» 【FP監修】年金手帳を紛失した場合の再発行方法!窓口は?即日交付は可能?のメインビジュアル  » 【FP監修】年金手帳を紛失した場合の再発行方法!窓口は?即日交付は可能?のメインビジュアル

M life 記事

老後 2018.10.29

【FP監修】年金手帳を紛失した場合の再発行方法!窓口は?即日交付は可能?

 

年金手帳の紛失は、誰でも、ついうっかりしてしまうことがあると思います。大事なものに限ってなくしてしまうという方も多いのではないでしょうか。身分証明書としても使えることがある「年金手帳」。万が一、紛失したときはどうすれば良いのでしょうか。年金手帳の再発行方法と即日交付の方法をまとめました。

 

うっかり年金手帳を紛失してしまった!

 

 

運転免許証やクレジットカードなどと比べると、年金手帳は使用する機会が少ないため、「失くなった」という事実に気づかないことも多いです。そのため本当に失くしてしまったのか」「引き出しや貴重品入れの中で何かに挟まっていて見つからないだけなのか」など、よく分からないということも多いでしょう。

 

大切な年金手帳を紛失してしまった…

家中どこを探しても年金手帳が見当たらないときは、やはり紛失していると考えられます。年金手帳を使う機会はあまり多くはありませんが、年金手帳には個人情報がたくさん記載されていますし、あなたの年金手帳を見つけた人が悪用する可能性もあります。

 

例えば一部の業者では、年金手帳を提示することでお金を借りることも可能です。あなたの名前で誰かが借金でもしていたら、あなたは借りてもいないお金の返済義務を押し付けられることになってしまいます。紛失したことに気づいたら、早めに正しい手続きを行い、再発行してもらう必要があるのです。

 

そもそも年金手帳とは?

年金手帳とは、年金保険料を払うすべての人が所得している書類です。国民年金の加入資格は満20歳以上であること、厚生年金など他の年金加入資格は厚生年金などの適用事業所で勤務する(正規社員あるいは厚生年金加入条件を満たす勤務形式)方のことですので、いずれかの条件を満たしている方にはかならず年金手帳があるはずです。

 

年金手帳は縦150㎜×横105㎜の大きさで、表紙は厚紙でできています。茶色とオレンジ色、青色の3種類がありますが、1997年1月以降に年金手帳を取得した方は、すべて青色の表紙の年金手帳となっています。

 

もしあなたが企業勤めなら、紛失ではなく企業に預けているはず

満20歳以上もしくは厚生年金制度に加入する事業所に勤務している方なら、年金手帳はかならず発行されているはずです。国民年金に加入している場合は年金加入者自身が保管しているはずですので、年金手帳は手元になくてはいけません。自営業の方や無職の方は、自宅を探してみてください。

 

しかし、厚生年金に加入している場合は、勤務先で年金手帳を預かってもらっている可能性があります。また、勤務先によっては雇用者の配偶者の年金手帳も預かっていることがあります。自宅で年金手帳が見当たらないときは、勤務先に問い合わせてみることをおすすめします。

 

20歳までに公務員になった場合、発行されていない可能性も

20歳までに就職した場合は勤務先が厚生年金加入の手続きをしますので、加入者本人は一度も年金手帳を見たことがないまま、勤務先が年金手帳を預かっていることが多いです。

 

また、未成年者が公務員になった場合は、年金手帳が発行されずに基礎年金番号通知書だけが発行されています。日本年金機構のサイト“ねんきんネット”に登録するときや公務員を退職するとき、その他のときに年金手帳が必要になったら、基礎年金番号通知書に記載されている番号を使って年金事務所で年金手帳を発行してもらいましょう。なお、基礎年金番号通知書がなくても、勤務先の総務部に連絡すれば基礎年金番号を教えてもらえます。

 

年金手帳を紛失した場合は再発行の手続きを!

 

 

勤務先が保管していない場合や年金手帳が発行されていない場合を除いて、すべての人は年金手帳を手元に保管しているはずです。家の中や保管していそうな場所を探しても見つからないときは、再発行手続きをしなくてはなりません。

 

手続き方法

年金手帳再交付申請書を年金事務所に直接提出することが一般的です。しかし、年金事務所に出向く時間がないときは、最寄りの年金事務所に郵送もしくは電子申請で提出することもできます。

 

交付方法

電子申請を使って再交付を申請した場合、あるいは年金事務所に郵便で年金手帳再交付申請書を送付した場合と市区町村役場で再交付の手続きをした場合は、年金加入者本人の住所に年金手帳が郵送されます。ただし、市区町村役場で再交付の手続きができるのは、国民年金に限られますのでご注意ください。

 

厚生年金に加入している場合は勤務先を通して再交付をすることもありますが、その際は勤務先に年金手帳が送付されます。一方、年金事務所で直接再交付の手続きをした場合は、書類に不備がない場合その場で受け取れます。急いでいるときは年金事務所に直接行く方が良いでしょう。

 

手数料

いずれの方法で年金手帳再交付申請書を申請する場合も手数料は不要です。郵便で年金手帳を送ってもらう場合も、送料を負担する必要はありません。

 

要する時間

年金手帳を郵送してもらう場合は、1~2週間ほどかかります。一方、年金事務所でその場で再発行してもらう場合は、書類の不備がなければ数十分で完了します。

 

必要な持ちもの

年金手帳は、紛失したときだけでなく破損しているときにも再発行が可能です。破損のために再発行するときは、年金手帳再交付申請書と破損した年金手帳を併せて提出しましょう。年金事務所の窓口で再発行手続きをするときは、運転免許証などの本人確認書類を持っていけばその場で受け取ることができます。

 

あなたは第何号被保険者?再発行手続きの申請先は人により異なる

 

 

