4人家族で暮らしていると、独身のときや夫婦での二人暮らしのときと比べて、生活費の負担が気になることも多いでしょう。

一般的に、子供の成長と共に生活費負担は大きくなっていくといわれています。

家族の将来に向けて貯金をするためにも、普段の生活費を正しく把握し、無駄な部分を見直すところから始めてみましょう。

この記事では、4人家族の生活費の平均値・目安や節約のポイントなどを重点的に解説していきます。

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4人家族の生活費平均は約33万円

4人家族の生活費平均は約30万円

4人家族の生活費の平均的な内訳

まずは総務省統計局の調査データから、4人家族の生活費平均を確認しましょう。

データによると、夫婦と子供2人の4人家族の1ヶ月の平均生活費は約33万円でした。

それぞれの項目の内訳は、以下のとおりとなっています。

項目平均生活費
食費
(外食・酒類含む)
88,977円
住居費
(借家、社宅、実家暮らし含む)
13,536円
電気代12,863円
ガス代5,032円
上下水道代5,707円
その他光熱費557円
家具・家事用品12,649円
衣料品代13,255円
保険・医療費12,542円
交通費6,693円
自動車関係費
(購入・維持費等)
27,950円
通信費14,036円
教育費31,556円
教養娯楽費34,041円
その他の支出
(小遣い、交際費、理美容費など)
48,680円
消費支出合計328,074円

4人家族の毎月の支出の中で最も大きい割合を占めているのは「食費」で、消費支出合計の4分の1以上となっています。

子どもが大きくなればなるほど食べる量も増えるため、食費は日々変動しやすい項目でもあります。

食費に次いで金額が大きいのは、教育費や教養娯楽費、自動車関係費などで、これらも子どもがいる家庭で支出が大きくなりやすい部分だと考えられるでしょう。

ただし、これらはあくまでも平均の数字なので、子どもの年齢や住んでいる地域、持ち家かどうかなどによって実際の生活費は異なってきます。

上記のデータと数値が異なる項目があったとしてもそれほど問題ではありませんが、毎月の生活費支出を見直したい場合は参考にしてみると良いでしょう。

出典: 政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2023年(4人世帯)」

他世帯人数との比較

他世帯人数との比較

4人家族の生活費平均がわかったところで、ここでは、2人・3人・5人世帯との比較を行います。

世帯人数毎月の支出
2人290,536円
3人329,411円
4人328,074円
5人345,544円

あくまで平均的な金額ですが、家族が増えるとその分支出も増加する傾向にあります。。

ここからは家計の支出内訳について詳しく紹介します。

現在、夫婦のみの家庭や子どもが1人いる家庭、また今後5人家族になる予定の方は参考にしてください。

2人家族の生活費平均

2人家族の生活費平均

2人家族の生活費の平均は「290,536円」でした。

内訳は以下のようになっています。

項目2人世帯4人世帯
食費
(外食・酒類含む)
70,343円88,977円
住居費28,404円13,536円
電気代9,832円12,863円
ガス代4,902円5,032円
上下水道代3,678円5,707円
その他光熱費944円557円
家具・家事用品 12,139円12,649円
衣料品代10,161円13,255円
保険医療費13,145円12,542円
交通費7,436円6,693円
自動車関係費
(購入・維持費等)
27,251円27,950円
通信費12,618円14,036円
教育費1,701円31,556円
教養娯楽費28,569円34,041円
その他の支出
(小遣い、交際費、理美容費など)
59,413円48,680円
消費支出合計290,536円328,074円

