「お金が貯まる人に共通するポイントが知りたい」「お金を上手に貯めるコツを理解したい」などと考えている方は少なくないでしょう。

お金が貯まる人には、いくつかの共通する習慣や考え方があります。お金が貯まる人の習慣の中から自分でも真似できそうなことから挑戦してみることで、少しずつお金が貯まっていくはずです。

この記事では、お金が貯まる人の共通点やお金がたまりやすい習慣について詳しく紹介します。

簡単に実践できるポイントを取り入れることで、楽しみながらお金を増やしていけるでしょう。ぜひこの記事を参考に、自分に合った方法を見つけてみてください。

お金が貯まる人の共通点

お金が貯まる人の共通点

お金が貯まる人には、以下のような共通点があります。

  • 収入と支出を把握している
  • 毎月貯金をしている
  • 資産運用をしている

具体的なポイントを確認していきましょう。

収入と支出を把握している

お金が貯まる人の共通点のひとつに、毎月の収入と支出を把握していることが挙げられます。

毎月何にいくらお金を使っているのかや、今月はあとどのくらいお金を使えるのかをイメージできているため、計画に沿ってお金を貯めるのが得意です。

具体的には、どの費目にどのくらいのお金を使ったのかを記録し、今後どれだけ使えるのかを見極める力を持っています。

この習慣により、無駄遣いを防ぎ、貯蓄に回す金額を確保しやすくなります。

家計の状況を正確に把握することで、メリハリのある支出が可能となり、効率的にお金を貯めるサイクルを作り出せるのが特徴です。

計画的な管理は、貯金を増やすための第一歩と言えるでしょう。

毎月貯金をしている

毎月貯金を続ける習慣が身についているのも、お金が貯まる人の特徴です。

上手く貯金を続けている人は、収入が入った時点で貯金する額を先に確保し、残ったお金で生活費をやりくりするという習慣が身についている傾向があります。

「先取り貯金」と呼ばれるこの方法により、貯金を後回しにして失敗するリスクを避け、計画的に貯蓄額を積み上げていけます。

また、銀行の積立貯金や勤務先の財形貯蓄制度といった自動的に貯金される仕組みを取り入れることで、半ば強制的に貯金を続けられるのも有効な手段です。

こうした仕組みを利用して毎月の貯金を習慣化すれば、確実にお金を貯める土台が作られるでしょう

資産運用をしている

お金が貯まる人の中には、資産運用に積極的に取り組んでいる人も少なくありません。

預貯金だけではお金があまり増えないため、投資に回して効率的に資産を増やす意識があるのです。

このような人々は、自分のリスク許容度に応じた金融商品を選び、堅実な運用を行います。

たとえば、株式や投資信託、不動産投資などを活用しつつ、NISAやiDeCoといった非課税制度を取り入れることも一般的です。

これにより、運用益を効率的に確保しながら資産形成を進めています。

投資に適した金融商品や制度を理解し、自分に合った方法で資産運用を行うことが、長期的なお金の増加につながるでしょう。

お金が貯まる12の習慣

お金が貯まる12の習慣

お金が貯まりやすい人に共通する12の習慣をご紹介します。

これらの習慣をすべて実践するのは難しいかもしれませんが、始められそうなものから少しずつ取り入れてみましょう。

日々の行動や考え方を少しずつ変えることで、自然と貯金しやすい生活習慣が身についていくはずです。

以下に挙げる習慣は、長期的に見ると大きな違いを生む可能性があります。どれも取り組みやすいものばかりですので、自分に合った方法を選んで試してみてください。

1. 財布の中を整理する

お金が貯まる人は、財布の中を常にきれいに整理しているという特徴があります。

不要なレシートや使わないポイントカードで財布が膨らんでしまうと、現在の残金を正確に把握することが難しくなります。

