【2023】みんなの銀行のメリット・デメリット！紹介キャンペーンや口座開設方法

「みんなの銀行」は、2021年5月から提供が始まった新しい銀行アプリです。

預金、振込、入出金、支払いなど、お金に関する様々な機能をスマホ1台で使える点が注目を集めています。

この記事では、みんなの銀行のメリット・デメリットや口座開設方法、今から口座開設した方が1,000円もらえるキャンペーンなどについて解説します。

「みんなの銀行」が気になっている方や、口座開設を検討している方はぜひ参考にしてください。

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今話題の「みんなの銀行」とは

国内初のデジタルバンク

「みんなの銀行」は、株式会社みんなの銀行が2021年5月から提供を開始した国内初のデジタルバンクです。

キャッシュカードはなく、以下のようなお金に関する手続きを全てスマホアプリ上で完結することができます。

みんなの銀行の機能一覧

ネット銀行の機能をメインとし、そこにスマホ決済や家計簿アプリのような機能が加わった画期的なサービスといえるでしょう。

「みんなの銀行」では、普通預金のことを「ウォレット」と呼びます。

そのほか、「ボックス」と呼ばれるお金を目的に応じて仕分けられる仮想の口座、他金融機関と連携することでお金の移動履歴を一括で把握できる「レコード」、支払いと同時に口座から引き落としができる「デビットカード」、自動的に立て替えを行ってくれる「カバー」と呼ばれる便利な機能があります。

プレミアム会員で更に便利に

みんなの銀行は基本的に無料で使えますが、月額600円（税込）のプレミアム会員になることで使える機能やメリットが多くなります。

ここでは、プレミアム会員になった時の内容について解説します。

ATM・振込手数料が優遇

プレミアム会員になった場合、他行への振込とATM出金時の手数料が優遇されます。

プレミアム会員の月額が600円（税込）のため、振込3回、ATMからの出金6回で元が取れる計算です。

ちなみに、以下の手続きは通常会員でも回数無制限で無料です。

• みんなの銀行宛の振込
• ATMへの入金

他行への振込やATM出金を頻繁に利用する方は、プレミアム会員への加入を検討しましょう。

デビットカードのキャッシュバック率が1%に

通常、デビットカードを使った際のキャッシュバック率が1,000円ごとに0.2%のところ、プレミアム会員なら5倍の1.0%になります。

みんなの銀行のデビットカードは、口座開設と同時にスマホ上のみで発行され、みんなの銀行を使ってスマホで支払いをするときに使います。

デビットカードで支払いをすると、みんなの銀行の口座から支払い金額が即時引き落とされ、毎月末に特典として使用金額に応じた現金のキャッシュバックが受けられる仕組みです。

