高くなるカードを選ぶのが良いでしょう。

年会費無料かどうか

普段あまり使わないクレジットカードであれば、年会費無料のカードを選ぶ必要があります。頻繁につかえば、ポイント還元によって年会費分が出ますが、たまにしか使わないということであれば、年会費をまかなうことができないからです。

国際ブランドで使いやすいところを選ぶ

海外旅行のためにクレジットカードを作るということであれば、どこでも使いやすい国際ブランドが付いているカードで、海外旅行傷害保険が自動付帯で付いているものを選ぶ必要があります。

しかも、海外に行く頻度は低いということであれば、年会費も無料であるカードを選ぶのが良いでしょう。

クレジットカードの申し込み方法3つ

クレジットカードをどこで申込むかについて見てみましょう。

基本的には、クレジットカード会社や提携店の窓口で申込む、カード会社ホームページ(HP)から申込む、提携店などに置かれている申込書を郵送して申込むという方法があります。

ただ、どの方法でも、クレジットカードの審査には時間がかかり、カードも郵送になるため、手元に届くためには1週間以上かかります。海外旅行などに持っていきたいという場合には早めにインターネットなどで申込む必要があります。

①クレジットカード会社のHPから申し込む方法

クレジットカード会社のHPでは、たいていカードの申込みコーナーが設けられており、そこから申込むことができます。審査担当部門に直接申込むため、早く審査ができます。

必要書類なども撮り込めるようになっている場合があり、特に郵送しなくてもネット上で申込みを完結できる形になっているのです。

②郵送で申し込み

クレジットカードの申込書は、提携店や、提携している銀行、カード会社の窓口などに置かれていますので、それを持って帰って記入した上で郵送することもできます。本人確認用の書類をコピーして添付しておくことが早く審査してもらうコツです。

ただ、審査に通ってから、銀行の自動引き落とし申込書や収入証明書を後から送るなど手間もかかりますし、カードが発行されるまでに時間が一番かかりますので、時間に余裕のある方に向いています。

③店頭で直接申し込み

カード会社の窓口で申込みができますし、提携店の窓口でも申込むことができます。内容確認や必要書類の確認もしてくれます。

ただ、クレジットカード会社の店舗は少ないため、都市部の方に限られます。

一番お得なのはHPからの申し込み

クレジットカードの申し込みがしやすく、早く発行ができるのは、各カード会社のHPから申込む場合です。必要書類などもネットで読み取ってくれますし、24時間いつでも便利に申込みができます。

クレジットカードの申し込み手順から手元に届くまでの流れ

クレジットカードを申込する場合の手順と手元に届くまでの流れについて見てみましょう。

①必要事項を記入する

まず、最初にクレジットカードの申込書に必要事項を記入することから始まります。氏名、住所などから、勤務先、収入、居住年数などの属性情報を記入していきます。

記入したクレジットカードの申込書を提出してから結果を待ちます。ただ、クレジットカードの場合には、即日でカードが発行されることはほとんどありません。審査が行なわれますが、それだけで数日かかることもあります。

②入会審査に通過する

申込み後、カード会社内で審査が行なわれ、その入会審査に通過した場合にはクレジットカードの送付の準備が行なわれます。

③審査通過後、自宅にカードが届く

クレジットカードの入会審査に通過してから、自宅にカードが届くまで1週間以上かかる場合もありますので、時間には余裕を持って申込みをしてください。

カード受け取りには本人確認書類が必要

クレジットカードはたいてい郵便簡易書留で送られ、受け取りには本人確認書類が必要になる場合もあります。本人確認書類は、運転免許証や健康保険証などになります。

受け取りがされませんと、カードはカード会社に戻され、審査は通らないことになるので確実に受け取ってください。クレジットカードを自宅に書留で郵送することは、その住所に実際に住んでいるということを確認する意味もあるのです。

クレジットカードの申し込みで注意したいポイント

クレジットカードの申込みをする場合に、注意しておかなければならない点があります。何度も頻繁に申込んだり、クレジットカードを複数杯持っていたり、同時に何ヵ所も申込みをしたりすることは、審査において不利になる場合があります。

一定期間、頻度で申し込みをしないこと

クレジットカードやカードローンの場合には、一定期間に何度も申込みをすると、申込みブラックと呼ばれ、審査に通らない場合があります。

クレジットカードの申込み記録は信用情報機関であるCICに登録されますので、1ヵ月に4回以上など、頻繁に申込みをしていますと、申込ブラックになって審査には通らないのです。

