【最大2万円分】マイナポイントの申し込みはいつまで?受け取り方法
新型コロナウイルスの経済対策として、最大2万円分のマイナポイントが支給されることが決定しました。
しかし、ポイントが付与されるためにはいくつかの条件をクリアする必要があったり、申し込みに必要なものがあったりと、少し分かりにくい部分もあります。
この記事では、マイナポイントの基本的な内容から、最大2万円分のポイントの内訳、受け取り方や申し込みに必要なものなどを解説します。
マイナンバーカードの作り方や、マイナポイント申し込み時の注意点も合わせて紹介しますので、これからマイナンバーカードを用意するという方も参考にしてみてください。
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この記事の目次
マイナポイント第2弾とは
1度目のマイナポイントは、2021年4月末までにマイナンバーカードの発行申請した人が対象でした。
2022年6月30日からは、新たに「マイナポイント第2弾」が実施されます。
どのような内容なのかを確認していきましょう。
マイナンバーカード普及のための国の施策
マイナポイントは、マイナンバーカードをより多くの方に利用してもらうための国の施策です。
マイナンバー制度を導入したものの、当初の予定よりもカードの普及が遅れたことから、カードの発行・利用促進させる目的でスタートしました。
実際マイナポイントのおかげもあり、2020年9月1日時点で19.4%だったマイナンバーカードの交付率は、2022年4月1日時点で43.3%まで上昇しました。
2022年6月30日からはマイナポイント第2弾が始まり、更なるマイナンバーカードの普及を目指すようです。
最大2万円分のポイントが付与される
マイナポイント第2弾では、元々実施されていた第1弾の5,000円分に加え、新たに15,000円分のポイントが追加されて合計2万円分のポイントが付与されます。
マイナンバーカードは、日本国内に住民票がある国民であれば誰でも発行することが可能です。
年齢制限はなく、0歳の赤ちゃんであっても取得できますので、マイナンバーカードを発行して持っておくことをおすすめします。
既に第1弾を受け取っている方は最大15000円分
マイナポイント第2弾は最大で2万円分のポイントが付与されますが、この2万円には第1弾で取得できた5,000円分が含まれた金額になっています。
既にマイナポイント第1弾で5,000円分のポイントを受け取っている場合は、第2弾では15,000円分のポイントしか入手できない点に注意が必要です。
2022年6月30日から受付開始
元々あった5,000円分のマイナポイントについては、2022年1月1日以降も引き続き付与されることが決定しています。
残る15,000円分のマイナポイントについては、2022年6月30日から受付が開始されました。
早いもの勝ちではありませんので、申込み期限までに対応しましょう。
【注意】2022年12月末までにマイナンバーカードの申請が必要
マイナポイント第2弾を利用するためには、2022年12月末までにマイナンバーカードを申請・発行する必要があります。
※元々2022年9月末まででしたが、2022年12月末までに期限が延長されました。
マイナンバーカードの発行は通常2,3週間で処理されますが、マイナポイントの影響でカード発行の数が増えると実際に発行されるまで1ヶ月程度かかることも想定されます。
マイナポイントの獲得を目指される方は、早めにマイナンバーカードの発行手続きすることをおすすめします。
なお、マイナポイントの申込期限は2023年2月末なので、マイナンバーカード発行後も余裕があります。
出典:マイナポイント公式サイト「マイナンバーカードの申請期限が延長になります」
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マイナポイント第2弾(最大2万円)の内訳
新たなマイナポイントで付与される2万円分のポイントについて、予定されている内訳をご紹介します。
※内訳金額が変更になる可能性があります。最新情報はマイナポイント公式サイトをご確認ください。
キャッシュレス決済との紐付け:最大5,000円分
