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M life 記事

お金 2018.8.21

【FP監修】定期預金の引き出し方!途中解約や代理人(家族)が引き出す方法

 

みなさんは、定期預金を利用していますか?預入期間中に払い戻しをしないことで、普通預金よりも金利が高くなる定期預金を貯蓄のために使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は定期預金の引き出し方について、満期解約で引き出す方法はもちろん、突然の出費のために定期預金を中途解約しなければならない場合の引き出し方についてもご紹介します。

 

定期預金の4つの引き出し方

 

 

定期預金を引き出す方法をいくつ知っていますか。実は定期預金の引き出し方を分けると、引き出す方法は4つあります。「満期解約」、「中途解約」、「一部解約」、「満期の解約予約」になります。

 

満期解約で引き出す方法

定期預金が満期になって引き出すには、お金を預けるときに、自動解約型を選んでおく必要があります。自動解約型では、満期になると、元金と利息が自動的に普通預金口座に移ります。元金と利息が普通預金口座に入金されるので、満期の日に引き出すことが可能です。引き出すために特別な手続きをする必要はありません。

 

中途解約で引き出す方法

定期預金の基本は、満期の日まで中途解約や一部解約はできない金融商品です。しかし、どうしてもまとまったお金が必要になったとき、定期預金を中途解約することが可能です。中途解約を選択すると、当初満期まで預けた場合の金利よりも低い金利が適用されることになります。

 

金融機関の案内で中途解約不可と説明されていても、手続きを行えば解約はできます。しかし、一部金融機関、一部商品では引き出せない場合もあるので、事前に金融機関に確認しておきましょう。

 

一部解約で引き出す方法

預けている定期預金を一部だけ解約し、引き出す方法です。残りは引き続き定期預金として預けておくことができます。一部解約することができる定期預金は稀で、一部解約したいと金融期間に申し入れた場合、中途解約が適用されることが多いです

 

また、一部解約を扱っていたとしても、自由引出型定期預金であることや、定期預金を行っている期間が一定期間以上であるなど、金融機関が定めた条件を満たす必要があります。こちらも一部解約することで、預入した当初の金利よりも低い金利となります。

 

満期の解約予約で引き出す方法

満期の解約予約は、定期預金の自動継続を自動解約に変更する手続きになります。定期預金は、満期解約になりますので、満期時に普通預金口座に元金と利息が入金されることになります。

 

もし解約前に金融機関が破綻したら?

万が一解約前に金融機関が破綻した場合でも、一定金額の預金は預金保険制度により保護されています。預金保険制度とは、金融機関が破綻した場合に、預金者を保護し、信用秩序を維持することを目的とした制度です。

 

万が一金融機関が破綻した場合には、利息のつく普通預金、定期預金などの「一般預金等」なら、預金者1人当たり元本1,000万円までと利息等が保護されます(ペイオフと呼ばれています)。

 

定期預金の引き出しで必要なもの

 

次は、定期預金を引き出すために必要なものについて整理しておきます。ここでご紹介するのは一般的に必要なものとなります。金融機関によっては独自に準備すべきものがあるので、各金融機関のホームページでチェックしたり、直接問い合わせておきましょう。

定期預金を解約するために必要なものは以下の書類等です

 

・定期預金通帳(証書)

・印鑑(銀行印)

・本人確認書類

・運転免許証

・パスポート(旅券)

・住民基本台帳カード(写真付)

・年金手帳

・健康保険証

 など

 

引き出す金額が高額な場合は事前に金融機関に連絡しておきましょう。金額が高額であると、金融機関窓口の現金が不足することがあり当日受け取ることができない場合もあります。

 

定期預金の引き出し方(例:三菱UFJ・みずほ・ゆうちょ)

 

それでは、引き出すキホンをおさえたところで、各金融機関を例にして、定期預金の引き出し方を見ていきましょう。満期自動解約を選択している場合は、自動的に定期預金は解約されますので手続きは不要です。その他の解約(中途解約や一部解約)、契約内容の変更(自動継続から解約したいなど)の場合は、以下の手続きを行うことになります。

 

三菱UFJ銀行での定期預金の引き出し方

三菱UFJ銀行では、定期預金の解約を支店窓口で手続きすることができます。

必要書類等は定期預金通帳(または証書)、印鑑、キャッシュカードまたは本人確認書類です。

そのほかにも、ATMも使用でき、取引内容によっては、インターネットバンキング、テレフォンバンキング、モバイルバンキングが使える三菱UFJ銀行ダイレクトでも手続きすることができます。

出典: 定期預金の解約(引き出し)はどうすればいいですか?|三菱UFJ銀行

https://faq01.bk.mufg.jp/faq/show/179?category_id=21

 