一般的にクレジットカードやデビットカードの還元はポイントで行われることがほとんどですが、みんなの銀行の場合は現金での還元なのも嬉しいポイントといえます。

レコードのデータ一括更新が可能

レコードとは、自分が使っている銀行や電子マネーなどのデータを、みんなの銀行アプリ内で一元管理できる機能です。

各金融機関の残高や利用履歴などをまとめて管理でき、自分の資産状況が分かりやすくなります。

通常、データの更新は自動で行われるため、好きなタイミングで更新ができず、更新頻度も金融機関によって異なります。

プレミアム会員であれば好きなタイミングで全てのデータの一括更新ができ、より最新に近いデータを確認できます。
※更新可否は金融機関によって異なります。

「データの反映が遅くて計算がずれてしまった」などといったトラブルも少なくなるでしょう。

最大50,000円を無利子で立て替え

支払い金額が口座残高を上回ったとき、その差額を最大50,000円まで自動で立て替えてくれる「Cover（カバー）」という機能が使えます。

以下がCoverの利用条件です。

• みんなの銀行のプレミアム会員である
• 20歳以上で収入がある
• 申し込み、審査に通過する

特にリスクや制限がなく、限度額50,000円まで自由に使える点が特徴です。

返済方法はシンプルで、口座への入金時にCoverでの立て替え分がある場合、入金額が自動で返済に充てられます。

限度額までは追加で借りることもできますが、利用する際は返済の計画も立ててから使うようにしましょう。

紹介キャンペーンで1,000円がもらえる

みんなの銀行では、口座開設の際に紹介コードを入力するだけで1,000円がもらえるキャンペーンを実施しています。

紹介コードを手に入れるには、既にみんなの銀行の口座を持っている人がコードを発行し、それを教えてもらう必要があります。

今のところキャンペーンの終了期限は定められていませんが、予告なく変更または中止される場合があるため、口座開設を検討中の方は早めの利用をおすすめします。

デジタルバンクとネット銀行の違い

ネット銀行はデジタルバンクと同様に実店舗を持たず、スマホやパソコンから口座開設や預金、振込が行えます。

一見似たように思える2つのサービスですが、既存の銀行システムをベースとして作られたネット銀行に対して、デジタルバンクはシステム設計の時点でスマホ利用に特化して作られています。

そのため、デジタルバンクは今のニーズにあった新機能の開発がしやすくなっています。

国内初のデジタルバンクである「みんなの銀行」は、この先さらに利便性が高まっていくことが期待できる新サービスです。

みんなの銀行を使うメリット

みんなの銀行には、これまでのサービスに無かった独自のメリットがいくつもあります。

ここでは、以下の5つのメリットについて解説します。

• 入出金にキャッシュカードが不要
• 用途ごとにお金を仕分けることができる
• アプリ内のデザインがおしゃれで使いやすい
• 最大0.3%の高金利
• 紹介コードで自分にも1,000円がもらえる

入出金にキャッシュカードが不要

入出金にキャッシュカードが不要で、入出金の操作は全てスマホとATMで完結できます。

対応しているのはセブン銀行のATMで、以下が入出金の手順です。

1. ATMの画面で「スマートフォンでの取引」をタップ
2. みんなの銀行アプリで「ATM入出金」から、入金または出金をタップ
3. ATM画面のQRコードをスマホで読取
4. アプリ画面に表示された企業番号を、ATM画面に入力
5. 入金の場合：預け入れ金額をATMに投入
6. 出金の場合：暗証番号を入力後、引き出し金額を入力
7. 入金額または出金額を確認して完了