4人家族と比較すると特に「教育費」の支出の差が大きいことが目立ちます。

また「食費」にも大きな差が見られます。家族の人数が増えると、食費が増加するのは避けられないと言えるでしょう。

3人家族の生活費平均

3人家族の生活費平均

3人家族の生活費の平均は「329,411円」でした。

内訳は以下のようになっています。

項目3人世帯4人世帯
食費
(外食・酒類含む)
82,606円88,977円
住居費19,611円13,536円
電気代11,908円12,863円
ガス代5,519円5,032円
上下水道代5,009円5,707円
その他光熱費684円557円
家具・家事用品 13,809円12,649円
衣料品代11,915円13,255円
保険医療費13,095円12,542円
交通費7,453円6,693円
自動車関係費
(購入・維持費等)
34,873円27,950円
通信費13,890円14,036円
教育費18,129円31,556円
教養娯楽費32,276円34,041円
その他の支出
(小遣い、交際費、理美容費など)
58,634円48,680円
消費支出合計329,411円328,074円

3人家族と4人家族の支出の差で注目すべき点は「食費」と「教育費」です。

子どもが1人増えることや、成長に伴い食事量が増えるため、食費が増えるのは避けられません。

同様に、教育費も増加するのは仕方のない支出項目でしょう。

一方で、4人家族よりも3人家族の方が「消費支出合計」が少し高いという結果も見られます。

通常、家族の人数が増えるほど生活費が増加する傾向があるため、3人家族では無駄な支出が多い可能性があります。

そのため、一度支出を見直してみることをおすすめします。無駄な支出を削減できれば、生活費を抑えることができるかもしれません。

5人家族の生活費平均

5人家族の生活費平均

5人家族の生活費の平均は「345,544円」でした。

内訳は以下のようになっています。

項目5人世帯4人世帯
食費
(外食・酒類含む)
99,251円88,977円
住居費
13,228円13,536円
電気代13,595円12,863円
ガス代4,878円5,032円
上下水道代6,516円5,707円
その他光熱費675円557円
家具・家事用品 14,128円12,649円
衣料品代12,900円13,255円
保険医療費10,870円12,542円
交通費5,508円6,693円
自動車関係費
(購入・維持費等)
34,396円27,950円
通信費15,451円14,036円
教育費34,727円31,556円
教養娯楽費35,170円34,041円
その他の支出
(小遣い、交際費、理美容費など)
44,251円48,680円
消費支出合計345,544円328,074円

家族が1人増えることで、4人家族と比較して全体的な支出が増えるのは避けられません。

しかし、「ガス代」や「教養娯楽費」など、4人家族と比べても支出の変化が少ない項目もあります。

単に家族が増えたから支出が増えるのは仕方ないと考えるのではなく、無駄な支出を抑える意識をしてみることも大切です。

統計によると、5人家族と4人家族の支出の差は17,470円ですが、節約の意識がないと、5人家族になった際に毎月の支出が2万円から3万円増えてしまう可能性もあります。

東京ではより多くの生活費がかかる

東京ではより多くの生活費がかかる

生活費は、住んでいる場所によっても異なります。

東京は地方に比べて仕事を見つけやすく利便性も高いといったメリットはありますが、住宅費が地方と比べて高かったり、様々な誘惑があることから生活費負担が大きくなりやすいというデメリットも存在します。

具体的に確認していきましょう。

住宅費の負担が大きい

東京の住宅費は日本全国でもトップクラスに高く、当然ながら広い間取りの家に住もうと思うほど高い住宅費が必要となります。

一人暮らしのときは都内に住めた人でも、4人家族が暮らす家となると同じような条件の家に住むのは難しい場合も多いでしょう。

家の広さや職場までの通勤時間、子供の育てやすさなど、さまざまな条件を検討した上で「都心を離れる」というのも現実的な選択肢となります。

以下は、東京・愛知・大阪・福岡の間取りごとの平均賃料です。

地域1部屋(1K・1DK・1LDK)の平均価格2部屋(2K・2DK・2LDK)の平均価格3部屋(3K・3DK・3LDK)の平均価格
東京都75,452円90,710円103,161円
愛知県51,674円60,258円63,969円
大阪府58,480円67,470円75,905円
福岡県51,717円64,471円70,393

