毎月の家賃や公共料金の支払いをクレジットカードから銀行振込できれば、現金を引き出す必要もなく、ポイントも貯まるのではないかと考えたことはありませんか?

実際にはクレジットカードから銀行振込をすることはできません。今回はクレジットカードから銀行口座への振込ができない理由と、振込が必要な場合の解決方法について解説します。

クレジットカードで銀行振込はできない

結論からいうと、クレジットカードから銀行口座への振込はできません。

クレジットカードがあれば、手元に現金がなくても商品やサービスの支払いができたり、ポイントが貯まったりしますが、原則的にはカード払いによる銀行振込はできません。

クレジットカードで銀行振込ができない理由

クレジットカードで銀行振込ができない理由は以下の2つです。

・クレジットカードの現金化ができてしまうため
・クレジットカード会社の利益にならないため

クレジットカードの現金化ができてしまうため

クレジットカードで銀行振込ができないのは、カードの現金化が可能になってしまうためです。

クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠の利用可能枠を換金する目的で利用することです。クレジットカードを使って現金化する行為は、カード利用の規約違反になるため禁止されています。(※クレジットカードショッピング枠の現金化とは?|一般社団法人日本クレジット協会参照)

本来、クレジットカードのショッピング枠は、まず利用者が商品やサービスを購入し、販売業者へ後払いする決済代行機能です。ショッピング機能の目的や意味をよく理解した上でカードを利用しましょう。

クレジットカード会社の利益にならないため

カード会社の利益にならないのもクレジットカードで銀行振込ができない理由の1つです。

利用者がクレジットカードを用いてお店で買い物ができるのは、お店側がカード会社に対して手数料を支払っている仕組みが背景にあるからです。

クレジットカードでの振込が可能になると、カード会社は手数料を受け取れず、利益につながりません。以上のことから、クレジットカード会社が銀行振込に対応する必要がないということになります。

クレジットカードで振込をする3つの方法

手元に現金がないにもかかわらず、銀行振込が必要な場合においてはいくつかの解決方法があります。

クレジットカードで「間接的に」銀行振込をするには以下、3つの方法が挙げられます。

1.クレジットカードのキャッシング機能を使う
2.ちょコム送金を利用する
3.楽天ペイやPayPayなどのアプリで送金する

1.クレジットカードのキャッシング機能を使って銀行振込を行う

1つ目の方法はクレジットカードのキャッシング機能の活用です。

ATMからクレジットカードでキャッシング機能を利用し、現金を引き出してから銀行振込を行う方法です。

結果的には手元に現金がなくても、相手の口座に振込をすることができます。ただ、注意点として高い利息と手数料がかかる可能性があります。

キャッシングはクレジットカード会社からお金を借りている状態であり、返済が遅くなると利息は増えていく一方です。

金利が高くなり手数料もかかるため、クレジットカードのキャッシング機能を使って振込をするのは最終手段とし、仮に利用する場合は計画的かつ早い返済を心がけましょう。

2.ちょコム送金を利用する

2つ目の方法はちょコム送金サービスの利用です。

「ちょコム送金」とは、NTTグループが提供するクレジットカード払いでの振込ができるサービスです。支払う側が送金用電子マネーを購入して送金依頼をすると、受取人の口座にお金が振込まれる仕組みとなっています。

「ちょコム送金」の注意点は、送金手数料と利用上限額があることです。

送金時には1回につき51円の手数料がかかり、送金の上限額は1回30万円までです。また、受取人はちょコム専用の口座を開設する必要があるため、受け取る相手側の協力も必要になります。(※ちょコム送金|NTTスマートトレード株式会社参照)

クレジットカードで支払える公共料金サービス

「ちょコム送金」では、公共料金の支払いをクレジットカードで銀行振込できるサービスがあります。

公共料金とは電気代・ガス代・水道水代のみを対象としており、送金側と受け取り側は口座を開設する必要はありません。

利用者が支払いの申込みをすると、「ちょコム送金」が指定された銀行口座へお金を振込む仕組みです。送金する側は、クレジットカード会社から支払い額と手数料(支払い金額の2.9%)を請求されます。

受取人の通帳には送金人の名前が振込人名義として記載されるため、クレジットカードから「ちょコム送金」のサービスを通じて銀行振込が可能となります。

また、クレジットカードのポイントも付与されるため、公共料金の費用を銀行振込しつつ、ポイントを貯めたい方におすすめのサービスといえるでしょう。(※ちょコム送金|学費公共スマート払い|NTTスマートトレード株式会社 参照)

3. 楽天ペイやPayPayなどのアプリで送金する

3つ目の方法は送金アプリの活用です。

楽天ペイやPayPayなどのアプリを使うことで、現金を持っていなくても相手への送金が可能ですが、いくつかの条件を満たさなければなりません。

楽天ペイの場合、相手側は楽天ペイのアプリまたは楽天IDが必要です。PayPayから送金する際には、相手も同様にPayPayのアプリを持っている必要があるので注意しましょう。

アプリ上での送金は、クレジットカードからチャージをしてお金を送る仕組みになっていますが、両アプリとも指定されたクレジットカードが必須となります。(楽天ペイは楽天カード、PayPayはYahoo!カード)

送金アプリは個人間送金の方法や条件を確認してから利用しましょう。

クレジットカードで銀行振込はできない!キャッシングは計画的に

今回はクレジットカードで銀行振込ができない理由と、間接的にクレジットカードで銀行振込をするための解決方法について解説しました。

クレジットカードを使って直接銀行振込はできませんが、キャッシングやちょコム送金サービス、送金アプリを活用することで相手先への振込が可能となります。

ご紹介した3つの解決方法にはそれぞれ注意点があるため、振込が必要な場合には、サービス内容や利用条件をしっかり確認することが大切です。特に、キャッシング機能は利息が高くなるため計画的に使いましょう。

 

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