【2022】引っ越し時期のおすすめはいつ?安いタイミングや月ごとの特徴を解説

引っ越しはお金がかかるものですが、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。
そこで大事になるのは、引っ越しをする「時期」です。
引っ越しの費用は「時期」や「距離」、「荷物の量」、「作業時間」によって大きく変わります。
引っ越しの距離や荷物の量を変えることは難しくても、時期なら検討の余地がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、引っ越しに関する月ごとの特徴やおすすめの時期を紹介します。
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目次
- 1 【月別比較】引っ越し時期の特徴
- 2 引っ越し費用が安い時期の特徴
- 3 引っ越し時期のおすすめ
- 4 引っ越し費用が安い時期のメリット・デメリット
- 5 引っ越し費用が高い時期のメリット・デメリット
- 6 まとめ:時期を検討して引っ越ししよう
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【月別比較】引っ越し時期の特徴
引っ越し費用は、引っ越し会社ごとに一年中同じ金額で設定されているわけではありません。
引っ越しにも繁忙期・閑散期が存在し、引っ越し費用は繁忙期は高く、閑散期は安く設定されていることが多いです。
1年のうちどの月を選べば安く引っ越しできるのか、それぞれの時期の特徴を紹介します。
【1〜3月】新生活に向けて人の動きのある繁忙期
年明けの1~3月は、不動産会社も引っ越し会社も繁忙期になります。
1月は進学先が早めに決まった学生や、就職が決まった大学生が新居を探し始める時期です。
2月や3月と比べると引っ越し業者は落ち着いていますが、4月からの新生活に向けて物件探しを始める人が増えてくる時期で、不動産会社への問い合わせが徐々に増えてくるタイミングです。
2月に入ると徐々に繁忙期に入り、3月になると引っ越し会社は最も忙しい時期になります。不動産会社も引っ越し業者も、1年で最も忙しく予約が取りづらい時期です。
希望の日時で不動産会社の内見予約が取りづらいのはもちろん、引っ越し費用も比較的高く設定されています。
引っ越しをする人が増える分退居者も増えるため物件の選択肢は増えますが、需要が高い時期で空き物件がすぐに埋まってしまうことも多く、物件を吟味して決めることは難しい時期です。
【4〜6月】GWを除くと落ち着いてくる時期
4~6月は、引っ越し会社が最も忙しい時期を終え、少しずつ落ち着いてくる時期です。
4月上旬はまだ繁忙期が続きますが、中旬を過ぎると新生活に向けての引っ越しのピークが過ぎてきます。
5月は新生活需要がひと段落し、GWが終われば引っ越しのオフシーズンになります。
GW期間中は休みを利用して引っ越す人が増えるため、2~3月ほどではないものの、引っ越し業者の予約が埋まりがちなので注意が必要です。
GWを過ぎると新生活需要がひと段落し、閑散期に入ります。GW明けから6月は、1年のうち引っ越し希望者が少ない時期になります。
エリアによっては空室物件が少ない可能性もありますが、じっくりと物件を選びたい方にはおすすめの時期です。
この時期は空室を埋めたいと考える大家さんも多いため、初期費用や家賃の交渉がしやすいメリットもあります。
【7〜9月】夏休みが終わると第二の繁忙期
7月は6月に続いて閑散期になります。
物件の流動数は少ないですが、不動産会社はゆとりのある時期なのでじっくりと物件を検討しやすいタイミングです。
8月は夏季休暇やお盆休みを利用して引っ越しを計画する人が増えるため、7月よりは引っ越し希望者が多くなります。
とはいえ、気温が上がるこの時期は引っ越しを避ける人もいるため、引っ越し料金はそれほど上がりません。
9月は人事異動や転勤にともない、会社員の引っ越し希望者が増える時期です。
引っ越し業者は忙しく料金は割高になりますが、物件数は増える傾向にあります。
【10〜12月】ゆとりがあり融通がききやすい時期
10月からは再び閑散期に入ります。9月に引っ越す人が多いため、物件数も増えてじっくりと物件を探しやすい時期です。
不動産会社や引っ越し業者の予約は取りやすく、価格や日程の相談にも応じてくれるかもしれません。
