【初心者向け】女性が投資を始めるには?おすすめの方法を解説!
近年、老後の生活に向けた資産形成や、夢や目標の実現のために、投資を始める女性が増えています。
一方で「投資に興味はあるが、何から始めたらよいかわからない」、「自分に合った投資方法を知りたい」と悩む女性が多いのも事実です。
この記事では、女性が投資を始めるべき理由やおすすめの投資方法、投資を始める際に知っておきたいポイントを詳しく解説します。
投資に関心がある方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
投資とは?
投資とは、資産を増やすことを目的に、国や企業、不動産などの成長性を見込んで資金を投じることです。
株式、債券、投資信託、不動産などさまざまな種類があり、それぞれ仕組みやリスク・リターンが異なります。
投資を行うことで、預貯金よりも資産を増やす可能性がありますが、相場の変動や投資先の状況によっては損失が生じる場合もあります。
そのため、投資を始める際は自分に合った投資方法や投資先を見つけて、無理のない範囲で投資することが重要です。
投資とは?行う目的や種類、リスクについてわかりやすく解説
投資をする人が増加している
近年、日本では投資を始める人が増えています。具体的なデータを確認してみましょう。
野村総合研究所のレポートによると、25〜69歳で投資をしている人の割合は、2015年以降増加傾向にあります。
3年ごとに実施されているアンケート調査では、2018年は前回比1.6%増加し、2021年は3.6%増加するなど、変化の幅も年々大きくなっています。
年代別に見ると、特に20代〜30代の若い世代における変化が顕著です。
2018年調査においては、25〜29歳で投資をしている人の割合は6.6%でしたが、2021年調査では11.3%増の17.9%となっています。
30〜39歳の年代においても、2021年調査では19.1%と、2018年調査からは5.6%増加しています。
続いて、「女性」という観点から投資への取り組み状況を確認してみましょう。
野村総合研究所の別の調査では、投資経験者および投資に関心がある女性の割合は、20代で約36%、30代では40%以上です。
若い世代の女性の多くが投資に関心を持っていることがわかります。
女性の投資経験者は、20代から70代まで年齢を追うごとに増加していることからも、今や女性の投資は決して珍しいものではないといえるでしょう。
出典:株式会社野村総合研究所「高まる投資熱-投資している人と投資に興味を持つ人の割合が大きく上昇-」
出典:株式会社野村総合研究所「若年層を中心とした個人による投資の現状とNISAの利用促進に向けた課題に関する調査」
なぜ女性が投資をすべきなのか?
女性の投資への関心は年々高まっていますが、投資の必要性がよくわからないという方がいるのも事実です。
ここでは、女性が投資を始めた方が良い理由について紹介します。
将来の不安を減らせる
現代では、約5人に1人の女性が生涯独身で過ごすと言われています。
仮に1人で老後を迎える場合、金銭面での不安を感じるのは自然なことでしょう。
結婚したとしても、夫婦での老後の生活資金の準備が不安視されることもあります。
老後の生活資金を投資で補うことによって、将来の不安を減らし、安心につながる手段となるでしょう。
参考:株式会社日本経済新聞社「生涯未婚率 男性は28.3%、女性は17.8%(2020年)」
ライフステージの変化に対応できる
投資を行うことで、本業とは別の収入源を確保することができます。
これにより、ケガや病気などで一時的に仕事を離れなければならなくなった場合でも、資産の減少をある程度カバーできる可能性があります。
また、結婚や出産、子育てといったライフイベントによって働き方が変わったとしても、継続して投資を行うことで着実に資産を増やしていきやすくなるでしょう。
さらに配偶者の収入に依存せず、金銭面での自立を目指す方にとっても、投資は非常に有効な手段です。
賢くお金を運用することで、個人的な夢を叶えたり、趣味にお金をかけたりするなど、豊かな人生を送れるでしょう。
ライフプラン表の作り方のステップは?作成後にやるべきことも併せて解説!
