夫婦でお金の管理はどちらがする?上手な家計の管理の方法を徹底解説

夫婦として生活するうえで、お金の管理方法を決めることは非常に大切です。
特に共働き夫婦の場合、2人分の収入がある分、お金の使い方や管理が曖昧だと不公平感が生じることもあります。
家計管理がうまくいかず、貯蓄が思うように増えないケースも少なくありません。
この記事では、家計管理がうまくいかない夫婦の特徴や、共働き夫婦におすすめの家計管理方法を解説します。
お金のルールを明確にすることで、夫婦間のトラブルを防ぎ、効率よく貯蓄を増やすことが可能です。
夫婦の将来に向けてしっかりとお金を貯めるためにも、ぜひ本記事を参考に、2人に合った家計管理方法を話し合ってみましょう。
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この記事の目次
家計管理がうまくいかない夫婦の特徴とは?
共働き夫婦は夫婦それぞれが収入を得られるため、家計に余裕を持ちやすいというメリットがあります。
しかし、家計管理がうまくいかないと、思うようにお金を貯められなかったり、お金の使い方をめぐって夫婦間でトラブルが発生することもあります。
家計管理がうまくいかない夫婦の特徴としては、以下が挙げられます。
- 収入に対して支出が多すぎる
- お互いの資産状況を把握できていない
- 金銭感覚が異なる
- 家計についてのコミュニケーションが不足している
共働き夫婦にありがちなのが、収入の多さに安心してつい支出が増えてしまうケースです。
独身時代と同じ感覚でお金を使っていると、必要なときに十分な貯蓄が用意できず、金銭面で困ってしまう可能性があります。
「それぞれが稼いだお金はそれぞれのもの」と考えるのもひとつの方法ですが、定期的に家計の状況を話し合わないと、貯蓄に対する意識の違いが原因で衝突することもあるでしょう。
共働き夫婦の場合、お互いの収支や資産状況を共有し、共通の貯金目標を設定することで家計管理がうまく進みやすくなります。
夫婦の5つの家計管理パターンとメリット・デメリット
実際に共働き夫婦が実践している家計管理の方法は、大きく以下の5つに分けられます。
- 夫婦で別々に家計を管理するパターン
- 夫が家計を管理するパターン
- 妻が家計を管理するパターン
- 夫婦で共有の口座を作り、家計を管理するパターン
- 得意な方がお金の管理をして、1人だけお小遣い制にする方法
「これが正解」というものはなく、夫婦それぞれの性格やライフスタイル、貯蓄目標に合わせて適した方法を選ぶことが大切です。
1. 夫婦で別々に家計を管理するパターン
1つ目のパターンは、家計の支出を夫婦で分けて分担する方法です。
例えば、家賃は夫が支払い、食費は妻が支払うといった形で役割を決めます。
この方法は、自分が担当する支出以外のお金を自由に使えるため、個人の趣味や美容などにお金をかけたい夫婦に適しているでしょう。
一方で、家賃や通信費は固定費ですが、食費や光熱費は変動しやすいため、不公平感が生じる可能性があります。
また、突然のケガや病気による治療費や冠婚葬祭などの予期せぬ支出をどちらが負担するかもあらかじめ話し合っておくと良いでしょう。
メリット | デメリット |
収入・支出の管理が楽 それぞれの趣味などにお金を自由に使える | 世帯の収支・資産状況がわかりにくい 公平に支出を分担するのが難しい お金が貯まりにくい |
2. 夫が家計を管理するパターン
2つ目は、夫が2人分の収入をまとめて管理し、毎月必要な生活費を妻に渡す方法です。
例えば、妻の給料をすべて貯蓄に回し、夫の給料から生活費やお小遣いをやりくりするケースが挙げられます。
妻の給料を貯蓄に回せるため、貯蓄を増やしたい夫婦におすすめの方法です。
一方で、家計全体を夫が管理するため、妻が節約を頑張っても直接的に家計全体の節約につながりにくい点がデメリットと言えます。
また、妻に渡すお金が一定額であれば、夫のお小遣いについても事前に納得できる金額を決めておかないと、不公平感が生じる可能性があります。
年齢を重ねるにつれて収入や支出は変化していくため、生活費やお小遣いの金額はライフステージごとに見直すことが大切です。
メリット | デメリット |
妻の収入を貯蓄に回すことでお金を貯めやすい 生活費にかかる金額をある程度固定化できる | 妻が生活費を節約しても家計全体の節約につながりにくい 妻に不公平感が生じやすい |
3. 妻が家計を管理するパターン
3つ目は、妻が夫婦2人分の収入を管理し、夫に毎月決まった金額のお小遣いを渡す方法です。
この管理方法は、妻が家事や買い物を主に担当している夫婦に向いており、妻が家計の収支をまとめて管理することで金銭のやり取りがスムーズになります。
支出を上手に節約できれば、効率よく貯蓄を増やしやすい点がメリットです。