11月、12月は新生活に向けて徐々に引っ越し準備を始める時期です。
物件数は多くはありませんが、良い物件は早く埋まっていきます。
年明けに引っ越し予定を控えている人は、この時期から物件探しをしておくとよいでしょう。
引っ越し業者の閑散期は続いており、価格や日程の融通がききやすい時期でもあります。
引っ越し費用が安い時期の特徴
月ごとに引っ越しの特徴をみると、閑散期と繁忙期で予約の取りやすさや値段の交渉のしやすさに大きな違いがありました。
同じ条件なら、できれば安い時期に引っ越しをしたいという人も多いでしょう。
次は、引っ越し費用が安い時期に引っ越した場合、どのような特徴があるのかみてみます。
家賃、初期費用の交渉がしやすい
引っ越しが安い時期の特徴は、家賃や初期費用の交渉がしやすいことです。
空室期間が長くなるのは大家さんにとってデメリットになるため、空室を早く埋めたいと考えるためです。また、敷金や礼金が割引されることもあります。
他の入居者との兼ね合いもあり家賃を下げることが難しい場合でも、入居後一定期間、家賃が無料になるフリーレントという条件で交渉することもできます。
不動産会社は繁忙期と比べると余裕があるので、時間をかけて相談できることが多く、交渉してみる価値があるといえるでしょう。
引っ越し業者と価格・日程調整がしやすい
閑散期は、繁忙期と比べて引っ越し料金が安く設定されています。
繁忙期は料金よりも日程を重視する方が多いですが、閑散期は日程よりも料金を重視する方が多い傾向にあります。
そのため、もともとの引っ越し料金からさらに値引き交渉に応じてくれることもあります。
また、閑散期は引っ越しの日程の希望が通りやすいメリットがあります。
不慣れなアルバイト作業員が少ない時期でもあり、ベテラン作業員が作業してくれる可能性が高いので、効率よく作業が進むでしょう。
引っ越し時期のおすすめ
1年のうち、引っ越しが安い月はいくつかありますが、その中でも特におすすめしたいのは「6月」と「10月」といわれています。
「6月」と「10月」がおすすめだといわれる理由について解説します。
費用を抑えたいなら6月
引っ越し費用を抑えたい場合は、「6月」の引っ越しがおすすめです。
この時期は閑散期の中でも比較的物件数が多く、かつ安く引っ越しができる時期だからです。
6月に引っ越しをする場合は、3月までの繁忙期を終えても埋まらなかった物件の家賃や初期費用の交渉をしてみるとよいかもしれません。
また、ジューンブライドで結婚するカップルが多く、カップル・ファミリータイプの物件が増える時期でもあります。
空き物件数が多いにもかかわらず引っ越しをする方が少ない時期は、引っ越し費用を抑えられる可能性が大きくなります。
落ち着いて引っ越しするなら10月
落ち着いて引っ越しをしたい場合は、第二の繁忙期である9月が終わったあとの「10月」がおすすめです。
10月は不動産会社、引っ越し業者ともに比較的余裕があり、日程や料金の交渉に応じてくれる可能性が高いです。
夏の暑さも落ち着き過ごしやすい季節になるので、暑い時期よりも引っ越し作業の負担が軽減されます。
引っ越し費用が安い時期のメリット・デメリット
一般的に引っ越し費用が安い時期は5月・6月・7月・10月・11月・12月だといわれています。
この時期はそれぞれ、繁忙期と繁忙期の間で、不動産会社にも引っ越し会社にも比較的余裕があります。
これらの時期に引っ越すメリット・デメリットを紹介します。
初期費用を抑えられる可能性がある
引っ越し費用が安い時期(閑散期)に引っ越すメリットは、初期費用を抑えられる可能性があることです。
不動産会社も引っ越し会社も閑散期の売上を確保したいと考えます。
そのため、値下げや日程調整の交渉に応えようと動いてくれることが多いです。
不動産会社に対しては、家賃や礼金の値下げ交渉をしてみるとよいでしょう。
引っ越し業者に対しても、料金の値下げを交渉してみると、すでに割安になっている料金がさらに安くなる可能性があります。
じっくりと物件を探せる
引っ越し費用が安い時期(閑散期)は、物件探しに時間をかけられるメリットがあります。
閑散期は不動産会社にも比較的余裕があり時間をかけて対応してくれることが多いため、じっくりと物件探しをしたい方にはおすすめの時期です。
「長く住む家だから焦って決めたくない」「慎重に家を選びたい」という方は、閑散期に物件探しをするのがおすすめです。
物件の選択肢が少ない
