QUICPayの使い方と特徴!メリット・デメリットも解説
近年は、現金を使わなくても買い物ができる「キャッシュレス決済サービス」が拡大しています。
QUICPay(クイックペイ)はそんなキャッシュレス決済サービスのひとつであり、クレジットカードと紐付けることでスマホからスムーズに決済できます。
利用できる店舗が多いことや事前チャージが不要であることから人気が高く、活用したいキャッシュレス決済サービスです。
この記事では、QUICPayの特徴や使い方、メリット・デメリットについて解説します。
これからキャッシュレス決済を活用したいと考えている方は、選択肢のひとつとして参考にしてください。
\現在開催中の無料セミナーはこちら/
▶︎▶︎【年収上げるよりも手取りが増える?】
オンライン税金セミナーの日程を確認する◀︎◀︎
▶︎▶︎【女性限定】 私にあったお金のふやし方って?
人気FP講師による『無料』オンラインセミナー!日程はこちら◀︎◀︎
この記事の目次
QUICPay(クイックペイ)とは
QUICPay(クイックペイ)は、非接触型ICカードの「FeliCa」を活用した非接触型決済サービスです。
近年はキャッシュレス決済が当たり前のものになっていますが、JCBが2005年に運用開始した当時は先進的なサービスでした。
QUICPayで決済する場合、スマートフォンやカードを店の端末にかざすだけで支払いが完了します。
基本的にはクレジットカードと紐付けた使い方が一般的ですが、2016年からはプリペイドカードやデビットカードとの紐付けにも対応しています。
QUICPay+(クイックペイプラス)との違い
「QUICPay+」は、「QUICPay」の機能性を更に高めて使いやすくしたサービスです。
主な違いは以下の表の通りです。
項目 | QUICPay | QUICPay+ |
利用方法 | カード | Apple Pay Google Pay |
設定可能なカード | クレジットカードのみ | クレジットカード プリペイドカード デビットカード |
1回あたりの決済上限額 | 2万円 | 上限なし (利用店舗によって異なる場合あり) |
「QUICPay+」では、これまでカードタイプで決済していたものがスマートフォンで対応できるようになり、プリペイドカードやデビットカードとの紐付けにも対応しています。
なお、現在ではほとんどが「QUICPay+」で運用されています。
QUICPay(クイックペイ)の使い方
iPhoneで使う場合
iPhoneでQUICPayを使う場合は、QUICPayに対応しているクレジットカードやデビットカードをApple Payに登録する必要があります。
対応カードを持っていない場合は、新しくカードを申し込みましょう。
Apple Payへの登録は、iPhoneの「Wallet」アプリを起動してカードを追加します。
カメラでカード情報を読み込んで規約を確認したら、QUICPayを利用できるようになります。
あとは支払いの際に「QUICPayで」と店員に伝え、iPhoneを支払い端末にかざしましょう。
その際、指紋認証のiPhoneならホームボタンを2回、顔認証のiPhoneなら電源ボタンを2回押して「Wallet」アプリを開いた状態にしておく必要があります。
iPhoneをかざした際に「クイックペイ」という決済音が鳴れば、支払いが完了したことになります。
Androidスマホで使う場合
AndroidスマホでQUICPayを使用する際は、Google PayにQUICPay対応のクレジットカードやデビットカードを登録しましょう。
Google Payアプリを起動し、カメラでカード情報を読み込んで規約を確認したらQUICPayが利用できるようになります。
カードの登録が完了したらiPhoneの場合と同様に、支払い時に「QUICPayで」と店員に伝えて端末にスマホをかざすだけで決済終了です。
Androidスマホの場合はiPhoneのようにロック解除やアプリの起動は不要なので、決済音が鳴ったら支払いが完了します。
スマホ以外で使う場合
スマホ以外でQUICPayを使う場合は、QUICPayに対応したカードで支払うことになります。
QUICPay対応カードでも、基本的には事前にカード発行会社への申し込みが必要です。
もしカードでQUICPayを使用したい場合は、カード会社に問い合わせてみましょう。
QUICPay(クイックペイ)を使うメリット
支払いがスムーズ
QUICPayはタッチ決済型のサービスであるため、端末にかざすだけで支払いが完了します。
スムーズに支払いを済ませて決済にかかる時間を短縮できる点が、QUICPayを利用するメリットのひとつです。
例えばクレジットカードで決済をする場合、暗証番号の入力に手間がかかるケースは多くあります。