投資初心者におすすめの方法6選
各投資方法の仕組みやメリット・デメリットを確認し、自分に合った方法を検討しましょう。
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iDeCo(イデコ)
iDeCo(イデコ)は、個人型確定拠出年金とも呼ばれ、老後の資産形成を目指す私的年金制度です。
掛金の拠出金額や運用方法を自分で決められますが、選択する商品によっては元本割れのリスクもあります。
掛金の拠出・運用・受取時に税制優遇を受けられるため、税金対策メリットが大きい制度です。
原則として60歳以降でないと引き出せない点には留意が必要ですが、税制優遇を活用しながら老後の資産形成を行いたいという方に適しているでしょう。
iDeCo(イデコ)とは?仕組みや始め方、注意点をわかりやすく解説
NISA
NISA(少額投資非課税制度)は、運用から得られる利益を非課税で受け取れる制度です。
2024年に制度内容が大きく改正され、これまで以上に使いやすい制度となりました。
新NISAでは、非課税保有期間が無期限化され、生涯で最大1,800万円の投資が可能です。
年間投資枠も最大360万円と、まとまった金額での投資もしやすくなりました。
さらに、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つの投資枠の併用もできるようになっています。
新NISAとは?変更点やいつからか、積立NISAと比べて解説
REIT(不動産投資信託)
REIT(リート)は、不動産投資信託のことです。
投資家から集めた資金で不動産に投資し、得られる賃料収入や物件の値上がり益などを投資家に分配する仕組みの金融商品です。
一般的な不動産投資と異なり、投資する物件の選定や管理などの手続きを専門家が行います。
投資家は、REITが発行する投資信託証券を購入するだけで、手間をかけずに不動産への投資を始められます。
数万から数十万円から投資を始められるため、不動産投資に興味はあるが、自己資金が限られている方でも取り組みやすいでしょう。
一般的に、REITは株式の配当金よりも多くの分配金を支払う傾向がありますが、分配金の金額が一定でない点や、元本が保証されている商品ではないという点はデメリットとなります。
しかし、専門家が管理することで投資リスクを低減し、不動産市場へのアクセスを容易にする点でREITは魅力的だといえるでしょう。
REIT(リート)とは?J-REITとの違いやメリットとリスクを解説
外貨預金
外貨預金は、その名の通り円ではなく「外貨」で行う預金のことです。
現在、円の預金金利は非常に低く、銀行に預けていても利息はほとんど受け取れません。
しかし、一般的に外貨預金は円よりも高い金利を得られる可能性があるため、高い利息を受け取りたい人におすすめです。
また、預金時から為替レートが円安に進むと、外貨を円に戻した時に為替差益を得られるメリットがあります。
反対に預金時よりも為替レートが円高に進むと為替差損が発生する可能性があるため、リスク管理が必要です。
また、外貨に交換する際に為替手数料が必要となる点にも留意しましょう。
外貨預金のメリット・デメリット!リスクを減らす方法や仕組みを解説
金
金は安全性の高い資産として、多くの投資家から支持されています。
金に投資する方法には、以下のようなものがあります。
- 金貨や金地金を現物で購入する
- 金ETFの購入
- 金に投資する投資信託を購入など
金は実物資産としての価値を持っているため、インフレに強く、無価値になる心配がほとんどないという点がメリットです。
しかし、取引手数料が割高になりやすい点や、現物で保有すると紛失や盗難のリスクがある点はデメリットとなります。
純金積立とは?やめとけと言われる理由やメリット・デメリットを解説
債券
債券は、国や自治体、企業などが資金調達のために発行する借用証書のようなものです。
満期になると額面を受け取ることができ、保有期間中は定期的に利息が支払われるため、定期預金と似た仕組みの商品です。
債券の投資メリットとしては、その仕組みがわかりやすく、比較的リスクが低い点があげられます。
ただし、発行体が破綻した場合に利息や元本の支払いが滞ったり、元本割れするリスクもあります。
そのため、信用力の高い発行体の債券や、多様化したポートフォリオを組むことでリスクを分散することが重要です。
債券は安定した収益を求める人や、比較的安全性の高い資産を選好する投資家におすすめです。
株と債券の違いとは?相関関係やメリット・デメリットを紹介
初心者が資産運用するときのコツは?
