陸マイラーとは?ANA・JALマイルを効率良く貯める方法を紹介
旅行や帰省などで飛行機を使う場合、交通費だけでも大きな出費になります。
旅費が理由で旅行に行くのをためらってしまう方も少なくないでしょう。
そんなとき航空会社のマイルが貯まっていれば、旅費を安くできる可能性があります。
この記事では、飛行機に乗らずに効率よくマイルを貯めている「陸マイラー」と呼ばれる人々について、どうやってマイルを貯めているのかを解説します。
陸マイラーに興味のある方や安く旅行に行きたい方に向け、効率的なマイルの貯め方やおすすめのクレジットカードなども紹介しています。
\現在開催中の無料セミナーはこちら/
▶︎▶︎【年収上げるよりも手取りが増える?】
オンライン税金セミナーの日程を確認する◀︎◀︎
▶︎▶︎【女性限定】 私にあったお金のふやし方って?
人気FP講師による『無料』オンラインセミナー!日程はこちら◀︎◀︎
この記事の目次
陸マイラーとは
前提として、マイルとは「航空会社のポイントプログラム」のことです。
航空券の購入や座席のグレードアップなどに使えるため、マイルを上手に貯めると旅行や帰省の際にお得に飛行機を利用することができます。
ここではまず「陸マイラー」の基本的な意味を解説します。
飛行機に乗る以外の方法でマイルを貯める人
陸マイラーとは、「飛行機を利用せずにマイルを貯める人」のことです。
マイルは基本的に飛行機に乗った際、その距離やプランに応じて貯まっていきます。
例えばANAを利用し、東京発 – 沖縄行の飛行機に乗った場合、984マイルが貯まります。
しかし、マイルは必ずしも飛行機に乗らないと貯まらない訳ではありません。
クレジットカードやポイントサイトを活用し、貯まったポイントをマイルに交換するのが陸マイラーの基本的なマイルの貯め方です。
中にはポイントではなくマイルが直接貯まるクレジットカードも存在します。
こういった「飛行機に乗らずにマイルが貯まる方法」を効率的に活用するのが陸マイラーの特徴です。
「ANAマイル」か「JALマイル」が一般的
日本でマイルを貯める際は、国内の2大航空会社である「ANA」か「JAL」のマイルを選ぶのが一般的です。
マイルは海外の航空会社も含めれば多くの種類がありますが、特別な理由がない限りはANAかJALが使いやすいでしょう。
どちらが良い・優れているというはっきりとした優劣の差はないため、普段よく使う航空会社を選ぶのがいいでしょう。
特にこだわりが無い場合、自分が普段使っているサービスで貯めやすいマイルの方を選ぶのもおすすめです。
ANAマイルはTポイントやnanacoポイントから交換でき、JALマイルはdポイントやPontaポイントから交換できます。
マイルは集中的に貯められるものを選ぶのが重要なので、自分が普段使っているサービスやポイントから貯めやすい方を選ぶのもおすすめです。
陸マイラーがマイルを貯める基本的な方法
陸マイラーがマイルを貯めるには、主に2つの方法があります。
- クレジットカードのポイントをマイルに交換する
- ポイントサイト(ポイ活)のポイントをマイルに交換する
クレジットカードのポイントをマイルに交換する
陸マイラーがマイルを貯める際に最も一般的なのは、クレジットカードのポイントをマイルに交換する方法です。
ポイントをマイルに交換できるクレジットカードはたくさんあり、中にはポイントではなくマイルが直接貯まるクレジットカードも存在します。
交換できるマイルの種類や還元率は、クレジットカードにより異なります。
最適なクレジットカードを選ぶためには、事前に自分が貯めたいマイルを決めておき、そのマイルに対する還元率をチェックしましょう。
また期間限定キャンペーンや利用特典などで多くのマイルが手に入るクレジットカードもあるため、申し込み時には各会社のホームページをしっかりと確認してみてください。
ポイントサイト(ポイ活)のポイントをマイルに交換する
クレジットカード以外では、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する方法があります。
クレジットカードでマイルを貯める場合はクレジットの利用と支払いが前提ですが、ポイントサイトではお金を使わず案件をこなすことでマイルが貯められます。
ポイントとマイルを交換できるポイントサイトには、以下のようなものがあります。
- モッピー
- ちょびリッチ
- ポイントタウン
- ハピタス
また、各ポイントサイトには以下のような案件があります。
案件内容 | もらえるポイント数 |
光回線の新規開通 | 20,000 |
ネット証券の口座開設 | 8,000 |
クレジットカードの新規発行 | 8,500 |
動画配信サービスの新規登録 | 4,000 |
案件内容ともらえるポイント数はサイトによって異なりますが、上記のように光回線の開通や口座開設などは1度に大量のポイントがもらえる傾向にあります。
何かしらの申し込みや登録をする際は、ポイントサイトの案件に上がっていないかチェックしてみるといいでしょう。
ポイ活は怪しい?メリット・デメリットや手軽に始められるおすすめの情報を紹介
陸マイラーが効率的にマイルを貯める方法
マイルの基本的な貯め方をふまえ、さらに効率的に貯めるための具体的な方法を3つ解説します。
- マイル還元率の高いクレジットカードを発行する
- 日常の支払いを可能な限りクレカで行う
- ポイ活でポイントモール案件を活用する
マイル還元率の高いクレジットカードを発行する
クレジットカードを使って効率的にマイルを貯めるには、マイル還元率の高いクレジットカードを選びましょう。