国民年金では、国民年金だけに加入している自営業者や無職、学生などを「第1号被保険者」と呼び、厚生年金に加入している労働者を「第2号被保険者」、第2号被保険者の配偶者として年金保険料の支払いが免除されている方を「第3号被保険者」と呼びます。

 

一方、厚生年金では、民間企業に勤めている人を「第1号被保険者」、国家公務員を「第2号被保険者」、地方公務員を「第3号被保険者」、私立学校教員を「第4号被保険者」と区別しています。なお、厚生年金の第1号~第4号被保険者は、国民年金の基準ではすべて第2号被保険者に該当します。

 

国民年金第1号~3号被保険者

国民年金の第1号被保険者は市区町村役場でも年金事務所でも再発行手続きを行いますが、第2号被保険者と第3号被保険者は年金事務所か勤務先を通して再発行手続きを行います。

 

第1号厚生年金被保険者

厚生年金の第1号被保険者は、勤務先を通して再発行手続きを行います。勤務先を通さずに直接年金事務所に行くときは、かならず管轄の年金事務所に電話をしてから出かけましょう。

 

第2号厚生年金被保険者

未成年のときに国家公務員になった方は、年金手帳が発行されていません。年金手帳が必要なときは、勤務先に基礎年金番号を問い合わせた上で、年金事務所で新たに年金手帳を発行してもらいましょう。

 

第3号厚生年金被保険者

国家公務員と同じく地方公務員も、未成年時から勤務しているときは年金手帳が発行されていません。勤務先に基礎年金番号を問い合わせ、年金事務所で新たに年金手帳を発行してもらいましょう。

 

第4号厚生年金被保険者

勤務している私立学校で年金手帳を預かってもらっているケースが多いです。しかし、預かってもらっていないときは、勤務先に基礎年金番号を問い合わせてから年金事務所で年金手帳を再発行してもらいましょう。

 

就職・転職等で再発行を急いでいる場合、即日交付可能?

 

 

年金手帳を使用する機会は限られているため、年金手帳を探しているときはほぼ間違いなく年金手帳が必要なときだと思います。年金手帳は、年金事務所でなら即日交付が可能です。急いでいるときは、必要書類を持って年金事務所に行きましょう。

 

最短10分!年金手帳は即日交付できる!

年金事務所が混雑していないときは、最短10分程度で再発行手続きが完了します。管轄の年金事務所を確認してからお出かけください。

 

即日交付の条件

即日交付のためには、年金手帳再交付申請書を正確に記入し、本人確認ができる書類(運転免許証やパスポートなど)を年金事務所に提出、提示することが条件です。ただし、委任状があっても被保険者以外の人が年金事務所に行くと、即日交付はしてもらえません。急ぎの場合は被保険者自身が年金事務所に行きましょう。

 

即日交付の持ち物

再発行には本人確認書類と印鑑が必要です。また、基礎年金番号が分かる書類も必要になります。

 

年金手帳の再発行は家族でもできる?

 

年金手帳は被保険者本人以外でも再発行手続きをすることは可能です。

 

代理人の受け取りも可能、ただし家族は代理受領できない

代理人は年金手帳再交付申請書を提出するだけでなく、再発行された年金手帳を受け取ることも可能です。ただし、家族は代理受領ができませんので、後日、被保険者自身が出向くか郵送での受取かいずれかになります。

 

代理受領できる人

年金手帳を代理受領できるのは、以下に該当する人のみです。

 

・社会保険労務士、もしくは社会保険労務士の代理人

・被保険者の法定代理人

・事業主を通じて再発行申請書が提出された場合は、事業主あるいは事業主の代理を務める事務員

 

代理受領の際の持ち物

代理受領するときは、代理人の本人確認書類と代理人として適切であることを示す書類(例、被保険者の法定代理人であることを示す書類等)、認印が必要です。過不足なく書類を持って出かけましょう。

 

年金手帳再交付申請書について

 

 

年金手帳を再発行してもらうためには、どこで申請する場合であっても年金手帳再交付申請書が必要です。また、郵送で申請する場合も、年金手帳再交付申請書が必要です。

 

申請書の入手方法

日本年金機構のサイトで年金手帳再交付申請書をダウンロードし、年金事務所や市区町村役場に提出します。自宅にプリンターがない場合は、年金事務所で直接年金手帳再交付申請書をもらい、その場で提出してください。

 

参考:日本年金機構「年金手帳再交付申請書」

 

紛失により基礎年金番号がわからない場合は?

年金手帳再交付申請書には10桁の基礎年金番号をかならず記入しなくてはいけません。国民年金の納付書やねんきん定期便を確認するか、勤め先に尋ねて、基礎年金番号を調べておきましょう。どうしても分からないときは、本人確認書類を持って管轄の年金事務所で相談してください。

 

電子申請は複雑で手間がかかるので、郵送や窓口申請をおすすめ!

電子申請をするときは、まずは電子政府(イーガブ)で電子証明書発行手続きをしておかなければなりません。複雑かつ時間がかかりますので、急いでいるときは郵送もしくは窓口での手続きがおすすめです。

 

参考:電子政府(イーガブ)「電子署名を行うための電子証明書(電子署名用申請書)とは何ですか」

 

まとめ

 

 

年金を受給するためには、年金手帳が必要です。いざというときに慌てなくてもよいように、年金手帳の保管場所を確認しておきましょう。どうしても見つからないときは最短再発行ができますので、管轄の年金事務所に行き、早めに再交付してもらうと便利です。

 

監修者:大間 武(ファイナンシャルプランナー)

 

 

記事一覧に戻る
記事一覧に戻る

高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け 高年収女性のためのスマート投資術セミナー情報 資産運用や投資についてのセミナー初めての方向け

セミナー一覧を見る