ご祝儀や香典など、現金を郵送する際に使用する「現金書留」。

日常的に利用する機会が多いものでもないため、使い慣れていない方だと

  • どのように送ったらいいか?
  • 普通の郵便とルールが違うのか?

など、わからないことも多いと思います。

いざという時にスムーズに現金を送るためにも、現金書留の送り方を事前に理解しておくことが大切です。

この記事では現金書留専用の封筒やその購入場所、現金書留を送る際にかかる料金や手紙の同封、コンビニで郵送できるのかについて解説します。

これまで現金書留を送ったことがなかった方、改めて送付方法を確認したい方は参考にしてください。

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現金を送る際は「現金書留」を利用する

現金を送る際は「現金書留」を利用する

現金の郵送は、郵便法第17条により「書留の郵便物としなければならない」と定められています。

現金を普通郵便で郵送してしまうと、罰金刑となる恐れがあるため注意が必要です。

現金を送る際は、必ず「現金書留」を利用しましょう。

現金書留は、現金を郵便で送る場合の郵送方法です。

一般的に、現金を遠方の誰かに送る際は銀行振り込みが多いですが、ご祝儀やお香典などは銀行振り込みだと失礼にあたるという考え方もあります。

現金書留には専用封筒があり、ご祝儀袋や香典袋をそのまま入れることができるのでとても便利です。

現金書留専用封筒の購入場所・料金

現金書留専用封筒の購入場所・料金

専用封筒は郵便局(ゆうゆう窓口)でのみ購入可能

現金書留を送る際には、専用の封筒が必要となります。

専用封筒は、郵便局またはゆうゆう窓口でしか購入できないことに注意が必要です。

場所によっては土日でも開いている場合がありますが、休日に営業していない場所もあります。

事前に営業時間を確認しておくか、可能な限り平日に専用封筒を購入しておくことをおすすめします。

専用封筒はコンビニでは購入できない

現金書留の専用封筒は、郵便局またはゆうゆう窓口でしか購入ができません

大手コンビニエンスストアの「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」でも取り扱いがない点に注意が必要です。

現金書留の封筒は21円で販売されている

現金書留の専用封筒は、21円で販売されています。

通常の郵便料金と現金書留の手数料に加えて、専用封筒の代金が必要になることを頭に入れておきましょう。

現金書留の送り方

現金書留の送り方

現金書留を送る場合、以下の手順で進めていくことになります。

  1. 郵便局、またはゆうゆう窓口で現金書留専用の封筒を購入する
  2. 封筒に届け出先と送り主の氏名・住所・電話番号を記入する
  3. 封筒に現金を入れる
  4. 封筒の所定の位置に割印か署名を行い封をする
  5. 窓口で送る金額を伝え、所定の郵送料金を支払う
  6. 現金書留の発送控えと領収証書を受け取る

現金書留を送る際は、郵便局、またはゆうゆう窓口で現金書留専用の封筒を購入しましょう

購入した封筒に必要事項を記入して現金を入れた後、封を閉じて割印を押します。

窓口で送る金額を伝え、料金を支払ったら発送控えと領収証書を受け取り手続き完了です。

現金書留を送る際の料金について

現金書留にかかる値段と保証

現金書留の手数料は435円

現金書留を送る際は、通常の郵便料金の他に「現金書留手数料435円」がかかります

「書留専用封筒」も必要で、封筒代は21円です。

現金書留を郵送する際は、以下のような手数料がかかることを覚えておきましょう。

  • 基本郵送料金:84円〜
  • 現金書留手数料:435円〜
  • 現金書留専用封筒:21円

これらを合計すると、現金書留には最低でも540円が手数料として必要になることがわかります。

手数料は送る金額(補償金額)に比例して上がる

現金書留の手数料は、お金の補償金額に応じて金額が変動します。

送付する金額が1万円までなら435円で補償されますが、以降は5,000円を追加されるごとに10円ずつ手数料が加算されていきます。

送る金額は自己申告制ですが、もし虚偽申告をしてしまうと事故が起きてしまった時に送付したお金が補償されません。

利用する際には、必ず実際の金額を記入しましょう。

また、補償金額の上限は50万円までとなっています。

50万円以上の現金を郵送する予定であれば、超えた分の金額は現金書留封筒を分けて送ることをおすすめします。

現金書留手数料の早見表

送付する金額(損害要償額) 現金書留手数料
1万円 435円
3万円 475円
5万円 515円
10万円 615円
30万円 1,015円
50万円 1,415円

