将来のためにお金を貯めたいと考えていても、なんとなくお金を貯めていたのではなかなか貯金は増えていきません。

貯金でまとまった金額を貯めるためには、日々の習慣が大切です。

お金を貯める習慣が身につけば、1年間で100万円を貯めることも夢ではありません。

この記事では、年代別に貯金100万円以上を持っている人の割合や貯金100万円を1年で達成するためのポイント、具体的な方法について解説します。

少しずつでも構わないので、無理なく実践できるものから貯金を始めてみましょう。

各年代の平均貯金額の記事
20代の平均貯金額 30代の平均貯金額
40代の平均貯金額 50代の平均貯金額
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貯金100万円以上の年代別の割合

まずは、金融広報中央委員会が公表している「年代別金融資産保有額のデータ」より、年代別にどのくらい貯金をしているかを確認していきましょう。

データを元に金融資産が100万円以上ある割合を年代ごとに表にまとめると、以下のようになります。

年代 100万円未満 100万円以上 無回答
全体 47.0% 50.2% 2.7%
20代 65.6% 30.3% 4.1%
30代 54.2% 43.4% 2.5%
40代 49.1% 47.8% 3.1%
50代 43.5% 54.9% 1.6%
60代 37.6% 59.5% 2.9%
70代 30.4% 68.1% 1.6%

20代では、100万円以上の金融資産を保有している人の割合は30.3%となっていて、金融資産が100万円未満の割合は65.6%となっています。

20代はまだそれほど収入も高くないため、大きな資産を持っている人は限られているようです。

一方、30代になると100万円以上の金融資産を保有している人の割合は約43%に上昇しています。

年齢ともに収入が上がり、貯金に回せる金額が大きくなるためだと考えられます。

ただし、それでも30代で金融資産を100万円以上保有する人は半分以下です。

40代になると、金融資産100万円を保有している人と保有していない人の割合は、ほぼ半々となります。

出典:​知るぽると 金融広報中央委員会​「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和3年調査結果」

