お金(投資)の勉強は何からする?初心者はまずこれから!勉強法3選
貯金や投資は自然にできるものではなく、行動を起こすことから始まります。
その行動を後押ししてくれる一つが「本を読むこと」です。
セミナーに参加したり金融機関に出向いたりするのは勇気がいりますが、本を読むのは手軽で時間も無駄なく使えます。
この記事では、お金(投資)の勉強の仕方や、勉強を通してどのような金融知識を身につけるべきか紹介しています。
初心者におすすめのお金(投資)の勉強本も紹介していますので、お金の管理や投資に興味がある方は参考にしてください。
この記事の目次
勉強を通して身に着けるべきお金(投資)の知識
お金や投資に関連する情報はさまざまなものがあるため、その中から自分がどのような知識を身に付けるべきか考えた上で勉強を始めることが大切です。
ここではお金(投資)の勉強を始める際に身に付けておきたい知識について解説します。
投資の種類について学ぶ
一口に「投資」と言っても、さまざまな種類が存在します。
それぞれ特徴やリスク・リターンも異なるため、投資の種類について学ぶことが大切です。
代表的な投資の種類として以下のようなものが挙げられます。
- 株式投資
- 投資信託
- 債券
- 不動産
- FX
- 暗号資産
自分に合った投資方法を選択するためには、種類ごとの特徴を理解しておく必要があります。
まずは各投資法の特徴から学んでいきましょう。
関連記事:投資とは?行う目的や種類、リスクについてわかりやすく解説
リスクとリターンについて学ぶ
投資のリスク・リターンについて学ぶことも大切です。
投資におけるリスクとは「価格の振れ幅(リターンの不確実性)」のこと、リターンは「投資によって得られる収益」のことを指します。
リスクとリターンは比例関係にあり、大きなリターンを求めるのであれば大きいリスクを取らなければなりません。
反対にリスクを抑えて投資をすれば、大きなリターンは期待できない一方で大きな損失を抱える可能性も低くなります。
投資の方法によってリスク・リターンの大きさは異なります。
自分がどの程度のリスクまで許容できるのかを考えて、自分に合った投資を選びましょう。
証券口座について学ぶ
投資をするためには、証券会社で専用の口座を開設する必要があります。
これから投資を始める方は証券口座についても学んでおきましょう。
証券会社ごとに、取り扱っている金融商品の種類や手数料などが異なります。
また、口座開設手順や必要な書類についても把握する必要があります。
本やセミナー、ネットなどで証券口座選びのポイントや口座開設の方法を学んでおくことをおすすめします。
関連記事:証券口座は複数作るべき?2つ以上持つメリット・デメリットや使い分けのおすすめ会社を紹介
投資に必要な視点について学ぶ
投資では短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な目線で機械的に運用を続けていくことが大切です。
なぜなら、感情に振り回されてしまうと焦って売買を繰り返し、結果的に損をしてしまう可能性があるためです。
自分なりの運用ルールに従って投資をしていくためには、投資に必要な視点を学ぶことが重要となります。
自分が投資をしていく上でどのような視点や基準を持つべきか、どういった分析をしていくかを本やセミナーなどで学習しましょう。
関連記事:資産運用(投資)しない人の割合や理由は?向いていない人やリスクを減らす方法
投資で得た利益の税金について学ぶ
投資で得た利益に対しては一定の税金が発生します。
場合によっては確定申告が必要になるケースもあるため、税金について事前に学んでおくことが大切です。
また非課税制度を活用することで、利益に対する税金を発生させずに投資できるケースもあります。
効率的に投資をしていくためにも、税金の仕組みや非課税制度について学んでおきましょう。
関連記事:株式を売却したときの税金はいくら?計算方法や相続した場合の考え方
お金(投資)の勉強の仕方3選とそのメリット
お金や投資の勉強は以下3つの方法がおすすめです。
- 本でお金(投資)の勉強をする
- 証券会社が提供するコラムでお金(投資)の勉強をする
- セミナーでお金(投資)の勉強をする
それぞれの勉強法とそのメリットを解説します。
本でお金(投資)の勉強をする
お金や投資に関する勉強法として、本を活用するのがおすすめです。
書店に行けばお金や投資に関する本が数多く並んでいるため、自分に合った本を選ぶと良いでしょう。
メリット1. ネットの情報よりも信憑性が高い
本でお金や投資についての勉強をするメリットは、インターネット上の情報よりも信憑性が高い点です。
記載されている情報の信頼度が高いため、初心者でも安心して学ぶことができます。
