引っ越し時にやることリスト!役所での手続きや住所変更などリストで解説
引っ越しをする際、家具や家電などの荷物を運ぶだけでなく、新居の契約や役所での手続きなど、やることがたくさんあります。
必要な手続きや準備など、引っ越しのタイミングでやることをリスト化しておくと抜け漏れがなくなるのでおすすめです。
この記事では、「引っ越しが決まったら」「引っ越し1週間前まで」「引っ越し当日」など5つの時期別に分けて、やることリストを紹介します。引っ越しを控えている方は参考にしてください。
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この記事の目次
引っ越し前に行うことリスト
引っ越し前にやることを以下のリストにまとめました。
- 新居を決める
- 賃貸契約を結ぶ
- 住んでいる物件の退去連絡
- 引っ越し業者の選定
それぞれ確認し、早めに手続きを進めましょう。
新居を決める
引っ越しの前に、まずは新居(引っ越し先)を決める必要があります。
希望条件をすべて満たす物件を見つけるのはハードルが高いため、新居を探す上での希望条件に優先順位をつけて物件を探すのがおすすめです。
物件の希望条件の例としては、以下のようなものがあげられます。
- 最寄り駅からの距離が10分以内
- 最寄りのスーパー・コンビニまで徒歩圏内
- 間取り(1Rや1LDKなど)
- 築年数は10年以内
- 南向き
- 角部屋
- オートロックやモニターが設置されている(セキュリティ)
- バス・トイレ別
- ペット可
- 宅配ボックスが設置されている など
自分がどの条件を優先したいか考え、新居を探しましょう。
賃貸契約を結ぶ
希望の物件が決まったら、不動産会社で賃貸契約を結びます。
契約する前に見積もりを取り、「敷金」や「礼金」などの初期費用がどれくらいかかるのか確認しましょう。
また、更新料の有無や金額なども契約前に確認しておくと安心です。
賃貸の初期費用の相場は?交渉のポイントや抑える方法、分割や内訳について解説
住んでいる物件の退去連絡
賃貸物件に住んでいる場合、管理会社に対して退去連絡・手続きをする必要があります。
新居が決まったら早めに連絡して退去する旨を伝え、退去時の立ち会い方法や鍵の返却方法などを事前に確認しておきましょう。
退去の連絡は「退去日の1ヶ月前まで」と定められているケースが多いですが、物件によっては退去の2〜3ヶ月前までに連絡が必要な場合もあります。
退去連絡の期限を過ぎると、翌月分の家賃が請求されます。
退去連絡の期限を契約書で確認し、退去を決めたら早めに連絡することがおすすめです。
引っ越し業者の選定
引っ越しの日程が決まったら、引っ越し業者の選定をしましょう。
業者によって料金やサービス内容(大型家具の解体や段ボール以外の梱包用品の有無など)が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることがおすすめです。
引っ越し時期が繁忙期の3〜4月の場合、予約が取りづらかったり、料金が高くなりやすいです。
中には早割のサービスを行っている業者もあります。早めに引っ越し業者を手配することで、費用が安くなる場合もあるため、相見積もりをとって料金を比較してもいいかもしれません。
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引っ越しが決まったらやることリスト
引っ越しが決まったらやることを以下のリストにまとめました。
- 不用品の処分
- 電気・ガスの契約プラン見直し
- (子どもがいる場合)転園・転校手続き
- 使用頻度の低いものから荷造り
それぞれ確認し、手続きを進めましょう。
不用品の処分
引っ越しが決まったら、引っ越し先には持っていかない不用品の処分を進めます。
新居の間取りを見ながら家具の配置を考え、不要な家具や荷物がないか確認しましょう。
粗大ゴミを処分する場合、処理を行う業者への事前予約が必要となり、費用が発生します。
可能であればリサイクルショップやフリマアプリで売ったり、知人に譲ったりすることを視野に入れてもよいでしょう。
電気・ガスの契約プラン見直し
電気代やガス代のような、毎月必ずかかる固定費は、契約プランや会社を見直すことで節約につながる場合があります。
引っ越しを機にインフラの契約プランを見直してみましょう。
また、引っ越し先がアパートやマンションの場合、無料でインターネットが使える場合もあります。
現在加入しているプランが不要になるケースもあるため、あらかじめ新居のサービスの有無を確認しておくとよいでしょう。
