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M life 記事

お金 2018.8.29

ライフプラン表のメリットと作り方(エクセル編)

 

ライフプランニングという言葉聞いたことはありますか。ライフプランニングは、個人の経済状況や将来の目標をもとに、今後の人生に現れるライフイベントを設定しながら、お金の収入支出を推測したり、そこまでに準備するべきお金の試算を目的としたプランニングになります。今回は、ライフプランニングを分かりやすくまとめるためのツール、ライフプラン表の作り方をご紹介します。

 

ライフプラン表とは

 

 

自身のライフプランをまとめるために必要なライフプラン表ですが、実は1つではなく、2つから構成されています。1つが、ライフイベント表、もう1つがキャッシュフロー表です。ライフイベント表は、ライフプランニングを行う上でご自身や家族に発生する大きな出来事、ライフイベントを設定する表になります。

 

 

出典:便利ツールで家計チェック|日本FP協会
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

 

キャッシュフロー表は、ライフイベント表を基に作る表になります。各年度の家計の収支や貯蓄残高をまとめたものになります。プランニングする年数は、ご自身が退職すると考えられる20年から30年ぐらいを目安に作っていきます。

 

 

出典:便利ツールで家計チェック|日本FP協会
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

 

ライフプラン表を作成するメリット

 

では、なぜこのようなライフプラン表を作成する必要があるのでしょうか。ライフプラン表を作ることには、以下のメリットがあります。

 

時系列でお金の動きを把握できる

ライフプラン表は時系列でライフイベントや収支をまとめていきます。これによって、ぼんやりとお金が必要だと感じていた頭の中を整理し、どの時期にどれくらい支出が必要かを目に見える形で把握することができます。

 

支出が重なる時期が明確になる

お金の流れや来たるイベントが把握できるので、支出時期が明確になります。例えば、車の買い替えと子どもの進学時期が重なった、といったように、他の年よりも支出がかさむ時期を予測することもできます。

 

大きな支出が家計に与える影響を明確にできる

支出が明確になれば、将来のお金に対する不安に準備できます。その年までにいくら貯蓄するべきか、その支出によって今後の生活にどのような影響が起きるのか、これを把握することによって、大げさな言い方ですが、家計が破綻してしまうリスクを少なくすることができます。

 

様々な状況をシミュレーションできる

ライフプラン表は例えば30代、共働き、子どもが2人、マイホームを購入予定など、テンプレートを参照することも可能です。ですが、やはりご自身合ったライフプランを作りたくなりますよね。

 

ライフプラン表を作成すると、叶えたい夢や起こりうるリスクなどご自身にとって重要な様々なポイントを加えたシミュレーションができるのが魅力です。また、ライフプラン表を作るにあたって、現在の家計状況を基礎としてチェックするので、将来のための見直しにも役立ちます。

 

ライフプラン表を作成するための準備

 

 

ここまでの内容を聞いて、さっそく作ってみようを思っていただければ幸いです。それではまず、しっかりライフプラン表を作るための下準備から始めましょう。あなたがどんな生活を送っていきたいか、それをしっかり設定しておくことがライフプランニングに重要なポイントです。

 

夢や目標を明確にする

まずは、ご自身が叶えたい夢や、何を大切にして人生を過ごしているかを明確にしておきます。これは保険や住宅の購入、転職などの選択肢が迫った時に、何を残して、何を捨てるかといった取捨選択に重要なポイントとなります。

 

理想の家庭について考える

ご自身だけでなくパートナーがいるのであれば、どんな家族を作りたいかも重要なポイントです。結婚をするのかしないのか、何歳に結婚するのか、子どもは作るのか、何人欲しいのか、持ち家か賃貸かなど、あなたが作りたい家庭像をしっかり思い描きましょう。

 

働き方について考える

働き方を別の言い方にすると、キャリアプランと呼びます。こちらの方がなじみ深いもいるかもしれませんね。今のまま働き続けるのか、転職や独立はありえるのか、その場合にどんな職につくのか、また、何歳まで働くつもりなのか、をご自身の中でまとめておきます。

 

ライフプラン表を作る上で、仕事をして得れる年間の収入は大切なポイントですし、もし転職などを考えていれば、収支の上限を考慮する必要もありますので、これも大切なポイントです。

 

ライフプラン表を作っていこう

 

 

それでは、考えておくとよいポイントがまとめられたら、いよいよライフプラン表を作っていきます。各サイトで選択肢を選ぶだけでできる簡単ライフプランニングを行えますが、今回はご自身で組み立てていきましょう。なんとなくポチポチチェックを入れるよりも、ご自身の現状をしっかり考えたり、抜けている重要なイベントを確認することができますよ。

今回は日本FP協会のExcelツールが使いやすいので、こちらを使います。

 

・便利ツールで家計チェック|日本FP協会
URL:https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

 