そのため、定期的に財布の中から不要なものを取り除き、必要最低限のものだけを持ち歩くように心がけましょう。

また、財布を整理する際にレシートを確認することで、無駄遣いを抑える効果も期待できます。

整った財布を保つことで、お金に対する意識も自然と高まります。

2. 家の中を綺麗にする

お金が貯まる人は、家の中も常に片付いており、必要なものと不要なものをしっかり把握しています。

家の中が整っていると、物の所在が明確になり、同じものを重複して購入するなどの無駄遣いを防げます。

特に物が溢れている人は、一度断捨離を実施して、本当に必要なものを見極めると良いでしょう。

断捨離をすることで、衝動買いや過剰な買い物を抑えられ、家計管理にも役立ちます。整理された空間が意識を整え、無駄な出費を減らす効果をもたらします。

3. 使う口座と貯める口座を分ける

使う口座と貯める口座を分ける

お金を効率的に貯めるためには、普段使っている預金口座を「使う口座」と「貯める口座」に分ける方法がおすすめです。

給料が振り込まれる口座とは別に貯金専用の口座を用意することで、日々の支出に使うお金と貯金に回すお金を明確に管理できます。

例えば、給料が振り込まれる口座を生活費やその他の支出に使う「使う口座」に設定し、毎月の貯金分を「貯める口座」に移す仕組みを作るとよいでしょう。

この方法により、収入と支出の流れが整理され、現時点でどのくらい貯金があるかも把握しやすくなります。

貯める口座に入れたお金は使わないようにして、計画的に貯蓄を進めていきましょう。

4. キャッシュレス決済を使用する

普段の買い物で現金払いをしている方は、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済を活用してみるとよいでしょう。

キャッシュレス決済は、特定店舗でのクーポン利用や利用金額に応じたポイント還元といったお得なサービスが多い点が魅力です。

さらに、クレジットカードからQRコード決済用の電子マネーにチャージすることで、クレジットカードのポイントとQRコード決済のポイントの両方を貯められる「ポイントの二重取り」も可能です。

少しでもお得に支払いたい場合や、ポイントを効率よく貯めたい方は、キャッシュレス決済を日常生活に取り入れてみることをおすすめします。

5. 毎月の収支を把握する

毎月の収支を正確に把握するためには、家計簿をつけることが欠かせません。

自分で記録するのが面倒な方は、家計簿アプリやエクセルなどを活用して、作業の手間を減らす工夫をするとよいでしょう。

特に家計簿アプリは便利で、口座やクレジットカード、ECサイトを連携させておくだけで、自動的に収支を記録してくれるものもあります。

こうしたツールを使うことで、自分が毎月何にどれくらい使っているのかを簡単に「見える化」でき、節約意識も自然に高まります。

効率的に家計管理を行うために、自分に合った方法で家計簿を取り入れてみましょう。

6. ふるさと納税を利用する

ふるさと納税を利用する

お金を貯めることを意識するなら、ふるさと納税を積極的に活用することもおすすめします。

ふるさと納税とは、自分の故郷や応援したい自治体に寄付をする代わりに、地域の特産物などを返礼品として受け取れる制度です。

寄付金額から自己負担分の2,000円を除いた金額が、所得税や住民税から控除されるというメリットがあります。

肉や魚、米などの食品や、トイレットペーパーやタオルなどの日用品を返礼品として選択すれば、日々の支出も大きく削減できるでしょう。

お金を効率的に貯めたい場合は、ふるさと納税を活用するのがおすすめです。ふるさと納税は、自分の故郷や応援したい自治体に寄付をすることで、地域の特産物などを返礼品として受け取れる制度です。

