岩盤浴の効果とは?効果を上げる入り方や注意点をについて解説
岩盤浴は、温かい岩盤の上に寝転んで行うお湯を使用しない温熱浴です。
ダイエットや美容、健康に効果があると注目され、誰でも手軽にできることから人気があります。
しかし、岩盤浴には実際にどのような効果があるかと疑問に思う人もいるでしょう。
この記事では、岩盤浴の効果や効果的な入り方、入る際に注意する点を紹介します。
岩盤浴の効果が気になる人や利用を検討している人は参考にしてください。
この記事の目次
岩盤浴とは
岩盤浴とは、天然の鉱石やプレート(岩盤)に熱を加え、その上に寝転がって体をゆっくり温める温浴方法です。
プレートの温度は約40℃〜60℃、湿度が60℃〜80℃程度の室内で、サウナよりも時間をかけて行います。
床から放射される遠赤外線で体の深部をじっくり温め、体の発汗を促すことにより、健康・美容・癒やしなどの効果が期待できます。
岩盤浴の効果
岩盤浴の効果は、主に以下のようなものがあるといわれています。
- 美肌効果
- デトックス効果
- むくみの改善
- 自律神経を整える
- ストレス解消
- 疲労回復
それぞれの詳しい効果について解説します。
美肌効果
岩盤浴には発汗作用があり、体にたまった毒素や老廃物を外に流してくれます。
汗をかくことで皮膚の水分量が増え、保湿力が上がりやすくなる効果もあることから美肌効果に期待できます。
また、代謝もアップするので、皮膚に残っている古い角質が剥がれやすくなり、肌のターンオーバーも促進してくれます。
デトックス効果
人の体には、体内で不要になった「老廃物」や、銀や鉛といった「有害ミネラル」などの毒素がたまっています。
そのような毒素が、汗や尿などから排出されることを「デトックス」と呼びます。
岩盤浴は、体を内側から温めることで体内のデトックス効果を高めてくれます。
体を内側から温めると内臓の働きが向上し、体内の毒素を排出する器官である「腎臓」の働きが活発になるので、デトックス効果が高まります。
むくみの改善
岩盤浴は、プレート(岩盤)から放射される遠赤外線で体の深部をじっくり温めるため、血行促進効果があるといわれています。
血行が良くなるほかにも滞ったリンパの流れを促し、発汗による代謝促進も期待できますので、体の巡りも良くなるでしょう。
体にたまった老廃物が原因である「むくみ」「肩こり」の改善にもつながりやすいです。
自律神経を整える
岩盤浴はサウナやお風呂よりも時間をかけて体を温めるため、「交感神経」と「副交感神経」2つのバランスが良くなり、自律神経を整えることができる温浴方法です。
自律神経が乱れると体温調節がうまくできなくなるため、冷え性や血液循環の乱れ、不眠症などの原因になり得ます。
岩盤浴によって自律神経を整えれば、それらの症状が緩和されるかもしれません。
ストレス解消
岩盤浴には自律神経を整える効果があり、心がリラックスしやすい状態になります。
リラックスした状態で心地よく汗をかくことは、ストレス解消にもつながるといわれています。
日々の仕事や人間関係などでストレスを感じやすい人は、岩盤浴で心身ともにリフレッシュしに行きましょう。
疲労回復
岩盤浴で体を温めると、体の緊張をほぐして副交感神経を刺激してくれます。
副交感神経が刺激されて優位になると、リラックス効果を得ることができます。
岩盤浴は寝転がった状態で行うので、温浴の最中も体が休まり疲労回復につながります。
岩盤浴にダイエット効果はあるのか
岩盤浴にはダイエットの効果があるのか、汗を大量にかくので痩せた気がするけど実際はどうなのかと疑問に思う人もいるでしょう。
岩盤浴の発汗効果によって一時的に汗をかいて体重が減ったとしても、それは一過性の現象です。
岩盤浴にダイエット効果があるといわれているのは、汗をかくからではありません。
岩盤浴に入ることで温熱・発汗効果により体の新陳代謝機能が活発になり、エネルギー消費効率が高まります。
その結果、体内の脂肪燃焼効果を高めることができ、痩せやすい体質に変化することが期待できる = 結果的にダイエットに効果があると考えられているのです。
岩盤浴の効果的な入り方
岩盤浴にはさまざまな効果が期待できますが、効果を実感するには正しい入り方で入浴することが大切です。
岩盤浴の正しい入り方について紹介します。
手順1. 入浴着に着替える
入浴着は施設に準備されているところがほとんどですが、念の為事前にHPで確認をして、必要に応じて持参しましょう。