初心者が資産運用を始める際には、いくつか注意したいポイントがあります。
資産運用で失敗したくないという方は、以下の点をしっかりチェックしておきましょう。
少額から始める
いきなり多くの資金を投資に回すのではなく、まずは少額の資金から投資を始めることをおすすめします。
少額であれば、投資がうまくいかなかった場合でも、損失を最小限に抑えることができます。
まずは、生活資金や将来必要となるお金を差し引いた余剰資金の中から投資を行うのがおすすめです。
少しずつ投資をしていくことで、徐々に投資に対する知識や経験が身に付き、自分に合った投資方法を見つけやすくなるでしょう。
デモトレードなどで練習ができるサービスを提供している証券会社もあるため、まずはゲーム感覚で練習してみるのもよいかもしれません。
株初心者はいくらから投資を始めるのがおすすめ?少額投資について解説
長期運用する
投資を始める際は、長期運用を心がけましょう。
長期運用とは、数ヶ月から数年ではなく、10年以上のようなの長期間にわたって資産を運用する手法です。
短期間で利益を狙う短期投資の場合、日々の値動きを細かくチェックして、頻繁に売買を行う必要があります。
長期投資では、長い期間をかけて資産を成長させるのが目的なので、日々の値動きに左右されずじっくりと投資に向き合えます。
加えて、投資期間が長くなるほど複利効果が大きくなるのもメリットです。
複利効果とは、投資から得られた利益を元本に組み込んで再投資することで、その利益がさらに利益を生み出す効果を指します。
NISAやiDeCoなどの非課税制度と組み合わせると、複利効果によって利益を増やしながら、節税効果を最大限に高められます。
長期投資のメリット・デメリット!おすすめの投資方法を解説
リスクを分散させて投資する
リスクを抑えて投資をするためには、分散投資が重要です。
分散投資とは、特定の資産にまとめて投資するのではなく、複数の資産や銘柄に分けて投資を行う方法のことです。
資産を分散させることで、特定の投資先で損失が出たとしても、他の投資先の値動きでカバーできる可能性があります。
資産を分散させることで、リスクを分散し、全体の投資リターンの安定化を図ることができます。
投資する資産の種類が多いほど、リスク分散効果が高まるため、まずは少額から複数の資産に投資することを心がけましょう。
これにより、全体の投資リスクを最小限に抑えつつ、安定した資産運用が可能になります。
分散投資とは?種類やポートフォリオの例もあわせてわかりやすく解説
細かい動向に一喜一憂しない
株価や投資信託の基準価額、為替レートなどは相場の状況によって常に変動します。
投資先の価格変動が自身の資産にも影響を与えるため、投資を始めてしばらくは日々の値動きが気になってしまう方もいるでしょう。
しかし、長期的な視野で運用する上では、数日から数週間の値動きに過剰に反応してもあまり意味はありません。
どのように価格が動くのかを勉強するためにチェックするのは良いですが、「値動きに一喜一憂してしまう」、「投資先の資産が少しでも値下がりしていると不安になる」という方は、あえて確認せずにほったらかしにしておくのも投資を継続するコツです。
無理のない範囲で投資を継続できるように、自分にぴったりな方法を模索しましょう。
お金(投資)の勉強は何からする?初心者はまずこれから!勉強法3選
十分に知識を入れてから始める
投資で失敗しないためには、投資先の金融商品の仕組みやリスクをしっかりと認識しておくことが重要です。
自分で一から勉強するのも良いですが、さまざまな金融商品の複雑な仕組みや価格の変動要因、商品特有のリスクなどを自分だけで調べるのには、手間も時間もかかります。
自分で投資の勉強を進めながらも、不明点がある場合はプロに相談するのも一つの手です。
例えば、FP(ファイナンシャルプランナー)は、顧客の理想とするライフプランを実現するための資金面でのアドバイスを行う専門家です。
「投資信託の仕組みがよくわからない」「自分に適したリスク・リターンの金融商品が知りたい」といった悩みに的確に回答してくれます。
投資初心者こそ自己学習と専門家のアドバイスを組み合わせることで、投資を成功させるための近道になるでしょう。
有名女性投資家から見る投資スタイルを紹介
まとめ:自分に合った方法で無理なく投資を始めよう
この記事では、女性が投資を始めるにあたって覚えておきたいポイントや、投資で失敗しないためのコツを紹介しました。
「これまで投資に取り組んだことがない」「金融や経済についてはよくわからない」という初心者の女性でも、投資を始めることは十分可能です。
将来のリスクや老後の生活に備えるために、投資という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
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