例.現金書留で5万円を送付する場合の送料と手数料

例として、5万円を現金書留で郵送する場合の送料と手数料の合計額を計算してみます。

  • 現金:50,000円
  • 郵便料金:84円
  • 現金書留手数料:515円
  • 現金書留専用封筒:21円
  • 手数料合計:620円

5万円を送る場合の現金書留手数料は、435円(1万円までの補償)に加えて80円(4万円分の上乗せ手数料)がかかるため、435円 + 80円 = 515円となります。

基本郵便料金の84円と専用封筒の21円を合計すると、515円 + 84円 + 21円 = 620円です。

上記のように計算すれば手数料を把握することもできますが、もし分からない場合は窓口で尋ねてみると良いでしょう。

現金書留は配達状況の確認が可能

現金書留は配達状況の確認が可能

現金を送るということもあり、確実に相手に届くか、届いているか心配な方もいると思います。

現金書留には「お問い合わせ番号」があるため、きちんと相手に届けられているかどうか郵便物を追跡することが可能です。

郵便局公式サイトの「個別番号検索」サービスを利用し、配達状況を確認しましょう。

  1. 「郵便追跡サービスを開く
  2.  発送控えに記載されている「お問い合わせ番号」を入力する
  3.  「追跡スタート」を押下する

「お問い合わせ番号」がわかれば、受け取る側の人でも配達状況を確認することができます。

現金書留を発送した後は、お問い合わせ番号を伝えておけばトラブルを避けることができるのでおすすめです

出典:日本郵便株式会社 |個別番号検索 - 日本郵便 

現金書留の受け取り方法

現金書留の受け取り方法

直接受け取る必要がある

現金書留は、郵便ポストへの投函や宅配ボックスを使った受け取りはできません。

玄関先で直接受け取ることが基本となり、サインや印鑑が必要となります

必ずしも送り先に記載された本人が受け取る必要がありませんが、本人限定受取サービスのオプションを付けている場合、宛名に記載された本人でないと受け取れないため注意が必要です。

不在の場合は不在票が残されているので、郵便受けを確認してみましょう。

郵便局、またはゆうゆう窓口で受け取る

現金書留は郵便局、またはゆうゆう窓口の郵便局留めが可能です。

本人確認書類が必要となるため、忘れずに持参してください。

なお、現金書留の保管期限は10日間しかないため、通知が届いたら早めに受け取りに行きましょう。

また、現金書留の受け取りはコンビニに対応していません。

玄関先での対面手渡しか、郵便局・ゆうゆう窓口での受け取りしかできないことを頭に入れておきましょう。

現金書留に関するよくある質問

現金書留に関するよくある質問

手紙を入れて現金書留を送ることはできる?

現金書留に手紙の同封は可能です。

現金と一緒にお礼状や添え状、返信用封筒なども同封することができます。

現金をご祝儀袋や香典袋に入れて送ることはできる?

現金をご祝儀袋や香典袋に入れて現金書留で送ることは可能です。

現金書留専用封筒にはサイズの種類があるので、大きいサイズを使用すれば飾りが立派なご祝儀袋もそのまま封筒に入れて送ることができます。

外国通貨を現金書留で送ることはできる?

現金書留の対象は日本の通貨のみです。

外国通貨を送る場合は、一般書留または簡易書留を利用しましょう。

海外の硬貨を現金書留で送ることはできる?

日本の硬貨のみ現金書留で送ることが可能です。

海外の硬貨は現金書留の対象に入らないため、一般書留または簡易書留で送りましょう。

金券を現金書留で送ることはできる?

金券のみを現金書留で送ることはできません。

金券のみを送る場合は、一般書留または簡易書留を利用しましょう。

現金と同封する場合は、現金書留として送ることができます。

その際の賠償額は、現金と金券の額面を合わせた金額になります。

現金書留はいくらまで送ることができる?

現金書留の損害賠償額の上限は50万円です

50万円を超える金額で現金書留をしたい場合は、2通以上に分けて送付することをおすすめします。

まとめ:現金は必ず「現金書留」で送りましょう

現金は必ず「現金書留」で送りましょう

遠方に住む誰かに現金を送りたい場合は、本記事で解説した送り方を参考に「現金書留」を利用しましょう。

現金書留の場合はコンビニなどを利用することはできません。

もし手順が分からない場合は、お近くの郵便局の窓口で方法を訊きながら現金書留を郵送しましょう。

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