日々の人付き合いを円滑に進めるためには、コミュニケーションの中に「褒め言葉」を取り入れるのが重要です。

相手を上手に褒められれば、ビジネスでもプライベートでも良好な人間関係を築き上げることができます。

この記事では、女性・男性別の褒め方や、褒める際のポイントなどを紹介します。

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「褒め言葉」が持つすごい効果

「褒め言葉」が持つすごい効果

「たかが褒め言葉」と思う人もいるかもしれませんが、褒め言葉はコミュニケーションの手段として大きな役割を果たします。

褒め言葉が持つすごい効果を3つ紹介します。

良好な人間関係が築ける

人から褒められて嫌な気持ちになる人はいません。

褒められた相手はあなたに対して好意的な感情を抱くため、良好な人間関係が築けます。

褒め言葉をかけられると、喜びだけでなく安らぎも生まれることから、相手からの信頼感や安心感が高まるのもメリットです。

仕事のモチベーションを上げることができる

相手の仕事ぶりを褒めた場合、仕事のモチベーションアップが期待できます。

たとえば、部下がプレゼンの資料を提出したときに「完成度の高い資料だ、プレゼン当日も期待しているよ」と声を掛ければ、褒められた部下はプレゼンに向けて高いモチベーションで挑めるでしょう。

褒めてくれる人が職場にいると、仕事が楽しくなるだけでなく、「褒めてくれる人のためにがんばりたい」という気持ちも生まれ、仕事のアウトプットにも影響してきます。

やる気を出させることができる

プライベートで相手を褒めた場合、相手のやる気アップに期待できます。

たとえば、同居している恋人に「あなたの淹れてくれるコーヒーはおいしいね」と伝えれば、褒められた恋人は喜んでコーヒーの淹れ方だけでなく他の家事にも精を出すようになるかもしれません。

人を褒めるのは時に照れくさいときもあるかもしれませんが、褒められるとうれしいのは大人も子どもも同じです。

素直に相手を褒める・褒められるような関係性を目指せるといいですね。

おすすめの褒め言葉一覧

おすすめの褒め言葉一覧

ここからは、おすすめの褒め言葉一覧を紹介します。

女性・男性別の褒め言葉を紹介しますので、積極的に会話に取り入れてください。

女性を褒めるときにおすすめの褒め言葉

ここでは女性を褒めるときにおすすめの褒め言葉を紹介します。

褒められた相手が不快に思わないよう、表現の方法や伝え方に注意しましょう。

褒め言葉1 かわいいね・きれいだね

女性にとって外見を褒められるのは、いつだってうれしいことです。

本人の外見を「かわいい」「きれい」と褒めるだけでなく、身に着けているものや持ち物についても目を向けて褒めると効果的でしょう。

ただし、言いすぎると「本心から褒めているわけではない」と思われてしまいますし、あまり親しくない男性や男性の上司から言われると逆に不快な思いをさせてしまうケースもあります。