みずほ銀行での定期預金の引き出し方

みずほ銀行で満期日より前に解約する場合には、店頭で解約手続きをする必要があります。

手続きの本人確認は 「犯罪収益移転防止法」に基づいて確認されます。必要書類等は通帳、印鑑、本人確認書類になります。

また、解約予約や満期日当日の解約はインターネットや電話、ATMからも行えます。ただし、ATMの1回の解約可能金額は元金300万円が上限です。

出典:『 定期預金 』 内のFAQ|みずほ銀行

https://www.faq.mizuhobank.co.jp/category/show/69?site_domain=default

 

ゆうちょ銀行での定期預金の引き出し方

ゆうちょ銀行では定期預金ではなく定期貯金と呼び名が変わります。基本的に定期預金と変わりません。こちらも原則、満期まで解約することができないことが前提ですが、中途解約することができます。ゆうちょ銀行の定期貯金の解約はインターネットや電話、ATMでは不可能です。解約手続きを行うには郵便局の窓口に行きましょう。定期預金を解約するために必要なものは次の4つです。

 

・払い戻し請求書

・定額定期貯金証書

・印鑑

・本人確認書類

 

払い戻し請求書は郵便局の窓口もしくは筆記台に置いてあります。

 

定期預金を中途解約して引き出す場合の注意点

 

定期預金は中途解約することが可能です。しかし、「定期預金の3つの引き出し方」でも説明したとおり、中途解約して引き出す場合にはデメリットがあります。

 

中途解約すると利息の利率が下がる

中途解約する場合には、当初定期預金を預け入れたときの金利が適用することはなく、金融機関が設定した低い金利が適用されることになります。一般的に設定された金利は普通預金程度の利率または普通預金よりも低い利率となっています。そのため、予定していた利息を受け取ることができなくなってしまいます。

 

定期預金の元本はそのまま戻る

中途解約すると金利は下がってしまいますが、定期預金に預けたお金(元本)は減ることはありません。定期預金は元本保証商品であるため、金利が下がったとしても預けたお金は戻ってきます。

 

定期預金を代理人(家族)が引き出しすることは可能?

 

 

定期預金の解約は「原則本人」が行うことになっています。

しかし、どうしても金融機関の手続き時間内に行くことができなかったり、急な病気やケガなどで誰かに頼まざるをえない場合には、代理人に頼むことはできるのでしょうか。

結論:代理人(家族)による引き出しも可能

結論から言えば、代理人に頼んで定期預金を引き出すことも可能です。ただし、本人以外が引き出す場合には、本人が引き出すために必要だったものと準備するものが変わってきます。

 

本人以外の引き出しには委任状が必要

本人以外が引き出しを行う場合には、以下のものが必要です。

 

・預金者本人の身分証明書

・預金者本人の印鑑

・銀行に行く人の身分証明書

・委任状

 

特に、委任状については、以下の情報が含まれている必要があります。

 

・預金者本人の氏名

・預金者本人の住所

・登録印鑑による押印

・代理人の氏名

・代理人の住所

・委任する手続き内容

 

ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行では、正式なフォーマットが準備されいるので参考にしてみてください。

 

参考:委任状について|ゆうちょ銀行

URL:https://www.jp-bank.japanpost.jp/tetuzuki/ininjo/tzk_inj_index.html

 

参考:委任状|三菱UFJ信託銀行
URL:https://www.tr.mufg.jp/ippan/tetsuzuki/pdf/kakunin_01.pdf?20161220

 

代理人(家族)の引き出しは事前に金融機関の担当者に相談を!

委任状を準備すれば代理人でも定期預金を解約することは可能です。しかし、委任状があればすぐに手続きしてもらえるかといえば、そうではありません。金融機関は金融詐欺などを考慮する必要もあるため、代理人が手続きする場合には時間がかかることもあります。

 

 例えば、代理人が手続するときに本人に電話確認を行う場合もあります。もし代理人に定期預金の引き出しを頼むのであれば、事前に金融機関の担当者に連絡を行い、相談しておくことをお勧めします。

 

定期預金の引き出し方についてのまとめ

 

 

「定期預金の引き出し方!途中解約や代理人(家族)が引き出す方法」いかがだったでしょうか。定期預金は期間を定めて、普通預金よりも高い金利で運用する金融商品です。ですが、人生ではまとまったお金が急に必要になる場面もあります。

 

定期預金の中途解約や一部解約は金利が下がってしまい利息が少なくなってしまいますが、元金が減ることはありません。もしものときは、他からお金を借りたりする前に、今回ご紹介した方法をもとに、まずはご自身の定期預金解約について検討してみましょう。

 

監修:大間 武(ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

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