新マイナポイントで付与される最大2万円分のポイントの中には、元々実施されていたキャッシュレス決済サービスへの紐付けでもらえる5,000円分のポイントが含まれています。
そのため、1度目のマイナポイント付与のタイミングで5,000円分を獲得済みの方は、新しく付与されないことに注意が必要です。
2021年4月30日までにマイナンバーカードを申請できなかった方や、2021年12月31日までにポイントが付与されなかった方も、上限5,000円分までのポイントの付与を受けられます。
まだマイナンバーカードを取得していない方は、この機会に申請しておきましょう。
健康保険証とマイナンバーカードを紐付け:7,500円分
マイナンバーカードと健康保険証を紐付けることで、7,500円分のマイナポイント付与されます。
健康保険証の紐付けは、マイナポータルから簡単に行うことが可能です。
マイナンバーカードと健康保険証を紐付けると、転職や引っ越しをしてもマイナンバーカードを健康保険証として使えたり、確定申告の医療費控除がマイナポータルから簡単にできたりと、メリットが多くあります。
まだマイナンバーカードと健康保険証を紐付けていない方は、今のうちから手続きをしておくことをおすすめします。
マイナンバーカードは健康保険証として使える?メリット・デメリット
銀行口座とマイナンバーカードを紐付け:7,500円分
銀行口座とマイナンバーカードを紐付けることで、残り7,500円分のマイナポイントも付与されます。
銀行口座との紐付けを行うことで、緊急時の給付金や年金、所得税の還付を行う際に振り込みがスムーズになるようです。
手続きはマイナポータルにアクセスすれば簡単に行うことができるため、マイナポイントを持っている方は必ず設定しておきましょう。
マイナポイントの申し込みに必要なもの
これからマイナポイントを申請する場合に、用意しておく必要があるものをご紹介します。
忘れずに準備をして、スムーズに申請ができるようにしておきましょう。
「マイナンバーカード」が必要
マイナポイントの申請には、マイナンバーカードを取得していることが大前提となります。
マイナンバーカードは、郵便・パソコン・スマホ・証明用写真機・市区町村から無料で申請可能です。
交付申請を行った後、通常は1ヶ月ほどで受け取ることができますが、新マイナポイントの付与により申請を行う人が増えることが予想されます。
窓口が混雑して発行までに時間がかかる可能性もあるため、早めに申請しておくことをおすすめします。
カード発行時に設定した「暗証番号」
マイナポイントを申し込むためには、マイナンバーカードの発行時に設定した暗証番号の入力が必要となります。
暗証番号の入力を3回間違えるとロックがかかってしまい、解除するためには市町村の窓口まで行って手続きをし、再設定する必要があるため注意が必要です。
マイナンバーカードの暗証番号は、マイナポイントの申請に限らず、確定申告をする際にも必要となります。
忘れないように暗証番号をメモしておきましょう。
マイナンバーカードと紐付ける各種サービス
新マイナポイントを取得するためには、各種のサービスと紐付ける必要があります。
事前に用意しておく必要があるのは、以下の3つです。
- 紐付けるキャッシュレスサービスのアカウント
- 健康保険証
- 銀行口座
キャッシュレスサービスのアカウントを紐付ける際は、「決済サービスの名称」「決済サービスID」「セキュリティコード」の入力が必要となります。
決済サービスIDとセキュリティコードは、決済サービスごとに異なるので事前に確認しておきましょう。
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マイナンバーカードと健康保険証の紐付け方法・手順
「マイナポータル」にアクセスする
まずは「マイナポータルサイト」にアクセスしましょう。
サイト上部に「マイナンバーカードが健康保険証として利用できます」というバナーが出てきますので、画像をタップして申込みページを開きます。
内容、利用規約の確認・同意をする
マイナンバーカードと健康保険証を紐付ける前に、実際にどのようなことが行われるかや、利用規約について確認する旨が表示されます。