大量の汗をかくため、締め付けがなく汗をよく吸い取る素材の服がおすすめです。
岩盤浴は下着を外して入浴することが多いので、透けにくい素材・色でリラックスできるものを選びましょう。
入浴着が用意されている場合は、そちらに着替えましょう。
手順2. 床に敷くタオルと飲み物を準備
岩盤浴で寝転ぶときは、肌身に直接ではなくタオルを引き、その上に寝転びます。
ほとんどの施設では貸出用やレンタル(有料)のタオルがありますので、必ずしも自身で持参する必要はありません。
また、岩盤浴中は大量の汗をかくため水分補給は必須です。
施設にはウォーターサーバーや自販機が設置されているため、飲み物も自ら持参する必要はありませんが、好みのものがよかったり費用を抑えたい場合は自前で用意しておきましょう。
手順3. 入室前にコップ一杯分の水分を補給
岩盤浴では、入る前と出た後に水分補給をしっかり行います。
体温の急激な変化を避けるため、なるべく常温水がおすすめです。
岩盤浴入室前に摂取する水分量の目安としては、コップ1杯分程度でよいでしょう。
手順4. 入室後バスタオルを敷いて横になる
入室したら自分の寝転ぶスペースにタオルを敷いて寝転びます。
最初は臓器を温めるのが効果的とされているため、おなかがプレートにつくようにうつぶせ寝から始めましょう。
岩盤浴場では友人や家族と一緒の場合でも私語は慎み、他の方の迷惑にならないよう静かに過ごします。
手順5. 一定の体勢を5~10分ペースでキープする
最初にうつぶせ寝で5分~10分、同じ体勢をキープします。
次に仰向けに寝転がり、また5分〜10分ほど体勢をキープしましょう。
横になる時間は、のぼせてしまわないように体調をみながら無理のない範囲で行ってください。
手順6. 5分以上の休憩を取り必ず水分補給する
手順4、5を行ったら、5分以上の休憩をとります。
体からは大量の水分が失われている状態なので、水分補給も忘れずに行いましょう。
手順7. 手順5、6を2〜3セット繰り返す
休憩を挟んだら手順5、6を2〜3セット繰り返します。
闇雲に滞在時間を伸ばすと必要以上に体内のビタミンやミネラルが排出されてしまうため、過度な滞在は控えましょう。
岩盤浴に慣れてきたら、呼吸法を意識するとより効果が期待できます。
肩の力を抜いて、ゆっくりと深い呼吸を意識しましょう。
呼吸に意識を向けることで、リラックス効果が高くなるほか、横隔膜が広がり内臓が刺激される事でより血行が促進されやすくなります。
岩盤浴の注意点
誰でも手軽に行える岩盤浴ですが、注意したいポイントもあります。
岩盤浴を利用する前に注意点についても理解しておきましょう。
水分補給をしっかりする
岩盤浴中は大量の汗をかきます。
体内の水分が減りすぎると、のぼせたり脱水症状になることもありますので、水分補給は欠かさずしっかりと行いましょう。
汗をかきすぎていることに気付きにくい場合もあるため、休憩のたびに水分補給を行うのがおすすめです。
化粧は可能な限り落とす
岩盤浴では、必ず化粧を落とさなければいけないわけではありません。
しかし、岩盤浴で流す汗には保湿効果があり、化粧を落とした状態の方が効果を高めることができます。
美肌効果をより求めるなら、岩盤浴後も肌を休ませるためにすっぴんで帰宅すると良いでしょう。
休憩を挟まない長時間の利用は避ける
岩盤浴はゆっくりと汗をかくので、長時間入っていてもあまり疲れを感じない方もいるでしょう。
しかし、体内から水分が失われた状態が長く続くと、脱水症状を起こす危険があります。
岩盤浴は長い時間の利用を避け、こまめに休憩を挟み水分を補給しながら行いましょう。
まとめ:岩盤浴は女性に嬉しい効果がたくさん
岩盤浴には美肌やデトックス効果に加え、自律神経を整え体をリラックスさせる効果があるなど、女性にはうれしい効能が多く期待できます。
岩盤浴の入り方は簡単で、一人や友人はもちろん、恋人とも手軽に行える温浴方法です。
日頃の疲れを癒やすためにも、ぜひ生活に取り入れて心身ともに健康的な体になりましょう。
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記事監修者
マネカツ編集部
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「税金対策」など、お金に関する情報を発信しています。
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