伝える言葉だけでなく回数やタイミングにも注意しましょう。

褒め言葉2 よく頑張っているね

相手の努力を評価する褒め言葉は、女性に対して効果的です。
「よく頑張っているね」という褒め言葉は、頑張っている姿を見ていないとかけられません。

自分の努力を見てくれているとわかるので、褒められた女性は「自分の頑張りが認められている」と感じます。

目に見える成果を上げた人だけでなく、毎日コツコツと仕事に取り組んでいる女性への褒め言葉としてもおすすめです。

褒め言葉3 気が利くね

女性の場合、周りへの気遣いができていることを褒められると、特にうれしく感じます。

さりげない気遣いを褒めてくれる人はあまりいないため、「気が利くね」と褒められると「細かいところまで見てもらえてる」と喜ぶ女性は多いです。

ただし、「気が利くね」という言葉だけでは上から目線に捉えられてしまうかもしれないので、「いつもありがとう」などの感謝の言葉を一緒に添えると良いでしょう。

男性を褒めるときにおすすめの褒め言葉

男性を褒める際には、相手のプライドをくすぐる褒め言葉を使うのが効果的です。
男性を褒めるときにおすすめの褒め言葉を紹介します。

褒め言葉1 かっこいいね

年代を問わず、男性は「かっこいいね」と褒められるのが好きです。

外見・内面を問わず、「かっこいい」という言葉には反応してしまいます。

「かっこいい」というフレーズだけでなく、「おしゃれだね」や「イケメンだね」のような外見を褒める言葉も効果的です。

褒め言葉2 頼りになるね

男性は、人から頼られたときに喜ぶ傾向にあります。

特に女性から頼られて嫌な顔をする人はいないでしょう。

「頼りになるね」と伝えると、褒めた相手を信頼していることも伝えられます。

信頼している気持ちをより確実に伝えるためにも、感謝の気持ちとともに「頼りになること」を伝えるのが効果的です。

褒め言葉3 何でも知っているね

「何でも知っているね」という褒め言葉は、ビジネスでもプライベートでも効果的です。

特に多趣味で自分の好きなことを長時間語れるような男性は、自分の話を聞いてくれた相手が「何でも知っているね」と言ってくれると、とても喜びます。

ビジネスシーンでも、相手から何かを教えてもらったときに感謝の言葉とともに褒めると、頼られているという実感も加わってより喜ばれるでしょう。

褒め言葉の「さしすせそ」とは

褒め言葉の「さしすせそ」とは

「料理のさしすせそ」はとても有名ですが、褒め言葉にも会話中に使える「さしすせそ」が存在します。

この5つの言葉を使えば聞き上手になり、相手との会話を盛り上げることができるでしょう。

さすが

「さすが」というフレーズは、相手の能力を肯定すると同時に、相手の承認欲求を満たせる汎用性の高い褒め言葉です。

ビジネスシーンでは、「さすが」という言葉に具体的な内容や良かった点を付け加えると、相手に気持ちがより一層伝わります。

プライベートでは、相手が自慢話をしてきたときにあいづちとして返すと、相手が気持ち良く続きを話せるでしょう。

しらなかった

自分が知らなかったことを教えてもらったときに使う「しらなかった」という褒め言葉は、相手の自尊心を満たします。

ビジネスでもプライベートでも、「相手の知らないことを自分が知っている」という事実は喜びにつながるため、気分が良くなった相手はもっとたくさんのことを教えてくれるでしょう。

