人生においては、節目ごとに大きな出来事(ライフイベント)が発生します。

たとえば、結婚や子どもの進学、住宅購入などがあり、家族旅行もライフイベントに入るでしょう。

中でも大きなライフイベントの一つである「結婚」には、まとまったお金が必要になります。

結婚資金はすぐに用意できる金額でないことが多いため、あらかじめ結婚にかかる費用を把握した上で計画的に貯金していくことが大切です。

この記事では、結婚費用として貯金していた平均額や、結婚が決まってから新生活の準備を始めるまでにかかる費用の相場、結婚資金の貯金方法などを紹介します。

結婚に備えて、貯金以外に考えておきたいことも解説しているので、結婚を予定している方は参考にしてください。

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結婚費用のための貯金総額平均値は296.9万円

結婚費用のための貯金総額平均値は296.9万円

株式会社リクルートが行った「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」によると、結婚費用として夫婦で貯金していた金額の全国平均は296.9万円でした。

この数字は夫婦の貯金額合計であるため、1人当たり半分の額と想定すると結婚前に150万円ほど貯金していると考えられます。

以下の表は、結婚費用に向けた貯金額別の割合をまとめたものです。

※本調査における「結婚費用」とは、結納・挙式・披露宴・ウエディングパーティー・二次会・新婚旅行のための費用を指します。

夫婦の貯金総額割合
100万円未満8.2%
100〜200万円未満22.0%
200〜300万円未満23.7%
300〜400万円未満19.0%
400〜500万円未満10.4%
500〜600万円未満8.7%
600〜700万円未満3.2%
700〜800万円未満1.2%
800〜900万円未満1.2%
900〜1,000万円未満0.6%
1,000万円以上1.9%

貯金額の割合で最も多かったのは「200〜300万円未満」の層で、全体の23.7%を占めています。

また、100〜400万円未満の層が合計で64.7%と過半数を占めていることがわかります。

出典:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」

【地域別】結婚費用のための貯金総額

以下の表は、結婚費用のための貯金総額の地域別データを一部抜粋して、まとめたものです。

地域夫婦の貯金総額
北海道220.5万円
青森・秋田・岩手190.0万円
首都圏336.6万円
富山・石川・福井261.6万円
関西327.4万円
四国298.1万円
九州249.3万円

上記の表からわかるように、首都圏や関西は他の地域と比べても貯金額が高く、青森・秋田・岩手と100万円以上の差があります。

首都圏や関西の結婚のための貯金額が多いのは、結婚費用自体が高くなりやすいことも理由として考えられます。

出典:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」

結婚前に貯金をしていた割合は87.5%

結婚前に貯金をしていた割合は87.5%

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」では、「結婚のために貯金をしていたか」についても調査しています。

結婚費用のための貯金を夫婦でしていた人の割合は全国平均で87.5%となっており、ほとんどのカップルが貯金をしていたことがわかります。

以下の表は、貯金していた人の割合の地域別データを一部抜粋したものです。

地域割合
北海道85.7%
青森・秋田・岩手78.3%
首都圏87.6%
富山・石川・福井85.6%
関西90.3%
四国80.6%
九州87.5%

青森・秋田・岩手が78.3%で最も低く、関西が90.3%で最も高い結果でした。

どの地域でも、約8〜9割のカップルが結婚に向けて計画的に貯金していることがわかります。

出典:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」

結婚~新生活にかかる費用

結婚~新生活にかかる費用

結婚が決まると、主に以下の場面でお金がかかります。

  • 結納
  • 両家顔合わせ
  • 結婚指輪
  • 挙式・披露宴
  • 新婚旅行
  • 新生活準備

ここでは「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」の結果をもとに、上記それぞれの場面でかかる費用の全国平均を紹介します。

結納:16.6万円

結納とは、両家が集まって婚約の成立を確約するために行う日本の伝統的な習慣(儀式)のことです。

男性側の親が、女性側に結納品を渡す形が一般的で、結納を済ませた後は両家の結びつきを祝って会食をするケースが多くなっています。

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」によると、食事を含めた結納式の費用は全国平均で16.6万円です。

結納をするには会場費や食費だけでなく、結納品や目録、結納金、結納返しなどを準備する必要があります。

出費がかさんだり、準備することが多くなるため、近年では結納は行わずに両家顔合わせの食事会のみを行うケースも多いようです。

両家顔合わせ:6.6万円

結婚前に、両家の顔合わせとして会食を行うこともあります。

両家顔合わせは、結納のように特別な準備がほとんど必要ありません。

一般的にはホテルやレストランで食事をするケースが多いため、出費のほとんどは食事代になるでしょう。

食事を含めた両家顔合わせ費用の全国平均は6.6万円で、結納に比べると比較的費用を抑えることができます。

結婚指輪:26.1万円

結婚指輪:26.1万円

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」によると、結婚指輪2人分の購入金額の全国平均は26.1万円です。