※契約ベースによる統計なので、一般的な募集賃料ベースの統計よりも数値が下回っています

東京と他の地域を比べると、賃料の差は歴然です。
4人家族が住む家の間取りは、一般的に2LDK〜3LDK程度と考えられますが、東京では10万円以上の家賃が必要となります。

近年は、テレワークの推進によって本社を地方に移すという企業も増えてきました。

ほとんど出社しなくても仕事ができる職業の方や、地方にも拠点がある会社に勤めている方は、東京から地方に住む場所を変えるということもできるかもしれません。

出典:全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向」

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食費が多くなりがち

4人家族では、家族の人数が多い分食費もかかります。

普段の自宅での食事はもちろん、外食する際も大きな金額になりやすいです。

特に東京では飲食店が多く、最新のグルメが次々に登場するため、気になるお店や食べ物、スイーツも多いでしょう。

しかし、あれもこれもと手を出すと家計の大きな負担となってしまいます。

毎月の外食の回数を決めたり、スーパーで使っていい金額の上限を設定したりするなど、予算の範囲内で食費を管理できるよう心がけましょう。

娯楽への誘惑が多い

東京には娯楽施設が多く、その他の地域に比べて交際費が高くなりやすいです。

新しいレジャー施設や観光施設など、家族で楽しめる場所がたくさんあるため、子供が行きたがるということも多いでしょう。

これらは生活を充実させるためには必要不可欠なもので、家族の時間を最大限楽しむためにも重要な支出です。

せっかく東京に住んでいるのですから、家族で楽しめるイベントや施設にはお金を使うことをおすすめします。

本来は出費を見直す際の優先度が高い項目でもありますが、その他の項目とのバランスをとりつつ予算を考えると良いでしょう。

【子どもの年齢別】必要になる生活費

【子どもの年齢別】必要になる生活費

4人家族の生活費は、子どもの年齢によって大きく変わってきます。

たとえば、子どもが受験を控えている家庭では、教育費の支出が増える傾向があります。

また、小学校低学年の子どもと高校生では、必要な食費が異なることも想像できます。

ここでは、子どもの年齢ごとに必要となる生活費について解説していきます。

妊娠中の生活費

まずは妊娠中の生活費についてです。特に意識すべきは「医療費」です。

妊婦健診や血液検査、超音波検査、分娩費用、入院費など、さまざまな医療費が発生します。

さらに「交通費」も増加しがちです。病院へ通院する際に公共交通機関やタクシーを利用すれば交通費がかさみますし、自家用車を使用する場合でもガソリン代などの費用が必要になります。

また、生活費とは別に、マタニティウェアやおむつ、哺乳瓶など、出産後に必要となる物の購入費も考慮しなければなりません。

自治体や医療保険などの社会保険では、出産・育児のための様々な助成や手当を設けていますので、活用できるものがないかお住まいの市区町村の窓口などで確認することがおすすめです。

未就学児のいる家庭の生活費

次に未就学児のいる家庭の生活費についてです。

まず、子どもの成長に伴い「食費」や「衣料品代」などの支出が増加します。

特に子どもの成長が早い場合、季節ごとに毎年新しい服を購入する必要があるため、衣料品代が増えやすいです。

また、成長に伴い、本やおもちゃなどの娯楽用品を購入する必要も出てきます。さらに、家庭によっては、幼稚園や保育園の費用、習い事の月謝などの支出も発生します。

小学生、中学生、高校生のいる家庭の生活費

小学生以降になると学費・教育費が増加します。

以下のグラフは、文部科学省のデータを基に幼稚園から高校卒業までのおよその学費をまとめたものです。

小学生、中学生、高校生のいる家庭の生活費

公立の学校に通うか、私立の学校に通うかによって、学費には大きな差が生じます。

幼稚園から高校まで全て私立校に通わせる場合、すべて公立校の場合と比較すると学費は3倍以上かかることがわかります。

さらに小学校では習い事、中学校・高校では部活動や予備校などの費用も必要になる場合があるため、子どもの教育費は計画的に準備する必要があるでしょう。

出典:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」

大学生のいる家庭の生活費

最後に、大学生がいる家庭で注目すべきポイントを見ていきます。

  • 私立か国公立か
  • 文系か理系か
  • 実家暮らしか1人暮らしか

以下に大学別のおよその学費をまとめましたので参考にしてください。

 国立大学
(4年間)
公立大学
(4年間)
私立文系大学
(4年間)
私立理系大学
(4年間)
私立医歯系大学
(6年間)
入学料28万円38万円23万円25万円108万円
授業料214万円214万円326万円454万円1730万円
施設設備費59万円72万円559万円
合計242万円252万円408万円551万円2397万円