会話の中であいづちとして使うのが効果的ですが、あまりに使いすぎると「わざとらしさ」を与えてしまうかもしれないので、使いすぎに気を付けましょう。

すごい

「すごい」はとてもシンプルな褒め言葉ですが、相手が価値のある存在であると伝えられます。

大抵の内容をカバーできる汎用性の高さも魅力です。

プライベートであいづちとして使うのもいいですし、ビジネスで使う場合にはすごいと感じた内容も一緒に伝えると効果的でしょう。

便利な言葉である反面、使い方によっては「お世辞で言っているのかも」と思われやすいため、使いすぎたり単調になりすぎたりしないよう注意が必要です。

センスがいい

「センスがいい」という褒め言葉は、相手の見た目を褒めるときだけでなく、行動や持ち物を褒めるときにも使えます。

ビジネスシーンでは、相手の言動を褒めるときに使えるほか、初対面の相手とのアイスブレイクで持ち物を褒めて会話を繋げていくなどに効果的です。

プライベートでも、褒められた相手が「この人は自分の感性を理解してくれる」と感じるため、より親睦が深まるでしょう。

「かわいい」や「かっこいい」などの褒め言葉が使いにくいシーンにもおすすめです。

そうなんだ

「そうなんだ」は、相手のへの同意を示す言葉で、言われた相手は「自分の考えを理解してもらえた」とうれしく感じる可能性が高いです。

「相手の言ったことを知らなかった」というニュアンスも含まれるため、会話のあいづちで使うと聞き上手になれます。

単体で使うのはもちろん、「そうなんだ、すごいね」のように、他の褒め言葉と一緒に使うのも効果的です。

相手を上手に褒めるポイント

相手を上手に褒めるポイント

誰かを褒めるときはただ褒めるのでなく、ポイントを押さえるとより効果的です。

相手を上手に褒めるための4つのポイントを紹介します。

具体的な内容で褒める

褒めるときには、何を褒めているのかが伝わるように「具体的な内容」で褒めましょう。

何を褒めているのかが相手に伝わらないと、社交辞令だと捉えられてしまうかもしれません。

具体的に伝えることで褒められた相手もよりうれしく感じ、信頼感を与えられるでしょう。

ビジネスシーンでは結果だけでなく、その過程も褒めると本人の努力まで肯定できます。

問いかけながら褒める

褒め言葉に対して謙遜しがちな相手には、「なんでそんなにできるの?」というように、問いかけながら褒めるのがおすすめです。
質問形で褒めると、褒められた相手も応答がしやすくなります。

相手の発言を促すため、コミュニケーションが活発になるのもメリットです。

たとえば、相手の英会話を褒めたい場合は、「英語を喋るのが上手ですね」と伝えるより、「どうしてそんなに英語が上手に喋れるんですか?」と問いかけた方が会話が盛り上がりやすいでしょう。

みんなの前で褒める

1対1で褒めるよりも、みんなが見てる前で褒めると、より効果的に相手を喜ばせたりやる気を引き出すことができます。

たとえば、朝礼や会議など大人数が集まる場で「Aさんが作った資料のおかげで契約が取れた」と褒めると、褒められた本人は気恥ずかしいながらもうれしく感じ、褒めてくれた相手への信頼感も増すでしょう。

聞いている他の人たちもその出来事を讃えてくれたり讃えてくれたり、「自分も褒められたい」と周りのモチベーションアップにも期待できます。

相手を認めることを意識する

相手を褒めることに慣れていない人は、まずは相手を認めることから始めてみましょう。

誰かから認められることは、褒められるのと同等の効果が期待できます。

たとえば、「仕事の手際が良い」「気付かないところまで気を配ってくれて助かる」など、相手の言動や能力を認めていることを伝えるのがおすすめです。

「すばらしい」などの直接的な褒め言葉を使わなくても、相手をよく見て評価していることが伝わります。

だめな褒め方の例

だめな褒め方の例

褒め言葉は良好な人間関係を築くうえで効果的ですが、褒め方を間違えると逆効果になることもあります。

なんでもかんでも褒めれば良いというものではありません。

過剰に褒めすぎる

相手を心から尊敬したり感謝していても、過剰に褒めるのは逆効果です。

過剰に褒められると、褒められた相手は驚いてしまったり、「わざとらしい」と思って素直に受け止められない可能性があります。

本当に感動したときには言葉が大げさになることもありますが、相手の気持ちを考えて喜んでもらえる褒め言葉を選びましょう。

他の人と比較して褒める

誰かを褒めるときに「彼と比べてあなたはすごい」と、誰かを貶めながら褒めると、褒められた相手はリアクションに困ってしまいます。

相手を褒めたいと思ったら、誰かと比較するのではなくその人自身を褒めましょう。

良いところを素直に伝えた方が、相手も素直に喜べます。

お世辞で褒めてしまう

相手との関係を良くしたいがために、お世辞で褒めてしまうのは逆効果です。

お世辞で相手を褒めても、その感じは相手にも伝わってしまいます。

本当はそう思っていないことが悟られると、相手は自分が馬鹿にされていると思ってしまうかもしれません。

あまり考えずにお世辞をいうのではなく、しっかりと相手の良い部分を見つけて褒めましょう。

まとめ:褒め言葉を上手に使ってコミュニケーションを円滑に

褒め言葉を上手に使ってコミュニケーションを円滑に

褒め言葉には、手との人間関係を良好にし、コミュニケーションを円滑にする効果があります。

しかし、ただ褒めればいいというわけではありません。

褒め方にも「上手な褒め方」や「だめな褒め方」が存在するので注意が必要です。

この記事で紹介した褒め言葉一覧やポイントを上手に使って、ビジネスもプライベートも良好な人間関係を築きましょう。

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