夫婦別の全国平均額を見ると、夫側の指輪は12.0万円、妻側の指輪は14.2万円となっています。

女性の結婚指輪には、男性よりも装飾が施されていることが多く、その分金額も少し高くなるようです。

また、カップルによっては結婚指輪のほかに婚約指輪を用意するケースもあります。婚約指輪の全国平均は35.8万円となっており、結婚指輪と合わせると約60万円かかります。

挙式・披露宴:303.8万円

挙式と披露宴(ウエディングパーティーを含む)の全国平均額は303.8万円です。

この金額は、会場をどこにするか(結婚式場・ホテル・レストラン・ハウスウエディング等)や、招待する人数、飲食代によって大きく異なります。

一般的に費用がかさみやすい挙式・披露宴ですが、両親からの援助やご祝儀で負担を軽減できるケースもあります。

両親・親族からの援助の全国平均額は162.7万円、ご祝儀額の全国平均は180.4万円です。

新婚旅行:29.6万円

新婚旅行:29.6万円

お土産代を除く新婚旅行費用の全国平均は29.6万円です。

お土産代の全国平均が4.3万円であるため、合計すると約34万円の出費となります。

新型コロナウイルスが流行する前(2020年)の調査では、新婚旅行費用の全国平均は65.1万円でした。

近年はコロナや円安の影響で以前のように海外旅行へ気軽に行けず、国内の近場で旅行をしたり、短期間で済ませたりしているケースが多かったため、新婚旅行費用がおよそ30万円前後であったことが考えられます。

新婚旅行で海外に行きたいと考えている場合は、29.6万円以上の費用がかかる可能性があるでしょう。

新生活の準備も必要

結婚を機に引っ越しをして、新居に住み始めるカップルも少なくありません。

新居に引っ越す場合は、一般的に初期費用として家賃の5〜8ヶ月分が必要になることが多いです。

例えば家賃が10万円のマンションに引っ越す場合、50〜80万円ほどが初期費用の目安となります。

家賃だけでなく、家具や家電、引っ越し業者に依頼する費用などもかかるため、事前に計算しておきましょう。

結婚前に必要な貯金がない場合はどうする?

結婚前に必要な貯金がない場合はどうする?

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」によると、結婚費用の貯金平均額は296.9万円ですが、挙式・披露宴の費用だけでも平均303.8万円がかかります。

平均金額だけで見ると、貯金だけでは結婚費用が足りない状況になっています。

ここでは、必要な貯金がない場合に費用を補う方法を解説します。

親や親戚から援助してもらう

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」によると、76.9%のカップルが結婚費用として親や親族から援助を受けています。

