シアトルの中心部からバスで20分ほど、シアトルのランドマークであるスペースニードルの横になんとも不思議な形の博物館があります。ここはMoPOP(Museum of Pop Culture)と言われるアメリカンポップカルチャーの博物館です。MoPOPは子供から大人まで幅広く楽しめるちょっと変わった博物館です。ある意味ではモダンアートに特化した博物館と言えるのかもしれません。

 MoPOPってなに?

2000年のオープン当時はEMPという名前でしたが、近年MoPOPという名称に変わりました。2018年10月に他界したマイクロソフトの共同創設者ポール・アレン氏が多くの資金を提供して作られた博物館です。

ここはスペースニードル、サイエンスセンター、チルドレンズ・ミュージアムなど多くの施設と隣接しています。

MoMの外観

この博物館の外観は遠くからでもすぐ分かるほどユニークで存在感があります。デザイナーはフランク・O・ゲーリー氏で、ウォルト・ディズニー・コンサートホールやグッゲンハイム美術館を手掛けた方です。

外観の写真を撮ろうと様々なアングルを試みましたが、どの角度からもユニークで、どこから撮るのが一番なのか悩みました。お隣にあるスペースニードルからだと上から全体像が見えるのかもしれません。

MoMPOPへの交通アクセス(市内中心部からの交通アクセス)

シアトルの中心部からはモノレールバスの二択になります。

シアトルの観光に欠かせない交通系ICカードORCA card(オルカカード)ではモノレールの料金は支払えないのでご注意ください。このカードは日本の交通系ICカードと同じで駅や空港の券売機で購入できます。

【参考】Orca card:https://orcacard.com/ERG-Seattle/p1_001.do

モノレール

モノレールは市内中心部のウェストレイク・センターから出発し、目的地までは二分ほどで着きます。モノレールは、MoPOPの建物の中を通ります。これはワクワクすること間違いなしです。

【参考】モノレール:www.seattlemonorail.com

バス

バスの路線には複数の選択肢があります。目的地の目の前を発着するのは3番か4番の路線になります。その他、グーグルマップの経路案内を利用すると徒歩を含めた様々な選択肢が見つかります。シアトル市内中心部から3番か4番で行くと20分かからない程度です。

平日のピークタイムのバスは割増料金になりますのでご注意ください。ピークタイムは、午前は6時から9時、午後は3時から6時です。2.5ドル(283円)の料金が2.75ドル(311円)になります。

バスの運賃は現金でも支払うことができますが、おつりは出ません。

MoMPOP入場料 (※1ドル113円で換算/2018年12月現在)

本文 :通常の入場料は大人が常設展のみで28ドル(3,116円)、特別展も含めると36ドル(4,068円)ですが、MoPOP以外にも観光の予定がある方には旅行者パスの購入がおすすめです。

City Pass(シティパス)

本文 :このパスにはスペースニードル、シアトル水族館、その他対象施設の入場料やクルーズ観光などが含まれています。このパスは大人1人178ドル(20,114円)ですが、2018年12月19日現在はセールが行われていて、半額の89ドル(10,057円)となっています。この半額セールとシアトル旅行の時期が重なると更にお得になります。

【参考】Seattle City Pass:https://www.citypass.com/seattle

常設展と特別展

筆者は個人的に常設展のほうが楽しめました。しかしこの博物館は各方面のマニアにはたまらない展示が満載なので、人によって満足する展示が違ってくると思います。色んな場所でニヤけながら写真を撮っている方を沢山見かけました。私も確実にニヤけていた1人だと思います。

館内は全て写真撮影が可能ですがフラッシュの使用は厳禁です。

「あの映画のあんな衣装が!」「あの映画のあの小道具が!」とたくさんの驚きと感動がありました。

常設展の一部紹介

【オズの魔法使い】

これは映画「オズの魔法使い」の衣装です。ファンタジーの展示室にあります。この部屋には他に、ロード・オブ・ザ・リングやハリー・ポッターなどの有名なファンタジー映画の小道具がたくさん展示してあります。

【ゲーム展示室】

これはゲームの展示室の前です。貨物用エレベーターだと思われますが、このペイントが素敵でした。エレベーターだと初めは気づきませんでした。

【ギターのオブジェ】

画質が悪いですが、これはギターのオブジェです。圧巻でした。

【ニルバーナ展示室】

これはニルバーナの展示室にありました。ニルバーナの展示室にはその他にもTシャツや、インタビュー音声、ドラムやギターという様々なものが展示されていました。ここで立ち止まるファンの方がたくさんいました。
ニルバーナについて予習してくれば良かった!と後悔しました。せめてメンバーを把握して、メジャーな曲くらいは聴いてからもう一回来ようと決意しました。

特別展の一部紹介

私が訪れた2018年12月にはマーベルコミックス・スーパーヒーローの特別展が行われていました。

マーベルコミックス関連のとてもマニアックな展示でした。若いおひとり様男性が多数で、みな一様に幸せそうでした。

この大きなオブジェは横に座って写真を撮ることが出来ました。どの展示物も距離がとても近くて良かったです。1人で一生懸命自撮りをする男性が多数いました。

コミックスだけでなく、映画に関する展示も多くあり、映画で使われた実際の衣装が展示されていました。

頑張れば1日でまわれるかも? マニアはリピートしたくなる博物館

博物館の規模は決して大きいとは言えません。しかし全てを数時間でみてまわるのは難しいと思います。筆者は滞在時間3時間ほどでしたが半分もみることができなかったと思います。

MoPOP 年間パス

マニアにはたまらない展示物なだけに、滞在中に三回以上行く予定がある方には、その都度入場料を支払うよりは、MoPOP年間パスがおすすめです。こちらは79ドル(8,927円)です。

MoPOPのカフェ&ショップ

館内にはカフェテリアがありますので、ちょっと休憩することもできます。また、ミュージアムショップもあり、様々なグッズが販売されていました。このショップでは、先述したシティパスを使うと10%オフの割引があるそうです。

まとめ

ロックミュージックに全く興味が無く、SF映画にも特に興味が無く、ゲームにも別に関心が無い、そんな私でしたがものすごく楽しめたMoPOPでした。ミュージックやポップカルチャーというとても広い範囲での展示なので、どこかに必ず楽しめるスポットがあるはずです。

私はみることができませんでしたが、スタートレックやETなどみたことや聞いたことのあるグッズがたくさん展示されています。

音楽に関しては、ニルバーナだけでなく、シアトル出身のジミ・ヘンドリックスを特集した展示もあります。

様々なコンピューターゲームをプレイしてみたり、色んな楽器を自分で演奏してみたりできる体験型の展示室もあります。例え自分とは趣味の異なる友人と行ったとしても、お互いの楽しめるスポットが必ず見つけられる、そんな博物館です。

これぞアメリカのエンターテインメント!これぞアメリカのポップカルチャー!と体感できる博物館でした。型にはまらないアートを楽しんでみてはいかがでしょうか

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