引っ越し費用が安い時期のデメリットは、物件の選択肢が少ないことです。
繁忙期で多くの物件が埋まってしまうため、閑散期は空室自体が少なくなっています。
また、引っ越しをする方が少ない時期でもあり、物件が空く(増える)数も少ないため、物件をじっくり探せても理想のものに出会えない可能性があります。
数少ない物件の中から選ばなくてはならないのは、引っ越し費用が安い時期のデメリットだといえるでしょう。
引っ越し費用が高い時期のメリット・デメリット
一般的に引っ越し費用が高い時期は、2月・3月・4月・9月だといわれます。
特に2月下旬〜4月上旬は、不動産会社も引っ越し会社も1年で最も忙しい時期を迎えます。
繁忙期の引っ越しをするメリット・デメリットを紹介します。
物件数が多い
引っ越し費用が高い時期のメリットは、選べる物件数が多い点です。
2月から3月にかけて引っ越す方が増えるため物件の流動性が高く、希望条件にあった物件を見つけられる可能性が高くなります。
物件の選択肢が広がることで、理想の物件に出会えるチャンスも増えるでしょう。
事前に希望する条件をまとめておいて、希望に合うものが見つかった際は、スピーディに契約できるよう準備しておくといいかもしれません。
この時期は空室情報も毎日多く更新されるため、こまめに物件情報を確認しましょう。
物件がすぐに埋まる
引っ越し費用が高い時期のデメリットは、物件がすぐに埋まってしまう点です。
この時期は、じっくりと複数の物件を比較している余裕はあまりありません。
物件数が多く希望する条件の物件が見つけやすい一方で、物件の競争率が高く、良い物件ほどすぐに決まってしまいます。
検討している間に他の方が先に契約してしまうこともあるので、内見を終えて気に入ったらすぐに物件を押さえる必要があります。
中には内覧をする前に条件だけをみて契約する方もいるため、じっくり家を探したい方にとっては難しい時期かもしれません。
引っ越し費用の交渉がしづらい
引っ越し費用の交渉がしづらい点も、引っ越し費用が高い時期のデメリットです。
繁忙期に引っ越しをする方は、さまざまな理由から引っ越し時期を選ぶことができない場合がほとんどです。
引っ越し業者にとっては値段を下げる必要性がなく、多くの引っ越し希望者に対応するためにスケジュールのゆとりもありません。
そのため、引っ越し費用の交渉がしづらくなります。
引っ越し費用は閑散期と比べると1.5~2倍くらいになることも珍しくなく、平日でもあまり安くなりません。
2月〜3月の引っ越しはできるだけ避けたい
2~3月は引っ越し業者が1年で最も忙しい時期です。
引っ越し費用が高額になったり、ゆっくりと物件を選びにくいというデメリットもあるため、引っ越し時期を選べる方は避けた方がよいでしょう。
繁忙期から、半月〜1ヶ月ずらすだけでも引っ越し費用は変わってきます。
新生活に向けて引っ越しする予定が決まっている方は、下記を意識して物件を探し、引っ越し費用を抑えましょう。
- こまめに物件情報を集める(人気の物件はすぐに埋まってしまう)
- 友人・知人に引っ越し業者を紹介してもらう(紹介割引サービスを利用する)
- 引っ越し日時を業者に委ねる(日時指定をしないことで割引になる可能性がある)
まとめ:時期を検討して引っ越ししよう
引っ越しは、同じ条件でも時期(閑散期・繁忙期)によってかかる費用が大きく異なります。引っ越し費用を抑えるためのポイントは、引っ越し時期を見極めることです。
繁忙期を避けることはもちろん、土曜・日曜・祝日を避けたり、午前中を避けたりすることで料金は変わります。
もし引っ越しをしなければならない時期が繁忙期と重なってしまった場合も、早め早めに準備することでいい物件・ピークよりは安い金額で引っ越しできることがあります。
物件の探しやすさや初期費用の交渉のしやすさなど、引っ越し時期によるメリット・デメリットを理解してどの時期に引っ越しをするか検討してみましょう。
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記事筆者
マネカツ編集部 Manekatsu Henshubu
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「節税」など、お金に関する情報を発信しています。

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