マイル還元率といっても、実際はクレジットカードで貯まったポイントをマイルに交換するケースが多いです。
最終的に「クレジットカードでいくら使ったら何マイルもらえるのか」が重要なので、以下の2点を確認しましょう。
- ポイント還元率
- ポイントをマイルに変換する際の交換レート
マイルが直接貯まるクレジットカードの場合は、単純にマイルの還元率だけを見れば大丈夫です。
一般的には、年会費が高いクレジットカードほど効率よくマイルが貯まる傾向にあります。
自分のクレジット利用頻度やキャンペーンなども考慮し、年会費の元が取れるくらいマイルが貯まるクレジットカードを選ぶのが理想です。
日常の支払いを可能な限りクレカで行う
クレジットカードで多くのマイルを貯めるためには、日常での様々な支払いをできるだけクレジット払いにしましょう。
特に年会費の高いクレジットカードを使う場合、利用頻度が低いと元が取れなくなります。
以下のような固定費は金額が大きいので、可能なものはクレジット払いにしましょう。
- 家賃(対応している場合)
- 光熱費(カードによっては還元率が落ちる可能性があります)
- スマホや固定回線(ネット)の料金
- サブスクサービス
またコンビニでのちょっとした買い物や外食の際も、クレジット払いにするのがおすすめです。
ApplePayやQR決済などと連携させれば、お会計もスムーズになってメリットの方が多いでしょう。
【2024】キャッシュレス決済おすすめ5選!比較や選び方を解説
ポイ活でポイントモール案件を活用する
ポイントサイトには決められた数のポイントがもらえる案件もあれば、ネットショップでの買い物で購入金額に応じたポイントがもらえる案件も存在します。
例えば楽天やAmazonで買い物をする際にポイントサイト経由で決済すると、1.0%のポイント還元が受けられる場合があります。
さらに支払い方法をクレジット払いにすれば、クレジットカードのポイントも貯まって2重取りが可能です。
単発の案件や日々の買い物で効率よくポイントを稼げれば、短期間で大量のマイルを貯めることができます。
陸マイラーにおすすめのクレジットカード
陸マイラーの基本は、クレジットカードでのマイル還元です。
そこで陸マイラーにおすすめのクレジットカードを5つ紹介します。
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- ANA Visa/Mastercard ワイドゴールドカード
- JALカード
- JAL CLUB-Aゴールドカード
- Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
楽天ANAマイレージクラブカード
楽天ANAマイレージクラブカードは、以下の4つの機能が1つになったクレジットカードです。
- 楽天カード
- ANAマイレージクラブ
- 楽天ポイントカード
- 楽天Edy
最も大きな特徴は、クレジット利用時にもらえるポイントが以下の2コースから選べる点です。
楽天ポイント | 100円=1ポイント |
ANAマイル | 200円=1マイル |
陸マイラーの方はANAマイルを選べば、普段の買い物で直接マイルを貯められます。
コース変更はいつでも可能なうえ、楽天ポイントとANAマイルは後からでも交換できます。
年会費は初年度無料、2年目以降も年1回のカード利用で無料になるため誰でも作りやすく、陸マイラー初心者の方におすすめのクレジットカードです。
楽天ANAマイレージクラブカード概要
年会費 | 初年度無料2年目以降550円(税込) ※年1回の利用で無料 |
ポイント還元率 | 1.0%(100円=1ポイント) |
マイル還元率 | 0.5%(200円=1マイル) |
交換可能マイル | ANAマイル |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB |
旅行傷害保険 | 海外:最高2,000万円 |
ANAワイドゴールドカード
ANA Visa/Mastercard ワイドゴールドカードは、三井住友とANAが提携して発行しているクレジットカードです。
三井住友のVポイントが、200円のカード利用につき1ポイント貯まります。
Vポイントは1ポイントにつきANAマイル2マイルと交換できるため、実質200円につき2マイルが貯まるクレジットカードです。
さらにカード入会時と毎年の継続時に、ボーナスとして2,000マイルがもらえます。
年会費は15,400円(税込)とやや高めですが、ゴールドカードらしく付帯保険も充実しているため、海外旅行の際にも安心です。
ANAワイドゴールドカード概要
年会費 | 15,400円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%(200円=1ポイント) |
マイル還元率 | 1.0%(1ポイント=2マイル) |
交換可能マイル | ANAマイル |
国際ブランド | Visa Mastercard |
旅行傷害保険 | 海外:最高5,000万円国内:最高5,000万円 |
JALカード
JALカードは、JALのマイレージカードにクレジット機能が付いたカードです。
クレジットの利用により、ポイントではなくJALマイルが直接貯まります。
マイル還元率は通常0.5%(200円で1マイル)ですが、年会費3,300円(税込)の「ショッピングマイルプレミアム」というオプションに加入すると2倍の1.0%(100円で1マイル)になります。
4つの主要な国際ブランドを選べますが、AmericanExpressのみ年会費や旅行傷害保険の金額が異なるため注意しましょう。