【参考】CIC:https://www.cic.co.jp/

クレジットカードを持ち過ぎないこと

また、既に何枚もクレジットカードを持っているにもかかわらず、カードの申込みをする場合も審査において通らない場合があります。

カードの所有記録もCICに記録されており、過大に持っている場合には審査では警戒されるのです。

リボ払いを設定しないこと

審査に通りやすくするためには、最初からリボ払いに設定しないようにする必要があります。リボ払いの場合には、知らない間に利用残高が貯まりやすく、信用面で審査担当者に警戒されやすいのです。

複数枚のクレジットカードを同時に申し込まない

短期間でのクレジットカードの申込みが審査で警戒されるのと同様、複数枚のクレジットカードを同時に申込みすることも審査に通らない原因になります。

クレジットカードの審査は一定期間かけて行われるため、その間に申込みの記録がCICに登録される可能性があり、控えるようにしましょう。

クレジットカードの申込書は正確に記入すること

クレジットカードの申込書は、正確に記入することが大切です。収入額や他社での利用残高などを適当に記入していますと、他社利用などはCICの信用情報からすぐにわかます。収入も収入証明書が必要になり、提出する必要がある場合もあります。

1カ所でも誤った記入になっている場合には、他の記入も違っているのではないかと疑われ、審査に通らないのです。

住所、年収は審査で重要

クレジットカードの申込書の中でも、住所や年収については審査において重要な項目になっています。すなわち、キャッシングの希望枠が50万円を越えるような大きな金額の場合には、貸金業法の総量規制から収入証明書の提出が必要なり、多めに収入を記入していますと、誤りがわかってしまいます。

また、住所もクレジットカードは自宅に書留で郵送になるため、本人が住んでいない場合には、カード会社に戻されてしまい、同時に審査は落ちることになるのです。

従って、クレジットカードの申込書を記入する時には、正確に記入し、確認してから提出するようにしましょう。

クレジットカードの更新・有効期限について

クレジットカードは、5年毎の有効期限が設けられており、期限が迫りますと、更新審査が行なわれ、通れば新しいカードが送られてきます。但し、更新審査の場合は、特に申込書を提出するようなことはなく、自動的に更新されます。

クレジットカードを申し込んで放置しておくのはあり?

クレジットカードの申込みをして発行してもらったにもかかわらず、そのカードを利用せずに放置しておく場合があります。特に、ポイント狙いで申込みをする方もおり、利用されないカードも結構多いのです。

そのような場合に、どのように扱われるのかについて見てみます。

申し込み後に利用せず放置していても問題はない

申込みをしてもクレジットカードを利用せず放置していても、カード利用において特別な問題は生じません。

放置するなら解約をするべき

本来、使わないカードであれば、カード契約を解約して、カードを処分してしまうのが一番良い方法です。

解約手続きは電話1本でカンタン

カードの利用が無い場合には、解約手続きは、カード会社に電話で申し入れるだけで簡単にできます。

但し、カード会社の電話受付は混み合っており、なかなかつながらない場合もありますので、昼食時や営業開始時などは避けたほうがよいでしょう。

クレジットカードを放置しておく時の注意点

クレジットカードを利用せずに放置しておく場合、注意しておかなければならないことがあります。

利用履歴は常に確認しておくこと

クレジットカードを利用せずに放置しておきますと、なくなっていても気がつかない場合が多いのです。そのために、盗難にあっていてもわからず、不正利用されている場合もあり得ます。

そのため、利用履歴については常に確認しておく必要があります。

利用規約やお知らせも常に確認しよう

クレジットカードによっては、利用金額が少ない場合には、翌年度の年会費が請求される場合などがありますので、利用規約やお知らせは常に確認しておく必要があります。

利用規約などを確認して、翌年度の年会費が請求される場合には、早めに解約しておくことが必要です。

最後に

新規でクレジットカードの申込みをする場合の申込み方法や注意点などについてご説明しました。

クレジットカードを申込む場合には、本人確認用の運転免許証や健康保険証は最低限必要です。また、申込む際には正確に申込書を記入する必要もあります。

クレジットカードを申込む場合には、よく何に使うのかを考えて申込むカードを選ぶようにしてください。また、カードが届くまでに1週間以上かかる場合がありますので、余裕を持って申込むことが肝心です。