貯金が大切な理由

貯金が大切な理由
急な出費に対応できる

貯金が大切な理由の一つは、貯金があるといざというときの支出に焦らず対応できるためです。

ケガや病気などで働けなくなるリスクは、誰にでも存在します。

加えて、大雨や地震などの自然災害、冠婚葬祭などに伴う出費は、なかなか予想ができないものです。

毎月の収入をすべて使ってしまっていては、こうした予期せぬ出費への対応が難しくなります。

人生は何があるかわからないからこそ、何があっても対応できるようにある程度お金を蓄えておきましょう。

将来のライフイベントに備えられる

人生にはさまざまな場面でまとまったお金が必要になりますが、中でも「人生の三大資金」と呼ばれるのが「教育資金」「住宅資金」「老後資金」の三つです。

これらの資金は必要な金額が大きく簡単に用意できないため、早いうちからコツコツと準備しておくことが大事です。

例えば、子どもの教育資金としては、幼稚園から大学までに少なくとも1,000万円以上の費用がかかると言われています。

もちろん、子どもの進路によってはもっとお金がかかる場合もあるため、余裕を持って貯めておいた方が良いでしょう。

住宅資金や老後資金についても同様で、早いうちから貯金をしておかないと、お金のために自分の希望を断念せざるを得なくなるかもしれません。

あらかじめ人生の三大資金についてシミュレーションしておくと、貯金額の目標も立てやすくなるでしょう。

心の余裕が生まれる

不測の事態に対応できるだけの貯金があれば、いざというときも当面生活できるという心の余裕が生まれます。

まずは生活防衛資金として、生活費の3ヶ月〜6ヶ月分を貯めることを意識しましょう。

貯金が貯まると、お金のかかる趣味やキャリアアップのための勉強などにも挑戦できるようになります。

新たなチャレンジによって自分の経験の幅を広げることで、人生をより豊かにできるでしょう。

貯金100万円を1年で達成するためのポイント

貯金100万円を1年で達成するためのポイント

将来に向けて貯金を始める上では、まず100万円を貯めることを一つの目標にしましょう。

なんとなく貯金をするのではなく、目標を決めて無理なく継続していくことがポイントです。

  • 無理のない貯金目標金額を決める
  • 毎月の支出を把握する
  • 毎月予算を決めてお金を使う

無理のない貯金目標金額を決める

貯金を始めるにあたっては、無理のない範囲で貯金目標額を決めることが大事です。

人によって毎月の手取りやボーナスの額が異なるため、貯金に回せる金額も変わってきます。

まずは手取りの10%を目標にして貯金を始めてみましょう。

例えば手取りが30万円の場合は、毎月3万円を貯金に回すことで年間36万円が貯まります。

慣れてきたら手取りの15%、20%と貯金に回す金額を上げていくと、年間の貯金額も増えていきます。

毎月の貯金と合わせて賞与からも貯金をすると、年間100万円の貯金が視野に入ってくるでしょう。

最初のうちは「100万円」という金額にこだわらず、無理なく続けられる範囲で月の貯金額の目標を立ててみましょう。

毎月の支出を把握する

貯金の目標金額を決めるのと合わせて、毎月何にいくらお金を使っているのかも把握しておきましょう。

支払い方法を一つに統一したり、「資産管理アプリ(家計簿アプリ)」を使ったりすると、月々のお金の流れが把握しやすくなります。

「大体これくらい」と、どんぶり勘定で支出を計算していると、無駄な支出にも気付きにくくなってしまいます。

食費や日用品、趣味にかけるお金など、カテゴリごとに支出を分類して整理してみるのもおすすめです。

毎月予算を決めてお金を使う

「収入の範囲で支出が収まれば問題ない」と、なんとなくお金を使っているとなかなかお金は貯まりません。

食費や交際費、固定費など、月初に支出項目ごとに予算を決めておくと、余分な支出を防ぎやすくなります。

無理のない範囲で自分の楽しみにも予算を割くことで、1年を通して挫折せずに貯金を続けられるでしょう。

貯金100万円を1年で貯める具体的な方法

貯金100万円を1年で貯める具体的な方法

ここからは、貯金100万円を1年間で貯める具体的な方法についてお伝えします。

先取り貯金をする

まずは、収入のうちのいくらかを「先取り貯金」に回します。

「余ったお金を貯金する」という考え方ではなく、毎月決まった額を先に貯金しましょう。

先に貯金するお金を分けておくことで、貯金のためにお金を残すというストレスを感じることがなくなり、口座に残ったお金でやりくりするという工夫も生まれます。

自分で貯金用の口座を作るのも良いですし、会社に財形貯蓄があればそれを利用するのがおすすめです。

まずは手取りの10%を目安として、先取り貯金を始めてみましょう。

固定費を見直す

続いて、毎月の固定費も見直しましょう。

固定費は毎月継続的に必要となる支出なので、削減できれば大きな節約効果が得られます。

今すぐに引っ越すというのは現実的でないため、家賃は次回の引っ越し時に見直すとして、スマホの料金プランやインターネット回線などの通信費は、すぐに見直しやすいポイントです。

光熱費や保険なども、一度プランを見直せばその後の支出を安く抑えられる可能性があります。

そのほか毎月契約しているサービスの中に、最近あまり利用していないサービスがないかも確認してみましょう。

契約しているにも関わらず意外と使っていないサービスの例としては、以下のようなものがあります。

  • 動画・音楽配信サービス
  • スポーツジム・ヨガ
  • ウォーターサーバー
  • カーシェアリングサービス
  • アプリの月額サービス

それぞれの金額は毎月数百円〜数千円程度だとしても、年間の総額では大きな負担となります。

「無料期間中に契約して解約するのを忘れていた」という場合もあるため、定期的にチェックすることをおすすめします。

必要ない支出(無駄使い)を見直す

1年間で100万円を貯めるのであれば、あまり必要でない支出をなるべく減らしていきたいものです。

乗り気でない食事会に参加したり、衝動的に服や雑貨を買ったりしていないでしょうか?