インターネットは気軽に情報を入手できる一方で、誰でも情報を発信できることから信憑性が低い情報も多く存在します。
本は投資経験が豊富なプロや金融機関の専門家などが執筆するケースが多く、情報の正確性が高いことが特徴です。
正確で信頼できる情報を入手したい場合は、インターネットよりも本で勉強を始めることをおすすめします。
メリット2. 正しい順序で学ぶことができる
お金や投資の勉強をする際、基礎的な内容を理解する前に専門的なことを勉強してもスムーズに頭に入りにくいでしょう。
投資初心者の方にとっては「何から学べば良いか分からない」という点が大きな悩みとなります。
初心者向けの書籍であれば、お金や投資に関する基礎知識から順序立ててしっかりと解説してくれます。
正しい順序で学ぶことができるため、知識が身に付きやすい点がメリットです。
何から勉強すべきか悩んでいる方は、初心者向けの書籍を一冊購入して読んでみることをおすすめします。
証券会社が提供するコラムでお金(投資)の勉強をする
各証券会社はコラムやメルマガなどの形で、投資家向けに情報を提供しています。
初心者向けの情報も多く、お金や投資に関して学ぶ上でおすすめの勉強法です。
メリット1. 無料で質の高い情報を得られる
証券会社が提供する初心者向けのコラムは、ネットから無料で閲覧することができます。
投資についての基礎的な内容からニュースに対する分析などの専門的な内容まで、質の高い情報を無料で得られる点がメリットです。
投資をする上では、企業の業績や国の政策、世界情勢などのさまざまな情報をチェックすることが重要となります。
難しい内容も専門家が分かりやすく解説してくれるため、情報を入手しながら知識を深めることができます。
証券会社によっては口座開設をしないとコラムが閲覧できない場合もありますが、口座開設は無料です。
費用をかけずに専門家による質の高い情報を入手できる点は、証券会社のコラムで勉強する大きなメリットです。
関連記事;株式投資の始め方を初心者向けに解説!メリットや注意点も紹介
セミナーでお金(投資)の勉強をする
投資家向けのセミナーなどに参加するのも、お金や投資について勉強する方法のひとつです。
近年ではオンラインで参加できるセミナーも増えており、以前よりも気軽に参加しやすくなっています。
メリット1. 専門家に直接質問できる
セミナーでは、専門家による講義を直接聞くことができます。
講義の最後には質疑応答の時間が設けられていることが多いため、専門家に直接質問できる点がセミナーの魅力です。
本や証券会社のコラムで勉強していても、気になる点や疑問点を直接質問できる機会はありません。
疑問点について専門家に直接聞いて解決したい場合、セミナーへの参加をおすすめします。
初心者におすすめのお金(投資)の勉強本6選
初心者の方がお金や投資について体系的に学ぶには、本で勉強するのがもっとも効果的です。
ここではおすすめのお金(投資)の勉強本6冊を紹介します。
1. 本当の自由を手に入れる お金の大学
著者は「自由に生きる人を増やしたい!」という想いで運営されているWebコンテンツ「リベラルアーツ大学(通称リベ大)」の両@リベ大学長です。
- 貯める
- 稼ぐ
- 増やす
- 守る
- 使う
という、一生お金に困らない「5つの力」の基本がまとまった一冊です。
イメージしやすいイラストがたくさんあり、お金の流れをつかむことができます。
「貯める」ためには固定費を減らす。「稼ぐ」ための方法として副業や転職。「増やす」方法としてインデックスファンドや不動産投資などと、各項とも具体的な方法で紹介されています。
自分にできるとことからやってみようという気になれる、実践しやすい方法を知ることができます。
2021年の売上ランキングでも常に上位にいたこちらの本。これからお金の勉強を始めたい方に、最初の一冊としておすすめです。
「本当の自由を手に入れる お金の大学」の商品概要
タイトル | 本当の自由を手に入れる お金の大学 |
著者 | 両@リベ大学長 |
値段 | 1,540円『税込』 |
2. ジェイソン流お金の増やし方
「Why Janaese People!?」でおなじみの厚切りジェイソンさん。
決して裕福な環境ではなかった彼が、35歳でFIREすることができた方法が具体的にまとめられています。
実際にどのように資産を形成していったのかを実体験を元に紹介してくれているので、どんな人でも再現性が高いノウハウを学ぶことができます。
「継続しろよ。ただやれよ。なんで続けようとしないの?」と著者が述べているように、資産形成において大切な「継続すること」を学べる一冊になっています。
投資について何もわからない初心者向けに
- どの證券会社で
- どの銘柄を購入すればいいのか
