賃貸でもインテリアを楽しみたい!部屋を傷つけないインテリアの工夫の仕方
自分の住んでいる家を少しでもオシャレに、少しでも快適にしたいとは誰もが考えることです。しかし、賃貸となると部屋を出るときには原状回復の条件があるため、基本的には部屋を傷つけてまで(部屋に手を加えてまで)はやりたくないのが本音です。しかし、賃貸でもインテリアを十分に楽しむ方法はいくらでもあります。今回は、そんな賃貸でも部屋を傷つけずにインテリアを楽しむ方法をいくつかご紹介していきます。
この記事の目次
素敵に見えるインテリアはここがちがう
よくテレビで紹介される部屋やドラマに出てくる部屋、もしくはモデルルームなどは、自分の部屋と比べてオシャレだなあ、と感じることがありませんでしょうか。実際、どんな部屋が一般的にオシャレと言われる(思われる)部屋かを整理してみました。
同じ色でまとまっている
これは基本かと思いますが、部屋の色合いに統一感があるかどうかという部分になります。具体的に色の話をすると専門的な話になってしまうので、ここでは避けますが、同系色で統一感を出している部屋にすると、相手に与える印象は良くオシャレに見えます。
カーテンやベッドカバーのサイズが合っている
妥協してしまう方も結構多い箇所がファブリックのサイズ感です。カーテンなど多少サイズがあってなくても別にいいか・・・、また、ベットカバーなども同様にサイズが違くてもとりあえずいいか・・・と引っ越し前の物をそのままに使用していたりします。予算が可能な範囲で、キッチリとサイズが合っているものを利用しましょう。
照明が工夫されている
照明は、想像以上に印象が変わります、照明自体の形、デザインももちろん、照明の色合い、色味も変えるとがらりと雰囲気が変わります。細かいインテリアを変えるより、まずは照明のみ変えるとういのもおすすめです。
植物を飾っている
ドラマの部屋、モデルルームには観葉植物が必ずと言っていい程置いてありますよね。部屋に置くものは、やはり必要なもの、良く利用するものなどを買っておいて置くため、観葉植物にまでなかなか気が回らないのも事実です。だからこそ、観葉植物などを置いている部屋は、おしゃれなイメージを受けます。
アートがあるとオシャレ度アップ
観葉植物よりハードルが高いのが、アート作品ですよね。これは種類も様々なため、なかなか難しいと思いますが、大きいものではなく、小さいものをちょっと飾っておいたり、壁にかけることにより雰囲気を変えてみましょう。
賃貸物件でインテリアを楽しむためのコツとは
賃貸物件でインテリアなどを楽しむには、原状回復があるため、限りがありますが、そんな賃貸でも楽しむポイントについてご紹介していきます。
原状回復を考慮したアイデアを出す
傷をつけないものを利用することで、現状回復は可能となります。実際には、どのような品を利用することができるのかとなります。付けても傷つけずに取れる、貼っても、簡単に剥がせるなどの品を利用することにより賃貸でもインテリアを楽しむことができます。
取り外し可能なものを利用する
一般的に、よく使用されるものをご紹介していきます。
マスキングテープ
通常、マスキングテープといいますと、塗装や、仮止めテープとして利用されているものですが、最近では、雑貨やなどに可愛い柄のマスキングテープが販売されています。簡単に剥がせるというメリットが評価され、インテリアとして、いろんな箇所に貼って楽しむことができます。
はがせる壁紙・カッティングシート
壁紙自体を張り替えると、貼り付ける面積の大きさから、部屋の印象は、大幅に変わります。そんな壁紙も現在では簡単に剥がすことできる素材の壁紙が販売されています。賃貸で引っ越す際には、剥がすだけで元の状態に戻せますし、デザインの変更のみならず、最初の壁紙自体は汚れていない状態となり、一石二鳥となります。
クッションフロア
先ほどの壁紙と同様になりますが、フロアマット、フロアシートも剥がせるタイプがあります、憧れのクッションフロアなどについても剥がせるシートで販売されています。
壁掛け収納
ここ最近よく見かけるようになった壁掛収納もおすすめです。壁という空間を上手に利用し、オシャレなインテリアにもなります、また、壁自体を傷つけることがない壁掛け収納もあります。
突っ張り棒
定番中の定番になりますでしょうか。これ1本で、もしくは、何本か組み合わせて、など様々な用途として使われています。壁のサイズに合わせて、または、乗せる容量に合わせて、種類が豊富となっているのもメリットです。
突っ張り棚
突っ張り棒を2本利用して、その上に板や網などを載せて棚を作ったりしていましたが、いまは、突っ張り棚も出ていますので、ちょっとした空間に棚をつくるのには最も適した商品ではないでしょうか。
作りがシンプルな収納を選ぶ
収納用品を選ぶときは、シンプルなデザインのものを選択しましょう。それにより利用方法にも汎用性もありますし、インテリアとして他のものとまとまりもでてきます。また、先ほど説明した道具などを利用することにより、便利なものとして利用価値を変更したり、高めたりすることもできます。
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賃貸ワンルームの狭い部屋を広く見せるには
