コロナ禍以降、資産運用が過去にないほどのブームになっています。特に米国株は日本株に比べて株価の上昇率が高い傾向にあり、多くの日本人投資家が米国株に投資するようになりました。

しかし、一口に米国株といっても様々な種類や株価指数があります。

この記事では米国株の代表的な株価指数である「ナスダック指数(NASDAQ)」の構成銘柄やナスダック100指数に連動したETF、投資信託について紹介します。人気のナスダック100について理解を深めましょう。

ナスダック(NASDAQ)指数とは

ナスダック(NASDAQ)指数とは

ナスダック(NASDAQ)とは、米国IT企業をはじめとした新興企業向けの株式市場になります。新興企業向けの株式市場としては世界最大規模の市場です。

米国主要ハイテク銘柄の値動きを表す指数

ナスダックには、日本でも聞いたことあるようなサービスや商品を提供している成長著しい企業で構成されています。
代表的な企業(銘柄)には以下があります。()内の表記はティッカーシンボル(銘柄を識別するための略称)です。

  • フェイスブック(FB)
  • アルファベット(GOOGL)
  • アマゾンドットコム(AMZN)
  • アップル(AAPL)
  • テスラ(TSLA)
  • エヌビディア(NVDA)
  • ズーム(ZM)
  • ネットフリックス(NFLX)

GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)をはじめ、ズームやネットフリックスなどコロナ禍で業績を大きく伸ばした会社も構成されています。

成長を続けている企業の株価指数ということもあり、ここ数年のナスダック株価指数は非常に好調です。

単位は「ドル」ではない

ナスダック(NASDAQ)指数とは

ナスダックの単位はドルではありません。1971年2月5日の株価を100とした時の比率で表されます株価指数です。

2021年9月22日時点の指数は「14,746.39」です。1971年からの約50年間で、約147倍も上昇している株価指数になります。

S&P500やNYダウとの違い

米国の主要な株価指数は3つあります。

  • NASDAQ
  • NYダウ
  • S&P500

ここではNYダウとS&P500の特徴について解説します。

NYダウ

NYダウは、米国経済を代表する30銘柄で構成されている株価指数です。日経平均株価の米国版のようなイメージで、日経平均と同じように平均株価を出したものになります。

NYダウの代表的な構成銘柄は以下の通りです。

  • アップル(AAPL)
  • インテル(INTC)
  • コカ・コーラ(KO)
  • マクドナルド(MCD)
  • ナイキ(NKE)
  • ゴールドマン・サックス(GS)
  • ウォルトディズニー(DIS)

日本でも知名度の高いアメリカを代表する30社で構成されています。

S&P500

S&P500は、米国企業で流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されている株価指数です。東証株価指数と同じように時価総額を指数化したものになります。

S&P500の代表的な構成銘柄は以下の通りです。

  • アップル(AAPL)
  • マイクロソフト(MSFT)
  • アマゾン(AMZN)
  • フェイスブック(FB)
  • アルファベット(GOOG)
  • テスラ(TSLA)
  • バークシャー・ハサウェイ(BRK)
  • エヌビディア(NVDA)
  • ビザ(V)

積立NISAやidecoの投資対象としても注目を集めている「S&P500」も、これまで安定した右肩成長を続けてきました。今後も米国の成長に期待できる可能性が高いです。

ナスダック(NASDAQ)の主要構成銘柄

ナスダック(NASDAQ)の主要構成銘柄

全3,000銘柄で構成されている

ナスダックは全部で3,000近い数の銘柄で構成されています。その中でも特に大きな比率を占めているのは、日本でも名を聞くことが多い以下の銘柄たちです。

  • フェイスブック(FB)
  • アルファベット(GOOGL)
  • アマゾンドットコム(AMZN)
  • アップル(AAPL)
  • テスラ(TSLA)
  • エヌビディア(NVDA)
  • ズーム(ZM)
  • ネットフリックス(NFLX)

上記以外にも様々な銘柄があり、ハイテク銘柄の比率が多めになっています。

投資できるのはNASDAQ100指数

ナスダックはアメリカを代表する株価指数ですが、ナスダックに直接投資することはできません。

ナスダックにはナスダック100(NASDAQ100)指数という、ナスダックの中でも上位100銘柄をピックアップした指数があり、ナスダック100に連動した投資信託やETFは多く存在します。

ナスダックに投資したい場合は、ナスダック100指数に連動した金融商品を購入するのが一般的です。

ナスダック100(NASDAQ)連動の主なETF

ナスダック100(NASDAQ)連動の主なETF

ここではナスダック100指数に連動したETFについて紹介します。

インベスコQQQトラスト・シリーズ1ETF(QQQ)

インベスコQQQトラスト・シリーズ1ETF(QQQ)は、米国のETFです。

ナスダック100に連動しているETFで、信託報酬は0.2%と格安。S&P500と同等以上の成長を続けており、ここ1年のリターンは36.36%と好調です。

コロナショックの際はS&P500よりも下落率が低く、素早く株価を戻した実績もあります。より大きなリターンを求める方におすすめのETFです。

上場インデックスファンド米国株式(2568)

日本の市場(東京証券取引所)でナスダック100に投資する場合は、「上場インデックスファンド米国株式(2568)」というETFがあります。

米国市場で取引するのと違って日本の市場時間で取引できるため、普段から日本株を運用されている方はおすすめです。

ナスダック100(NASDAQ)連動の主な投資信託

ナスダック100(NASDAQ)連動の主な投資信託

ナスダック100指数に連動した投資信託について解説します。

eMAXIS NASDAQ100インデックス

eMAXIS NASDAQ100インデックスは、三菱UFJ国際投信が運用しているナスダック100に連動した投資信託です。

eMAXISシリーズはナスダック100だけでなく、人気のS&P500や全世界株式など多数の取り扱いがあり、投資家に人気の高い投資信託になります。

eMAXIS NASDAQ100インデックスの最大の特徴は、信託報酬が0.44%と格安なことです。eMAXISシリーズは信託報酬が低いものが多いため、ナスダック100に限らずおすすめのファンドになります。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、大和アセットマネジメントが運用しているナスダック100に連動している投資信託です。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの最大の特徴は、純資産総額が約326億円と非常に多いことになります。信託報酬も0.495%と割安です。

eMAXIS NASDAQ100インデックスとどちらに投資するか迷った場合は、純資産額の多さでiFreeNEXT NASDAQ100インデックスを選ぶのもいいでしょう。

iFreeレバレッジ NASDAQ100

iFreeレバレッジ NASDAQ100は、大和アセットマネジメントが運用している投資信託で、ナスダック100の値動きの2倍程度になることを目指しているファンドです。

レバレッジのかかっているため値動き(ボラティリティ)は大きいですが、リスクを取る分大きな利益を狙える可能性があります。

Youtubeをはじめ多くのインフルエンサーが話題にすることの多い投資信託ですので、興味がある方はご自身の手で調べてみてください。

まとめ:ナスダックは米国で特に勢いのある市場

まとめ:ナスダックは米国で特に勢いのある市場

今回は、アメリカの代表的な株価指数であるナスダックについて解説しました。

ナスダックはGAFAをはじめとするハイテク銘柄が多く上場されているため、勢いのある株価指数になります。

S&P500と比べても成長率には期待ができるため、投資対象の一つに検討してみるのはおすすめです。

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