を明記してくれているので、非常にわかりやすい内容になっています。
「ジェイソン流お金の増やし方」の商品概要
タイトル | ジェイソン流お金の増やし方 |
著者 | 厚切りジェイソン |
値段 | 1,430円『税込』 |
3. 手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書
子育てで不安な要素のひとつ「お金がどれだけかかるのか」を質問・回答していくストーリーで展開されていきます。
お金の初心者とプロとの会話形式で、貯金の大切さやリアルな教育費などの金額を提示しながら解消していきます。
教育費や必要な保険の考え方、お金の上手な使い方「マネーリテラシー」を子どもと共有し身に付けることの大切さや、お金をかけることが子どもの幸せに直結するわけではないといった考えも紹介されています。
今、まさに子育て中で教育資金に不安を抱えている方や、これから家族計画をしていこうという方に読んでほしい一冊です。
「手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書」の商品概要
タイトル | 手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書 |
著者 | 横山光昭/朝倉真弓 |
値段 | 1,210円『税込』 |
4. お金は寝かせて増やしなさい
積立NISAやiDeCoのように、国が推奨する投資方法の一つがインデックス投資です。
投資の初心者ならまずインデックス投資!と勧める記事も多く、「何となく良さそう」「リスクが少なそう」と検討する投資初心者も多いのではないでしょうか。
この本は、どうしてインデックス投資が良いのか?その理由が細かく書かれています。納得したうえでインデックス投資をしよう、という方におすすめです。
また、あまり知られていないインデックス投資の終わらせ方やタイミング、もしも暴落していたらどう対処したらよいか?といった出口戦略が書かれています。
始めたからには終わりもある、そこまで考えたうえで投資をスタートすれば、将来の不安も軽減されます。出口戦略まで紹介された本は数が少なく貴重です。
「お金は寝かせて増やしなさい」の商品概要
タイトル | お金は寝かせて増やしなさい |
著者 | 水瀬ケンイチ |
値段 | 1,650円『税込』 |
5. 山崎先生、将来、お金に困らない方法を教えてください!
お金の知識がまったくない30代の結婚1年目夫婦が、投資のプロである山崎元先生と出会い自分たちのお金に対する知識の無さを思い知らされます。
しかし、勉強することで自分たちで将来のことを考えられるまでに成長できる、といったストーリーです。
お金の運用に始まり、保険や住宅選び、教育費、老後の備えに関することまで基本的な考え方や選び方が解説されています。
全体がコミック仕立てで読みやすく、お金に関する説明のイラストも理解しやすく描かれています。
山崎元先生の「この行動はダメ!」「こうするべき!」といった「スパっ」とした切り口で書かれているので、知識はないけれど何となく人の勧めるがままに投資や保険の契約をしがちなお金の初心者にぴったりの一冊です。
「山崎先生、将来、お金に困らない方法を教えてください!」の商品概要
タイトル | 山崎先生、将来、お金に困らない方法を教えてください! |
著者 | 山崎元 |
値段 | 1,320円『税込』 |
6. 図解 はじめての資産運用(お金のきほん)
資産運用に興味がありやってみたい!しかし、証券サイトやパンフレットを開いてみると投資商品がたくさんあり困惑してしまう…。そんな投資初心者の方に向けて投資の種類や仕組み、メリットやデメリットが分かりやすく解説されており、自分にぴったりの投資方法を見つける手助けになります。
資産運用の準備段階としての生活費の見直し方や投資プランの設計方法なども紹介されており、確実に一歩ずつ投資の知識を得たい方へおすすめです。
「図解 はじめての資産運用(お金のきほん)」の商品概要
タイトル | 図解 はじめての資産運用(お金のきほん) |
著者 | 大竹のり子 |
値段 | 1,636円『税込』 |
お金(投資)の勉強がしたい投資経験者におすすめの本5選
投資を始めて月日が経過すると、証券会社から送られてくる投資の損益状況を見たり、投資をしていることで気になる経済の情報を得たりと、初心者の時とは違い冷静に投資について考えることができるのではないでしょうか。
投資の良さや楽しさに気付いたり、もしも失敗をしたとしてもこの次に生かそうと前向きに捉えたり…。そんな次のステップへ歩みだすときにおすすめしたい本を5冊紹介します。
1. ビジネスエリートになるための教養としての投資
