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お金 2018.11.21

【FP監修】超基本!金利についてと定期預金の利息を計算する方法

 

 

とりあえず毎月いくらかを定期預金に回しているという方も、多いのではないでしょうか。普通預金よりは金利が高いとされている定期預金ですが、実際にはどの程度の金利がつき、満期時にどの程度の利息をもらえるのかをご存知の方はあまり多くはありません。

 

そもそも金利とは何なのか、また、定期預金の利息を簡単に計算する方法、単利と複利の使い分けについて解説します。

 

超基本!金利について教えて

 

 

金利という言葉を聞いたことがない方はいないでしょう。しかし、意味となると、詳しく説明するのは少し難しいですよね。金利とは何か、金利と利息との違いについて見ていきましょう。

 

金利と利息の違いは?

金利とは、お金を預ける、もしくは借りるときに発生する利息の割合のことです。
利息とは貸した(預けた)お金に対してもらえる時間経過分のお礼です。
金利は特別に注意書きが記載されていない限り、1年単位の年利で表示します。

 

例えば、金利が年利1%のローンを利用して100万円を借りるなら、1年後には1万円の利息が発生します。また、年利1%の預金商品に100万円を預けるなら、1年後には税引き前1万円の利息を受け取ることになります。

 

利息を計算するためのレートが「金利」

このように、利息を計算するときのレートを「金利」と呼んでいます。お金を借りるときには利息が多くなりすぎないためにも金利が低い方が良いですが、お金を預けるときは少しでも多くの利息を受け取るために高金利が良いですよね。

 

ただし、契約金融機関の財力や信頼度などには注意が必要です。

 

預金している分のお金を受け取れるのが「利息」

金利が設定されている預金商品にお金を預けると、預金額と金利に応じて利息が発生します。利息から税金(20.315%)を差し引いた金額を、満期時あるいは解約時に受け取ります。

 

ただし、途中解約不可の預金商品を利用しているときは、解約時には解約手数料が差し引かれ、予想した金額より受取額が少額になることもあります。

 

「定期預金」と「普通預金」の金利の違い

普通預金は、預入期間を特定していない金融商品で満期や解約時のペナルティが設定されていません。金利は低く、2018年10月末時点ではほとんどすべてのメガバンクで年0.001%となっています。

 

一方、定期預金は満期と途中解約時のペナルティが設定されている預金商品です。普通預金と比べると高金利に設定されていることが多く、2018年10月末時点では、メガバンクの定期預金金利は年0.01~0.001%となっていることが多いです。

 

なお、ネット銀行では、実店舗をかまえる銀行よりも店舗維持費や人件費がかからないため、高金利の定期預金商品を提供していることがあります。メガバンクの金利と比べて10~50倍もの高金利が適用されることもありますので、利息にこだわる方はぜひネット銀行の定期預金をチェックしてみてください。

 

定期預金の金利は短期〜長期で選ぶことが可能

定期預金商品の中には、1週間で満期になる超短期のものもあります。新規に口座を開設した方のみが利用できる等の条件があることも多いですが、期間が短い分、高金利に設定され、高額の利息を受けられるという魅力があります。

 

一方、長期の定期預金の中には10年満期の商品もあります。満期までの期間が短いとすぐに使ってしまう不安がありますが、長期の商品なら、お子様の進学資金やご自身の老後資金などの将来的な出費に備えることができますね。

 

定期預金の利息を計算する方法

 

 

では、定期預金の利息を計算していきましょう。利息の計算方法としては、単利と複利の2つの種類があります。金利を計算する前に、現在ご利用の定期預金が単利方式なのか複利方式なのか確認しておきましょう。

 

単利と複利の「金利」の違いを理解しよう!

単利とは、最初に預けたお金(=元金)に年数分の利息が発生する仕組みを指します。つまり、元金が変わらない限り、1年目に発生する利息も2年目に発生する利息も同じになります。

 

一方、複利とは、年ごとの利息を元金に組み入れてくれるので元金と利息の合計額に対して次年度の利息が発生する仕組みになっています。例えば金利が年1.0%の1年複利の定期預金に100万円を3年間預けるとすると、1年目は税引き前で1万円の利息が発生しますが、2年目は元金と利息の合計額である101万円に利息が発生しますので、税引き前の利息は10,100円と1年目よりも多くなります。

 

3年目には元金と利息の合計である1,020,100円に年1.0%の利息が発生するため、税引き前の利息は1年間で10,201円と、さらに利息が増えます。3年間で30,301円もの利息が発生することになりますので、単利と比べて高利息を受け取れます。

 