現金で支払うときに小銭を探したり、お釣りを受け取ったりとやり取りに時間がかかってしまうことは少なくありません。
暗証番号入力の手間がなく、スマホをかざすだけで決済が完了する点は、QUICPayの魅力と言えるでしょう。
カード番号や暗証番号が読み取られない
QUICPayはクレジットカードと紐付けて利用するのがほとんどですが、あくまでも支払いはQUICPayのシステムを介して行われます。
直接的にクレジットカードの情報が参照されないため、安心して利用できる点がQUICPayのメリットです。
特に店員にカード番号やセキュリティコード(CVV)を見られるのが嫌だという方には特に嬉しいポイントといえます。
カード情報の流出リスクを回避したい方は、QUICPayで支払いをしましょう。
使えるお店が多い
QUICPayでの決済に対応している店舗は、2022年3月末時点で186万ヶ所以上となっています。
コンビニやレストランをはじめ、日常生活に関わるほとんどの店舗で利用できる点はメリットといえます。
例えば、以下のような店舗がQUICPayに対応しています。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ENEOS
- マクドナルド
- ガスト
- ユニクロ
「QUICPay +」や「QUICPay」のマークがある店では、QUICPayによる決済が可能です。
普段利用している店舗でも、QUICPayを使えるかどうかをチェックしておきましょう。
事前チャージが不要
QUICPayは、クレジットカードやデビットカードと紐付けてしようすることになります。
そのため、SuicaやPayPayのように事前に現金をチャージする必要がありません。
チャージが必要な決済方法の場合、「あといくら入っているか」「残高が少ないから入金しないといけない」といった心配が付いて回ります。
その点QUICPayは残高を気にせずに買い物をできるため、より便利に使用することができます。
ただし、買い物をし過ぎてしまう可能性がある点には注意が必要です。
QUICPay(クイックペイ)を使うデメリット
一度の支払いに使えるのは2万円まで
「QUICPay+」の場合は決済上限額に制限はありませんが、「QUICPay」を利用する場合は一度に2万円しか決済できません。
そのため、「QUICPay」で大きな金額の買い物をしようとする際には注意が必要です。
現在ではほとんどの店舗が「QUICPay +」に対応していますが、まれに「QUICPay」にしか対応していない店舗もあります。
高額な買い物をしてQUICPayで支払いをしたい場合は、事前に「QUICPay +」に対応した店舗かどうかを確認しておきましょう。
ポイント還元がない
QUICPayには独自のポイントは存在せず、紐付けたカード側のポイントだけが貯まることになります。
効率的にポイントを貯めたい場合には、QUICPayはあまり向いていません。
例えば、楽天Payの場合は楽天カードでチャージしたときだけでなく、楽天Payで支払ったときにもポイントが付与されます。
貯まったポイントは支払いにも利用でき、お得にポイントを活用することができます。
楽天Payのような還元率が高いサービスと比べてポイントが貯まりにくい点は、QUICPayのデメリットと言えるでしょう。
まとめ:QUICPayでキャッシュレス決済を活用しよう
QUICPayはスマホをかざすだけでスムーズに決済ができ、使える店舗も多い便利なサービスです。
カード番号や暗証番号を読み取られることがないため、セキュリティ面でも安心して利用できます。
ぜひ本記事で紹介したQUICPayの使い方を参考にして、便利なキャッシュレス決済サービスの利用を始めてみてください。
\現在開催中の無料セミナーはこちら/
▶︎▶︎【年収上げるよりも手取りが増える?】
オンライン税金セミナーの日程を確認する◀︎◀︎
▶︎▶︎【女性限定】 私にあったお金のふやし方って?
人気FP講師による『無料』オンラインセミナー!日程はこちら◀︎◀︎
キャッシュレス決済サービスの関連記事 | |
おすすめのキャッシュレス | 楽天Edyの解説 |
PayPayの解説 | QUICPayの解説 |
メルペイの解説 | 楽天キャッシュの解説 |
記事監修者
マネカツ編集部
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「税金対策」など、お金に関する情報を発信しています。
記事監修者
マネカツ編集部
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「税金対策」など、お金に関する情報を発信しています。