国公立大学か私立大学か、文系か理系かによっても、学費には大きな差が生じます。

大学進学時には「奨学金」という選択肢もありますが、借りない・借りられない場合は、家族で学費を用意する必要があるため、事前に計画的な準備が必要です。

また、実家から通うか一人暮らしをするかによっても支出は変わります。

一人暮らしをする際、一切の援助をしない場合を除き、家賃や生活費の仕送りが必要となります。

日本学生支援機構の「令和4年度学生生活調査」によると、毎月の仕送り額の平均は91,408円です。

子どもが実家を離れることで食費などは減りますが、仕送り額の方がこれらの減少分を上回ることが多いでしょう。

出典:旺文社 教育情報センター「2023年度 大学の学費平均額(2023年9月29日付)」
出典:文部科学省「令和3年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金 平均額(定員1人当たり)の調査結果について
出典:独立行政法人 日本学生支援機構「令和4年度 学生生活調査結果」

4人家族の生活費を節約(削減)する節約術

4人家族の生活費は何かと多くなりがちです。

生活費を節約したいと考えていたとしても、何から始めたら良いかわからないという方もいらっしゃるでしょう。

まずは下記で紹介する項目をチェックして、節約の余地がないか考えてみましょう。

家計簿をつけて支出を把握する

生活費を節約するためには、今何にいくらお金をつかっているかを把握するのが大事です。

最近はクレジットカードと連携させたり、レシートを撮影したりすることで、手軽に家計簿をつけられるアプリも多くあります。

こうした家計簿アプリを利用すれば、手間をかけずに毎月の支出を把握できます。

支出内容を自動で項目ごとに分類してくれるアプリもあるため、何の項目に支出が偏りがちかをチェックしてみると良いでしょう。

支出の偏りをチェックすると、自然と無駄な支出も明らかになります。

食費を見直す

4人家族で特に変動しやすい「食費」は、家計簿で支出を見える化すると無駄の削減に繋がりやすくなります。

なるべく週末にお得なサイズでまとめ買いする、職場に弁当を作って持って行く、お菓子の量を減らす、など現在の支出を確認しつつできることから始めてみましょう。

ただし、あまりにも食費の節約にこだわりすぎると、必要な栄養が十分に摂れなくなるかもしれません。

節約を意識しつつ、子供の成長に必要な栄養はきちんと摂れるように心がけましょう。

賃貸なら家賃の安い家に引っ越しを検討する

住宅費は毎月の支出の中でも大部分を占めるため、家賃を安く抑えられれば、毎月の生活費に余裕を生み出せます。

とはいえ、実際に引っ越しできるかどうかは、仕事や学校といった引っ越しによる影響も踏まえた上で慎重に検討しましょう。

家賃の目処は、毎月の収入の3割程度と言われています。

下記の表も参考にして、今の家賃が適正かどうかを確認してみましょう。

世帯月収家賃目安(月収の3割)
20万円6万円
25万円7.5万円
30万円9万円
35万円10.5万円
40万円12万円
45万円13.5万円
50万円15万円