基本的には問題ない内容になっているので、軽く目を通して気になる箇所がなければ「同意して次へ進む」をタップしましょう。
「申し込む」をタップしてマイナンバーカードを読み込む
利用規約に同意したら、いよいよマイナンバーカードと保険証を紐付ける作業に入ります。
ここではマイナンバーカードを実際に読み込む必要がありますので、手元に用意しておきましょう。
なお、読み込む際はカードリーダーかICカードを読み取れるスマートフォンが必要ですが、スマホからの申込みが楽なのでおすすめです。
また、読み込む際はマイナンバーカード発行時に設定した「利用者証明用電子証明書」のパスワード入力が必要になりますので、事前に確認しておくといいでしょう。
登録はこれで終わりになります。
マイナンバーカードに銀行口座を登録する方法
「マイナポータル」にアクセス・ログインする
銀行口座を紐付ける場合も、まずは「マイナポータルサイト」にアクセスします。
健康保険証との紐付けが表示されているのと同じ場所に「給付金等の受取口座をあらかじめ登録しておくことができます」というバナーが出てきますので、画像をタップして申込みページを開きます。
口座情報を登録する
口座登録ページに遷移したら「口座情報を登録する」をタップします。
ここでは以下の情報を入力していきます。
- 本人情報
- 口座情報
複数の銀行口座を持っている場合は、普段よく使う口座を登録しておくといいでしょう。
「口座情報登録の同意確認」に同意する
口座情報の入力が終わったら、利用規約を確認します。
上述した通り給付金や年金配布などの用途で使用されること、国が個人の預金残高を把握することはありませんので、この辺りを確認しつつ問題がなければ同意するをタップしましょう。
マイナンバーカードを読み込んで登録を完了させる
最後にマイナンバーカードを読み込ませます。
なお、読み込む際はカードリーダーかICカードを読み取れるスマートフォンが必要ですが、スマホからの申込みが楽なのでおすすめです。
また、読み込む際はマイナンバーカード発行時に設定した「利用者証明用電子証明書」のパスワード入力が必要になりますので、事前に確認しておくといいでしょう。
登録はこれで終わりになります。
マイナポイント第2弾の申し込み方法・手順と受け取り方
健康保険証、銀行口座との紐付けが完了したら、実際にマイナポイントの付与を申し込む必要があります。
紐付けるだけではマイナポイントが付与されませんので、必ず申し込みをするようにしましょう。
「マイナポイント」のサイト・アプリから申し込む
マイナポイントの公式サイト、もしくはスマホアプリのマイナポイントから「申込む」をタップします。
2022年6月30日時点ではアクセスが集中しているようで、時間帯によっては数分待たされるようです。
編集部が申し込んだ際は3分待たされました。
マイナンバーカードを読み取る
カードリーダーやスマホを使ってマイナンバーカードを読み込みます。
申し込む項目を選ぶ
3つあるマイナポイントの項目のうち、どの項目で申し込むかを選択します。
既に第1弾のキャッシュレス決済の申し込みが終了している場合は、「健康保険証」「公的口座登録」の2つにチェックをつけることになります。
受け取り方を確認する
マイナポイントを受け取るキャッシュレスサービスと情報を確認します。
既に第1弾でポイントを受け取っている場合は、その時指定したサービスが自動的に入力されていますので、本人確認用の情報を入力するだけで手続きは完了します。
付与ポイントと紐付けた決済サービスを確認する
最後に獲得できるポイントと、ポイントが付与されるキャッシュレスサービスに間違いがないかを確認します。
申し込み自体は数分で完了しますので、マイナンバーカードを持っている方は忘れないうちに登録を済ませてしまいましょう。
マイナンバーカードの作り方
マイナンバーカードは、以下のいずれかの方法で申し込むことが可能です。
- スマホから申請
- パソコンから申請
- 郵便で申請
- 証明写真機から申請
- 市区町村で申請
自宅にいても、スマホやパソコンから簡単に作ることができます。
以下の記事で詳しく解説していますので、これからマイナンバーカードを作る方は参考にしてください。
【2024】マイナンバーカードをつくるメリット・デメリットとは?
