ご祝儀や香典など、現金を郵送する際には「現金書留」を利用する必要がありますが、普段使い慣れていない方だとわからないことも多いと思います。

この記事では現金書留専用の封筒やその購入場所、現金書留を送る際にかかる料金や手紙の同封、コンビニで郵送できるのかについて解説します。現金書留を送る際の参考にしてください。

現金は現金書留で送らなければいけない

現金の郵送は、郵便法第17条により「書留の郵便物としなければならない」と定められています。故意に現金を現金書留以外の方法で郵送した場合、罰金刑になる可能性があります。現金を送る際は、必ず「現金書留」を利用しましょう。

現金書留は、現金を郵便で送る場合の郵送方法です。定形郵便、または定形外郵便に現金書留のオプションを付けることで現金を送ることができます。現金書留には専用封筒があり、ご祝儀袋や香典袋をそのまま入れることが可能です。お祝いを送るときにとても便利です。

現金書留の送り方

現金書留を送る際は、郵便局、またはゆうゆう窓口で現金書留専用の封筒を購入しましょう。購入した封筒に必要事項を記入して現金を入れた後、封を閉じて割印を押します。窓口で送る金額を伝え、料金を支払ったら発送控えと領収証書を受け取り手続き完了です。

  1. 郵便局、またはゆうゆう窓口で現金書留専用の封筒を購入する
  2. 封筒に届け先と送り主の氏名・住所・電話番号を記入する
  3. 封筒に現金を入れる
  4. 封筒の所定の位置に割印か署名を行い封をする
  5. 窓口で送る金額を伝え、所定の郵送料金を支払う
  6. 現金書留の発送控えと領収証書を受け取る

現金書留にかかる料金と保証

現金書留を使用する際の料金

現金書留を送る際は、通常の郵便料金の他に「現金書留手数料」がかかります。また、「書留専用封筒」が必要になるため、封筒代として別途21円がプラスでかかります。

現金書留の料金=基本郵送料金84円 +現金書留手数料435円〜+現金書留専用封筒21円

基本郵便料金は、封筒に入れたものの重さで変わります。25g以内なら84円、50g以内なら94円というように決まっていますので、詳細は日本郵便株式会社公式HPでご確認ください。

参考:日本郵便株式会社|料金計算(手紙) - 日本郵便

紛失や破損があった際の保証について

現金書留を使用した際、郵送中に起こる紛失や破損といった事故の可能性がゼロではありません。「現金書留手数料」は、こうした事故が起きた際の保証の役割も担っています。

基本料金は435円ですが、このときの保証額は1万円です。以降、送付する金額が5,000円増えていく毎に現金書留手数料が10円ずつ加算されていきます。保証額の上限は50万円です。50万円以上を送付する場合は、それ以上の保証がない点に注意してください。

現金書留を送付する際は送付する金額を申し出るのが一般的ですが、申し出なかった場合は現金書留手数料435円となり、事故があった場合も1万円までしか保証されません。トラブルの元になる可能性もあるため、現金書留を使用する際はしっかりと金額を申し出ることをおすすめします。

現金書留手数料の早見表

送付する金額(損害要償額) 現金書留手数料
1万円 435円
3万円 475円
5万円 515円
10万円 615円
30万円 1,015円
50万円 1,415円

現金書留を送る際の注意点

現金書留専用封筒はコンビニでは購入できない

現金書留専用の封筒は郵便局、またはゆうゆう窓口でのみ購入できます。コンビニでは購入できないので注意が必要です。

現金書留の発送は郵便局、またはゆうゆう窓口でのみ可能

現金書留の発送もコンビニからは行えません。ポストからも発送できず、郵便局または、ゆうゆう窓口でしか送ることができません。

現金書留は配達状況の確認が可能

現金書留の発送手続き時に受け取った発送控えには、「お問い合わせ番号」が記載されています。このお問い合わせ番号を利用して、配達状況を確認することができます。

  1. 「郵便追跡サービス「を開く
  2.  発送控えに記載されている「お問い合わせ番号」を入力する
  3.  「追跡スタート」を押下する

「お問い合わせ番号」がわかれば、受け取る側の人でも配達状況を確認することができます。現金書留を発送した後は、お問い合わせ番号を伝えておけばトラブルを避けることができるのでおすすめです。

出典:日本郵便株式会社 |個別番号検索 - 日本郵便 

現金書留の受け取り方法

直接手渡しで受け取る

現金書留は、郵便受けや宅配ロッカーへの投函を行っていません。受け取りにはサイン、または印鑑が必要となります。

通常の現金書留であれば本人以外でも受け取れますが、送り主が「本人限定受取サービス」を利用している場合は、受け取り名義人本人でないと受け取れないため注意が必要です。

不在の場合は不在票が残されているので、郵便受けを確認してみましょう。

郵便局、またはゆうゆう窓口で受け取る

現金書留を送る際に「郵便局留め」を選択している場合は、郵便局、またはゆうゆう窓口で受け取りが可能です。受け取り時には本人確認書類を持参しましょう。

郵便局留めの場合、保管期限は受け取る郵便局に到着後10日間となっているので注意しましょう。

現金書留に関するよくある質問

手紙を入れて現金書留を送ることはできる?

現金書留に手紙の同封は可能です。現金と一緒にお礼状や添え状、返信用封筒なども同封することができます。

現金をご祝儀袋や香典袋に入れて送ることはできる?

現金をご祝儀袋や香典袋に入れて現金書留で送ることは可能です。

現金書留専用封筒にはサイズの種類があるので、大きいサイズを使用すれば飾りが立派なご祝儀袋もそのまま封筒に入れて送ることができます。

外国通貨を現金書留で送ることはできる?

現金書留の対象は日本の通貨のみです。外国通貨を送る場合は、一般書留または簡易書留を利用しましょう。

硬貨を現金書留で送ることはできる?

日本の硬貨のみ現金書留で送ることが可能です。

海外の硬貨は現金書留の対象に入らないため、一般書留または簡易書留で送りましょう。

金券を現金書留で送ることはできる?

金券のみを現金書留で送ることはできません。金券のみを送る場合は、一般書留または簡易書留を利用しましょう。

現金と同封する場合は、現金書留として送ることができます。その際の賠償額は、現金と金券の額面を合わせた金額になります。

現金書留はいくらまで送ることができる?

現金書留には、送る金額の上限はありません。ただし、現金書留の損害賠償額の上限が500,000円のため、万が一の場合を考えて500,000円以下で送ることをおすすめします。

まとめ:現金は必ず「現金書留」で送りましょう

現金書留以外の方法で現金を送った場合、罪に問われる可能性があります。万が一、紛失や破損があった場合、現金書留以外では保証が受けられません。現金を送る時は、必ず「現金書留」を利用しましょう。

投資やお金の殖やし方が学べる無料マネカツセミナー
↓ 詳しくは画像をクリック ↓

マネカツセミナーのバナー画像