ライフプラン表を記入する

最初は、ライフイベント表の作成です。ご自身や家族について、夢や目標など、今決められる範囲でライフイベントと必要な費用を書き出します。

 

例えば、夫・妻・長男・長女の4人家族を想定してみましょう。毎年イベントを埋める必要はありません。想定できるイベントを入力します。まずはテンプレートを参考に、一般的なイベントを埋め、自分たちオリジナルのイベントを付け足すと作りやすいです。

 

キャッシュフロー表に基本情報を入力する

 

ライフイベント表ができたら、次にキャッシュフロー表に基本情報を入力します。キャッシュフロー表では、現在から将来のお金の動きをチェックすることができます。

 

縦軸に家族の名前を入力する

まずは、家族名の入力です。今回は夫・妻としていますが、ご自身の家族の名前を入力しましょう。

 

横軸に経過年数と家族の年齢を入力する

次に、経過年数を入力します。今回のツールは、最初の年の年齢を入力すると、自動的に年ごとの年齢が入力されます。

 

経過年数の下に主なイベントを入力する

経過年数の下は、ライフイベントを入力します。ライフプラン表で書きだしたイベント内容を入力します。子どもの入学や車の購入、マイホームの購入、家族旅行などを入力しましょう。

 

収入を入力する

 

年齢や主なイベントを入力できたら、ここからがメインでもあるお金の流れを入力します。まずは、収入からまとめていきます。

 

給与を入力する

収入は年収を記入するのではなく、「可処分所得」というものを記入します。可処分所得とは、「年収-所得税・住民税+社会保険料」で計算します。

 

退職金(予想)を入力する

定年まで想定する場合は、退職金の予想金額を入力します。勤め先の就業規則・賃金規則を確認すると、退職金の記載があります。

 

年金(予想)を入力する

老後の重要な収入源である年金を入力しましょう。公務員なら「地共済年金情報ウェブサイト」、サラリーマンなら「ねんきんネット」で確認するのが便利です。

 

支出を入力する

 

さて、次は支出を入力していきます。

 

生活費を入力する

食費、光熱費など生活する上で必要な出費はここに入力します。

 

住居関連費を入力する

賃貸であれば家賃や管理費、持ち家であれば住宅ローンの返済額を入力します。持ち家の場合は、固定資産税も入力しましょう。

 

教育費を入力する

子どもがいる場合は、教育費を入力します。教育費というと学校に係るお金を想定しますが、それだけでなく、塾や習い事の月謝も含みます。また、進学時には入学金など一時的な出費もあるので、こちらも合算しましょう。

 

子ども進路によって(私立か国公立か、大学まで進学するか、など)、必要な金額は異なりますので、どういった進路までならお金を支出できるかも考えておきましょう。

 

保険料を種類毎に入力する

ここでの保険料は、公的保険料ではなく、民間の保険料となります。生命保険料、損害保険料など種類によっては途中で保険料が上がる場合もありますので、ご自身が加入している保険を確認し、種類ごとに保険料を入力しましょう。

 

その他必要な費用を入力する

基本的な支出について入力が終われば、あとは交際費、レジャー費などのその他必要な費用を入力します。

例えば、

・車の購入費用

・趣味の維持費

・旅行費用

などがあります。

 

収支合計を入力する

 

キャッシュフロー表でポイントとなるのが、支出合計と累計貯蓄残高です。この金額の変化が家計の動きとなります。

 

年間収支を入力する

まずは年間収支を計算します。収入合計から支出合計をマイナスした金額が年間収支となります。この金額が赤字だともっと支出を抑えなければと考えてしまいがちですが、この項目が赤字でもそこまで焦る必要はありません。

 

例えばマイホームなど金額が高い出費があれば、年間収入を支出が上回ることがでてきますよね。ですが収支合計がマイナスでも貯蓄があれば、その貯蓄を使って生活していくことができますので、まだ慌てなくても大丈夫です。問題は、次の累計貯蓄残高が0やマイナスになってしまった場合です。

 

累計貯蓄残高を入力する

貯蓄残高は、前年の貯蓄残高+今年の年間収支で計算します。年間収支は赤字でもまだ家計に問題はないのですが、この貯蓄残高が赤字になるのは問題です。家計にまったくお金がない状態となるので、生活することができず、家計破綻となります。

 

夢を叶えたり生活をしたりする上で、どうしても支出が年間収入を超える年があるかと思います。こうした支出に備えるために貯蓄残高は常に把握しておきましょう。

 

まとめ

 

 

「ライフプラン表のメリットと作り方(エクセル編)」、いかがだったでしょうか。ライフプランはご自身の夢を実現するためや将来のリスクを低減するために準備できる便利なツールです。

 

未来のことを把握するだけでなく、プランを立てるために現状を見直す必要もあるため、現在と未来両方のお金の流れをまとめることができます。今までぼんやりと考えていただけの方も、今回ご紹介したツールを使って、ぜひライフプラン表を作ってみてください。

 

 

 

 

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