寄付を行うことで、自己負担の2,000円を除いた金額が所得税や住民税から控除されるため、節税効果も期待できます。

また、返礼品として肉や魚、米などの食品やトイレットペーパー、タオルといった日用品を選ぶことで、普段の生活費を大幅に削減することも可能です。

無駄な出費を抑えながら寄付を通じて地域に貢献できる、ふるさと納税を上手に取り入れてみましょう。

7. まとめ買いをする

無駄な支出を減らして貯金に回すためには、買い物の頻度を抑える工夫が必要です。

通勤途中についコンビニに寄って飲み物やお菓子を買ったり、セール品だからと必要のないものまで購入したりすることは、余計な支出を招きやすくなります。

日常の買い物をなるべくまとめ買いにして、「買い物は週2回まで」や「コンビニには寄らない」といったルールを決めるのがおすすめです。

買い物の頻度を意識的に減らすことで、本当に必要なものにだけお金を使い、計画的な支出が可能になります。

8. スマホ料金を見直す

スマホ料金を見直す

スマホは日常生活や仕事に欠かせないものですが、その料金を抑えることは可能です。

契約内容を見直したり、不要なオプションを解約したり、格安SIMに乗り換えるといった工夫をすることで、年間数万円程度の節約が期待できます。

まずは、自分の毎月のデータ使用量に合ったプランを選んでいるか確認しましょう。

さらに、実際には使わない機能がオプションとして付加されていないかもチェックすることが重要です。

スマホ料金を適正化するだけで、日々の生活費を効果的に削減できます。

9. サブスクの見直しをする

支出を減らすには、固定費の削減が非常に効果的です。

その中でも、手軽に削減できるのがサブスクリプションサービスの見直しでしょう。

サブスクは一度契約すると自動で料金が引き落とされるため、利用していないのに契約が継続しているケースも少なくありません。

まずは、現在契約中のサービスをすべてリストアップし、利用頻度が低い配信サービスや有料アプリなどをチェックしましょう。

そして、本当に必要なものだけを残し、不要な契約を解約するのをおすすめします。人によっては、これだけで月に数千円程度、年間ではかなりの節約効果が期待できます。

10. 保険は最低限にする

保険に加入してから時間が経過している場合や、複数の保険に加入している場合は、定期的に保障内容を見直すことが重要です。

現在の自分のライフスタイルに保障内容が合っているか、必要以上に大きな保障を設定していないかを確認しましょう。

「なんとなく勧められて加入したため詳細がよくわからない」や「適切な保険の選択に自信がない」という場合には、FP(ファイナンシャルプランナー)などの専門家に相談するのがおすすめです。

専門家のアドバイスを受けることで、自分に最適な保険を選び、無駄な保険料を削減することができます。

11. 老後の貯蓄目標を決める

老後の貯蓄目標を決める

2019年頃から注目され始めた「老後2,000万円問題」により、老後資金について考える人が増えました。

少子化の影響もあり年金や退職金の減少が見込まれる中、自力で老後資金を準備しようとする動きが強まっています。

将来もらえる年金や退職金、老後の生活費をシミュレーションして、老後までに必要な貯蓄額を明確化することが大切です。

具体的な貯蓄目標が見えることで、日々の貯金や資産運用への取り組みにも意識が向き、計画的に資金を確保していくモチベーションにつながるでしょう。

12. 投資を始める

現在貯金のみで資産を増やしている方は、少額から投資を始めてみるのがおすすめです。

初心者が投資を始める場合、NISAを活用するのが手軽で効率的です。

2024年から新たに始まった新NISAでは、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類が併用可能となっています。

特に「つみたて投資枠」は、国が長期・積立・分散投資に適していると認めた投資信託が対象であり、初心者でも商品選びがしやすいというメリットがあります。

いきなり大金を投資に回すのが不安な方は、ポイントで投資を始められるサービスや投資の練習ができるシミュレーション(デモ)サービスを活用し、投資の練習やリスクに対する感覚をつかむと良いでしょう。

少しずつ始めることで、無理なく資産運用に取り組むことが可能です。

まとめ:お金が貯まる習慣を意識してできることから始めてみよう

お金が貯まる習慣を意識してできることから始めてみよう

今回の記事では、お金が貯まる人の共通点と、お金が貯まりやすい習慣について解説しました。
お金を貯めるには、日々の積み重ねが重要です。

たとえば、毎日300円のコーヒー代を節約するだけで、1ヶ月で約9,000円、1年で約10万円以上を貯金に回せます。

このように、小さな節約でも続けることで、着実に資産を増やすことが可能です。全ての習慣を一度に取り入れるのは難しいかもしれませんが、本記事で紹介した中から簡単に取り組めそうな方法を選んで始めてみてください。

少しずつ実践していくことで、無理なく貯金を続けられるようになり、目に見えてお金が増える喜びを感じられるでしょう。

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