もう1つ、賃貸であってもオシャレな部屋にしたいという望みと合わせて悩む内容は、部屋を広く見せたいということです。実は同じ空間、同じ量の物をおいていても、工夫次第で広さの見え方は全然変わります。実際に、広く見えるやり方についてご紹介してきます。
明るい色で統一する
白い部屋と黒い部屋では、同じ空間でも白い部屋のほうが広く見えます。部屋のインテリア等の色合いは明るい色で揃える方が、部屋は広く見えます。
本当に必要なものだけを購入する
簡単なようで難しいですが、必要最低限のもののみ購入することが、そもそも一番効果があります。部屋を広く見せたいのであれば余計なものを置くのはやめましょう。
家具は背の低い物を選ぶ
棚などが高い位置まであると圧迫感が出てきてしまいます。できるだけ、家具など配置するものについては、背丈が低いものを置くことで圧迫感がなくなり広い印象を与えます。
家具の奥行きもなるべく揃える
部屋には様々は家具を置くと思いますが、その場合、奥行きを揃えておくことで広い印象を与えます。デコボコに配置すると部屋は狭く感じてしまいます。
家具は壁に沿って置く
家具の配置については、狭い部屋ほど壁に沿っておくように心がけ、空間をうまく利用するようにしましょう。
ロールスクリーンを使うと窓もスッキリ
カーテンの代わりにロールスクリーンなどを利用すると部屋はスッキリした印象となり、圧迫感が減ります。
インテリアの工夫ポイントを場所別にチェック
ここからは、具体的に場所別に、インテリアの工夫のポイントをご紹介していきます。自分が気になる場所、おしゃれにしたい部屋など参考にしてみてください。
玄関
玄関は、一番多くの方が見る(利用する)場所となります。そのため、玄関がオシャレであれば部屋全体がオシャレな印象を相手にも与えます。
壁紙を変えるだけで印象が変わる
面積の一番大きい壁紙を変えることが一番雰囲気は変わります。
見せる収納でおしゃれに
玄関に置いておきたいものがあるとします。しかし、収納場所がない場合などについては、見せる収納として観点を変えてみるのもよいでしょう。ただ、置くのでなく、それもインテリアとして見せる収納としてオシャレにおいてみましょう。
趣味の物を飾ると楽しい雰囲気に
自分の趣味のものを置いておくと、家を出るとき、帰ってきたときに毎回目にすることになりますので、とても気分がよくなります。(テンションがあがります)
小物を壁に吊るして可愛く
玄関など狭くて何も置きたくない場合などは、小物などを壁に吊るすことにより、ワンポイントインテリアとしてとてもオシャレになります。壁に掛けることができる小さな観葉植物などもお勧めです。
植物を置くと明るい印象に
観葉植物や花などを置くスペースがある場合は、印象がだいぶ明るくなりますのでおすすめとなるインテリアです。
玄関マットをおしゃれなものに
玄関マットのデザインというのは、実はかなり種類があります。玄関マットを変えるだけで実はがらりと印象が変わります。靴を履くとき、脱ぐときなどに下を向くため、毎回、目にすることになる部分でもあるためです。
リビング、ダイニング
ご自身、家族などが一番家のなかで滞在している時間が長いといわれている場所の1つになります。つまり、一番長くいたい、リラックスできる、落ち着く場所にしたいといわれる場所でもあります。
100円ショップのリメイクシートで簡単アレンジ
100円ショップやホームセンターに売っているリメイクシートで壁など全面もしくは部分的に張り替えて印象を変えることができます。
マスキングテープでスイッチボックスを可愛く
つい、そのままとなっているスイッチボックス。可愛い柄のマスキングテープなどで貼るだけで可愛いインテリアに様変わりします。
カラーボックスをアレンジ
シンプルなカラーボックスも、マスキングテープやリメイクシートを利用することにより、オシャレなインテリとなります。
スチールラックと木を合わせて使う
木の素材、木目については、温かい印象を与える素材となります。スチールラックだけでは冷たい印象となる箇所についてもすこし木目のものを置くだけで温かみが出てきます。
壁を傷つけないよう板を活用
壁自体にいっさい傷つけたくない場合は、板などを利用し、更に漆喰などでアレンジをきかせれば更にすてきな雰囲気になります。
すのこを使って見せる収納
すのこをとてもいろんな形で利用することができます。すのこを使った棚などで見せる収納を作るのもとてもオシャレなインテリアになります。
突っ張り棚で壁に収納スペースを
突っ張り棚を利用して、手軽に壁にオシャレな見せる収納スペースを作ることができます。
おしゃれな突っ張り棒を選べばかっこよくきまる
今では、突っ張り棒も、白一色ではないのをご存知でしょうか。様々なデザインがあり、おしゃれなものから、高級感あるものまでありますので、お気に入りの棒が見つかります。
板でカーテンボックスを作る
カーテンレールの部分を板など利用してカーテボックスを作ると、分譲マンションはモデルルームのような高級感が増します。
間接照明でおしゃれに
間接照明を置くことで部屋の雰囲気がかわり、温かみも増し、オシャレな部屋となります。間接照明と一言で言っても大きさも形もデザインも様々ですので、自分の目指している雰囲気にあったものが見つかると思います。