単利の計算方法

では、1,000万円の元金を金利1%で運用した場合を例に、実際に計算してみましょう。

 

1年目は1,000万円×1%=10万円の利息が発生します。20.315%の税金が差し引かれますので、1年満期の場合は、10万円×(1-0.20315)=79,685円を利息として受け取れます。

 

単利の定期預金の場合は、2年目も元金だけに対して利息が発生しますので、2年目の税引き後の利息も79,685円です。3年なら79,685×3=239,055円の利息を受け取れます。

 

複利の計算方法

1,000万円の元金を金利1%で1年複利で運用した場合を計算してみましょう。1年目は単利の場合と同じく1,000万円×1%=10万円の利息が発生します。

 

利息を受け取らずに3年複利で運用したとするならば、2年目は1,010万円の元金を運用することになり、1,010万円×1%=101,000円の利息が発生します。3年目は10,201,000円の1%の利息が発生するため、102,010円の利益になります。

 

3年間の利息の合計は303,010円ですが、税金が発生しますので、実際に手元に残るのは241,454円です。単利と比べると2,399円も高くなりますね。

 

定期預金の利息を実際にシミュレーションしてみよう

 

 

3年定期程度なら、手計算でも利息を計算することができます。しかし、預ける期間が長くなったり、金利が1%などの計算しやすい数字でなかったりするときは、手計算して利息を求めるのは簡単なことではありません。

 

そのようなときに使えるのがシミュレーションツールです。10年定期に預けた利息を、シミュレーションツールを使って調べてみましょう。

 

単利のシミュレーション(10年間預けた場合)

1,000万円を年0.03%の単利で運用したケースをシミュレーションしてみましょう。単利の場合は、預入期間や金利が複雑になっても手計算は可能です。税引き前の利息は以下になります。

 

・1,000万円×0.03%×10年=30,000円

 

1年複利のシミュレーション(10年間預けた場合)

全国銀行協会の複利シミュレーションツールを使って、1,000万円を年0.03%の金利で10年間運用したケースをシミュレーションしてみましょう。

 

預入金額の欄に1000(万円)、利率に0.03(%)、複利形態を「1年」に選択し、預入期間の欄に10(年)の数字を入力して、試算開始のボタンをクリックします。利息は30,040円、税引き後の受取額は23,937円であることが瞬時に分かります。

 

参考:一般社団法人 全国銀行協会「利息はいくらつくの?」シミュレーション

https://www.zenginkyo.or.jp/article/simulation/fund/

 

定期預金の金利、利息のシミュレーションツール

複利計算をするときは、手計算ではなく計算ミスが発生しないシミュレーションツールがおすすめです。使い勝手の良いシミュレーションツールを2つ紹介します。

 

全国銀行協会預金の「利息シミュレーション」

預入金額と利率、複利形態、預入期間の4つの情報を入力するだけで、すぐに試算できるシミュレーションツール。税金の額も瞬時に計算できますので、実際に手にする金額を正確に計算することができます。

 

https://www.zenginkyo.or.jp/article/simulation/fund/

 

ソニー銀行「MONEYKit」

ソニー銀行の複利計算シミュレーションツール。ただし、ソニー銀行の複利型定期預金は1年複利で計算されますので、半年複利の計算には使えません。

 

参考:ソニー銀行「円定期計算シミュレーション」

https://moneykit.net/visitor/simulation/sim04.html

 

定期預金で単利と複利を選ぶポイント

 

 

金融機関によって、定期預金のタイプが異なります。単利か複利かで迷ったときは、次のポイントで選んでみましょう。

 

利息を都度使いたい時は「単利」がおすすめ

1年ごとに利息をお小遣いとして使いたい方には、単利タイプの定期預金がおすすめです。解約しなくても利息だけを受け取れますので、解約金を発生させずにお小遣いだけ得ることができます。

 

利息をより増やして預金したい人は「複利」がおすすめ

効率よく貯めようと思うなら、利息に対しても利息が発生する複利タイプがおすすめです。ただし、途中で利息を引き出すと、解約扱いになることもあるため、注意が必要です。

 

複利と単利では受け取れる利息額が異なる

上述しましたように、単利と複利では受け取れる利息が異なります。「単利」「1年複利」「半年複利」の順で利息が増えますので、大きく増やしたい方は複利を選びましょう。

 

最後に

 

 

定期預金の金利を計算すると、満期がより一層楽しみになります。通常、定期預金は預入期間中に適用金利が変化しませんので、最初に予想した通りの利息を受け取ることが可能です。毎月しっかりと貯金して、将来に備えていきましょう。

 

監修者:野村 浩治(ファイナンシャルプランナー)

 

 

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