初年度は年会費が無料で誰でも作りやすく、JALマイルを気軽に貯めたい方におすすめのクレジットカードです。
JALカード概要
年会費 | 初年度無料 2年目以降2,200円(税込) ※AmericanExpressのみ6,600円(税込) |
ポイント還元率 | – |
マイル還元率 | 0.5%(200円=1マイル) |
交換可能マイル | JALマイル |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB AmericanExpress |
旅行傷害保険 | 海外:最高1,000万 国内:最高1,000万 ※AmericanExpressのみ、どちらも3,000万円 |
JAL CLUB-Aゴールドカード
JAL CLUB-Aゴールドカードは、JALカードのゴールドランクに位置するクレジットカードです。
ショッピングマイルプレミアムに無料で自動加入されるため、マイル還元率は常に1.0%(100円で1マイル)です。
旅行傷害保険が充実しており、空港利用時には提携カード会社のラウンジサービスを利用できます。
マイルを貯めるだけでなく、貯めたマイルで旅行に行く際にも便利なクレジットカードです。
JAL CLUB-Aゴールドカード概要
年会費 | 17,600円(税込) ※AmericanExpressのみ20,900円(税込) |
ポイント還元率 | – |
マイル還元率 | 1.0%(100円=1マイル) |
交換可能マイル | JALマイル |
国際ブランド | VisaMastercardJCBAmericanExpress |
旅行傷害保険 | 海外:最高5,000万円 ※JCBのみ1億円 国内:最高5,000万円 |
Marriott Bonvoyアメリカンエキスプレスプレミアムカード
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、世界的なホテルチェーンである「マリオット・インターナショナル」がAmericanExpressと提携して発行しているクレジットカードです。
元々は多くの陸マイラーに”最強のカード”と言われていた「SPGアメックス」として知られていましたが、2022年2⽉から年会費やサービスが改訂されて新たに生まれ変わりました。
カード入会と同時にホテルのロイヤリティプログラム「Marriott Bonvoy」のゴールドエリート会員資格が自動で付与され、ホテル宿泊に関する様々なサービスが受けられます。
- 客室のアップグレード
- 14時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト
- 宿泊時に25%のボーナスポイントプレゼント
- 客室内無料Wi-Fi
- ホテルレストランで食事をした際の割引
また貯まったマリオットポイントは、JALやANAを含む世界各国の航空会社のマイルと交換できます。
マイルも貯められホテルでVIP待遇も受けられる、旅行好きなら1枚持っておきたいクレジットカードといえるでしょう。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード概要
年会費 | 49,500円(税込) |
ポイント還元率 | 3.0%(100円=3ポイント) |
マイル還元率 | 最大1.25%(3ポイント=1.25マイル) ※一部の航空会社を除く |
交換可能マイル | 提携する各航空会社のマイル |
国際ブランド | AmericanExpress |
旅行傷害保険 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
まとめ:陸マイラーはクレジットカードやポイ活を上手に使おう
普段あまり飛行機に乗らない人でも、マイルをたくさん貯める方法はあります。
クレジットカードやポイ活を上手く活用すれば、効率的にマイルを貯めることが可能です。
基本は日々のクレジット払いやポイントサイト経由でのショッピングで、コツコツとポイントを貯めていきましょう。
そのうえでクレジットカードのキャンペーンやポイントサイトの大量獲得案件にエントリーし、まとまったポイントを一気に稼ぐのがおすすめです。
貯めたポイントとマイルを交換する際は、交換レートや有効期限などもしっかりと確認しましょう。
陸マイラーに興味のある方は、この記事を参考にマイルを貯めてお得に旅行を楽しみましょう。
\現在開催中の無料セミナーはこちら/
▶︎▶︎【年収上げるよりも手取りが増える?】
オンライン税金セミナーの日程を確認する◀︎◀︎
▶︎▶︎【女性限定】 私にあったお金のふやし方って?
人気FP講師による『無料』オンラインセミナー!日程はこちら◀︎◀︎
クレジットカードの関連記事 | |
カードを停止する方法 | コンビニのカード利用 |
カード持たない理由 | キャッシュカード違い |
カードのランク解説 | サインが必要な理由 |
CVVとは | 紛失時の対処方法 |
理想的な枚数は何枚? | 利用限度額の変更 |
陸マイラーとは | 在籍確認される理由 |
アメックスゴールドの審査 | デビットカードとは |
記事監修者
マネカツ編集部
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「税金対策」など、お金に関する情報を発信しています。
記事監修者
マネカツ編集部
"将来への漠然としたお⾦への不安はあるけど、何から始めていいのかわからない…"
そんな方に向けて「資産運用」や「税金対策」など、お金に関する情報を発信しています。