「できれば財布を持ち歩きたくないけど、急に現金が必要になると困る」といった場合でも、みんなの銀行ならスマホだけ持っていけば現金が引き出せます。

用途ごとにお金を仕分けることができる

みんなの銀行には、全部で3種類の口座が存在します。

そのうちの1つである「Box」という貯蓄用口座を使えば、複数の銀行口座を開設しなくても、用途別にお金を仕分けられます。

Boxを使えば「何のための貯金を、いつまでにどのくらい貯めれば良いか」が明確になり、効率的に貯金がしやすくなるでしょう。

アプリ内のデザインがおしゃれで使いやすい

みんなの銀行のアプリは、デザインがおしゃれ、かつシンプルで直感的な仕様になっています。

これまでの銀行やネットバンクアプリの情報量が多くて堅苦しいデザインとは違い、イラスト調の親しみやすいデザインが特徴です。

アプリの操作にもスワイプやフリック、ドラッグ＆ドロップなど、スマホ特有の直感的な動きを採用しており、初めて触る方でも使いやすくなっています。

つい、銀行のアプリであることを忘れてしまうような使用感になっているため、誰でも抵抗なく使い始められるアプリといえるでしょう。

最大0.3%の高金利

みんなの銀行の貯蓄預金の金利は通常0.1%、プレミアム会員だと最大0.3%となり、高金利です。

比較のため、日本銀行が2022年3月30日に発表した預金種類別の平均年利率を見ると、普通預金、貯蓄預金ともに0.001%です。

みんなの銀行の金利は普通預金では平均値ですが、貯蓄預金だと通常時でも平均の100倍、プレミアム会員だと平均の300倍も高い水準になっています。

例として、貯蓄預金に年間100万円を預け入れた場合の利息は以下のとおりです。

上記の例からも、大手銀行に預けるより高金利で運用することが可能です。

出典：日本銀行金融機構局「預金種類別店頭表示金利の平均年利率等について」

紹介コードで自分にも1,000円がもらえる

みんなの銀行の紹介コードは、使った人だけでなく教えた人も1,000円がもらえます。

自分が口座開設するときは誰かの紹介コードを使い、実際に使ってみて使いやすかったら紹介コードを発行して友人や知人におすすめしてみましょう。

自分が発行した紹介コードの使用上限は300人、金額換算で30万円です。

自分のブログやSNSなどを運用している人は、紹介コードを掲載すれば多くの人に使ってもらえる可能性も高くなるでしょう。

みんなの銀行を使うデメリット

みんなの銀行にはデメリットも存在します。

• スマホがないと使用できない
• キャッシュカードが存在しない
• 手数料は特別安くない
• デビットカードはJCBしか選べない

スマホがないと使用できない

みんなの銀行には「スマホ1台で様々な機能が使えるメリット」がありますが、それは逆にスマホがないと使えないというデメリットにもなります。

操作は全てアプリ上で行う必要があり、PCからの操作もできません。

そのため、もし支払いや出金を急いでいるときにスマホの電池が切れてしまうと、トラブルになりかねません。

特にみんなの銀行をお財布代わりとして普段使いする場合は、常にスマホを使える状態にしておくよう、電池残量に注意が必要です。

キャッシュカードが存在しない

キャッシュカードが存在しないのは、メリットにもデメリットにもなり得ます。

キャッシュカードを持ち歩く必要がなく、盗難や紛失リスクがないのはメリットです。

一方、スマホの紛失や故障によって使えなくなると、口座にアクセスできなくなるというデメリットがあります。

スマホが元に戻るまでは入出金や振込ができなくなるため、全ての預金をみんなの銀行で管理する場合は特にリスクが高いといえます。

「キャッシュカードがない」という点をより強く意識し、もしスマホを失った場合でもアクセスできるようメモを残しておきましょう。

手数料は特別安くない

みんなの銀行の各手数料は、他行と比べて特別安いわけではありません。

大手銀行の手数料は、銀行ATMを使うと日中の時間帯は無料になるケースが多いです。

みんなの銀行は出金や他行宛の振込が時間帯にかかわらず有料となります。

一度に扱う金額を大きくするなどして、使用する回数を減らす工夫が必要かもしれません。

プレミアム会員になると月10回程度までは手数料が無料になるため、こまめな入出金・振込をしたい場合はプレミアム会員への登録を検討してもいいでしょう。

なお、他行でコンビニATMを使うと時間帯によってはみんなの銀行より手数料が高くなることもあります。

手数料が高いというわけではなく、全時間帯によっては手数料が常に同じみんなの銀行の方がお得な場合もある点は覚えておきましょう。

デビットカードはJCBしか選べない

みんなの銀行で発行されるデビットカードは、ブランドがJCBのみです。

JCBはVisaやMastercardに比べ、海外での加盟店数が少ないというデメリットがあり、使いたいときに使えないかもしれないデメリットがあります

海外で使いたい人や、JCBが使えないお店やサービスをよく利用する人にとっては意味のない機能になる可能性があります。

みんなの銀行の口座開設方法

みんなの銀行の口座開設方法は、以下の通りです。

1. アプリをダウンロード
2. お客様情報を入力
3. 本人確認書類を送信
4. 「ビデオ認証」で本人確認
5. ログイン情報の設定
6. アプリにログイン
7. SMS認証を実施
8. 暗証番号を入力
9. あれば紹介コードを入力

スマホで手軽に口座開設できますが、本人確認書類は事前に準備しておくとスムーズでしょう。

「ビデオ認証」があるので、極端に明るい場所・暗い場所は避けて手続きをするとスムーズでしょう。

口座開設の際、紹介コードを入力すると1,000円がもらえるので、もし紹介コードをお持ちでない方はSNS等で紹介コードを探してみてください。

まとめ：「みんなの銀行」で支払いも貯蓄も一括管理

近年はお金に関する様々なサービスが増えて便利な反面、多くのサービスを使えば使うほど管理が難しくなってきます。

その点みんなの銀行は、スマホ1台、アプリ1つで完結できる手軽さと親しみやすいデザインにより、シンプルなお金の管理を実現してくれます。

簡単にお金の管理をしたい方や、色々なサービスを使うのがストレスになっている方は、一度みんなの銀行でお金を管理してみてはいかがでしょうか。

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