1回の金額は数千円だとしても、積み重なると数万円にもなって大きな支出となっていきます。

自分の人生を豊かにするための支出は問題ありませんが、無駄遣いは減らしていきましょう。

「本当に自分が参加したい集まりなのか」「本当にこの服が必要なのか」、と自分に問いかけてみるのも大事です。

自炊の頻度を増やす

自炊の頻度を増やす

「食費」が高いと感じる場合、食生活を見直してみましょう。

外食やコンビニ弁当、Uber Eatsや出前館などのデリバリーサービスで食事を済ますことが多い方は、自炊の頻度を上げることで節約につながります。

平日は忙しくてなかなか自炊ができないという場合は、週末にまとめて作り置きや下ごしらえをしておくと楽です。

コンビニで食べ物を買う頻度を減らす、外食の回数を週に1回減らすなど、徐々に回数を減らしていきながら自炊を始めてみましょう。

マイボトルを持ち歩く

マイボトルを持ち歩く

普段の出勤途中や外出中に、コーヒー(ドリンク)を買うのが習慣になっている方もいるでしょう。

一杯300円のコーヒーだとしても、平日毎日購入すれば300円 × 20日 = 毎月6,000円の出費となります。

外出の度にコンビニや自動販売機で飲み物を買う場合も、150円 × 20日 = 毎月3,000円の出費です。

マイボトルを持ち歩いて飲み物代を節約するだけでも、年間で3〜7万円の支出が削減できます。

ポイントやクーポンを活用する

クレジットカードやキャッシュレスサービスのポイントを積極的に活用しましょう。

PayPayや楽天ペイ、LINE Payなどのスマホ決済サービスでは、ポイント還元率アップキャンペーンや割引クーポンの配布などが頻繁に実施されています。

なるべくポイント還元率の高い決済手段を選んだり、割引率の高いクーポンを利用することで、普段からお得に買い物をしましょう。

副業で稼ぐ

副業で稼ぐ

貯金(資産)を増やすためには、支出を抑えるだけでなく収入を増やすことも考えてみましょう。

時間や体力に余裕がある人は、以下のような副業に挑戦するのも一つの手です。

  • アフィリエイト・ブログ
  • データ入力
  • デザイン
  • 動画編集
  • Webライター
  • プログラミング

会社によっては副業が禁止されていることもあるため、不安な方は勤務先の就業規定を確認しましょう。

副業ができない場合はフリマアプリで不用品を売ったり、ポイ活で獲得したポイントを現金化すると貯金の足しにできるかもしれません。

貯金100万円が貯まったら考えたい投資先

貯金100万円が貯まったら考えたい投資先

貯金が100万円貯まったら、その後は資産運用で増やす方法を視野に入れてみましょう。

お金を効率よく増やすためには、お金にも働いてもらうことがポイントとなります。

積立NISA

通常、株や投資信託の売却益に対しては、20.315%の税金が課せられます。

積立NISAの制度を利用すると、年間40万円の投資枠で運用した資産は20年間非課税で運用できます。

あくまでも投資であるため、銀行預金のように元本が保証されているわけではありませんが、積立NISAの対象商品は金融庁の基準を満たした投資信託です。

国が「長期分散投資に適した」と認めた商品の中から選んで投資を行えるので、投資の経験がない初心者も安心して始めやすいという特徴があります。

貯まった100万円は生活防衛資金としてそのまま保有しつつ、これまで貯金にまわしていた金額を積立NISAに回すイメージで始めてみると良いでしょう。

iDeCo(イデコ)

iDeCo(イデコ)は「個人型確定拠出年金」とも呼ばれる、老後に向けた私的年金制度の一つです。

毎月お金を積み立てて運用することで、将来に向けてコツコツ資産形成が図れます。

60歳まで引き出せないというデメリットがありますが、積立時・受け取り時の両方で税制優遇を受けられるのは魅力的です。

貯金が100万円あればある程度急な出費にも対応できるため、iDeCoへの加入を検討しても良いでしょう。

投資信託

積立NISAやiDeCoは、年間の投資可能上限額が限られています。

まずはこの投資枠の範囲内で投資を始め、投資枠を使い切っても資金に余裕があるようなら、特定口座で投資信託の運用を始めてみましょう。

積立NISAでは選べる商品が限られていますが、特定口座で運用する場合はより幅広い商品から選択できます。

ただし、投資できる商品が多いために選ぶのが難しい点や、売却益に対しては20.315%の税金がかかる点に注意が必要です。

難しいと思った場合は、積立NISAやiDeCoで投資している銘柄に追加する気持ちで投資するのがいいでしょう。

まとめ:まずは貯金100万円を目標にしましょう

まずは貯金100万円を目標にしましょう

1年間で100万円を貯めるのはハードルが高そうにも思えますが、今の収支を見直してできることからコツコツと貯金をすれば十分に実現可能です。

無駄遣いを減らす、固定費を見直すなど、すぐにできることから実践してみましょう。

「貯金をする」という習慣が身につけば、自然とお金も貯まりやすくなります。

まずは貯金100万円を目標にし、無理のない範囲から毎月の貯金を始めてみましょう。

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