日本人は投資をよく知らずに怖がったり敬遠したりする人が多く、老後の2,000万円問題がニュースになれば不安だけにとらわれてしまうという悪循環に陥ります。
しかし、教養の一つとして投資を学んでいれば何も恐れることはないと、教養としての投資の大切さをまとめた本です。
日本のファンドマネージャーであり、投資の本質を知ってほしいと啓発する奥野一成さんが、本来の投資のあり方や長期投資のコツなどを歴史的な背景や実例を交えて解説しています。
投資経験者が改めて投資を学ぶための一冊としておすすめの本です。
「ビジネスエリートになるための 教養としての投資」の商品概要
タイトル | ビジネスエリートになるための 教養としての投資 |
著者 | 奥野一成 |
値段 | 1,650円『税込』 |
2. 史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
株式投資する商品を決めるときに大切なのは、インフルエンサーの情報ではなくその会社の事実です。
証券会社から提供される情報である「PBR」や「PER」といった株式指標も重要ですが、その数値の元となる財務諸表まで追求して読んだことはあるでしょうか。
新入社員のための財務諸表の読み方ではなく、株式投資をする人は財務諸表のどこをどう読むのか?という目線で書かれた一冊です。
史上最強と呼ばれる投資家ウォーレン・バフェットは、不況の中であっても勝ち抜く会社を財務諸表から見抜いて長期的競争力のある企業の株式を保有してきました。
実績を残してきたバフェットの財務諸表の読み方やポイントがまとめられています。
「史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール」の商品概要
タイトル | 史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール |
著者 | メアリー・バフェット/デビット・クラーク ※翻訳:峯村利哉 |
値段 | 1,650円『税込』 |
3. 世界一やさしい米国株の教科書1年生
日本株に比べて米国株のほうが利回りが高いのはなぜか?といった根本的な米国株を選ぶべき理由と同時に過去の事例を用いながらデメリットも解説されています。
仕事で得た収入と米国株への投資を両立させるためのバランスの取り方や、米国株へ投資するのにチェックしておきたい指標や統計情報、インデックスファンドや複利の効果といった投資の基礎知識まで幅広い情報がまとまっています。
また、米国株から得る配当金には米国と日本の両国から税金が差し引かれる二重課税についてもその仕組みや納めすぎた税金を取り戻す方法も紹介されており、米国株の確定申告の参考にもなります。
「世界一やさしい米国株の教科書1年生」の商品概要
タイトル | 世界一やさしい米国株の教科書1年生 |
著者 | はちどう |
値段 | 1,628円『税込』 |
4. 敗者のゲーム〈原著第6版〉
投資のプロは指標分析や専門知識、経験によりこれから値上がりする株を見つけたり、ベンチマーク以上の成績を上げたりすることができます。
それに比べ個人投資家は知識や経験が乏しいことが多く、短期的に見ればプロの方が良い結果を残すことが多いです。
しかし、投資に必要なのはプロのような専門知識ではなく、「長期的な運用こそが成功への道である」という、個人投資家へのアドバイスが具体的に解説されています。
効率的なポートフォリオとは何か、なぜ運用基本方針が必要なのか、成功するポイントは何なのかなど、運用を理論的な角度から説明しています。
投資の経験者にこそ読んでほしい、改めて投資について考えるきっかけとなる運用哲学の一冊です。
「敗者のゲーム〈原著第6版〉」の商品概要
タイトル | 敗者のゲーム〈原著第6版〉 |
著者 | チャールズ・エリス ※翻訳:鹿毛雄二 |
値段 | 1,870円『税込』 |
5. 漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
原作は1926年にアメリカで出版された「バビロンいちの大金持ち」であり、世界中で翻訳され愛され続けるベストセラーです。これが漫画化され、読みやすくお金の原点を教えてくれます。
目先のお金を得るためのテクニックではなく、お金に翻弄されず豊かな人生を送るために必要なことを気付かせてくれます。
100年も前に書かれたお金の本でありながら、幸せとは何か、そのために忘れてはならないことは何かが、物語を通して描かれています。「お金があること=幸せ」ではない。そんな大切なことを感じ取れる一冊です。
投資を始めてから得た資産や知識、経験はすべてこれからの人生の糧となっていくはずです。そして、失敗してしまうことや選択に悩むことも出てくるでしょう。