ガスの開栓・閉栓
安全面の観点から、ガスの開栓時は立ち会いが義務付けられています。
特に繁忙期は、開栓立ち合いの予約が埋まりやすい傾向にあります。
引っ越し当日にガスが使えず不便な思いをすることのないよう、引っ越し日が決まったら早めに開栓立ち会いの予約をしておきましょう。
水道・電気の開始・停止
水道や電気は、どちらも開始・停止の手続きが必要です。
ただしガスの開栓時のように実際に立ち会う必要はなく、インターネットや電話で手続きが完了します。
ガス同様、忘れずに開始・停止の手続きを済ませておきましょう。
(子どもがいる場合)転園・転校手続き
子どもがいる場合、転園や転校の手続きが必要です。
引っ越しが決まったら学校に伝えて、指示を仰ぎながら、手続きを進めましょう。
公立の小中学校の場合、引っ越し前に通っている学校から「在学証明書」「教科用図書給与証明書」などの書類を発行してもらい、転校先の学校に提出します。
高校の場合は、希望する学校の学力試験に合格しないと転校できないケースが多いようです。
私立学校や高校で転校手続きを行う際は、手続きについて学校に問い合わせて確認しましょう。
使用頻度の低いものから荷造り
荷造りを始める際は、使用頻度が低いものからまとめていくことがポイントです。
季節外れの衣類や靴、特定の行事で使用する飾り物など、すぐに使わないものから荷造りを始めましょう。
また、どの段ボールに何を入れたか一目でわかるように、段ボールの複数面に中身の名前を書いておくことをおすすめします。
食器やガラス製品などの壊れやすいものを梱包する際は、段ボールに「割れ物注意」と書き、搬送時に注意できるようにしておくとよいでしょう。
引っ越しの1週間前までにやることリスト
引っ越しの1週間前までにやることを以下のリストにまとめました。
- 役所で転出届の提出
- 役所でその他の手続き
- 郵送物の転送手続き
- 荷造り
- 銀行や宅配サービスの住所変更
それぞれの内容を確認し、計画的に手続きを進めましょう。
役所で転出届けの提出
異なる市町村に引っ越す場合、お住まいの地域(引っ越し前)の役所に転出届を提出する必要があります。
役所で必要な用紙をもらい、転出予定日や転入予定日、引っ越す家族の名前を記載して提出しましょう。
提出の受付期間は市区町村によって異なりますが、およそ引っ越し予定日の2週間前から手続き可能です。
転出届を提出すると発行される「転出証明書」は、転居先で転入届を提出をする際に必要になるため大切に保管しておきましょう。
役所でのその他の手続き
転出届の提出以外にも役所で必要な手続きがあります。
主に以下のような手続きが必要になるため、事前に準備しておきましょう。
- (子どもがいる場合)学校関係の手続き
- 国民健康保険の資格喪失手続き
- 国民年金の住所変更
- 印鑑登録の抹消
- ペットの登録事項変更届
引っ越すことを役所で伝えると、必要な手続きのリストがもらえるケースもあります。
自分が該当する手続きをひとつずつ進めていきましょう。
郵便物の転送手続き
郵便物の転送手続きとは、登録した日から1年間、転居前の住所に届いた郵便物を新住所に転送してくれるサービスです。
旧住所に郵便物が届いても新住所に転送してくれるため、手続きをしておきましょう。
手続きは郵便局窓口、ポスト投函、インターネットから行うことができます。
郵便局窓口で手続きをする場合は、本人の運転免許証などの本人確認書類が必要です。
荷造り
引っ越し当日まで使用したいものを除き、荷造りは余裕を持って済ませることが大切です。
すぐに着ない洋服や使用頻度の低い調理器具などから順番に荷造りを進めていきましょう。
ただし、トイレットペーパーやスキンケアグッズなどの日用品、スマホの充電器、役所の手続きで必要な書類など、引っ越し直前・当日に使用するものは荷造りせず手元に置いておきましょう。
銀行や宅配サービスの住所変更
銀行や宅配サービスなどの住所変更も早めに済ませておきましょう。
住所変更の手続きが必要なサービスとして、以下のようなものが挙げられます。
- クレジットカード
- 銀行
- 保険
- 宅配サービス(コープデリや出前館、Uberなど)
- ショッピングサイト
- 新聞 など
引っ越し時は住所変更が必要になるものが多いため、あらかじめリストアップしておくと抜け漏れがなくなり安心です。
クレジットカードの住所変更方法!しない場合のリスクや注意点を解説
引っ越し前日までにやることリスト
引っ越し前日までにやることを以下のリストにまとめました。
- 家電の梱包・準備
- 新居の掃除