ただし、毎月貯蓄額を明確に決めていない場合は、つい家計費を使い過ぎてしまうリスクもあります。
さらに、夫のお小遣いが少なすぎると、自由に使えるお金が不足し、ストレスが溜まる原因になる可能性があります。
家計管理を成功させるためには、貯蓄目標を共有し、毎月のお小遣いの金額や貯蓄方法を夫婦でしっかり話し合うことが大切です。
メリット | デメリット |
妻が家計をコントロールしやすい 生活費を節約することで貯蓄を効率よく貯められる | 生活費を使い過ぎてしまうとなかなかお金がたまらない 夫に不公平感が生じやすい |
4. 夫婦で共有の口座を作り、家計を管理するパターン
4つ目の方法は、夫婦で共有の口座を作り、毎月決まった金額を入金して家計の支出を賄う方法です。
家賃や光熱費の引き落としを共有口座に設定したり、生活費用専用のクレジットカードを作ったりすることで、支払いや家計管理が簡単になります。
また、生活費用の口座とは別に貯蓄専用の口座を作り、毎月定額を貯蓄用口座に預ければ、効率よく貯蓄を進められるのがメリットです。
給料の金額に応じて入金額を決めれば、自由に使えるお金の差から不満が生じるリスクも軽減できるでしょう。
また、収入が増減するタイミングでは入金金額を見直すことが重要です。
たとえば、昇進や転職で収入が増えたとき、出産や病気で収入が減ったときには夫婦で話し合い、柔軟に対応することをおすすめします。
メリット | デメリット |
不公平感が生まれにくい 生活費以外を自由に使える 毎月定額を貯めていきやすい | 個人の支出が多くなりやすい 定期的に支出金額を見直す必要がある |
5. 得意な方がお金の管理をして、1人だけお小遣い制にする方法
最後の方法は、家計管理が得意な方がすべてのお金を管理し、もう一方に定額のお小遣いを渡す方法です。
管理を担当する側が効率よく節約や貯蓄に取り組むことで、夫婦としてのお金をしっかりと貯めやすくなるのがメリットです。
家計管理が得意な人や時間的に余裕のある人が担当することで、家計全体を無理なく管理できます。
たとえば、夫婦のどちらかが少しお金にルーズでも、得意な方がしっかり管理すれば全体の収支バランスを維持しやすくなるでしょう。
ただし、適切なお小遣い金額はどのくらいか、どのくらいを貯蓄に回すのかなど、夫婦で事前に話し合って決めておくことが大切です。
話し合いを怠ると、どちらかに不公平感が生まれやすいリスクがある点には注意しましょう。
また、家計簿を活用して家計状況を可視化することで、もう片方も収支の状況を把握でき、納得感が生まれやすくなるためおすすめです。
メリット | デメリット |
効率よく家計管理を行える 節約によって貯蓄が増えやすい | お小遣いをもらう側に不公平感が生まれやすい 定期的にお小遣いや貯蓄額などの見直しが必要 |
結婚したらお金の管理をしたほうがいい理由
独身時代は、毎月あまりお金を気にせず使い、余った分をなんとなく貯金する生活をしていた方も少なくないでしょう。
しかし、結婚後は夫婦の老後や将来の子どものために計画的にお金を貯める必要が出てきます。理想とするライフプランを実現させるためにも、家計管理は非常に重要です。
もし結婚後も家計の管理をせずに過ごしてしまうと、住宅購入資金や子どもの教育費など、将来必要となる資金が不足し、困る可能性があります。
そのため、結婚したらまず夫婦で話し合い、お互いの給与収入や共同で支払う光熱費、食費、日用品費などを把握し、毎月の家計の状況を明確にすることが大切です。
家計の収支や貯蓄状況を夫婦で共有することで、無駄な支出を抑えやすくなり、計画的な貯蓄が進みます。
日頃から家計について話し合い、共通の目標を持つことで、より豊かな夫婦生活が送れるでしょう。
まとめ:夫婦の上手なお金の管理方法を見つけるにはコミュニケーションが大事
夫婦のお金の管理方法に絶対的な正解はありません。
働き方や収入、生活スタイルは家庭ごとに異なるため、自分たちに合った管理方法を見つけることが大切です。
家計管理をどのように行うか、毎月自由に使えるお小遣いをいくらに設定するか、貯蓄額をどのくらいにするかなどを夫婦でしっかり話し合い、計画的な家計管理を意識しましょう。
また、一度決めた管理方法をそのまま続けるのではなく、定期的に見直すことも重要です。
収入の増減やライフスタイルの変化に応じて、適切な管理方法が変わることもあるでしょう。
夫婦でのコミュニケーションを大切にし、定期的に家計について話し合うことで、無理なく貯蓄を増やしていけます。
共通の目標を持ち、柔軟に管理方法を見直しながら、将来に向けて着実に資産を築いていきましょう。
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