そんなときにこの本を読んで原点に戻り、お金とは?幸せとは?という基本を確認してはいかがでしょうか。
「漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則」の商品概要
タイトル | 漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則 |
著者 | ジョージ・S・クレイソン ※漫画:坂野旭 ※企画・脚本:大橋弘祐 |
値段 | 1,782円『税込』 |
お金(投資)の勉強のための本を選ぶポイント
お金についての勉強本は数多く出版されているため、どの本を選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。
ここでは、自分の目的にあった本を選ぶ際のポイントをお伝えします。
レビューサイトの評価を確認する
出版社や書店、個人や企業が運営するものなど、現在は本のレビューサイトがネット上にいくつも存在します。
SNSでも読書ログや感想を公開しているものが多くあり、それらをチェックすれば本の内容や評判を簡単に調べることができます。
内容の善し悪しについてはもちろん、どんな方におすすめの本なのかも解説されていることが多いため、自分にあった本を見つける目安になるでしょう。
一般的に評判の良い本でも、購入してみたらイメージと違って読みすすめられなかったということはよくあります。
そういった事態を防ぐためにも自分がどんな内容を学びたいのかを明確にし、気になる本を購入する前に他の方のレビューを確認することをおすすめします。
著者のこれまでの実績を確認する
どの本にも著者がいるわけですが、本を購入する際はどのような人が書いた本なのかも確認するとよいでしょう。
お金の本は元証券会社勤務の方や経済アナリストが書いていることが多いですが、最近では金融情報を発信しているYoutuberやインフルエンサーが書いたものも増えています。
著者の経歴やほかの著書の評判を確認してみて、信頼できそうかどうか判断することをおすすめします。
本の評判をチェックしたうえで、「この人の本なら信頼できる」と思える人の本を購入するようにしましょう。
学べる投資の種類について確認する
株式投資や投資信託、不動産投資、暗号資産(仮想通貨)など、それぞれの投資ごとに数多くの本が出版されています。
購入する本がどの種類の投資について解説しているかを事前に確認しておきましょう。
学びたい投資の種類がすでに決まっている場合は、その投資法について解説している専門的な本が良いでしょう。
どの投資を始めるかまだ決まっていない、さまざまなジャンルの投資(お金)の勉強をしたい場合、金融商品全体を網羅的に解説している本から読んでみるのがおすすめです。
本を購入する前に、本から学べる投資の種類や内容について確認し、自分の知りたいことが学べるか、自分の投資方針に合っているかを確かめておきましょう。
資産運用とは?初心者におすすめの方法9選や失敗しないためのポイントを解説!
学んだ内容は行動に移す事が大事
どれだけ本を読んでお金について学んでも、実践しなければ意味がありません。
だからといって、いきなり難しいことをする必要はありません。
まずは一つずつ、学んだことを行動に移してみましょう。
たとえば先取り貯金を始めるなら、負担にならない少額から始めてみてください。
投資するのであれば、100円から気軽に始められる投資信託がおすすめです。
資金が増減する感覚を経験するのは資産運用においてとても重要ですが、まずは金銭的にも心理的にも負担にならない金額の範囲内で試すのがよいでしょう。
実践して初めて「本当に理解できる」ことが多いため、本を読んだら少額でもいいのでとにかく行動に移してみましょう。
まとめ:お金(投資)の勉強は学ぶだけでなく実践しよう
お金に興味を持ったらその勉強方法として本を読むことはとても効果的です。
本がこれからの人生の後押しをしてくれることもあります。
本を読んだらまずはできることから行動を起こしてみましょう。
実践をしてみることで、自分にぴったりの投資方法や金融商品、節約方法など分かることがたくさんあります。
多少の失敗もこれからの人生の勉強の一つです。実践を通してお金の知識と経験を身に付けていきましょう。
記事監修者
マネカツ編集部
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「節税」など、お金に関する情報を発信しています。
記事監修者
マネカツ編集部
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「節税」など、お金に関する情報を発信しています。