通信費を見直す

スマホや自宅の固定回線を見直すのもひとつの方法です。

昔は大手キャリアで契約すると家族割引などが適用されるというメリットもありましたが、最近は旨味が少ないため、格安プランや格安SIMがおすすめです。

外出先で動画をあまり見ないという人や、ほとんど電話機能を使わないという人は、自分の利用状況に合わせたプランに変更すると大幅に携帯代金を下げられる場合があります。

通信プランを最適化できれば、人によっては出費を半額以下に抑えることも可能なので、節約効果が大きい部分と言えるでしょう。

光熱費を見直す

電気やガス、水道などの光熱費も見直してみましょう。

単純に使用量を少なくするのは当然効果がありますが、契約プランを見直すだけでも毎月の出費を減らせる可能性があります。

例えば、電気の契約アンペア数を下げたり、電気とガスを同じ会社で契約することで基本料金の割引を受けられる場合も多いです。

特に電気は時間帯によって料金が変わるというプランも存在するため、自分の家庭でよく電気を利用する時間帯を考慮した上で見直してみると良いでしょう。

あまりよく考えずに電気やガスを契約しているという人は、一度確認してみることをおすすめします。

4人家族の生活費を見直す際の注意点

4人家族の生活費を見直す際の注意点

子供の教育費は可能な限り削らない

子供の教育費は、未来に向けての投資なので「今だけを考えると」他のことに充てたくなるかもしれません。

しかし、お金を出せば経験・成長できたことには、あとからでは取り戻すのが難しいものがたくさんあります。

一見必要のない支出に思えたとしても、子供が挑戦したいと思うことや教育のためのお金は惜しまないようにしましょう。

どうしても生活が苦しいという場合を除き、教育費を削減するのは最後の手段と考えておくのをおすすめします。

節約を意識しすぎて生活レベルを下げないように

生活費の節約を意識しすぎると、生活レベルを下げてしまう可能性があります。

資金の余裕はできるかもしれませんが、無理な節約は長続きしません。

日々の楽しみを削ってしまうと、仕事や家事に取り組むモチベーションもどんどん下がってしまうでしょう。

生活レベルを落としたり、趣味を諦めたりするような節約ではなく、自分の生活スタイルを最適化しながら無駄な部分を削ぎ落とすような節約を心がけましょう。

4人家族で生活費を効率よく貯める方法

4人家族で生活費を効率よく貯める方法

先取り貯金を取り入れる

毎月の支出を把握できるようになったら、毎月の収入からあらかじめ余剰資金を先取り貯金する癖をつけましょう。

余った分を貯金に回そうと思っていると、ついついお金を使ってしまい、貯金に回せるお金が少なくなってしまいがちです。

先に一定の金額を貯金するようにすれば、毎月決まった額を着実に貯めていけます。

最初から大きな金額を設定すると、生活が苦しくなって挫折してしまうかもしれません。

まずは貯金の習慣を身につけることから始めるため、1万円程度の先取り貯金から始めてみて、慣れたら徐々に金額を増やしてみましょう。

NISAを活用する

将来に向けて効率良く資産形成を行うには、NISAの活用がおすすめです。

NISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」があり、まずは特に毎月の積立投資ができる「つみたて投資枠」を利用した毎月の投資をおすすめします。

つみたて投資枠では年間120万円までの積立投資については運用益が非課税になるというメリットがあります。

投資対象は、金融庁の基準を満たした投資信託に限られているため、投資の知識が少ない方でも安心して始めやすいです。

投資信託は毎月100円からでも始められるため、余裕資金が少ない場合でも状況に応じて積立金額を調整しながら資産形成が目指せます。

さらに、万が一の際には運用途中でも資産を引き出せるため、急な出費があっても安心です。

まとめ:4人家族の生活費を見直して将来に向けた節約を始めてみよう

4人家族の生活費を見直して将来に向けた節約を始めてみよう

4人家族では、子供の成長と共に毎月の支出状況が大きく変化します。

余裕を持った生活を送るためには、月々の生活費をきちんと把握したうえで、無駄な支出は削ることが重要です。

無理のない範囲でコツコツ節約ができれば、将来に向けた貯金にも取り組みやすくなります。

先取り貯金やNISAなどを活用しつつ、効率よく資産形成を始めましょう。

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