マイナポイントを申し込む際の注意点
マイナポイントを申し込む際には、いくつか注意すべき点があります。
マイナンバーカードの取得に時間がかかる可能性がある
先ほどもご紹介した通り、新マイナポイントの開始に伴ってマイナンバーカード発行の申請が混雑すると予想されます。
そのため、マイナンバーカードの取得に想定以上の時間がかかってしまう可能性があります。
現時点では、第2弾の新マイナポイントの申し込み期限がいつまでか発表されていませんが、早めに申し込んでおくのがいいでしょう。
紐付けたキャッシュレスサービスは変更できない
5,000円分のマイナポイントは、マイナンバーカードとキャッシュレスサービスを紐付けることでもらえるポイントですが、選択できるのは一つのみです。
一度紐付けたキャッシュレスサービスは、原則として取消・変更ができないため、慎重に選ぶようにしましょう。
例えば最初にSuicaを紐付けて、後からPayPayに変更することはできません。
マイナポイントの使用期限はサービスごとに異なる
付与されたマイナポイントには、使用期限があります。
期限はキャッシュレスサービスによって異なるため、事前に各サービスの使用期限を公式ホームページで確認してみてください。
ちなみに、nanaco電子マネーの場合、当年4月1日から翌年3月31日までに付与されたポイントの有効期限は翌々年の3月末日までとされています。
PayPayなら有効期限なし、楽天ペイなら最後にポイントを獲得した月を含めて1年間ですが、期間中に1度でもポイントを獲得するとその月を含めて1年間有効期限が延長されます。
マイナポイントの使用期限をしっかりと確認し、ポイントが無効になる前に利用しましょう。
子供名義で申し込む場合、親と同じサービスが選べない
子供でもマイナンバーカードがあれば、親名義のキャッシュレスサービスと紐付けることができます。
しかし、1つのキャッシュレスサービスに紐付けられるマイナンバーカードは1つまでです。
すでに親が紐付けたキャッシュレスサービスを子供のマイナンバーカードと紐付けることはできないことに注意が必要です。
例えば、親がSuicaとマイナンバーカードを紐付けている場合、子供も親名義のSuicaと紐付けることはできません。
この場合はPayPayやクレジットカードなど、ほかのサービスに紐付けるようにしましょう。
【参考】マイナポイント第1弾の振り返り
最大5,000円分のポイントが付与されるキャンペーン
普段利用している「キャッシュレスサービス」とマイナンバーカードを紐付けると、登録したキャッシュレスサービスで使えるポイントが最大5,000円分付与されます。
ポイントが付与されるためには登録したキャッシュレスサービスでチャージや買い物をする必要があり、利用金額の25%分のポイントがもらえるという仕組みになっています。
つまり、上限5,000円分のポイントをもらうためには、20,000円のサービス利用が必要となります。
マイナンバーカードと紐付けられるキャッシュレスサービスは非常に多く、SuicaやPayPay、各種クレジットカードなど、ほぼすべてのサービスと紐付けが可能です。
マイナンバーカードと紐付けできるサービス一覧は、こちらから確認できます。
ポイントは紐付けたキャッシュレスサービスで利用可能
マイナポイントは、紐付けたキャッシュレスサービスのポイントとして使用することができます。
例えば、PayPayならPayPayボーナス、楽天ペイなら楽天ポイントとして、5,000円分が利用可能です。
普段利用しているキャッシュレスサービスがある人は、マイナンバーカードと紐付けてお得にポイントを獲得しましょう。
2021年4月30日までに申請した人が対象だった
マイナポイントは、2021年4月30日までにマイナンバーカードを申請した人が対象となっており、且つ2021年12月31日までに予約・申し込みが必要でした。
2022年1月1日からは後述する新マイナポイント施策により、2021年5月以降にマイナンバーカードを申請した方でも5,000ポイントの申し込みが可能です。
まとめ:マイナポイント最大2万円分のポイントを忘れずに受け取ろう
マイナンバーカードの取得でもらえるマイナポイントの内容や付与される条件、申し込みの注意点などを解説してきました。
元々5,000円分が付与されていたマイナポイントは、新型コロナウイルスの経済対策によって最大2万円分が付与されることとなりました。
キャッシュレスサービスや健康保険証、銀行口座と紐付けるだけで2万円分のマイナポイントが付与されるので、非常にお得な制度といえます。
マイナンバーカードはスマホやパソコンから簡単に申請することができますので、
この機会にマイナンバーカードを発行してマイナポイントを獲得しましょう。
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記事監修者
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