- 段ボールの数を確認
- 今の部屋を掃除
それぞれ確認し、引っ越しの前日までに済ませておきましょう。
家電の梱包・準備
冷蔵庫や洗濯機などの家電は、引っ越しの前日までに運びやすいよう梱包・準備しておくことをおすすめします。
冷蔵庫内の食材は、前日までに使い切れるよう計画的に消費していくことが大切です。
また、洗濯機は水抜きが必要になるため、説明書を読んで前日までに水抜きを済ませておきましょう。
新居の掃除
引っ越し前日までに新居の鍵をもらえた場合、部屋に荷物がない状態で掃除をしておくと引っ越し後の清掃を簡単に済ませることができます。
また、部屋に荷物が入っていない状態であれば内装の汚れや傷を確認しやすくなります。
部屋に汚れや傷があった場合は、前もって写真撮影をして管理会社に連絡しておくと、退去時のにトラブル防止になるでしょう。
段ボールの数を確認
引っ越し当日に使用するもの以外を梱包し終えたら、全ての段ボールの数を確認しておきましょう。
段ボールの数を把握しておくことで、引っ越し時に紛失してもすぐに気付いて対応することができます。
今の部屋を掃除
荷造りがすべて終わり部屋がすっきりすると、今まで目につかなかった部屋の角や隙間のほこりや汚れが目立つようになります。
引っ越し当初とできるだけ同じ状態にする「原状回復」を意識して、できる範囲で部屋の掃除を行いましょう。
退去後は基本的にプロの清掃業者がクリーニングを行うので、
どうしてもきれいにできない部分がある場合は、プロの業者に任せましょう。
引っ越し当日・引っ越し後にやることリスト
引っ越し当日や引っ越し後にやることを以下のリストにまとめました。
- 引っ越し先のインフラ開通
- 役所で転入届の提出
- 運転免許証の住所変更手続き
それぞれ確認し、速やかに手続きを進めましょう。
引っ越し先のインフラ開通
前述した通り、ガス開栓時の立会は法律で義務付けられています。
引っ越し当日にガスの開栓ができないとガスコンロやシャワーが使えないため、できるだけ引っ越し当日に開栓手続きを行うことをおすすめします。
また、水道や電気の開始・停止時は立ち会いの必要がありません。
きちんと使えるようになっているか、確認しておきましょう。
役所で転入届の提出
新居に引っ越したら、役所で転入届を提出する必要があります。
届出は、引っ越し後の家に住み始めた日から2週間以内に行ってください。
転入届を提出する際、以下の持ち物が必要です。
- 転出証明書(引っ越し前の区市町村が発行したもの)
- 転入される方のマイナンバーカード(個人番号カード)または住民基本台帳カード(交付を受けている方)
- 本人確認書類(運転免許証・保険証・在留カードなど)
マイナンバーカードを持っている方は、マイナンバーカードに新しい住所を追記する必要があるため、住民基本台帳用暗証番号(4桁)とマイナンバーカードを用意して手続きをしましょう。
また転出届の提出時に、国民健康保険・国民年金・ペットの登録など、その他の手続きを行った場合は、転入時も追加で書類の提出が必要になる場合が多いです。
転入時の手続きの詳細は、転出時の届出の際にによく確認しておきましょう。
参考:渋谷区「転入届(区外から渋谷区へ)」
参考:神奈川県「引っ越しの際はマイナンバーカードも変更手続きを」
運転免許証の住所変更手続き
引っ越した後、運転免許証の住所変更手続きも必要となります。
転居先の住所を管轄する警察署・運転免許センター・運転免許試験場などで、手続きを行いましょう。
地域によって、住所変更手続きが可能な受付日時が異なるため、あらかじめ調べておくことが大切です。
また、住所変更手続きには下記の持ち物が必要になるため準備しておきましょう。
- 運転免許証
- 新住所が記載された書類(住民票の写し、マイナンバーカード、健康保険証など)
新住所を証明できる書類を準備し、住所変更手続きを進めましょう。
参考:警視庁「記載事項変更(住所、氏名、本籍(国籍等)の変更の方)」
まとめ:引っ越し時にやることをリスト化しておこう
引っ越し時はやることが多いため、あらかじめリストにまとめておくことが大切です。
やることの抜け漏れがないように、リストをチェックしながら手続きを進めていきましょう。
また、新生活が始まる3〜4月は引っ越しが多くなる時期であるため、希望条件に沿った新居が見つからなかったり、希望日程で引っ越し業者が予約できない可能性もあります。
やることリストを確認したら、できるだけ早めに行動を進めていきましょう。
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