援助金額の平均は178.4万円となっており、援助を受けられれば、費用の負担を軽減させることができます。

一方で23.1%のカップルは援助を受けていません。

援助だけをあてにしていると、結婚費用が足りなくなる可能性があるため、自分たちでも結婚費用を準備しておくことが大切です。

ご祝儀で不足分を補えないか検討する

ご祝儀袋の写真

挙式・披露宴でもらえるご祝儀で費用の不足分を補えないか検討するのも一つの手です。

首都圏の一人あたりのご祝儀額は以下のようになっています。

関係ご祝儀額の平均
友人3.0万円
上司4.4万円
親族7.9万円
恩師4.4万円

また、披露宴・ウエディングパーティーの招待客の人数は、全国平均で43.2名です。

もし44名(友人18名、上司8名、親族18名)を招待したと仮定すると、単純計算でご祝儀の総額は約230万円となります。

どのくらいのご祝儀が見込めそうか、事前におおよその金額を計算しておくと良いでしょう。

ただしご祝儀は挙式後に受け取る場合がほとんどで、前払いが多い挙式費用に充てることは難しいため注意が必要です。

結婚にかかる費用を見直してみる

結婚に必要な費用を計算し、貯金だけではお金が足りない場合は内訳を見直すことも大切です。

費用面で削れる部分はないか、あらためて確認してみましょう。

たとえば、挙式でかかる平均金額303.8万円のなかで、以下のような項目は工夫次第で削ることができます。

  • 会場の装飾代
  • 映像や音楽にかかる費用
  • 引き出物
  • お色直し
  • その他オプション など

「どういった演出をしたいか」によって、かかる費用は大きく変わります。

譲れない部分を明確にした上で、削れる項目や代用できる部分がないかを検討してみましょう。

結婚費用を貯金する方法

結婚費用を貯金する方法

結婚まで期間がある場合は、計画的に準備しておくことで「お金が足りない」という事態を防げます。

ここでは、結婚費用を計画的に貯金する方法について以下の4つを解説します。

  • 2人で目標金額を決める
  • 出費を見直す
  • 先取貯金をする
  • できる範囲で節約する

2人で目標金額を決める

まずは結婚に必要なおおよその金額を計算し、貯金の目標金額を決めましょう。

目標金額を設定してから貯金を始めることには、以下のようなメリットがあります。

  • 節約意識が高まる
  • 目標金額に近づいていく達成感が生まれる
  • 毎月の貯金額が明確になる

2人で目標金額を設定すると、お互いの節約意識が高まります。

目標金額に着実に近づいている達成感もあり、無理なくお金を貯めていくことができます。

また、目標金額と結婚の時期から逆算することで、毎月の貯金額が明確になる点もメリットです。

1ヶ月の貯金額があいまいな状態だと無計画に使ってしまう可能性があるため、目標金額と毎月の貯金額を明確にしておくことが大切です。

出費を見直す

出費を見直す

目標金額が決まったら、月々の出費に無駄がないか見直してみましょう。

特に、毎月継続的にかかる固定費を見直すことで、効果的に出費を減らすことができます。

例えば、通っていないジムやあまり使用していない動画配信サービスなどは、解約を検討した方が良いでしょう。

また、自分が月々何にお金を使っているのかを「家計簿アプリ」などを使って見える化するのもおすすめです。

無意識に使っている無駄な出費を減らし、結婚に向けた貯金に回しましょう。

先取貯金をする

先取貯金とは、毎月の収入から一定額を先に貯金する方法のことです。

貯金を「仕組み化」して先に貯金してしまうため、意識せずとも毎月一定額を貯金することができます。

特に、口座にお金があるとつい使ってしまうという方に効果的な貯金方法です。

2人で結婚資金を貯金するための専用口座を作り、毎月初めに専用口座に一定額を送金する貯金方法もおすすめです。

できる範囲で節約する

結婚資金の目標金額を貯金するために、無理のない範囲で節約を始めてみましょう。

例えば、外食の頻度を減らして自炊するように心掛けると、出費を減らすことができます。

また、仕事前にコンビニで飲み物を買うのをやめ、自宅から水筒を持参すると細かな出費が減ります。

無理な節約を続けると、ストレスが溜まって逆効果です。

できる範囲の節約方法を考え、少しずつ出費を減らしていきましょう。

結婚に備えて貯金以外にできること

結婚に備えて貯金以外にできること

結婚費用の準備以外にも、結婚に向けてあらかじめ話し合っておくと良いものがあります。

理想の結婚生活を送っていけるように、2人でじっくり話し合っておきましょう。

結婚後の理想の生活や考えを話し合う

結婚のタイミングは、2人の今後・将来について考える良い機会です。

結婚後の生活について、以下のようなポイントを話し合っておきましょう。

  • ライフプラン
  • お金の分担
  • 家事の役割分担
  • お互いの家族との付き合い方
  • 仕事のこと
  • イメージする家庭像

特に、お金や家事の役割分担は明確にしておかないと、あとから不満が出てくる可能性があります。

事前にしっかりと話し合う場を設けて、お互いの意見・考えを伝えて認識を擦り合わせておきましょう。

ライフシミュレーションを考える

結婚後の生活について、お互いの理想や認識を擦り合わせたら、ライフシミュレーションを考えることも大切です。

おおよそのライフプランと時期、必要な金額などを洗い出してみましょう。

例えば「〇〇歳前後で子どもが欲しい」「◯年後に家を建てたい」「年に1度は旅行に行きたい」など、シミュレーションしておくべきことは意外とたくさんあります。

ライフシミュレーションが具体的になると、「いつまでにどれくらいのお金が必要か」という点が明確になり、貯金の計画も立てやすくなります。

ざっくりとした予定でも良いので、ライフシミュレーションを2人で話し合ってみましょう

将来に向けて資産運用を検討する

将来に向けて資産運用を検討する

将来必要な金額がある程度見えてきたら、資金を準備するための方法も考えましょう。

住宅購入や子どもの教育費、家族旅行などに向けて、着実に資産運用をしていくことが大切です。

資産運用を始める場合は、積立NISAの利用がおすすめです。

毎月少額からコツコツと始められ、運用で得た利益が非課税になるメリットもあります。

人生においてまとまったお金が必要となる時期に向け、計画的に資産を運用していきましょう。

まとめ:結婚前の貯金額は296.9万円

結婚前の貯金額は296.9万円

結婚前の貯金額平均は296.9万円ですが、この金額はあくまでも目安です。

「自分たちがどんな結婚式を挙げたいか」「新婚旅行はどうするか」などを明確にし、必要な金額を把握することが大切です。

また、結婚のタイミングは今後のライフプランについて話し合う良い機会になります。

より良い新生活を送っていくためにも、じっくりとお互いの今後について話し合ってみましょう。

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