キッチン
朝食、昼食、夕食などで多くの時間を過ごすことになり、おしゃれ且つ、使い勝手の良さが求められる場所となります。使い勝手の追求から、つい物が多くなったりしてしまう箇所でもあります。
すき間を有効利用して小物収納に
キッチンに棚があったりしますが、棚内の上部などが空いている状態で無駄な空間があったりします。その空間を有効活用するために、つっぱり棚、つっぱり棒などを設置して小物を収納する空間を作ってみましょう。
カウンターや作業台をDIY
もし、ある程度のDIYが好き、得意な方については、カウンターなどを自分で作成してみるのも良いでしょう。使い勝手をよくしたい部分について、ほんの人工夫手を加えるのもおすすめです。
食器を見せる収納もおしゃれ
棚に入らない食器などについては、そのまま放置しておく状態を避け、見せる収納という点で見直し、インテリを検討するようにしましょう。
木目調のクッションフロアでカフェ風に
簡単に剥がせるフロアマットについて、先ほどご紹介しましたが、フロアマットを木目調に変更するだけで温かみが増すほかに、オシャレなカフェ風の印象を与えます。
好みの柄のカッティングシートで雰囲気を統一
カッティングシートには、様々な柄があり、どれもオシャレで惹かれてしまいます。しかし、色合いと同様に統一感がないと、落ち着かない部屋となりオシャレ感がなくなってしまいます。方向性を統一して、カッティングシートも選ぶようにしましょう。
洗面所
清潔感を保ちたい場所の1つとなります。そんな中でも、インテリアをどのように楽しむのがいいのか悩んでしまう箇所の1つでもあります。
すき間に合う収納を使ってタオルなどを使いやすく
洗面所の空間というのは、なぜか微妙な空間が空いていたりします。しかし、その空間有効活用できず、そのままとなっていることが多いです。そんな空間をうまく利用し、タオルなどを置ける収納を設置したりしてみましょう。
小さめの壁掛け収納で小物の整理
洗面所には、おもったほど収納箇所がありません。そのような場合は、壁という空間を利用して壁掛け収納を作り小物などはそこに整理するようにしましょう。
リメイクシート等を貼るだけでイメージが変わる
雰囲気の変更、汚れても張替が簡単という点で、リメイクシートはおすすめです。デザインも様々ですので、毎回デザインを変えて雰囲気を変える楽しみ方も良いかと思います。
植物を飾って清潔感アップ
ワンポイントに小さな植物を置くのも、清潔感を与えるのにとても効果的です。すぐに枯れてしまうとか、水やりが苦手な場合は、フェイクの植物を置くだけでも印象は変わりますので、ワンポイントに置いてみましょう。
トイレ
洗面所と同様に常に清潔感を保ちたい場所となります。物をあまり置きたくない空間のなか、何も置かないと殺風景になってしまうため、どのようにオシャレをしたらいいのか難しい場所となります。
トイレマットやカバーを変えるだけでおしゃれに
トイレで一番悩みが多いのが、トイレットペーパーの収納方法です。そのままむき出しに置いている、購入した袋のまま置いていて、全然オシャレじゃないという悩みの方が多いです。その場合は棚に置いて、棚の中が見えないように目隠しをしたり、トイレットペーパーを入れるケースなどが雑貨屋などで販売されて売いますので、そうしたものを利用してみましょう。
トイレットペーパーの収納を工夫
トイレで一番悩みが多いのが、トイレットペーパーの収納方法です。そのままむき出しに置いている、購入した袋のまま置いていて、全然オシャレじゃないという悩みの人が多いです。棚に置いて、棚の中が見えないように目隠しをしたり、トイレットペーパーを入れるケースなどが雑貨屋などに売っていますので、それを配置したりします。
床に好みのシートを貼る
トイレの床は、水が跳ねたりして、汚れが気になる床でもあります。そんな床に、簡単に剥がせる(現状の床を傷つけない)フロアマット(フロアシート)を貼ってみましょう。ご自身の好みのシートを貼って、トイレの印象もがらりと変わります。水に強い(汚れたとき水拭きが可能)なシートもあり、汚れたら簡単に張替も可能です。
壁の下部だけにリメイクシートを貼って腰壁風に
トイレ内の壁一面にシートを貼るのは労力、費用的にはかかりますが、壁の下段のほうにレンガ調のリメイクシートなどを貼ってみるのもおすすめです。
工夫とアイデアで賃貸物件のインテリアを楽しもう
いかがでしたでしょうか。今までは、賃貸だから何もできないと思っている方も、今回の内容を読んで、色々とやり方があることが分かっていただけたかと思います。
いっぺんにやると時間も労力も結構かかりますので、気になる箇所からなど、少しずつ楽しんでやるのがオススメです。断捨離、大掃除、天気悪く外に出ない日など、タイミング良い時にでもぜひ試してみてください。
記事監修者
マネカツ編集部
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「節税」など、お金に関する情報を発信しています。
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